ZIPP 17°ステムは超絶カッコイイぜ!Service Course SL ステムとステム交換から見えてくるコラムカットの真相とは?
ステムには長さや角度がものすごく細かく決まっていて自分の体にあわせてサイズを細かく調整できるようになっています。
今回は実際にステム交換から変えてみて見えてくるコラムカット、ベタ切りの問題を考えてみようと思います。
▶17°(73°)ステムとは?

ヘッドアングル(HA)はロードバイクで72~73°のものが多いです。
コラムは基本的的に同角度になりますのでそこに角度のあるものを付けると、、、
詳細はこちらでご確認下さいm(_ _)m
ステム長とアングル(角度)の影響 ロードバイクポジション調整
メーカー毎に製品の表記に差があり”17°”と記載してみたり”73°”と記載してみたり。。。
この辺も統一してほしいのはいち消費者としての希望でございます。
ハンドルもそうですが、長さを芯-芯だったり肩-肩だったり、、、( ̄へ ̄|||)ムムム
こういったのって例えば団体ができて管理が始まりますが、そうすると汚ねぇ金の匂いがプンプンするというか、、、非営利目的団体だって実情は・・・どうなんでしょうね
仲良くやりましょうや(´Д`)ハァ…
ともあれ17°(73°)を使うことでハンドルを遠く低くできる、これがメインの目的です。
▶Service Course SL ステム
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容(希望時間)
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。
当店の特徴・詳細ははこちらから
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
2017モデル入荷致しました。
★レディースウェアも新作入荷です。
★イチオシアイテム★
★レディースウェアも充実のラインナップ★
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。
★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★
ステムには長さや角度がものすごく細かく決まっていて自分の体にあわせてサイズを細かく調整できるようになっています。
今回は実際にステム交換から変えてみて見えてくるコラムカット、ベタ切りの問題を考えてみようと思います。
▶17°(73°)ステムとは?

ヘッドアングル(HA)はロードバイクで72~73°のものが多いです。
コラムは基本的的に同角度になりますのでそこに角度のあるものを付けると、、、
詳細はこちらでご確認下さいm(_ _)m
ステム長とアングル(角度)の影響 ロードバイクポジション調整
メーカー毎に製品の表記に差があり”17°”と記載してみたり”73°”と記載してみたり。。。
この辺も統一してほしいのはいち消費者としての希望でございます。
ハンドルもそうですが、長さを芯-芯だったり肩-肩だったり、、、( ̄へ ̄|||)ムムム
仲良くやりましょうや(´Д`)ハァ…
ともあれ17°(73°)を使うことでハンドルを遠く低くできる、これがメインの目的です。
▶Service Course SL ステム
サイズ:70-140mm(±17°は70-130mm)アングル:±6° or ±17°重量:125g(100mm)材質:7075 Aluminium
ワタクシに勿体無さ満点のスペックです。
ということで早速現品到着です。

黒光りしています(笑
付属品はこんな感じです。

トルクスの簡易工具とトップキャップまでついているとな!
新旧比較です。

シマノプロ PLTステム:145g
ZIPP Service Course SLステム:145g
Σ(゚Д゚)ドンピシャ!!ですネ。
まったく重量差はありません。
並べてみると面白いんですヨ。。。

これパッと見、下のPLTのほうが長く見えます。
ワタクシもびっくりしました。
でもこれでいいんですね。
角度のマジックといいますか、、、

コラムの端をピタリと合わせるとドンピシャです。
購入した後気が付きましたがZIPPとシマノプロのカタログ記載の寸法のはかり方が一緒でよかった(;´∀`)(ステムはおそらくプロもZIPPも芯-芯です。)

こんな感じで低くなります。
▶取り付け
サクサク交換しましょう!

(・・・なぜに裸フレーム?というところはスルーしてくださいm(_ _;)m
これには太平洋よりも深い事情が(笑))
実際にハンドルの高さが変わりますので少々アウターの取り回しも変更したほうが良くなる場合もあります。フロントブレーキアウターのみ20mm位詰めました。
肝心のスタックはと言うと、、、

LTステムは”39.7mm”です。

ZIPPは40.4mm
※あくまでも手計測なので多少の誤差は出ます。
取り付け後の差はこんな感じです。

やはり少々差が出ます。
▶コラムカット”ベタ切り”の注意点

これです。
そうです、トップキャップの形状ですネ。

断面はこんな感じです。
これにステムとコラムを書き加えてみます。

トップキャップの形状によっても切り幅は変わるということです。
トップキャップを締め込むことで玉あたりを出しますが、トップキャップ形状によってどのくらいのクリアランスがあれば適切に引き上げられるかが変わってきます。
”引きしろ”を確保した上での長さ調整です。
ベタ切りでの剛性確保の目的ではトップキャップの主張が少ない(コラムとの干渉がない)ZIPP性のものに軍配が上がるかもしれません。
構造上でコラムを少しでも長く残せるからですネ。
またこれはプレッシャープラグの種類・形状によっても変わります。

左:コラム上部にアンカーのトップが出るタイプ(LAPIERRE純正品)
右:完全にコラム内部にアンカーが入り込むタイプ(FSA製品)
これによってもコラムカットの高さが変わりますので要注意ですネ。
こちらについては完全に”ウス”が長くしっかりとコラム内部を面で支える形状の方がコラム内側からの圧力がかかりますので、左のようなタイプの方が締め付けに対しての強度は増すでしょう。
~プレッシャープラグの意義とは?~
ヘッドパーツの構造を考えれば意義とはコラム部を引き上げることでヘッドパーツのガタを抑えて適切な玉あたりを出す。ということのためのパーツです。
詳細はこちらでご確認下さい↓↓↓
プレッシャープラグ(アンカーナット)を考える ヘッドパーツのガタって?
しかし現在のロードバイク事情なんかからしてもヘッドパーツの玉あたりのためのものだけではなく、上に書いたように”コラム部が軽量のカーボンである”、と言うこと。破損の恐れが従来品(アルミ)よりも高いと言われているコラム部の保護の目的、剛性確保のためにも一役かっているのではないかということです。
(それでもカーボンコラムは色々なメーカーのカット後のコラムで締め付け実験していますが、かなり頑丈です。とはいっても油断は禁物であり適切なトルク管理が安全のためにも、お財布や心のダメージのためにも大切なことです。)
上の画像のようにコラム上部にプレッシャープラグの一部が突出形状であればステムの締め付けに対してプレッシャープラグの金属で保護、という考え方もできます。
ともあれコラムのベタ切りを推奨しているわけではありませんが(最近の傾向としてスペーサーを1枚は残すというのが多いです)、もしもベタ切りを行うのであれば、剛性確保のためのプレッシャープラグの形状、カット幅を極力精度良く出す、こんな事までよく考慮した上で行うのがいいと思います。
最近の3Tのステムはコラムクランプ部が1本締めになりました。
上下2本のほうが強度的には適正な管理ができていれば安全性は高いかとは思いますが、100%のバイクが上下ともに適正な管理をされているかというと疑問が残ります。
上下での締め付けトルク値がバラバラであれば全く意味が無いわけではありませんが、本来の性能が発揮できるかというと。。。あまり良くはありませんネ。
それか、チタンボルトはと~っても高いのでコストの面ということもあるのかもしれませんが、、、(;´∀`)
ともあれ裸のフレームに装着完了です。

この後サクサクとすべてのコンポーネントを(笑)ハンドルを組み付けてあげれば完成です。

いかつすぎる・・・ (○´ω`○)イケメンヤワ…
太さが、、、(・∀・)イイネ!!
そりゃぁZIPPのアルミステムで最高峰のモデルだけあります。

サンチョーの(笑)酷い有様のハンドルをなんとかしたいのは山々ですorz
思い切って全部か剥がしたろーかな。。。(;´∀`)
というかすぐに剥がしましょう。。。コイツァ汚すぎる。。。ビンテージって枠じゃないはずダ`Д´
いかつさ、剛性、軽さ、全てにおいてほぼほぼ満点ですが、少々問題が、、、
チタンボルトはいいのですが、トルクスなんですネ。。。
まぁまぁそこはいいとしましょう。
チタンボルトもなんだか、セラミックのようにオカルト的な部分も拭いきれませんが剛性アップに一役買うとかなんとか。。。

またゼリウスが一段と男前になってしまいました (*゚∀゚*)
▶剛性は?
長く使ってきたステムでの比較になりますが、、、
プロLTステム:普通
プロPLTステム:ちょい硬
ZIPP Service Course SL ステム:オリハルコンかよっ(笑
このぐらいの差です。
もうZIPPのステムまじでガチガチですヨ(;´∀`)
素材7075のアルミがいいのかチタンボルトがいいのかは謎ですが、とりあえず剛性の面では他の2種を遥かに凌ぐ完全勝利です。
ともあれメインのポジション調整という目的ではバッチリです。
またお財布に厳しいものを入れてしまったので交換するのは大変です(;・∀・)
ということで今回はZipp Service Course SL 17°ステムへの交換とステム交換から見えてくるベタ切りの真相(?)そんなことを例のごとく寄り道回り道をしながらのお話でした。
+++++++++++++++++++++++++++
ということで早速現品到着です。

黒光りしています(笑
付属品はこんな感じです。

トルクスの簡易工具とトップキャップまでついているとな!
新旧比較です。

シマノプロ PLTステム:145g
ZIPP Service Course SLステム:145g
Σ(゚Д゚)ドンピシャ!!ですネ。
まったく重量差はありません。
並べてみると面白いんですヨ。。。

これパッと見、下のPLTのほうが長く見えます。
ワタクシもびっくりしました。
でもこれでいいんですね。
角度のマジックといいますか、、、

コラムの端をピタリと合わせるとドンピシャです。
購入した後気が付きましたがZIPPとシマノプロのカタログ記載の寸法のはかり方が一緒でよかった(;´∀`)(ステムはおそらくプロもZIPPも芯-芯です。)

こんな感じで低くなります。
▶取り付け
サクサク交換しましょう!

(・・・なぜに裸フレーム?というところはスルーしてくださいm(_ _;)m
これには太平洋よりも深い事情が(笑))
実際にハンドルの高さが変わりますので少々アウターの取り回しも変更したほうが良くなる場合もあります。フロントブレーキアウターのみ20mm位詰めました。
肝心のスタックはと言うと、、、

LTステムは”39.7mm”です。

ZIPPは40.4mm
※あくまでも手計測なので多少の誤差は出ます。
取り付け後の差はこんな感じです。

やはり少々差が出ます。
▶コラムカット”ベタ切り”の注意点

これです。
そうです、トップキャップの形状ですネ。

断面はこんな感じです。
これにステムとコラムを書き加えてみます。

トップキャップの形状によっても切り幅は変わるということです。
トップキャップを締め込むことで玉あたりを出しますが、トップキャップ形状によってどのくらいのクリアランスがあれば適切に引き上げられるかが変わってきます。
”引きしろ”を確保した上での長さ調整です。
ベタ切りでの剛性確保の目的ではトップキャップの主張が少ない(コラムとの干渉がない)ZIPP性のものに軍配が上がるかもしれません。
構造上でコラムを少しでも長く残せるからですネ。
またこれはプレッシャープラグの種類・形状によっても変わります。

左:コラム上部にアンカーのトップが出るタイプ(LAPIERRE純正品)
右:完全にコラム内部にアンカーが入り込むタイプ(FSA製品)
これによってもコラムカットの高さが変わりますので要注意ですネ。
こちらについては完全に”ウス”が長くしっかりとコラム内部を面で支える形状の方がコラム内側からの圧力がかかりますので、左のようなタイプの方が締め付けに対しての強度は増すでしょう。
~プレッシャープラグの意義とは?~
ヘッドパーツの構造を考えれば意義とはコラム部を引き上げることでヘッドパーツのガタを抑えて適切な玉あたりを出す。ということのためのパーツです。
詳細はこちらでご確認下さい↓↓↓
プレッシャープラグ(アンカーナット)を考える ヘッドパーツのガタって?
しかし現在のロードバイク事情なんかからしてもヘッドパーツの玉あたりのためのものだけではなく、上に書いたように”コラム部が軽量のカーボンである”、と言うこと。破損の恐れが従来品(アルミ)よりも高いと言われているコラム部の保護の目的、剛性確保のためにも一役かっているのではないかということです。
(それでもカーボンコラムは色々なメーカーのカット後のコラムで締め付け実験していますが、かなり頑丈です。とはいっても油断は禁物であり適切なトルク管理が安全のためにも、お財布や心のダメージのためにも大切なことです。)
上の画像のようにコラム上部にプレッシャープラグの一部が突出形状であればステムの締め付けに対してプレッシャープラグの金属で保護、という考え方もできます。
ともあれコラムのベタ切りを推奨しているわけではありませんが(最近の傾向としてスペーサーを1枚は残すというのが多いです)、もしもベタ切りを行うのであれば、剛性確保のためのプレッシャープラグの形状、カット幅を極力精度良く出す、こんな事までよく考慮した上で行うのがいいと思います。
最近の3Tのステムはコラムクランプ部が1本締めになりました。
上下2本のほうが強度的には適正な管理ができていれば安全性は高いかとは思いますが、100%のバイクが上下ともに適正な管理をされているかというと疑問が残ります。
上下での締め付けトルク値がバラバラであれば全く意味が無いわけではありませんが、本来の性能が発揮できるかというと。。。あまり良くはありませんネ。
ともあれ裸のフレームに装着完了です。

この後サクサクと

いかつすぎる・・・ (○´ω`○)イケメンヤワ…
太さが、、、(・∀・)イイネ!!
そりゃぁZIPPのアルミステムで最高峰のモデルだけあります。

サンチョーの(笑)酷い有様のハンドルをなんとかしたいのは山々ですorz
思い切って全部か剥がしたろーかな。。。(;´∀`)
というかすぐに剥がしましょう。。。コイツァ汚すぎる。。。ビンテージって枠じゃないはずダ`Д´
いかつさ、剛性、軽さ、全てにおいてほぼほぼ満点ですが、少々問題が、、、
チタンボルトはいいのですが、トルクスなんですネ。。。
まぁまぁそこはいいとしましょう。
チタンボルトもなんだか、

またゼリウスが一段と男前になってしまいました (*゚∀゚*)
▶剛性は?
長く使ってきたステムでの比較になりますが、、、
プロLTステム:普通
プロPLTステム:ちょい硬
ZIPP Service Course SL ステム:オリハルコンかよっ(笑
このぐらいの差です。
もうZIPPのステムまじでガチガチですヨ(;´∀`)
素材7075のアルミがいいのかチタンボルトがいいのかは謎ですが、とりあえず剛性の面では他の2種を遥かに凌ぐ完全勝利です。
ともあれメインのポジション調整という目的ではバッチリです。
またお財布に厳しいものを入れてしまったので交換するのは大変です(;・∀・)
ということで今回はZipp Service Course SL 17°ステムへの交換とステム交換から見えてくるベタ切りの真相(?)そんなことを例のごとく寄り道回り道をしながらのお話でした。
![]() 【在庫あり】【送料無料】ZIPP ジップ Service Course SL ステム 17°(Polished Black) |
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容(希望時間)
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。
当店の特徴・詳細ははこちらから

★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
2017モデル入荷致しました。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
★レディースウェアも新作入荷です。
![]() |
![]() |
![]() |
★イチオシアイテム★
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります

在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。
★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★
![]() |
![]() |
![]() |
コメント