走行会報告 集団走行の難しさと絶対に覚えておかないといけないこと
昨日の走行会の報告と集団走行を再度考えるということです。
今回は100㎞ライドと少々長い道のりではありました。
残念ならが”一人も欠くことなくゴール”ということは叶いませんでした。
集団走行を行っているローディさん、これから集団走行を行おうとする方々には必ず覚えておいていただきたいことを最後にまとめさせていただこうと思います・
ということで本題へ。

今回お集まりいただいたのは15名、、、
過去最大の集まりとなりました。
皆様朝も早よからご参加誠にありがとうございます。

必ず行うミーティングです。
ハンドサイン、声出しをご説明させていただきました。
そして自己紹介をしてから走行開始です。
ギンギンの晴れで猛暑を予想してはおりましたが当時はは曇り、、、
一部雨がぱらつくこともありましたが、非常に走りやすい陽気で、真夏とは思えないほど快適なライドです。

女性のご参加者も颯爽と走っております。
ロングライドの基本はヒルクライムなんかでも一緒ですが”最初から無理をしない”、ということだと思います。行きは25㎞/h未満で走ります。
なにがいいってガンガンの晴れではなかったのでものすごく走りやすかったです。
これが晴れで30℃を有に超えるような場合はあっという間に汗グッショリになって疲労も溜まっていくのですが、このペースで本当に爽やかな汗、そのぐらいの気温でした。

道中像に踏まれている方を発見したり、、、

撮影をしながら利根川を目指します。

利根川(落ち返し地点)まで到着したのは10時頃休憩を一回挟んで10時でしたのでいいペースでした。

いい笑顔です(・∀・)イイ!!
しばし軽食・補給をしっかりとして、ここからは復路に入ります。
追い風気味だった往路とは逆に若干の向かい風、、、

帰りは風車にてパチリと!
お顔はぼかしを入れてありますがとてもいい笑顔です。
ここまで戻れば後は25㎞ぐらいです。
少々雨がぱらつき始めました。。。
+++++++++++++++++++++++++++++++
ここからがものすごく重要です。
これから集団走行をしようと思う方、集団走行をしている方も絶対に忘れないでほしいと思います。
ご本人も掲載を快諾していただけたのであえてすべてを書かせていただこうと思います。
+++++++++++++++++++++++++++++++
風車公園を出てからは2班に別れました。
ワタクシは先行グループにて走行しておりました。
後方グループとの距離が開いていたので途中で止まることに、、、
しばらく待っては見るのですが、
、、、こない
、、、おかしい
しばらく待ってはみたのですが、やはり来ません。
そして戻ってみました。
2㎞位戻ってみるといました。
走行ペースがおかしいです。
「大丈夫ですか?」
「落車です。。。」
後方グループの最後尾を走行していた方が落車をしてしまったようです。
体を見ると擦過傷はありますが、出血がひどいところなどはありません。
頭はヘルメットに擦れ傷はありますが、ぶつかけたと言うよりかは擦れた傷です。
ひどく打ち付けていれば動かすことは禁忌ですが、不幸中の幸いで体の打撲のほうがひどかったようです。
「走れますか?」
「ちょっと厳しいかもです。」
しかしここはサイクリングロードの真ん中、救急車は入ってこれません。
なんとかトランポできる途中まで自走でゆっくり走行することに。
落車してしまった方はもうベテランと言ってもいいほどで、県外より自走で何度もご参加いただいている方です。
「なぜ、、、」というのが頭をよぎります。
自走で帰宅することなどとうてい無理な状態でありますので、トランポで救急病院へ。
ワタクシは付添と送りのため途中離脱させていただき、残りの帰路はグループで道を知っているベテランローディさんにおまかせしてお別れすることに。
ご参加いただいた皆様、最後までお供ができなくなってしまい申し訳ございませんでした。
幸い2㎞ぐらいの距離に救急病院がありましたので駆け込むことに。
アイシングをしながら車が来るのを待ちます
待っている間何人かのローディさんにお声をかけていただきありがとうございました。
CT、レントゲンを取り診断を待ちます。
結果は骨折を含む大怪我でした。
その後ご自宅までトランポでお送りさせていただきました。
なぜこのようなことが起きてしまったのか、、、
ご本人のお話をもとに原因と対策を推測します。
”前走者のブレーキに慌ててブレーキを掛けてしまって前転した状態で肩から落ちた。”
ということです。
しかし単純に原因はこれだけではありません。
こういった落車・事故は複数の要因がものすごく複雑に絡み合って、偶然のかさなりで起きてしまうことがあるということです。
①前走者のブレーキング
集団走行では1番前の人のサインが少しでも遅れること・サインが出ないことで大事故につながることがあります。
最前列の方のちょっとしたブレーキ、
2番めの人はもう少し強くブレーキを掛けます。
3番目の人はもっと強く掛けなければいけません。
4番目の人はもっともっと、、、
となり後方に行くに連れてどんどんと急なブレーキを強いられます。
これは経験してみないとわからないかもしれませんが、確実にそうなります。
自然渋滞の発生のメカニズムと似ていることです。
極端な話ですが、ペダリングを止めるだけでもこの現象は起きます。
これにより後続行けばいくほど急ブレーキが必要になり、急ブレーキ後に前転してしまったということです。
集団走行時に一番前を走っている方のサインの出し方次第ではこういったことが起こり得るということです。
②車間距離の取り方
これも偶然と言うか、、、複数の要因が重なったことだともいます。
・復路後半、段々と疲れてきていた。
・向かい風
・慣れが出てきてしまった。
等
これらの原因が重なることで車間が詰まり気味であったということが推測されます。
急激な変化があったとしても十分な車間距離があれば回避できていたかもしれません。
③ブレーキの調整
ロードバイクのブレーキはものすごく効きます。
キャリパーブレーキだろうがディスクブレーキだろうがママチャリなんかのブレーキとは比べ物になりません。
前転するかしないか、この微妙な、ものすごく繊細な1mm以下の調整で回避できることもありますし、前転してしまうということでてきます。
最近、今回の落車以外でも別にもう一方前転をした方のロードバイクの点検をしました。
その方も今回も全く同じです。
引き代が少なすぎます。
簡単に言うとチョンと触っただけですぐにブレーキが効き始めるような引き代不足です。
確かに力のない女性や手の小さい方には通常時は有利なのかもしれません。(効きが良くなるような感じがしてしまいます。)
しかし十分な引き代がない調整はパニックブレーキ・とっさのブレーキングの際にガッと効いてしまいがちなセッティングということです。
前転するほどのブレーキングになるかならないか、、、ものすごく微妙なところです。
落車は誰が悪いとかそういうことではありません。
複数の要因が複雑に絡み合って起こってしまうことです。
しかし怪我をおってしまうのは誰でもない本人であります。
もしも、”~~~していたら起きなかった。。。”
こんな事は後から考えても落車という起きてしまったことを後からなかったことにすることなんかできません。
しかし本ブログをお読みいただいている方の中には集団走行をしている方も、これから仲間を集めて楽しく走りたいと考えている方も多くいると思います。
そんな方には絶対に覚えておいていただきたいです。
ロードバイクはとても素敵な乗り物であり、とても素敵な趣味であります。
しかし時と場合によっては大怪我をおってしまうこともあります。
避けられない事故と言うものもあります。
止まっているところ、信号待ち等でも突っ込まれること止まります。
しかし今回の様なケース、本当に避けることがどうしてもできなかったかというと、一概に絶対に避けようがなかった、ということではないとも考えられます。
・もしも前走者の声出し・サインがもう少し早かったら、大きかったら、、、
・もしも少しだけ車間距離が広かったら、、、
・もしもブレーキの調整がもう少しだけ、、、
・もしももう少しスピードが遅かったら、、、
もしも、もしも、、、
もしもと考えていても仕方がありません。
集団走行時は朝のミーティングには必ずお伝えさせていただいておりますが、
・声をしっかりと出します!
(※ハンドサインは間に合わない状況もあります。)
多少にぎやかなぐらいの方が安全です。
そのためにもワタクシは率先して大声だしてアピールさせていただいております。
初心者の方なんかは特に片手を離したり、ハンドサインがわからない、パッと出てこない、そんな場合は確実に”声”です。
ハンドサインは見た人、見えた人にしか伝わりませんが、声は下手したら最後尾の人まで一発で伝わります。
・自分が受け取ったサインはしっかりと後続へ伝えます!
伝言ゲームではありませんが、失敗すると本当に危険です。
自分よりも後方に伝わらなかった場合はサインを無視するのと同じです。
伝わるように伝える、これが大切です。
サインの伝わりが遅れるということは今回の様な事故・落車が起きてしまうということです。
例えば、車止めです。
前から3番目ぐらいまでは前方が確認できますが、それ移行は前方が確認しにくくなります。
サインが伝わり切ることには車止め通過後、、、こんな事では全く意味がありません。
サインが遅れる、伝言が遅れるということは後続車を危険にさらしてしまうということです。
サインを出していても伝わらなければ意味がありません。
声のほうが伝わるスピードが早いです。
声のサインはしっかりと声で反応しましょう。
・どんなに疲れていても安全を最重視します!
不測の事態に対応できる車間距離、走行ラインを考えるということです。
最後に少々厳しいことを書きます。
もちろん原因はこれだけではありませんし、繰り返しになりますが誰が悪いというお話、犯人探しのようなことではありません。しかしちょっとした気の持ちようでリスクをすこしでも減らすことができます。
声・サインもしっかりと出せないようであれば集団走行はできません。
声を出さないこと、サインを出さないことで今回の落車のように自分は被害はないかもしれませんが、大切なロードバイク仲間が大怪我をおってしまうことがあるということをしっかりと頭に留めておくということです。
そして大怪我をおってしまうことでロードバイクに乗れないだけではなくて生活・仕事にも当然支障が出てきてしまいます。
自分のよりも更に後続車も、同じロードバイクというとても素敵な趣味を楽しむ仲間です。
”仲間の安全を守るため”にも少しだけ勇気を出して、少しだけ恥ずかしいかもしれませんが、少しだけ頑張って、しっかりと声を出して安全第一で楽しむこと、これが集団走行をする上での最低限のルールです。
今回はもしも事故がなければ、というところではございますが。
不謹慎で申し訳ありませんが、ワタクシは今回の走行会もトラブル意外はものすごく楽しかったです。
ロードバイクという同じ趣味を持つ大切な仲間の集まりです。
一人で走っているときには味わい難い最高の時を過ごせました。
ご参加いただいた皆様本当にありがとうございました。
本当にロードバイクって最高の趣味だと思います。
朝通勤して、デスクワークして、満員電車に揺られて、クズい上司からの理不尽な仕打ち、、、
ロードバイクは通常の日常では味わえないような刺激に満ち溢れています。
トレーニングではスッゲェ辛くて、辛くて、
落車をして歯を折ったり、顔には消えない傷が残ったり、
真冬のダウンヒルは死ぬんじゃねぇかと思うほど寒かったり、
それでもどうしても楽しくて、楽しくて、楽しくて、、、
ワタクシはロードバイクが大好きです。
そんな最高の趣味を仲間と楽しむために皆様には少しだけ、ほんのすこしだけです。
ほんのすこしだけでも絶対に覚えておいて、絶対に実践して欲しいサインのルールです。(マナーではありません、ルールです。)
それ以外にも、ブレーキの整備であったり、車間や走行ラインであったり、他にも大切なことがたくさんあり、どれも0にはできないリスクを少しでも減らすために大切なことです。
ということで今回は走行会の報告と集団走行の難しさと絶対に覚えておかないといけないこと
そんなお話でした。
※ご参加頂いた皆様へ
今回は100㎞ライド完走はできませんでしたが、同じ時をともにしたロードバイク仲間が大怪我を負ってしまいました。お時間のある時でもかまいませんので、彼(投稿ネーム:イカサマさん)にお見舞いの一言だけで構いませんので、コメント欄にご投稿をお願いさせていただきたいと思います。よろしくお願い致します。
次回の走行会は今週末の予定でございます。
朝のミーティングでも全く同じお話をさせていただこうと思います。
+++++++++++++++++++++++++++
最近落車・事故がものすごく多いです。
今回だけではなくワタクシの周りでもここ1ヶ月の間に4件です。
この中で極めて軽症だったものは1件のみです。
集団走行だけではなくくれぐれもお気をつけて素敵な趣味を満喫していただければと思います。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容(希望時間)
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。
当店の特徴・詳細ははこちらから
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
2017モデル入荷致しました。
★レディースウェアも新作入荷です。
★イチオシアイテム★
★レディースウェアも充実のラインナップ★
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。
★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★
昨日の走行会の報告と集団走行を再度考えるということです。
今回は100㎞ライドと少々長い道のりではありました。
残念ならが”一人も欠くことなくゴール”ということは叶いませんでした。
集団走行を行っているローディさん、これから集団走行を行おうとする方々には必ず覚えておいていただきたいことを最後にまとめさせていただこうと思います・
ということで本題へ。

今回お集まりいただいたのは15名、、、
過去最大の集まりとなりました。
皆様朝も早よからご参加誠にありがとうございます。

必ず行うミーティングです。
ハンドサイン、声出しをご説明させていただきました。
そして自己紹介をしてから走行開始です。
ギンギンの晴れで猛暑を予想してはおりましたが当時はは曇り、、、
一部雨がぱらつくこともありましたが、非常に走りやすい陽気で、真夏とは思えないほど快適なライドです。

女性のご参加者も颯爽と走っております。
ロングライドの基本はヒルクライムなんかでも一緒ですが”最初から無理をしない”、ということだと思います。行きは25㎞/h未満で走ります。
なにがいいってガンガンの晴れではなかったのでものすごく走りやすかったです。
これが晴れで30℃を有に超えるような場合はあっという間に汗グッショリになって疲労も溜まっていくのですが、このペースで本当に爽やかな汗、そのぐらいの気温でした。

道中像に踏まれている方を発見したり、、、

撮影をしながら利根川を目指します。

利根川(落ち返し地点)まで到着したのは10時頃休憩を一回挟んで10時でしたのでいいペースでした。

いい笑顔です(・∀・)イイ!!
しばし軽食・補給をしっかりとして、ここからは復路に入ります。
追い風気味だった往路とは逆に若干の向かい風、、、

帰りは風車にてパチリと!
お顔はぼかしを入れてありますがとてもいい笑顔です。
ここまで戻れば後は25㎞ぐらいです。
少々雨がぱらつき始めました。。。
+++++++++++++++++++++++++++++++
ここからがものすごく重要です。
これから集団走行をしようと思う方、集団走行をしている方も絶対に忘れないでほしいと思います。
ご本人も掲載を快諾していただけたのであえてすべてを書かせていただこうと思います。
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風車公園を出てからは2班に別れました。
ワタクシは先行グループにて走行しておりました。
後方グループとの距離が開いていたので途中で止まることに、、、
しばらく待っては見るのですが、
、、、こない
、、、おかしい
しばらく待ってはみたのですが、やはり来ません。
そして戻ってみました。
2㎞位戻ってみるといました。
走行ペースがおかしいです。
「大丈夫ですか?」
「落車です。。。」
後方グループの最後尾を走行していた方が落車をしてしまったようです。
体を見ると擦過傷はありますが、出血がひどいところなどはありません。
頭はヘルメットに擦れ傷はありますが、ぶつかけたと言うよりかは擦れた傷です。
ひどく打ち付けていれば動かすことは禁忌ですが、不幸中の幸いで体の打撲のほうがひどかったようです。
「走れますか?」
「ちょっと厳しいかもです。」
しかしここはサイクリングロードの真ん中、救急車は入ってこれません。
なんとかトランポできる途中まで自走でゆっくり走行することに。
落車してしまった方はもうベテランと言ってもいいほどで、県外より自走で何度もご参加いただいている方です。
「なぜ、、、」というのが頭をよぎります。
自走で帰宅することなどとうてい無理な状態でありますので、トランポで救急病院へ。
ワタクシは付添と送りのため途中離脱させていただき、残りの帰路はグループで道を知っているベテランローディさんにおまかせしてお別れすることに。
ご参加いただいた皆様、最後までお供ができなくなってしまい申し訳ございませんでした。
幸い2㎞ぐらいの距離に救急病院がありましたので駆け込むことに。
アイシングをしながら車が来るのを待ちます
待っている間何人かのローディさんにお声をかけていただきありがとうございました。
CT、レントゲンを取り診断を待ちます。
結果は骨折を含む大怪我でした。
その後ご自宅までトランポでお送りさせていただきました。
なぜこのようなことが起きてしまったのか、、、
ご本人のお話をもとに原因と対策を推測します。
”前走者のブレーキに慌ててブレーキを掛けてしまって前転した状態で肩から落ちた。”
ということです。
しかし単純に原因はこれだけではありません。
こういった落車・事故は複数の要因がものすごく複雑に絡み合って、偶然のかさなりで起きてしまうことがあるということです。
①前走者のブレーキング
集団走行では1番前の人のサインが少しでも遅れること・サインが出ないことで大事故につながることがあります。
最前列の方のちょっとしたブレーキ、
2番めの人はもう少し強くブレーキを掛けます。
3番目の人はもっと強く掛けなければいけません。
4番目の人はもっともっと、、、
となり後方に行くに連れてどんどんと急なブレーキを強いられます。
これは経験してみないとわからないかもしれませんが、確実にそうなります。
自然渋滞の発生のメカニズムと似ていることです。
極端な話ですが、ペダリングを止めるだけでもこの現象は起きます。
これにより後続行けばいくほど急ブレーキが必要になり、急ブレーキ後に前転してしまったということです。
集団走行時に一番前を走っている方のサインの出し方次第ではこういったことが起こり得るということです。
②車間距離の取り方
これも偶然と言うか、、、複数の要因が重なったことだともいます。
・復路後半、段々と疲れてきていた。
・向かい風
・慣れが出てきてしまった。
等
これらの原因が重なることで車間が詰まり気味であったということが推測されます。
急激な変化があったとしても十分な車間距離があれば回避できていたかもしれません。
③ブレーキの調整
ロードバイクのブレーキはものすごく効きます。
キャリパーブレーキだろうがディスクブレーキだろうがママチャリなんかのブレーキとは比べ物になりません。
前転するかしないか、この微妙な、ものすごく繊細な1mm以下の調整で回避できることもありますし、前転してしまうということでてきます。
最近、今回の落車以外でも別にもう一方前転をした方のロードバイクの点検をしました。
その方も今回も全く同じです。
引き代が少なすぎます。
簡単に言うとチョンと触っただけですぐにブレーキが効き始めるような引き代不足です。
確かに力のない女性や手の小さい方には通常時は有利なのかもしれません。(効きが良くなるような感じがしてしまいます。)
しかし十分な引き代がない調整はパニックブレーキ・とっさのブレーキングの際にガッと効いてしまいがちなセッティングということです。
前転するほどのブレーキングになるかならないか、、、ものすごく微妙なところです。
落車は誰が悪いとかそういうことではありません。
複数の要因が複雑に絡み合って起こってしまうことです。
しかし怪我をおってしまうのは誰でもない本人であります。
もしも、”~~~していたら起きなかった。。。”
こんな事は後から考えても落車という起きてしまったことを後からなかったことにすることなんかできません。
しかし本ブログをお読みいただいている方の中には集団走行をしている方も、これから仲間を集めて楽しく走りたいと考えている方も多くいると思います。
そんな方には絶対に覚えておいていただきたいです。
ロードバイクはとても素敵な乗り物であり、とても素敵な趣味であります。
しかし時と場合によっては大怪我をおってしまうこともあります。
避けられない事故と言うものもあります。
止まっているところ、信号待ち等でも突っ込まれること止まります。
しかし今回の様なケース、本当に避けることがどうしてもできなかったかというと、一概に絶対に避けようがなかった、ということではないとも考えられます。
・もしも前走者の声出し・サインがもう少し早かったら、大きかったら、、、
・もしも少しだけ車間距離が広かったら、、、
・もしもブレーキの調整がもう少しだけ、、、
・もしももう少しスピードが遅かったら、、、
もしも、もしも、、、
もしもと考えていても仕方がありません。
集団走行時は朝のミーティングには必ずお伝えさせていただいておりますが、
・声をしっかりと出します!
(※ハンドサインは間に合わない状況もあります。)
多少にぎやかなぐらいの方が安全です。
そのためにもワタクシは率先して大声だしてアピールさせていただいております。
初心者の方なんかは特に片手を離したり、ハンドサインがわからない、パッと出てこない、そんな場合は確実に”声”です。
ハンドサインは見た人、見えた人にしか伝わりませんが、声は下手したら最後尾の人まで一発で伝わります。
・自分が受け取ったサインはしっかりと後続へ伝えます!
伝言ゲームではありませんが、失敗すると本当に危険です。
自分よりも後方に伝わらなかった場合はサインを無視するのと同じです。
伝わるように伝える、これが大切です。
サインの伝わりが遅れるということは今回の様な事故・落車が起きてしまうということです。
例えば、車止めです。
前から3番目ぐらいまでは前方が確認できますが、それ移行は前方が確認しにくくなります。
サインが伝わり切ることには車止め通過後、、、こんな事では全く意味がありません。
サインが遅れる、伝言が遅れるということは後続車を危険にさらしてしまうということです。
サインを出していても伝わらなければ意味がありません。
声のほうが伝わるスピードが早いです。
声のサインはしっかりと声で反応しましょう。
・どんなに疲れていても安全を最重視します!
不測の事態に対応できる車間距離、走行ラインを考えるということです。
最後に少々厳しいことを書きます。
もちろん原因はこれだけではありませんし、繰り返しになりますが誰が悪いというお話、犯人探しのようなことではありません。しかしちょっとした気の持ちようでリスクをすこしでも減らすことができます。
声・サインもしっかりと出せないようであれば集団走行はできません。
声を出さないこと、サインを出さないことで今回の落車のように自分は被害はないかもしれませんが、大切なロードバイク仲間が大怪我をおってしまうことがあるということをしっかりと頭に留めておくということです。
そして大怪我をおってしまうことでロードバイクに乗れないだけではなくて生活・仕事にも当然支障が出てきてしまいます。
自分のよりも更に後続車も、同じロードバイクというとても素敵な趣味を楽しむ仲間です。
”仲間の安全を守るため”にも少しだけ勇気を出して、少しだけ恥ずかしいかもしれませんが、少しだけ頑張って、しっかりと声を出して安全第一で楽しむこと、これが集団走行をする上での最低限のルールです。
今回はもしも事故がなければ、というところではございますが。
不謹慎で申し訳ありませんが、ワタクシは今回の走行会もトラブル意外はものすごく楽しかったです。
ロードバイクという同じ趣味を持つ大切な仲間の集まりです。
一人で走っているときには味わい難い最高の時を過ごせました。
ご参加いただいた皆様本当にありがとうございました。
本当にロードバイクって最高の趣味だと思います。
朝通勤して、デスクワークして、満員電車に揺られて、
ロードバイクは通常の日常では味わえないような刺激に満ち溢れています。
トレーニングではスッゲェ辛くて、辛くて、
落車をして歯を折ったり、顔には消えない傷が残ったり、
真冬のダウンヒルは死ぬんじゃねぇかと思うほど寒かったり、
それでもどうしても楽しくて、楽しくて、楽しくて、、、
ワタクシはロードバイクが大好きです。
そんな最高の趣味を仲間と楽しむために皆様には少しだけ、ほんのすこしだけです。
ほんのすこしだけでも絶対に覚えておいて、絶対に実践して欲しいサインのルールです。(マナーではありません、ルールです。)
それ以外にも、ブレーキの整備であったり、車間や走行ラインであったり、他にも大切なことがたくさんあり、どれも0にはできないリスクを少しでも減らすために大切なことです。
ということで今回は走行会の報告と集団走行の難しさと絶対に覚えておかないといけないこと
そんなお話でした。
※ご参加頂いた皆様へ
今回は100㎞ライド完走はできませんでしたが、同じ時をともにしたロードバイク仲間が大怪我を負ってしまいました。お時間のある時でもかまいませんので、彼(投稿ネーム:イカサマさん)にお見舞いの一言だけで構いませんので、コメント欄にご投稿をお願いさせていただきたいと思います。よろしくお願い致します。
次回の走行会は今週末の予定でございます。
朝のミーティングでも全く同じお話をさせていただこうと思います。
+++++++++++++++++++++++++++
最近落車・事故がものすごく多いです。
今回だけではなくワタクシの周りでもここ1ヶ月の間に4件です。
この中で極めて軽症だったものは1件のみです。
集団走行だけではなくくれぐれもお気をつけて素敵な趣味を満喫していただければと思います。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容(希望時間)
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。
当店の特徴・詳細ははこちらから

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2017モデル入荷致しました。
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コメント
コメント一覧 (19)
先日のサイクリングお疲れ様でした。
イカサマさん!ご愁傷様です!
m(_ _)m
自身も気を付け参ります。
私も幾つか思いがあります……
声出しも、ハンドサインも後者の為に必要な事柄ですね〜
自身に余裕がないから、ではなく後者の為に!
サインを出すバランスが無いなら、後者の為に声出しを!
集団走行……まさに独りでは無いという緊張感がとても大切だと思います。
私も耳が痛い次第でーすw
それでも私自身、とても愉しく過ごしましたし…
皆さんとも出会えたし、
新しいメンバーさんも訪れてくれたし、
人が集まった分だけドラマもありましょう……
次回も楽しみにしています。
よろしくお願いします。d(^_^o)
初めての集団走行と100kmライドでしたが、いろいろ助けていただきながら何とか最後まで走りきれました。
集団走行は一人で走る時よりも気を付けなければならないことも多いし、咄嗟に声が出なかったりで、まだまだ勉強が必要ですが、複数人で走るのはホントに楽しくて、是非また参加したいと思っております。
後半、皆で声が出せるようになって賑やかになってからまたさらに楽しくなった気がします。安全の為だけでなく、声を出してコミュニケーションを取ることは大事なことだなぁと感じました。
怪我をされたイカサマさんが1日も早く回復しますように(>人<)!
昨日はおつかれさまでした!
イカサマさん、お大事にして下さい。
復活してまた一緒に走れる日を楽しみしています!
そして初の100キロ達成!
てんちょーさんをはじめ皆さんのおかげです。
ありがとうございました!
次回も楽しみにしてます(=´∀`)人(´∀`=)
昨日は皆様お疲れ様でした。
なかなか良いペースで、わいわいがやがや走ることが出来てすごく楽しめました。
しかしながら、稲毛海岸で全員無事到着のご挨拶が出来なかったことが大変残念です。
chosan 色々とご面倒を見ていただき、ありがとうございました。
参加された方々、またまた一緒に走りましょう!
イカサマさん、ご一緒したのがはや三回目ですね。色々教えていただいたり、面白い話をきかせてもらったり、私のようなじじいでも楽しく共に走行できて、嬉しくて仕方が有りませんでした。
イカサマさんが一日も早く回復されますよう、お祈りしています!!
集団走行は初だったので、声かけやサインが急だったり、
状況に適したサインを出していなかったりという心当たりが何回かありました。
走りながらも色々と観察したり考えたり、集団走行って難しいなぁと考えさせられました。
てんちょーさん、親方さん、chosan、その他経験者と走れていい体験が出来た一方で、
今後はより一層、自分だけでなく周りの安全にも気をつけて走りたいと思います。
ありがとうございました。
そしてイカサマさん、お大事になさってください。
Bule Giant TCRのふじたです。
初回60km、2回目80km(プライベートで手賀沼)、そして3回目100km。
このところ20kmずつ増えて大台を無事超えられました。
当面のロングの目標は葛飾から稲毛〜印旛沼〜手賀沼〜江戸川CRで周遊130kmの予定で頑張ります!
集団走行はFF走行会で勉強させてもらってますが、まだまだ数々の状況に臨機応変に対処するには修行が足りません。
安全走行を最優先に、「うちに帰るまでが走行会」を肝に銘じて走るようにします。
イカサマさん、見ていたら絶対復活してまた一緒に走りましょう!
利根川の帰りの高速下ハン走行、めちゃくちゃきつかったけど楽しかったですよ!!
chousanも今回もお世話になりました。
毎回、勉強になります。シート高チェックしますね!
イカサマ様の御快復と一日も早く楽しい時間を過ごせる時が戻るよう、切に願っております。此の度は、不参加でしたが、御一緒出来る機会を楽しみにしております。
初心者丸出しだった、いしむらです。
なんとか100km走ることができたのも、みなさんと一緒に走ることができたからだと思います。
1人だと諦めるのも簡単ですので…f^_^;
途中で声掛けしていただいたり、アドバイスいただいたり、指導いただいたり、高速ひいていただいたり、初めての参加でしたが、楽しんで走ることができました(*^_^*)
今回、集団で走るにあたって、楽しさだけでなく、声出しやハンドサインの大切さ、急ブレーキの危険性を再認識しました。
自分だけでなく、一緒に走っているメンバー、全員の安全の為にも、積極的な声出し!ですね。
初心者なので、尚更かも…
怪我されてしまったイカサマさま、お大事になさってください。
また走行会でお会いできると嬉しいです。
みなさま、本当にありがとうございました
( ´ ▽ ` )ノ
ボトル忘れたり、鈍足だったり、迷惑かけてばかりですが、またご一緒させてください!
僕も誰も使っていない林道で何度も落車していますが、集団走行となるとその危険度はまるで違うみたいですね・・・。
ましてや後方グループ最後尾ということですから、ベテランもベテランの方だったのだと思います。
イカサマさんの一日も早い復帰を心から願っております。
P.S.物見山に来られる機会があれば、都合をなんとかつけて、ぜひ参加したいと思っています!
店長、走行会に参加された皆様、お疲れ様でした。私は初めて参加したのですが、スタート前の雰囲気も和やかで、リラックスして走れました。
イカサマさん、ゆっくり怪我を治していただいて、また一緒に走りましょう。自分も声かけをしっかりして安全に走れるよう心がけます。
昨日はお疲れ様でした。初回の参加となりましたビアンキ乗りのひろせです。集団走行は初めてでしたのでとても楽しかったです。またよい経験となりました。どうもありがとうございます。
反面、勉強不足な部分が多かったかと思います。集団でのルールのハンドサイン、声掛けなどについては次回までにしっかりと勉強しておきます。
イカサマさん
次回また一緒に走れる日を楽しみに待っております。
scottに乗っていた者です。
イカサマさん、落車直後の状態から良く無い感じはしていましたが、
骨折されていたとは。
現場に居た当事者として申し訳ない限りです。
事故直前の状況は混乱していて記憶が曖昧ですが、直前に大声で
急ブレーキを伝えられると防げたのか?もっと他にやる事があったのか?
色々考えさせられます。
店長さんと別れてからは前を牽かせて貰いましたが、サインを出した
直後に状況が変わった際に瞬時の判断に迷う事も有り、安全確保の為に
学ぶ事は山の様に有ると痛感しています。
集団走行は楽しく様々な人が参加されますが、全員が走行会を笑って
終えられるように、ハンドサインや声出しを意識して行きたいと思います。
イカサマさん、怪我が早く治るよう願っています。
復活されたらまたご一緒させて下さい。
この度はみなさまにご心配、ご迷惑をお掛けし、大変申し訳ありませんでした。
また、ご心配のコメントやメールを下さったみなさま、どうもありがとうございました。
この場を借りてお礼をさせていただきます。
昨日の転倒後、救急で入った病院では鎖骨の骨折との診断で、本日改めて自宅近くの病院に転院し、精密な検査をしたところ、かなり珍しい箇所の骨折であったことと、靭帯も切れており、リハビリまで含めるとそれなりに時間が掛かるとの診断でした。
しばらくみなさまとご一緒することが出来ず、大変残念です。
てんちょーさんも書いておられる通り、今回のことで楽しいライドのためにも参加者全員で走行マナーを守ることの大切さを感じました。
今は1日でも早く、またみなさまと走ることができるように回復することを目標にしようと思っています。
佐倉の風車からメリダのシクロで途中参加したオノです。初参加でしたが、大変楽しめました。
また予定が合えば今度はスタート地点からちゃんと参加したいです。
復路も風車で途中下車したため、帰りにそんな事が起きてなんて知りませんでした。
実は、自分はハンドサインを見落とすまいと前走者ばかりを気にし過ぎて、ふと気が付いたら交差点内で信号がもう既に…なんて事がありました。
幸いにも後ろの方々はちゃんと信号で停止していたので大事には至りませんでした。
楽しかった反面、ハンドサインや声出しの重要性を再確認する事にも繋がりました。
お怪我をされたイカサマさん、自分は途中参加だったのでお名前と自転車が一致しておりませんが(大変申し訳ないです…)1日も早い復活をお祈り致します。
今回ご参加いただいた皆様、ご参加頂けなかった皆様も多くのコメント誠にありがとうございます。今回のトラブルでワタクシ自身も学ぶべきこと、反省点が多かったこと、そして皆様も多くを学べたことになったかと思います。
本記事をお読みいただいている方も、
・自分だけは大丈夫
・そんなことはわかっていること
そんな過信をせずに今一度、再度集団走行の安全ということを考え直していただくことで、少しでも事故のリスクを減らし、落車を一件でも減らすことができたとするならば、情報公開に快諾してくださいましたイカサマさんのお気持ちに報いる事ができるかと思います。
イカサマさん
一日も早い復活を願ってはおりますが、くれぐれも無理はしないようにじっくりと療養していただければと思います。
復活後にはまたコメントをくださった皆様、また素敵なロードバイク仲間とともに走るということをぜひお願いさせていただきたいです。
お体お大事になさって下さい。
マスクは自身を守る為にあるものですねd(^_^o)
そして、集団の中では声出しが重要ですね〜ってことです。
声が通るマスクは簡単に見つかると思いますし…
声出しは意外と大声でないと後方には聞こえませんので、どうかご理解願います(笑)
シール全部剥がしのレーゼロ+コルサをテスト中のわCASAです。
実は私、昨年単独落車で左頬骨折>手術を経験しました。その時、私は怪我より精神的ショックの方が大きかったです。
しかしです、入院中はチャンスと捉えベットの上でハードな筋トレしてました。orz
毎日私のベットからギシギシ音と激しい息づかい…決して良い子は真似しないでね〜( ͡° ͜ʖ ͡°)
退院後も骨が固まる秋頃迄、決して転倒しないローラーで基礎練の日々でした。
イカサマさんも焦らず治療に専念して完治したらまた笑顔で一緒に走りましょうね〜
その日を楽しみにしてますよ〜\(^o^)/
記事を見て大変驚きました…
大きな怪我ではありますが、命に関わるもので無く幸いです…
一度ご一緒させて頂いただけの身ですが、また元気に走れる日が来るのを願っております。
じっくり休んで、また一緒に走りましょう!