各パーツのコスト別に見るロードバイクの軽量化
ワタクシ自身そこまで重量を気にしているわけではありませんが、 思いよりかは軽いほうがイイです。
軽いというのは登りとかで結構楽になるイメージがあります。
かといって軽量化したからと言ってヒルクライムで楽に登れるようになるわけではありませんヨ。それは幻想です。。。
ということで今回はワタクシのSempreさんを例に各パーツをざっくりとコスト別に軽量化するためには?そんなことを数字で見てみようと思います。
▶カタログスペック

FRAME WEIGHT:990g(±5%)
こちらがカタログスペックです。
えーと、確か55サイズの重量だったような気がします。
過去はそのへんの記載があったのですが、現在はなくなってしまったので詳細は不明です。
実測はツールケース等の車載品を外して7.8kgぐらいです。
▶フレームセット
フレーム+フォーク(ヘッドセット)でフレームセットとして販売されている場合が多いです。
超軽量を売りにしているモデル以外の上位モデルだと大体1000g以下が多いです。
エアロフレーム何かは900後半が多いです。
950gとかその辺が多いように思えます。
ちなみにフレーム重量の記載のないアルミエントリグレードモデルはざっくばらんに1500~2000gぐらい、もう少し価格が上がって厚手のカーボンとか薄手のアルミとかだと1500以下に入って来る場合も多くなってきるようです。
フレームセット販売のあるモデルの価格を考えると20万以下のモデルは安いとなんともロードバイクを全く知らない方には金銭感覚がぶっ飛んだ様なお話しですが、大体フレームセットで30万~ぐらいは考えた方がいいかもしれません。
もちろん上位機種になってくるとフォークも軽くなってきますので軽量化には数値以上に効くイメージがあります。
軽量化だけの観点から見ればウン十万かけて1000gぐらい、、、コスパがいいか悪いかは、、、乗り心地や進み方も変わってくるので楽しめるということで臨時収入時や、計画的にステップアップということではものすごく楽しめるものだと思います。
▶コンポーネント
※9100=DURA 6800=ULTEGRA 5800=105
現行品の重量です。
これにざっくりお値段を入れてみると、、、
9100:20万ぐらい
6800:8.5万ぐらい
5800:5.5万ぐらい
※グーグルショッピング国内実売価格
もちろんコンポーネントは軽量化だけではなくて変速性能・ブレーキ等も関係してきます。
軽量化という意味でのコンポーネントの換装はコスパ悪しと言えるかもしれません。
クランクトをローターかなんかに変えるとすこ~し軽くなるかもです。
▶ホイール
鉄下駄と呼ばれるエントリグレード~の完成車についてくるホイールは大体2000gぐらいの物が多いようです。
ハブがシマノ製+プレーンスポーク+DTリムなんかが多いように思えます。
これから例えば普段使いに最適なZONDAクラスに変えると約500gの軽量化になります。
ZONDAこそC17という新しいワイドリムへモデルチェンジが行われて、価格が上昇気味にあります。
フルクラムですと同等機種がRacing3で底値は海外通販で3.5万ぐらいでしたが、なぜか便乗値上げで現在5万ぐらいに落ち着いているようです。
たしかにZondaが5.5万でRacing3が3.5万だったらZondaが売れないため?予想ができます。
おそらくZondaの旧モデル売り切りの際にRacing3も一緒に値下げしてその後C17に入れ替えが完了とともに値段が戻ったイメージです。
それにしたって5万弱で500gの計量化ができます。
ホイールの軽量化は効く、なんかよく聞くお話しですが500gも一気に軽くなればそれはそれは軽く感じるものです。
▶タイヤ+チューブ
タイヤで200g、チューブで70gを切れば立派な軽量の分類に入ると思います。
しかしタイヤばかりはいくら軽くてもパンク・耐久性・グリップ、と問題が山積みですし、なにせ消耗品です。
レースとかでなかればを考えていく上でレース用の超軽量モデルなんかにしてしまうと後々後悔することになるかもしれません。
▶その他の小物類
サドルとかハンドルとかペダルとか、、、
この辺は軽量化と剛性のバランスが難しいところです。
特にサドルって「なんでこんなに高いんだっ?」と目を疑ってしまうような値段のものも、、、
軽けりゃいいって問題でもありませんし、ここらへんもものすごくこだわりが出るところです。
軽量化だけを考えれば、ペロペロキャンディーとカーボン製品(?)でくるっとまとめれば軽くなることはなりますが、おそらくそれだけではない部分が大半をしめるでしょう。
▶もっと軽くしたいときには
フレームセット:1200g
コンポーネント:2000g
ホイール+タイヤ類:2400g
その他の小物類:2200g
これで大体7.8kgぐらいということに落ち着きます。
これを7kg前後を目指していくとなるとすると、、、
ホイールをBORA35mmチューブラーに→
ホイール+タイヤ類:1700g(‐700g)
これだけでなんとかなりそうです。
更に現在のワタクシのバイクの使用を考えて軽量化するところがあるとすると、、、
シートポスト、純正品は少々重たいので軽量モデルに変更‐50、サドルも軽量化すると50gは削れるでしょう。
ペダルで‐50g(厳しいか?)
DURA9100にして-273g
こんなコトを考えると420gぐらい軽くなり見事に6kg台後半のバイクができるわけです。
では簡単にコストを算出してみます。
ボラ35+チューブラータイヤ 15万
DURA9100 20万
その他 5万~
・・・40万円也!!
ということです。
40万円あったら、、、7kg台前半のロードを1台買えてしまうでしょう。
しかし使いたいパーツ(サドルやハンドル)を移植すると多分7.8kgぐらいに落ち着くということです(笑
でこれをやるかというと、、、多分やりません。普段使いにカーボンチューブラーとか、、、いらないですね(笑
▶最後に
とってもバブリーなお話しでした。
軽量化は考え出すとトンデモない金額がかかるということです。
小さなことの積み重ねでロードバイクは軽くなっていきますが、軽くすることが目的ではないと思います。
ということで有名なGCNの動画を一本ご紹介です。
軽いバイクと重いバイクのヒルクライムの差ということです。
コースは8kmの平均勾配7%のヒルクライムです。
2人の実験で約1.9kgの重さがどう影響するかということです。
同じバイクにウエイトを付けているようです。
結果は
①(フルハウスのダニーに似ていると思うのはワタクシだけでしょうか。。。)
増量 22:30
軽量 21:55
差 0:35
②
増量 26:22
軽量 24:48
差 1:34
これが実験の結果でした。
モニターが2人しかいないのはあれですが、平均で約2kgで1分の差です。
ではこれが1kgの差だったら30秒、500gで15秒、100gで3秒、50gで1.5秒、、、
2kgの差は結構大きいと思いますが、コストの面で考えると
やはり鉄下駄から軽量ホイールに買えて500gの軽量化はものすごく良さそうです。
しかしそれ以外のたとえはサドルを50g軽いものに変えて1.5秒明確に差が出てくるかというと、、、多分誤差の範囲に収まってしまうと思います。
しかしそうは言っても少しの積み重ねで軽くなっていくものなので、油断しているとあっという間に8kg台に、、、
ということでついでにプロの機材重量も見てみましょう
言葉の壁なんてへっちゃらです。数値だけ見れば(笑
大体すぐに走り出せる状態で、7kg前半が多いようですね。
プロもそこまで気にしている方が多いように思えます。
大体自分の想像よりも大体重くなっていますね。
ということでプロはいい機材を使用しているということは当然ありますが、あの速さは何と言っても乗り手のエンジンが何よりということです。
軽いから速いんではなくて、大切なのはエンジンということですヨ。
全く個人的な意見としてですが、微細な軽量化にお金をつぎ込むのであればある程度のものをドカッと買って後はひたすら鍛えるのみです。
雑誌のインプレなんかは購買意欲(ロードバイクの魔力)を掻き立てるような記事が多く並びますが何より大切なのは走り込むということです。数%の差なんて体調次第で平気で変わってくるものです。
ということであるラインを超えると軽量化はものすごくお金がかかる割に、その分速くなるかというと、、、疑問が残るとことです。
むしろグレードが上がっていくと重量よりもフィーリングに関わってくることのほうが多いでしょう。
それでも一定のライン以上はものすごく違うかというとドンドングレードが上がるに従って、差は小さくなってくる割に値段は、、、ということです。

正にこういうことですネ。
※だいぶ頭のなかからずっぽぬけいている事があるかもしれませんが、おおよそ、ざっくりというところのお話しですm(_ _)m
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ワタクシ自身そこまで重量を気にしているわけではありませんが、 思いよりかは軽いほうがイイです。
軽いというのは登りとかで結構楽になるイメージがあります。
かといって軽量化したからと言ってヒルクライムで楽に登れるようになるわけではありませんヨ。
ということで今回はワタクシのSempreさんを例に各パーツをざっくりとコスト別に軽量化するためには?そんなことを数字で見てみようと思います。
▶カタログスペック

FRAME WEIGHT:990g(±5%)
こちらがカタログスペックです。
えーと、確か55サイズの重量だったような気がします。
過去はそのへんの記載があったのですが、現在はなくなってしまったので詳細は不明です。
実測はツールケース等の車載品を外して7.8kgぐらいです。
▶フレームセット
フレーム+フォーク(ヘッドセット)でフレームセットとして販売されている場合が多いです。
超軽量を売りにしているモデル以外の上位モデルだと大体1000g以下が多いです。
エアロフレーム何かは900後半が多いです。
950gとかその辺が多いように思えます。
ちなみにフレーム重量の記載のないアルミエントリグレードモデルはざっくばらんに1500~2000gぐらい、もう少し価格が上がって厚手のカーボンとか薄手のアルミとかだと1500以下に入って来る場合も多くなってきるようです。
フレームセット販売のあるモデルの価格を考えると20万以下のモデルは安いとなんともロードバイクを全く知らない方には金銭感覚がぶっ飛んだ様なお話しですが、大体フレームセットで30万~ぐらいは考えた方がいいかもしれません。
もちろん上位機種になってくるとフォークも軽くなってきますので軽量化には数値以上に効くイメージがあります。
軽量化だけの観点から見ればウン十万かけて1000gぐらい、、、コスパがいいか悪いかは、、、乗り心地や進み方も変わってくるので楽しめるということで臨時収入時や、計画的にステップアップということではものすごく楽しめるものだと思います。
▶コンポーネント
9100 | 6800 | 5800 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
ST | 365g | 425g | 486g | |
FD | 70g | 89g | 89g | 直付け |
FC | 609g | 676g | 725g | コンパクト |
RD | 158g | 207g | 250g | GS |
CS | 175g | 232g | 284g | 11-25T |
BR | 326g | 335g | 388g | |
BB | 65g | 77g | 77g | スレッド |
1768g | 2041g | 2299g | ||
差 | 273g | 258g |
※9100=DURA 6800=ULTEGRA 5800=105
現行品の重量です。
これにざっくりお値段を入れてみると、、、
9100:20万ぐらい
6800:8.5万ぐらい
5800:5.5万ぐらい
※グーグルショッピング国内実売価格
もちろんコンポーネントは軽量化だけではなくて変速性能・ブレーキ等も関係してきます。
軽量化という意味でのコンポーネントの換装はコスパ悪しと言えるかもしれません。
クランクトをローターかなんかに変えるとすこ~し軽くなるかもです。
▶ホイール
鉄下駄と呼ばれるエントリグレード~の完成車についてくるホイールは大体2000gぐらいの物が多いようです。
ハブがシマノ製+プレーンスポーク+DTリムなんかが多いように思えます。
これから例えば普段使いに最適なZONDAクラスに変えると約500gの軽量化になります。
ZONDAこそC17という新しいワイドリムへモデルチェンジが行われて、価格が上昇気味にあります。
フルクラムですと同等機種がRacing3で底値は海外通販で3.5万ぐらいでしたが、なぜか便乗値上げで現在5万ぐらいに落ち着いているようです。
たしかにZondaが5.5万でRacing3が3.5万だったらZondaが売れないため?予想ができます。
おそらくZondaの旧モデル売り切りの際にRacing3も一緒に値下げしてその後C17に入れ替えが完了とともに値段が戻ったイメージです。
それにしたって5万弱で500gの計量化ができます。
ホイールの軽量化は効く、なんかよく聞くお話しですが500gも一気に軽くなればそれはそれは軽く感じるものです。
▶タイヤ+チューブ
タイヤで200g、チューブで70gを切れば立派な軽量の分類に入ると思います。
しかしタイヤばかりはいくら軽くてもパンク・耐久性・グリップ、と問題が山積みですし、なにせ消耗品です。
レースとかでなかればを考えていく上でレース用の超軽量モデルなんかにしてしまうと後々後悔することになるかもしれません。
▶その他の小物類
サドルとかハンドルとかペダルとか、、、
この辺は軽量化と剛性のバランスが難しいところです。
特にサドルって「なんでこんなに高いんだっ?」と目を疑ってしまうような値段のものも、、、
軽けりゃいいって問題でもありませんし、ここらへんもものすごくこだわりが出るところです。
軽量化だけを考えれば、ペロペロキャンディーとカーボン製品(?)でくるっとまとめれば軽くなることはなりますが、おそらくそれだけではない部分が大半をしめるでしょう。
▶もっと軽くしたいときには
フレームセット:1200g
コンポーネント:2000g
ホイール+タイヤ類:2400g
その他の小物類:2200g
これで大体7.8kgぐらいということに落ち着きます。
これを7kg前後を目指していくとなるとすると、、、
ホイールをBORA35mmチューブラーに→
ホイール+タイヤ類:1700g(‐700g)
これだけでなんとかなりそうです。
更に現在のワタクシのバイクの使用を考えて軽量化するところがあるとすると、、、
シートポスト、純正品は少々重たいので軽量モデルに変更‐50、サドルも軽量化すると50gは削れるでしょう。
ペダルで‐50g(厳しいか?)
DURA9100にして-273g
こんなコトを考えると420gぐらい軽くなり見事に6kg台後半のバイクができるわけです。
では簡単にコストを算出してみます。
ボラ35+チューブラータイヤ 15万
DURA9100 20万
その他 5万~
・・・40万円也!!
ということです。
40万円あったら、、、7kg台前半のロードを1台買えてしまうでしょう。
しかし使いたいパーツ(サドルやハンドル)を移植すると多分7.8kgぐらいに落ち着くということです(笑
でこれをやるかというと、、、多分やりません。普段使いにカーボンチューブラーとか、、、いらないですね(笑
▶最後に
とってもバブリーなお話しでした。
軽量化は考え出すとトンデモない金額がかかるということです。
小さなことの積み重ねでロードバイクは軽くなっていきますが、軽くすることが目的ではないと思います。
ということで有名なGCNの動画を一本ご紹介です。
軽いバイクと重いバイクのヒルクライムの差ということです。
コースは8kmの平均勾配7%のヒルクライムです。
2人の実験で約1.9kgの重さがどう影響するかということです。
同じバイクにウエイトを付けているようです。
結果は
①
増量 22:30
軽量 21:55
差 0:35
②
増量 26:22
軽量 24:48
差 1:34
これが実験の結果でした。
モニターが2人しかいないのはあれですが、平均で約2kgで1分の差です。
ではこれが1kgの差だったら30秒、500gで15秒、100gで3秒、50gで1.5秒、、、
2kgの差は結構大きいと思いますが、コストの面で考えると
やはり鉄下駄から軽量ホイールに買えて500gの軽量化はものすごく良さそうです。
しかしそれ以外のたとえはサドルを50g軽いものに変えて1.5秒明確に差が出てくるかというと、、、多分誤差の範囲に収まってしまうと思います。
しかしそうは言っても少しの積み重ねで軽くなっていくものなので、油断しているとあっという間に8kg台に、、、
ということでついでにプロの機材重量も見てみましょう
言葉の壁なんてへっちゃらです。数値だけ見れば(笑
大体すぐに走り出せる状態で、7kg前半が多いようですね。
プロもそこまで気にしている方が多いように思えます。
大体自分の想像よりも大体重くなっていますね。
ということでプロはいい機材を使用しているということは当然ありますが、あの速さは何と言っても乗り手のエンジンが何よりということです。
軽いから速いんではなくて、大切なのはエンジンということですヨ。
全く個人的な意見としてですが、微細な軽量化にお金をつぎ込むのであればある程度のものをドカッと買って後はひたすら鍛えるのみです。
雑誌のインプレなんかは購買意欲(ロードバイクの魔力)を掻き立てるような記事が多く並びますが何より大切なのは走り込むということです。数%の差なんて体調次第で平気で変わってくるものです。
ということであるラインを超えると軽量化はものすごくお金がかかる割に、その分速くなるかというと、、、疑問が残るとことです。
むしろグレードが上がっていくと重量よりもフィーリングに関わってくることのほうが多いでしょう。
それでも一定のライン以上はものすごく違うかというとドンドングレードが上がるに従って、差は小さくなってくる割に値段は、、、ということです。

正にこういうことですネ。
※だいぶ頭のなかからずっぽぬけいている事があるかもしれませんが、おおよそ、ざっくりというところのお話しですm(_ _)m

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