風邪をひいたので”風邪のときは運動”を強度別に試してみた!


以前 ”風邪の新常識? 風邪のときは軽い運動”こんな記事を作成させていただきました。

まとめると
①ネックルール
→症状が首から上のときだけ
②負担のかからない軽い運動
→自制心が大切
これらは初期症状の緩和につながるというものです。

ということでこの寒暖差が激しい季節、折角風邪を引いたっぽかったので色々と試してみることにしました。
”転んでもダダでは起きぬ男”・・・(笑

ということで実体験インプレッションです!

※症状・治り方は個人差が大きくあります。
 悪いところはけして真似しないようにして下さいネm(_ _)m

▶今回の症状
・咳
・鼻水
・発熱
(少々副鼻腔炎気味、、、顔がいてぇ、、、
※消化器系の症状はなし

正に運動でなんとかなりそうなもってこいの状況です。
ということで軽い運動でなんとかしてしまおうということです。

とはいってもまだまだ超多忙な日々が続いておりますので、今回の状況です。
・日々超多忙
・仕事内容は肉体労働系もあり
まさに現代人にありがちなとても忙しい時期ということです。



▶実際に運動をしてみる

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運動を始める前はなんだか体が重かったり、だるさを感じることがありました。
で実際に体を動かしてみると・・・

”結構動ける!”

これが率直な感想です。
運動をはじめて体が温まり始めると結構動けるようになります。

仕事面も忙しいといえば忙しいですが、集中して肉体仕事を始めると不思議と結構動けてしまいます。
それは肉体的な労働だけではなくて、軽い運動もそうです。

どちらかと言うと風邪を引いていて辛いのは体を動かすような仕事であったり、運動ではなくて、パソコン作業や細かい数字の計算の様な作業のほうが精神的にやられてしまいます。

病は気からといいますか、激しい運動ではなくても軽く汗をかく程度の運動は風邪を忘れさせてくれて、かえってスッキリしました。


▶強度別の運動とその後

低強度:
これはいいです。少し汗ばむ程度の運動です。
体があたたまることから体の軽さを実際に感じることができます。
朝一、”多少具合の悪さを感じたとしてもなんとなく普段の生活をしてしまうと意外と動けるかも”。そう感じたことがある方もいるのではないでしょうか。そんなかんじです。
低強度運動は体温も上がりますし、なかなか良かったです。

中強度:
汗がしたたり落ちるぐらいの運動です。
こちらも同様に体があたたまるころから体の軽さを感じることができます。
しかし終わったあとです。
強度が高ければ高いほど、終わったあとの疲労感が大きく感じてしまいます。
体もポカポカになりますが、その後の汗冷えには要注意です。
中強度運動でもしっかりと解熱効果がありましたが、上記のような注意は必要でした。

高強度:

全くもってやる気も起きませんし、やったとしても結果が出ないばかりか、症状はひどくなります。
運動しているときはいいんですが、終わった後や運動中に後悔し始めます。
もちろん長く続けることはできませんし、もちろんトレーニングとしての効果なんて全く出る気がしません。
これは運動中も良くない感がひしひしと、体が悲鳴を上げていそうです。

ということでやはりお勧めは体の調子を見ながらのあくまでも低強度・短時間の軽い運動ということです。



▶熱がある時の運動は?

個人的には発熱があるときは”しこたま暖かくしてひたすら寝る”。これが今までの治療方法でした。
まぁ前回の記事でも”高熱のときは運動を避ける”とありますがせっかくなので運動をしてみました。

高負荷の3本ローラーなんて言うものはとても耐えられませんので、低負荷回復走ぐらいの強度の運動です。
(結構しっかりと汗をかくぐらいの30分程度のローラー台です。)

運動前後で体温を計測してみると・・・
運動前:38.0℃
運動後:36.5℃

・・・下がってるヮ(゚д゚)ォ!

これがいいのか悪いかは不明ですが、熱は下がりました。

寒気も何も何のそのです。
運動後は寧ろ体が軽くなっているのを感じました。


▶その後の治り具合

今まではいい事づくしのことを書きておりましたが、実際に休んでいたときと、体を動かした時どちらが治りが速いかというと、不明ですが、

”一定に強度(個人差あり)を超えるような運動は治りを遅くしそう”
ということをものすごく感じました。

というのも運動している時、体を動かしているときはいいのですが、その後に疲労感がドッと来てしまいます。
そして疲労感が大きな日は、夜になると再び発熱、こんな事になります。

風邪を引いている時は健康な状態よりも、体力が消耗しています。
そんな時の運動は軽い運動程度だったらいいのかもしれませんが、疲労を感じているときに運動をすると、”集中して運動をしているときは結構動くことができてしまう”、しかし終わった後にドット疲れが出て、一時的に症状が悪化することがある。ということがワタクシの実体験でした。



▶ベストは方法は?

風邪の症状は刻一刻と代わり、体が痛かったり、寒気がしたり、、、
そんな中で、
・寒いときは寒くないようにする。
・体が痛いときは解熱鎮痛剤なんかを飲む
こんなことをきちんとすることが何よりも早く治る、症状が緩和することへの近道かと思います。

今まではなんとなくですが、
発熱は体の防御反応、ロキソニン等の解熱鎮痛剤(薬剤師さんのお話をよく聞いて使いましょう。)は熱を下げてしまうので余り飲まない、そんな勝手な思い込みで我慢をしていることが結構ありました。

しかし今回は副鼻腔炎気味で顔が痛かったり、発熱で体の痛みを感じたり、そんなことを感じた際は積極的に取りいてみることにした所、効果をものすごく感じることができました。

結局のところ風邪を治すのは、薬ではなくて自分の体の免疫反応です。
薬はあくまでも治るための手助けをするだけです。

しかし症状を緩和させてあげることで、体が楽になる、これが何よりもありがたいことです。
体が楽になると、仕事ができます。仕事だけではなくて軽い運動もできるようになります。
軽い運動(疲労感を感じにない程度)で汗を流して、暖かくして十分な睡眠をとる。もうこれがいいのか悪いのか、早く治るのか時間がかかるのかは全く同じ条件で試すこと自体不可能なのことなので不明といえば不明ですが、気持ち的に”動ける”ということは結構いいものだと思いました。

更に今回は室内での運動ですので汗の処理、運動後の冷えなんかにも対応がしやすかったのが功を奏したのではないかということです。


昨年の風邪では副鼻腔炎をこじらせて、耳鼻科に行ってネブライザーしたり完治まで約3週間ほど時間がかかりました。
しかし今回は似たような状態であったにも関わらず、耳鼻科にいくこともなく完治までいきました。
副鼻腔炎に関しては症状のピークから緩和まで2日間ぐらいしかかかりませんでした。
(運動が良かったのか?)



▶まとめ
・症状が軽いうちは軽く汗をかくぐらいの運動は結構良かった。
・中強度程度の運動でも軽さを感じることができるが、その後はしっかりと体力を回復させることができる余裕があるときにのみ有効な気がした。

ということでした。

なんにせよこれは結果論であって、ひょっとしたらもっとひどくなる可能性もあります。
くれぐれも個人差がありますので間違ってもワタクシの用に体を張って行った場合、悪化する場合も考えられますし、ご自身の体調をよく吟味した上で無理はしないようにお願いします。

ということで折角風邪を引いたので、実際に運動をしてみた。そんなお話でした。



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