整備日記 ウィッシュボーンとZondaの振れ取り
今回は整備のお話しです。
ご希望いただいていたウィッシュボーンの組付けと、Zondaのメンテナンスをしてまいりました。
今回は、、、画像を撮り忘れました。。。orz
▶ロータークランクにウィッシュボーンBBの組み付け
今回の仕様はBB86(圧入式BB)とロータークランクです。
ローターの24mmクランク(シマノBB用)は少し外し方にコツが居るというか、、、特殊なんです。
でこちらを、、、
シマノなんかは結構簡単に外れます。
難しいことはありません。
ボルト2本と抜け落ち防止パーツ、センターのキャップ(プリロードボルト)を緩めれば「スコンッ」ですが、ローターは特殊なんですね。
DDT(Double thread technology)こいつ一見変な構造をしているわけです。
動画の解説ですが、 一定のところまでゆるめるとボルト(DDTボルト)がスッカスカになります。
これがよくないんですね。
要はこのスッカスカ回るところは通常であれば緩んでいると思いがちですが、そうは行かないのがこのDouble thread technologyです。。。
このスッカスカの状態はクランプが締まっている状態です。当然外れません。
要は「クランクボルトが締まっている~スカスカしている」状態はクランプは締まっているということです。
これをボルトにトルクを掛けて緩めてあげることでクランクのクランプが開いてくるというものです。
そしてこのボルトは締めすぎても緩めすぎても壊れるということです。
適正トルクで締め付け、緩めが大切ということです。
プリロードボルトも大概の場合は締めすぎの傾向にあるとのことでくれぐれも締めすぎにはご注意くださいとということでした。
ちなみに24mmシャフトではない場合はこちら、ドライブサイドからバラすというなんとも少し変わった方法です。
少し変わってますね。
これはプリロードボルトに当たるものがシマノのMTB用ステム(タルシスXC)と同じような構造で面白いです。
いいか悪いかは別として、、、
ということですが、今回は24mmシマノ用径シャフトなので上の動画の手順でばらしていきます。
やり方さえわかれば難しいことはないです。
くれぐれも回し過ぎには注意をしながらどの程度回せば外れるのかということをしっかりと確認しながらの作業になります。
ちなみにフレームは今はなきグラファイトデザイン、、、
このフレームいいですよ。。。
現行であればワタクシも欲しくなってしまうような素晴らしいフレームです。
BB86の24mmシャフトということなので、Parktoolの叩き出し工具で外すことができます。
この品を使います。
ちなみに、BBT-30.3というものもありますが、ケースバイケースで使い分ける形になります。
基本的に片側が外れてしまえばあとはキレイに外しやすいので最初に外す片側を如何にキレイに吹っ飛ばすがにかかっています。
現在のBBはシマノのプレスフィットBBが入っています。
SM-BB72だったような気がします。
実際の叩き出しの作業前には必ず、「こんな作業は最後にするから今回だけ我慢してね。」と怪しげにフレームに語りかけてから行います。・・・おまじないみたいなもんです(笑
打ち出し作業は間違っても五寸釘を打つようには行いません。きちんとフレームを抱えるようにして体でフレームを保持しながらまっすぐに打ち出すのがコツです。
シマノBBがいいのかフレームの精度がいいのか苦もなく叩き出しが無事に終了できました。
そしてBBシェルをお掃除ですが、、、コイツがものすごくいいです。
シェル内部がすごくきれいです。
仕上げもキレイですし、精度もかなり高くみえます。
某イタリアメーカーのロードとは比べものに、、、
場合によってはキレイに整えてからの組付けになるのですが、クリーニングだけで全く問題がなかったです。
ウィッシュボーンBBを取り付け後にクランクもキレイにして、難なく交換終了です。
その後のライドは20km/hぐらいののんびりペースだったのですが、「軽いです!」と、とても満足いただきましたよ。
すぐに軽さを実感できたようでした。
是非今度はガンガン踏んだときのご感想をいただければと思いますm(_ _)m
▶Zonda G3 の振れ取りはいかに
振れ取りの天敵、、、ソレハゾンダ、、、
こんなコトを言わしめる程の強敵です。
そもそもG3なんて組み方が、、、
というのは半分冗談ですが、早速振れ取り台にセット
こればかりは感というか、どこがどのように振れているかで 難易度が変わってきますが、今回は運良くそこまで大きなフレではなかったです。
振れ取りが中々面倒くさいG3という組み方ではありますが、個人的な感想としてはZondaは振れが出にくいということです。
重量と強度のバランスが良く取れている、トータル性能でみてもものすごくコスパのバランスがいいホイールだと思います。
今回も大きな振れは出ておりませんでしたので軽い修正で難なく終了です。
で問題がハブベアリングの方です。
カンパやフルクラムの構造的なものだとは思いますが、いつまでたってもガタが取れない場合があります。
レー3もそうなんのですが、


※下はシャマルクラスの展開図ですが、似たようなものです。
この赤印の付いている割入りカラー(ワッシャー)がよくないことをしているイメージがあります。
コイツが旨いことハマっていなかったり不具合があるといつまでたってもガタが取れないことがあります。
グリスアップや組付けの際にコイツにもしっかりとグリスを入れて変なところで止まったり固着しないようにまっすぐと最後まで手で入れてあげてから、玉押しを入れてあげるといいです。
何度か遭遇したことがありますが、この状態になったら一度この部分までバラさないとうまいこと行きません。
ということで、、、
Zondaのメンテナンスと、ウィッシュボーンBBの組付けのお話しでした。
それにしてもウィッシュボーン本当に評判が上々です。
なんかいいんです。
別にセラミックがウンたらはよくわからないのですが、構造的にベアリングの性能を上手く引き出してあげられるということだと思います。個人的にはベアリングがセラミックじゃないやつでもう少し価格を抑えたものがあると嬉しいです。
剛性とか貧脚だからわからないとか、よく言いますがこいつは比較的に効果のわかりやすいパーツだと思います。
次回の整備予告:~クロスバイクのオーバーホールとその他モロモロ~
次回はカメラ忘れないようにし内容に致しますm(_ _)m
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在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。
★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★
今回は整備のお話しです。
ご希望いただいていたウィッシュボーンの組付けと、Zondaのメンテナンスをしてまいりました。
今回は、、、画像を撮り忘れました。。。orz
▶ロータークランクにウィッシュボーンBBの組み付け
今回の仕様はBB86(圧入式BB)とロータークランクです。
ローターの24mmクランク(シマノBB用)は少し外し方にコツが居るというか、、、特殊なんです。
でこちらを、、、
シマノなんかは結構簡単に外れます。
難しいことはありません。
ボルト2本と抜け落ち防止パーツ、センターのキャップ(プリロードボルト)を緩めれば「スコンッ」ですが、ローターは特殊なんですね。
DDT(Double thread technology)こいつ一見変な構造をしているわけです。
動画の解説ですが、 一定のところまでゆるめるとボルト(DDTボルト)がスッカスカになります。
これがよくないんですね。
要はこのスッカスカ回るところは通常であれば緩んでいると思いがちですが、そうは行かないのがこのDouble thread technologyです。。。
このスッカスカの状態はクランプが締まっている状態です。当然外れません。
要は「クランクボルトが締まっている~スカスカしている」状態はクランプは締まっているということです。
これをボルトにトルクを掛けて緩めてあげることでクランクのクランプが開いてくるというものです。
そしてこのボルトは締めすぎても緩めすぎても壊れるということです。
適正トルクで締め付け、緩めが大切ということです。
プリロードボルトも大概の場合は締めすぎの傾向にあるとのことでくれぐれも締めすぎにはご注意くださいとということでした。
ちなみに24mmシャフトではない場合はこちら、ドライブサイドからバラすというなんとも少し変わった方法です。
少し変わってますね。
これはプリロードボルトに当たるものがシマノのMTB用ステム(タルシスXC)と同じような構造で面白いです。
いいか悪いかは別として、、、
ということですが、今回は24mmシマノ用径シャフトなので上の動画の手順でばらしていきます。
やり方さえわかれば難しいことはないです。
くれぐれも回し過ぎには注意をしながらどの程度回せば外れるのかということをしっかりと確認しながらの作業になります。
ちなみにフレームは今はなきグラファイトデザイン、、、
このフレームいいですよ。。。
現行であればワタクシも欲しくなってしまうような素晴らしいフレームです。
BB86の24mmシャフトということなので、Parktoolの叩き出し工具で外すことができます。
ちなみに、BBT-30.3というものもありますが、ケースバイケースで使い分ける形になります。
基本的に片側が外れてしまえばあとはキレイに外しやすいので最初に外す片側を如何にキレイに吹っ飛ばすがにかかっています。
現在のBBはシマノのプレスフィットBBが入っています。
SM-BB72だったような気がします。
実際の叩き出しの作業前には必ず、「こんな作業は最後にするから今回だけ我慢してね。」と怪しげにフレームに語りかけてから行います。・・・おまじないみたいなもんです(笑
打ち出し作業は間違っても五寸釘を打つようには行いません。きちんとフレームを抱えるようにして体でフレームを保持しながらまっすぐに打ち出すのがコツです。
シマノBBがいいのかフレームの精度がいいのか苦もなく叩き出しが無事に終了できました。
そしてBBシェルをお掃除ですが、、、コイツがものすごくいいです。
シェル内部がすごくきれいです。
仕上げもキレイですし、精度もかなり高くみえます。
場合によってはキレイに整えてからの組付けになるのですが、クリーニングだけで全く問題がなかったです。
ウィッシュボーンBBを取り付け後にクランクもキレイにして、難なく交換終了です。
その後のライドは20km/hぐらいののんびりペースだったのですが、「軽いです!」と、とても満足いただきましたよ。
すぐに軽さを実感できたようでした。
是非今度はガンガン踏んだときのご感想をいただければと思いますm(_ _)m
▶Zonda G3 の振れ取りはいかに
振れ取りの天敵、、、ソレハゾンダ、、、
こんなコトを言わしめる程の強敵です。
そもそもG3なんて組み方が、、、
というのは半分冗談ですが、早速振れ取り台にセット
こればかりは感というか、どこがどのように振れているかで 難易度が変わってきますが、今回は運良くそこまで大きなフレではなかったです。
重量と強度のバランスが良く取れている、トータル性能でみてもものすごくコスパのバランスがいいホイールだと思います。
今回も大きな振れは出ておりませんでしたので軽い修正で難なく終了です。
で問題がハブベアリングの方です。
カンパやフルクラムの構造的なものだとは思いますが、いつまでたってもガタが取れない場合があります。
レー3もそうなんのですが、


※下はシャマルクラスの展開図ですが、似たようなものです。
この赤印の付いている割入りカラー(ワッシャー)がよくないことをしているイメージがあります。
コイツが旨いことハマっていなかったり不具合があるといつまでたってもガタが取れないことがあります。
グリスアップや組付けの際にコイツにもしっかりとグリスを入れて変なところで止まったり固着しないようにまっすぐと最後まで手で入れてあげてから、玉押しを入れてあげるといいです。
何度か遭遇したことがありますが、この状態になったら一度この部分までバラさないとうまいこと行きません。
ということで、、、
Zondaのメンテナンスと、ウィッシュボーンBBの組付けのお話しでした。
それにしてもウィッシュボーン本当に評判が上々です。
なんかいいんです。
別にセラミックがウンたらはよくわからないのですが、構造的にベアリングの性能を上手く引き出してあげられるということだと思います。
剛性とか貧脚だからわからないとか、よく言いますがこいつは比較的に効果のわかりやすいパーツだと思います。
次回の整備予告:~クロスバイクのオーバーホールとその他モロモロ~
次回はカメラ忘れないようにし内容に致しますm(_ _)m
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コメント
コメント一覧 (2)
クランクの5時~7時あたりがスルっと廻りますよね。
それから フレームの剛性が上がったような感じがします。
今まで GDに DURA C24は しなりすぎる気がして、あまり使わなかったのですが、本日久々にDURA試してみたら 良い感じでした。
フレームを別物に変えるくらいの効果がありました。
しばらく GDで頑張れそうです!
その後調子がいいようで良かったです。
「一踏み目からわかる。」・・・ホントかよっ!?てワタク氏自身も思っておりましたが(笑
精度のいい結合でBB回りがガッチリするのでしょう。
GD、今は無きフレームですがアレはワタクシが色々といじらせていただいたもの中でも、ものすごく良いフレームだと思いましたし、まだまだガンバッてもらえるフレームですよ!
また走りに行きましょう!!