ペダリング ニュートラル?パーシャル? 踏まずに進めって・・・?

今回はものすごく久しぶりにペダリングの話です。

尚、今回は会話を形式にての記事となります。
(多少乱暴な言い回しがありますm(_ _)m)


※以下フィクションがございます。
以下ワ(ワタクシ)、W氏(W)草生えません(笑

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ワ「ご無沙汰です。」

W「3本の1000㎞は終わったんか?」

ワ「終わりやした・・・(なんとか)」

W「時間がかかり過ぎな気はするがまぁ良しとしよう。」

W「ともあれ次の課題だ。」
 「40㎞/hで走れるよね?」

ワ「(; ゚д゚)ハッ!・・・短い距離なら、、、

W「 ( ゚Д゚)ドルァ!! 凸 なんで短い距離しかできねーんだヨ!」
 「しかもちっちゃく言ってんジャネーヨ・」

ワ「風が、、、」

W「次に”ヘタレ3D”を言ったら会話は終了だ。わかったか? ( ゚Д゚)ドルァ!! 凸」
※ヘタレ3Dとは
”でも”、”だって”、”だけど”のことらしいです。。。

ワ「ハイっ∠(`・ω・´)・・・(言ってねっし。。。)」

W「ということで次の課題だ!」
 「ふまねーで走れ!」
 
ワ「?」

W「40㎞/hで走ってるときに抜かれるだろ?」

ワ「たまに・・・」

W「なんで抜かれんだよ?」
 「死ぬ気で食いつけよ。」
 「なんでついていけないかわかるか?」

ワ「40㎞/hで走るって大変だし・・・」

W「じゃぁ楽に走れ。」

ワ「((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」
 (コイツナニイッテンダヨ?)日本語が分からねーゾ。。。

W「40㎞/hを心拍が上がらないように走るんだよ。Get it?」

ワ「(ゲリッ?じゃねーし、、、)」

W「基礎体力がないうちはとにかく家を出てから帰るまでで出し切る。信号ダッシュだな!これで土台を作る。」
 「基礎体力がある程度付いたら技術を磨くってことよ。」

ワ「あの、もう少し詳しく。。。というかワタクシもうそろそろ、、、」

W「へっぽこだ!HAHAHAAAA!」

ワ「orz...」

W「んなことはどうでもいいんだが、高速巡航中に抜かれるのは別に悪いことではない。」
 「レースの世界だって抜いたり抜かれたり、普通だろ?」

 「1番の問題は抜かれたときに”ついていけないこと”だ。」
 「わかるだろ?ついていけなからちぎられるんだ。」

 「じゃぁなんでついていけないんだ?」
 「おまえが馬鹿だからだ!」

ワ「orz...凹みますよ。。。」

W「がっはっは!凹め凹め!」
 「そして考えろ!」

 「なんでついていけないんだ?」
 「巡航にアホみたいに脚使いまくってるからだろ?」

ワ「. (ー'`ー;)ムムム」

W「ってことで40㎞/hは出さなくていい。」
 「37㎞/hでいいから呼吸を乱すことなく巡航するんだ。」

 「オートバイの世界では”パーシャル”なんかって言ったりもするが、ロードだと”ニュートラル”何かっていっていることもあるな。」
※パーシャル:アクセル半開、駆動が微妙に伝わる程度
 「しかし絶対に脚は止めるなよ。下りも上りもだ。常に脚は回せ。」

 「脚も、呼吸も余裕があれば抜かれても食いついていけるだろ?」
 「足を使うのは速度を上げるときだけ、上がったらすぐにパーシャルにもどす。」
 「ケイデンスは落とすなよ、あくまでも回してるけどニュートラルな♪」

 「簡単だろ!?楽して高速巡回しろってことだよ!」

 「ってことでとっとと走りに行ってこい!」

 「そうそう言い忘れたけど、帰ってきたらサイコンチェックな!」
 「走行ログを見させてもらうけど、セコいことすんなよ。」
 「平均速度を上げるために、一時停止しなかったりブレーキは急ブレーキ、こんなダセェコトしやがったらナニも教えねぇ。わかったか?」
 「それとへタっくそなダンシング。禁止ね♪」
 「サドルの上でケツの移動だけ、決してケツとサドルを離すなよ。」

 「工具借りとくぞ!ほらほら行って来い!」

ワ「(゜∇゜ ;)エッ?・・・いってきやす(`・ω・´)ゞ」

ーーーーーーー走行中ーーーーーーー




ワ「(;゚∀゚)=3ハァハァ…戻りやした(;・ω・´)ゞ」

W「ホラ出せっ! ふわぁぁ~~」

ワ「(コイツ完全にねてやがったな・・・)バイクピカピカっすね(笑」

W「どれどれ?」
image4144
※左:往路 右:往復

W「てめぇ、、、踏むなっつっただろ!(# ゚Д゚)ゴルァ!」
 「踏みやがったな?」

ワ「・・・バレてる。」

W「ふんでるから60㎞ぐらいで後半ダレるんだよ。」
 「まぁ行きは33㎞/hってことは35~40㎞/hぐらいの巡航か、、、もうちょっといけると思ってたんだが、、、」

ワ「(´;ω;`)ブワッ」

W「つーか踏むなっていったら踏むな!」

ワ「意味がわかりません。。。」

W「後半だれかに抜かれたとして追いつけてたか?」

ワ「、、、無理っす。」

W「ふんでるから無理なんだよっ。」
 「もともとパワーがないなんだからお前は頭を使うしかないんだよ。」

ワ「(´;ω;`)ブワッ」

W「速く走れない、バてる、ヘタれる、これには3つしか理由がないんだ。」
 「体力がない、乗り方が悪い、技術がない。」
 「簡単だろ?お前にぴったりな3点だな!」

ワ「・・・。」

W「下ハンはどのぐらい使った?」

ワ「ほぼほぼ下ハンでした。」

W「OK!OK!いい傾向だ!」
 「最後の方ブラケットが多くなってなかったか?」

ワ「ドキッ( ゚д゚)、、、」

W「サドルからケツを離してないよな?」
 「なんかいい方法見つけたか?」

ワ「サドルの先端を使いやした(`・ω・´)ゞ」

W「サドルの先端に乗っていて、普通のポジションに戻るときに前輪の抵抗を感じたか?」

ワ「そうそう。不思議な感じなんですよネ!」

W「(ΦωΦ)フフフ…荷重・・・まだお前には早いか、、、

ワ「なんなんだよっ??」

W「ってことでしばらくはこんな乗り方をしてみれ。」
 「加速意外は脚をためる。」
 「巡航はパーシャル・ニュートラルペダリング。」
 「ちんたら走るのとは違うからな。」
 「コレとは別にパワートレも忘れるなよ!負荷付き3本で十分」

 「実際は例えば心拍が限界近い状態(100%)で、40㎞/hの巡航ができるとすると、心拍を6割ぐらいで何キロで走れると思う?」
 「コレが”ペダリングの効率”って話だよ。」
 「もちろん120%を超えるような状態はペダリング効率は落ちがちになる。もちろんここを鍛えることも大切だ。」
 「しかし脚も心肺も余裕がある状態では効率が良ければいいほど100%に近い速度を楽に出せるってわけだ。」
 「どうすればいいかは自分で試せ!ポジション、ペダリング、姿勢すべてを根底から考え直すってことだ。頭でっかちはいかんぞ!」
 「ヒントは乗り方、技術のところ、、、手っ取り早く理解したいなら3本に乗れ、外を走り終わったら最後にかならず3本に乗れ。。。」
 「こればかりは自分で見つけるしかないからな!」
 
ワ「(・・?・・・デスヨネ。」

W「ときどきヒルクライムで見かけるだろ?」
 「真っ黒の肌に白い歯のナイスな仙人的な存在。」
 「全然無理してないのに、クロモリとかでにこっこり笑いながら淡々と結構なスピードで上がっていくだろ。」
 「石の上にも3年、いや30年ってことだ。」

ワ「確かに・・・」

W「引き続き室内トレで基礎体力の底上げと、外を走るための技術を考えろ!」

ワ「アイアイサー(`・ω・´)ゞ」

W「そうそう、慣れてきたら
 ”35~40㎞/h巡航、50㎞/hまで加速”
 これを何本か入れとけ。」

ワ「無理っす。。。」

(o゚Д゚)=◯)`3゜)∵ ブビレッ




=================

ワ「パワーメーターとか心拍計とかどう思いますか?」
 「爆安のがでたらしいのですが。」
 http://cyclist.sanspo.com/328016

W「あったら便利がとは思うが、使い方を間違うなよ。」
 「パワーメーターはパワーを出すペダリングの練習じゃない。」
 「パワーを節約するためのものだからな。パワー出して喜ぶなよ。」
 「心拍計は、、、自分の体ぐらい自分で理解しろよ!」
 「というのは冗談で、あったらあったで便利だな。」

ワ「(・・・)」

W「んなもん買う金があるならタイヤ買えって、、、」
 「そういやブログみたけどパンクしてたらしいじゃねぇか?」
 「あほの極みだな、、、節約するところを間違えるなよ!」

ワ「ハイッ(`・ω・´)ゞ」

W「・・・そういやぁフロントギア、もうそろそろノーマルにしろよ!」
 「そろそろじゃなかった、すぐに変えろ!」

ワ「エッ?(=゚ω゚=;)、、、あのこれからヒルクライムシーズンに、、、」

W「白石とか榛名とかだろ?」
 「問題ネーナ!」
 「ということで週末までに変えとけよ!」

ワ「嫌だ、、、」

W「ダメだ。」

ワ「ですよね。。。(;´∀`)」

W「わかってんなら不毛なやり取りを加えるなよっ。」

ワ「(ΦωΦ)フフフ…」

 (o゚Д゚)=◯)`3゜)∵ ブビレッ

W「今年の夏も暑くなりそうだぜ!」
 「悔しかったら抜いてみれ! щ(゚д゚щ)カモーン」

 ドブシャ(*´ノi`)


ーーーーーーーーーーーー
ということで少々わけのわからんコトを言う方なんですが、ワタクシよりも速いことは間違いありません。速いもんは速い、、、コレがムカつくわけです(笑
一部フィクションを踏まえておりますが、名誉のために”W氏”は速いということを末筆に加えさせていただきますm(_ _)m

ニュートラルとか、ワタクシはパーシャルとよんでおりますが、いわゆる巡航時に使うペダリング、コレは長距離を走る上で確かにものすごく大切であるということです。

ニュートラル、鼻歌歌いながらで35㎞/h以上出せると40㎞/hで抜かれても付いていくことができると思います。
余裕があればアタックもかけれますし、後ろにつけさえしちゃえば楽ですし。

新城選手なんかはこんな話をしております。


「走っている最中も常に頑張っていない。」

コレってものすごく大切なことだとおもいます。


またこうも言っています。



「やってみる」

ということです。

やってみなきゃわからない、人それぞれ、合う合わないもありますネ。

新城選手のお話は面白いです。
ナニが面白いかって、ほとんど答えを出さないということです。
本人が意識しているかしていないかは不明ですが、確信がないんですネ。
確信がない、どうすれば?自分で考えて、試して、自分のものにする。ってことなんではないかと思います。

ロードバイクの規格・構造自体ペダル、クランク、チェーン、ギア、タイヤ、これこそはどの車体も同じではあります。しかし唯一まったくもって違うのは人間の体の構造ということです。
筋力、筋量、柔軟性、癖、全然違います。
ナニがあっているか、ナニがあっていないか、それは個々バラバラということです。

着座位置、前後の荷重バランス、空気抵抗とポジション、握り、踏み方、回し方、肩の使い方、頭の位置、体の使い方ということでまだまだ課題が盛り沢山です。

今回は少し乱暴なお話が入っておりましたが(笑)、大切なのはニュートラルのペダリング技術ということです。効率を最大限に上げるためにはどうしたらいいのか?そんなことを考えてみると高速巡航が少し楽になるかもしれません。
楽になるというと語弊があるかもしれませんが、速く走れる様になるかしれません。

楽して速く走る、こんなコトは雑誌でもよく見ることですが効率の良い体の使い方をするということなのかもしれません。

ということで今回は会話にフィクションを加えてのお話ということでした。





  +++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容(希望時間)
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。

ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。
当店の特徴・詳細ははこちらから



★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★

2017モデル入荷致しました。


★レディースウェアも新作入荷です。


★イチオシアイテム★
★レディースウェアも充実のラインナップ★


★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります

在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。

★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★