Who is to blame? ルールとマナー?
ということで先日も道交法改正ネタの記事を作成致しましたが、交通ルールと交通マナーのお話しです。
ワタクシが実際に週末に出くわした例で考えてみようと思います。
現在のルールの確認です。
車両通行帯が設けられた道路 http://law.jablaw.org/rw_pos2より抜粋
ではこのような道路の場合はドコを走りますか?
▶条件の確認
①車の流れば順調、車線変更も自由に可能なぐらいの交通状況
(混雑とは程遠いほど良好な状況)
②十分な広さの路側帯はあるが場所によって路側帯が狭くなっている箇所もある。
③原則見通しの良い直線道路のため車はスピード超過気味
皆様この状況であればどのように走りますか?
①第一通行帯(左側の車線)と路側帯を出たり入ったりしなくていいように第一通行帯内左側を走行する。
②原則路側帯を走り状況に応じて第一通行帯を走行する。
ワタクシは個人的にはこの状況であればできるだけ左右の動きを減らしたほうが安全だと思います。
ですので【①】の直線的に走ることを選択します。
どちらも状況によっては違法となるような走行ではありません。
交通状況何かを考えて一番安全に走れるラインで走るのがいいと思います。
というのが前置きです(ちと長いですね。。。(笑)
で実際に目撃した例のお話しです。
何気なくこんな道路の道を走行していると、けたたましいクラクション、クラクション、そしてクラクションです。
「ビー!ビー!ビー!びぃぃぃーーーー!」
(そんなならし方しなくてもいいじゃないか。。。)な~んて思って目をやると、、、
ハッ Σ(゚Д゚)
こんな状況でした。
2台のローディさんで、1台は第一通行帯内左側を走行、もう一台は第一通行帯内右側を走行。
何故か車は右側の車線が空いているのに、クラクション連発で自転車をどかそうとしています。
・・・困ったもんです。
さぁ問題です。
「Who is to blame?」(どっちが悪い?)
どうでしょうか?
多分自転車の交通ルールに詳しくない場合は「もちろん自転車が(何故か有名な)【キープレフト】を守ってないから悪い!」こうなるのかなぁと、、、
「自転車はじゃまだ!」
「道路を走るな!」
こんな意見がまだまだ多いのが現状です。
しかし現在の道交法ではこれは違反ではありませんし、違反は車の方です。
クラクションの使い方は原則として、
・歩行者にクラクションは禁止
・乱用禁止
使える状況
・見通しの悪い交差点
・危険を防ぐためにやむを得ない状況
・警笛の道路標識
これ以外での仕様は原則違反です。
今回の状況は見通しの悪い交差点ではありませんし、見通しの良い直線道路です。
危険を防ぐためにやむを得ない状況ではありません。
右側の車線(第二通行帯)によければいいだけですよね。
完全に車側の違反です。
更に車側の違反は上記に加えて、車間距離不保持の違反ものすごい勢いで迫ってました。いわゆるケツピッタ。。。
危ないですヨ。。。
ちなみに「他の車両に追いつかれた車両の義務」というルールもあります。
ものすごく簡単に言うと、
・追いつかれた車両は追いついた車両が追越しを終えるまでスピードを上げてはいけない。
・車両通行帯が設けられた道路以外では追越しに十分な幅がない場合は追いつかれたほうが左側によらなければいけない。
大原則として、制限速度内のお話しです。
つまり今回の件には当てはまりません。
なんでこんな事になっているのかってことですが、あくまでもワタクシの推測でしかありませんが、ロードバイクの2台は結構なスピードで走っていました。
全走者がケツに着かれることを嫌がって走行ラインを右側にずらしていたのかなぁ、そんなイメージです。
こういったパターンはどうなんでしょう、、、
明らかに車が違反をしているというのがわかるのはこういった交通ルールを知っているからでありますが、車が分からしてみれば知らないだけで、ものすごいスピードで車間距離を詰めまくってめちゃくちゃ危険な運転をしていましたが、自分が違反をしているとは思っていないと思います。
(危険な運転は安全運転義務違反ですが、、、)
難しいですね。
こういった場合は多分車のドライバーは
「クソチャリジャマなんだよっ!!」って思っているでしょうし、
自転車からしてみれば
「てめぇが違反してんだよっ。ルールも守れねーなら車のんなよっ!」
こんなことを思ってしまうかもしれません。
確かに違法ではないのにクラクションをあんだけ鳴らされて、身の危険を感じるような運転をされたら怖いでしょうし、腹も立つと思います。
さぁどっちが悪いのでしょうか?
多分答えは平行線をたどる一方だと思います。
公道、それは仕事で使う人もいますし遊びにいくのにも使う場合もあります。
急いでいる人もいますし、安全を心がけている人もいると思います。
ワタクシは今回の件は本当に悩んでしまいます。
そりゃぁ自転車を生業させていただいている身分ではありますので、自転車よりの意見になってしまうかもしれません。
交通ルールを違反してるのは車側ですから。
でも車の心情も分からなくもありません。
しかしもしも事故になってしまっていたら、
法的な解釈ではなくても自転車側に落ち度はなかったのかと言われると
・もう少し左寄りを走っていたら事故に合わなかったかも、、、
・もう少し余裕をもって走っていたら大怪我をしなくてすんだかも、、、
「もう少しの何か」これがあれば痛い思いをしなくてすんだかも、、、
本当に難しい問題です。
そういうワタクシ自身も片側2車線中央分離帯あり(路側帯狭い)の茨城県某所の道路で、車線の第一通行帯の左側を走っていたら、けたたましくクラクションを鳴らされたことがあります。
こういった「けたたましいクラクション」のあとは大体ものすごいスピードですれすれを走って追い越していきます。
怖いですヨ。。。
こういった問題は本当に難しいです(←何回目だよっ、、、)
車側の意見も分かりますし、自転車側の意見も分かります。
道交法改正の悪いお話しではありませんが、もう少し交通ルールに関する認知度を上げることに尽力を注いでもいいのではと思います。お忙しいとは思いますが、千葉県警交通課さんお願い致しますヨ。。。
ルールとマナー、、、もう少し認知度が上がることとともに、心の余裕が生まれてくるといいと思うのですが。
ということで【Who is to blame? ルールとマナー?】そんなお話しでした。
怪我をしたり場合によって命に関わる問題かもしれません。
ワタクシは声を大にして言いますが、車に乗る以上はきちんとルールを理解して欲しい、自転車乗りもしっかりとルールを理解する必要がある。自転車だからって何をしてもいいわけではありませんからね。
それとともに「公道は急いでいる人でも、急いでなくてもルールは皆同じ」だけれども周りの気持ちを考える余裕をもって運転する。
そんな少しの心使いでお互いに嫌な思いをすることが少しでも減るのかなとと思いますよ。
先日単独事故のロードバイクの車両引き上げに言ってまいりましたが(ワタクシの事故ではありませんよ。)、事故は本当に怖いです。事故は誰も幸せになりません。
皆様くれぐれもお気をつけて体を大切にして趣味として楽しんでいただければと思います。
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ということで先日も道交法改正ネタの記事を作成致しましたが、交通ルールと交通マナーのお話しです。
ワタクシが実際に週末に出くわした例で考えてみようと思います。
現在のルールの確認です。
車両通行帯が設けられた道路(片側二車線以上の道路)では、基本的に、第一通行帯(左から一番目の通行帯)の中を通行しなければならない。
また、自転車専用通行帯が設けられている場合には、自転車専用通行帯の中を通らなければならない。
なお、車両通行帯が設けられていない場合(一車線道路、片側一車線道路)とは異なり、左側端に寄る義務はない。
公益社団法人 自転車道路交通法研究会 HP車両通行帯が設けられた道路 http://law.jablaw.org/rw_pos2より抜粋
ではこのような道路の場合はドコを走りますか?
▶条件の確認
①車の流れば順調、車線変更も自由に可能なぐらいの交通状況
(混雑とは程遠いほど良好な状況)
②十分な広さの路側帯はあるが場所によって路側帯が狭くなっている箇所もある。
③原則見通しの良い直線道路のため車はスピード超過気味
皆様この状況であればどのように走りますか?
①第一通行帯(左側の車線)と路側帯を出たり入ったりしなくていいように第一通行帯内左側を走行する。
②原則路側帯を走り状況に応じて第一通行帯を走行する。
ワタクシは個人的にはこの状況であればできるだけ左右の動きを減らしたほうが安全だと思います。
ですので【①】の直線的に走ることを選択します。
どちらも状況によっては違法となるような走行ではありません。
交通状況何かを考えて一番安全に走れるラインで走るのがいいと思います。
というのが前置きです(ちと長いですね。。。(笑)
で実際に目撃した例のお話しです。
何気なくこんな道路の道を走行していると、けたたましいクラクション、クラクション、そしてクラクションです。
「ビー!ビー!ビー!びぃぃぃーーーー!」
(そんなならし方しなくてもいいじゃないか。。。)な~んて思って目をやると、、、
ハッ Σ(゚Д゚)
こんな状況でした。
2台のローディさんで、1台は第一通行帯内左側を走行、もう一台は第一通行帯内右側を走行。
何故か車は右側の車線が空いているのに、クラクション連発で自転車をどかそうとしています。
・・・困ったもんです。
さぁ問題です。
「Who is to blame?」(どっちが悪い?)
どうでしょうか?
多分自転車の交通ルールに詳しくない場合は「もちろん自転車が(何故か有名な)【キープレフト】を守ってないから悪い!」こうなるのかなぁと、、、
「自転車はじゃまだ!」
「道路を走るな!」
こんな意見がまだまだ多いのが現状です。
しかし現在の道交法ではこれは違反ではありませんし、違反は車の方です。
クラクションの使い方は原則として、
・歩行者にクラクションは禁止
・乱用禁止
使える状況
・見通しの悪い交差点
・危険を防ぐためにやむを得ない状況
・警笛の道路標識
これ以外での仕様は原則違反です。
今回の状況は見通しの悪い交差点ではありませんし、見通しの良い直線道路です。
危険を防ぐためにやむを得ない状況ではありません。
右側の車線(第二通行帯)によければいいだけですよね。
完全に車側の違反です。
更に車側の違反は上記に加えて、車間距離不保持の違反ものすごい勢いで迫ってました。いわゆるケツピッタ。。。
危ないですヨ。。。
ちなみに「他の車両に追いつかれた車両の義務」というルールもあります。
ものすごく簡単に言うと、
・追いつかれた車両は追いついた車両が追越しを終えるまでスピードを上げてはいけない。
・車両通行帯が設けられた道路以外では追越しに十分な幅がない場合は追いつかれたほうが左側によらなければいけない。
大原則として、制限速度内のお話しです。
つまり今回の件には当てはまりません。
なんでこんな事になっているのかってことですが、あくまでもワタクシの推測でしかありませんが、ロードバイクの2台は結構なスピードで走っていました。
全走者がケツに着かれることを嫌がって走行ラインを右側にずらしていたのかなぁ、そんなイメージです。
こういったパターンはどうなんでしょう、、、
明らかに車が違反をしているというのがわかるのはこういった交通ルールを知っているからでありますが、車が分からしてみれば知らないだけで、ものすごいスピードで車間距離を詰めまくってめちゃくちゃ危険な運転をしていましたが、自分が違反をしているとは思っていないと思います。
(危険な運転は安全運転義務違反ですが、、、)
難しいですね。
こういった場合は多分車のドライバーは
「クソチャリジャマなんだよっ!!」って思っているでしょうし、
自転車からしてみれば
「てめぇが違反してんだよっ。ルールも守れねーなら車のんなよっ!」
こんなことを思ってしまうかもしれません。
確かに違法ではないのにクラクションをあんだけ鳴らされて、身の危険を感じるような運転をされたら怖いでしょうし、腹も立つと思います。
さぁどっちが悪いのでしょうか?
多分答えは平行線をたどる一方だと思います。
公道、それは仕事で使う人もいますし遊びにいくのにも使う場合もあります。
急いでいる人もいますし、安全を心がけている人もいると思います。
ワタクシは今回の件は本当に悩んでしまいます。
そりゃぁ自転車を生業させていただいている身分ではありますので、自転車よりの意見になってしまうかもしれません。
交通ルールを違反してるのは車側ですから。
でも車の心情も分からなくもありません。
しかしもしも事故になってしまっていたら、
法的な解釈ではなくても自転車側に落ち度はなかったのかと言われると
・もう少し左寄りを走っていたら事故に合わなかったかも、、、
・もう少し余裕をもって走っていたら大怪我をしなくてすんだかも、、、
「もう少しの何か」これがあれば痛い思いをしなくてすんだかも、、、
本当に難しい問題です。
そういうワタクシ自身も片側2車線中央分離帯あり(路側帯狭い)の茨城県某所の道路で、車線の第一通行帯の左側を走っていたら、けたたましくクラクションを鳴らされたことがあります。
こういった「けたたましいクラクション」のあとは大体ものすごいスピードですれすれを走って追い越していきます。
怖いですヨ。。。
こういった問題は本当に難しいです(←何回目だよっ、、、)
車側の意見も分かりますし、自転車側の意見も分かります。
道交法改正の悪いお話しではありませんが、もう少し交通ルールに関する認知度を上げることに尽力を注いでもいいのではと思います。お忙しいとは思いますが、千葉県警交通課さんお願い致しますヨ。。。
ルールとマナー、、、もう少し認知度が上がることとともに、心の余裕が生まれてくるといいと思うのですが。
ということで【Who is to blame? ルールとマナー?】そんなお話しでした。
怪我をしたり場合によって命に関わる問題かもしれません。
ワタクシは声を大にして言いますが、車に乗る以上はきちんとルールを理解して欲しい、自転車乗りもしっかりとルールを理解する必要がある。自転車だからって何をしてもいいわけではありませんからね。
それとともに「公道は急いでいる人でも、急いでなくてもルールは皆同じ」だけれども周りの気持ちを考える余裕をもって運転する。
そんな少しの心使いでお互いに嫌な思いをすることが少しでも減るのかなとと思いますよ。
先日単独事故のロードバイクの車両引き上げに言ってまいりましたが(ワタクシの事故ではありませんよ。)、事故は本当に怖いです。事故は誰も幸せになりません。
皆様くれぐれもお気をつけて体を大切にして趣味として楽しんでいただければと思います。
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コメント
コメント一覧 (2)
人間、余裕があるとなんとかなるものだって思っているので!笑
分かり合うことが難しい人間同士の関係でどっちが悪いとか個人の価値観を押し付け合うのはトラブルしか招かないと思いますし…(悲しい考え方ですが)
もう、自分の住んでる地域はOFFシーズンに入るのですが、来年以降も安全、マナー、譲り合い、余裕を持った気持ちを忘れることなく自転車を楽しみたいと思います!
正に、、、ワタクシも基本的には余裕を持っているのですが、たまに「急がなきゃ!」こんなときもありますし、全く安全運転に努めていても「ドカンッ!」となったり、何が起きるかわからないですからね。
そしてバイクもそうですが、生身の2輪は車よりも大怪我になりやすいです。オカマ決められたときも自転車じゃなくてよかったと思いましたから、、、
自転車もそうですし、車も、トラックも、バイクも、、、みなが余裕をもってしっかりと安全運転を心がけることで少しでも事故の減少につながると思います。