年末の大掃除 当店のオーバーホール事例のご紹介!

年末にお勧めのメンテナンスといえば、、、オーバーホールです。
何故か年末になると一年の”垢”と言うか”サビ”を落としたくなってしまうものです。
日頃のメンテナンスでは落としきれない汚れをスッキリと、今回はオーバーホール事例のご紹介です。

今回のオーバーホールのご依頼内容は、、、
・予算((o'3')bナイショ)
・ブレーキは数か月前に換装済み
・できるだけバラバラにして徹底的にきれいにしてほしい
・シフトケーブルは交換
・なめたボトルケージネジの抜去

出来る限り予算内仕上げるということです。
ここは腕の見せ所デス( ̄へ ̄;ムムム



ということで早速作業へ。


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今回の車両はビアンキのニローネです。
105・TIAGRAMIXの車両です。
とにかく頑丈で整備性もいいの車体です。

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ばらばらにする時はもう絶対と言っていいほどメンテ台があると作業が捗ります。

どんどんパーツを剥がしていきます。

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クランクを外してBBの確認です。
シマノのBB恐るべし、、、全く悪くありません。。。
鬼のような耐久性です。
シマノのBBは空転こそさせれば少々重く感じることもありますが、それでもシール構造はしっかりとしておりノーメンテでもかなりの期間へっちゃらです。
もちろん無意味ということではありませんが、下手なメンテをしてかえって調子を悪くする時もあります。ベアリングって内部は結構繊細なものです。そんなことであれば壊れるまで使って交換、という使い方でもそこまで高い部品ではないのでいいかと思います。

今回はチェーンはまだ使えそうだったのでRDのみ取り外しFDは取り付けまま清掃、注油ということで費用を節約です。

ST-5700は整備性が少々,,,(;´∀`)
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シフトケーブルは下から入るんですネ。
11速のコントロールレバーは横から、ケーブルの負担を考えるとそこまで悪くないような気もしなくもありませんが、現行品がすべて横ということを考えればそれがシマノの答えということなのでしょう。
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これで外すものは外し終えました。
各パーツごとにクリーニングをかけて行きます。

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RDは本体内部、プーリー部なんかは組み付いたままでは掃除がしにくいので外してから徹底的にきれいにします。
各所を徹底的にきれいにした後はしっかりと注油をして完成です。

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このカラーって意外と美しいと思うのはワタクシだけでしょうか。。。
グレーの部分を黒にしたらすっかり9000番のDURAのようなグラフィックです。
まっくろくろすけよりもカッコイイ気が、、、

クランクも磨き上げます。
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美しいです。

FDも外さなくてもここまで綺麗にできます。
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プレートの根本のバネの部分なんかは汚れが溜まりやすいのですので普段きれいしくい処を中心に洗浄します。

パーツはできるだけ外れていた方がいいのでこの段階でフレームもコーティングです。
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キズは消せませんが、それでもコーティングを施してあげると艶が鮮やかになります。

こんなところの小さなパーツも意外と盲点です。
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放置しがちで固着しているものも多いのですが、アジャスターは固着していては何も意味がありませんネ。ということでサビは落としてグリスアップです。

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次はヘッド部です。

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やはりヘッド上部はサビ、下部は泥汚れがかなりあります。
上部ベアリングは回りにサビこそはありますが、組まれたときにグリスがしっかりと入っておりましたのでまだ全然大丈夫そうです。

下ベアリングは...(´ε`;)ウーン…
ちょっと嫌な感じなのでばらして確認です。

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ギリギリというか、ギリギリです。
今回は清掃後にグリスをもりもりして戻してきましたが、やはりそろそろ交換してあげたほうがいい状態でした。
走る環境なんかにもよりますが、やはりヘッドパーツは下側の方がダメージを受けやすいデスヨ。

お次はホイールに以降です。

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ゾンダの15cのものですが、やはりフリーはこの材質(スチール??)の方がいいですネ。。。
重量差40g程度のアルミのフリーはかじりがでやすい様に思えます。。
(´ε`;)ウーン…

爆音のラチェット部は、、、
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やはりフリー側は汚れやすいです。

とは言っても意外ときれいだった、、、そんな印象でした。
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あくまでも限界が来てからメンテナンスをする、これでは手遅れになる場合もありますので汚れきる前にきれいにしてあげるということは大切だと思いますヨ。

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玉押し、玉受け、ボールすべていい状態です。

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フロントも同様にクリーニングです。

スプロケ、チェーンなんかも普段ではやらないぐらいのクリーニングをかけてあげます。

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この後フレ取りなど細かい作業を行います。
しかしZONDAの振れので無さときたら、、、(笑
やはりいいホイールですヨ(≧∇≦)b

全体的なクリーニングが終われば、組み上げて各所調整です。

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ケーブルも美しく配線です。

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朝日を浴びて美しく輝いています。

最後の強敵はなめたボトルケージのネジですが、、、
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一方は完全にズルズルでした。。。(;´∀`)
一個はなんとか外せましたので後はコロンブスの卵のようなとりかたで外します。

無事に外れました。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

そこまで大変ではないのですが、こういった低頭皿ボルトタイプでボトルケージのように奥まったところのものはネジザウルスのようなものは入りませんし、場合によってはかなり苦労することもあります。

ネジはずるってしまった場合はなんとかしようと無理をせずに早めに持ち込んでいただけると比較的かんたんに外すことはできるのですが、ズルズルに舐めて状態ではかなり苦労することもあります。
ヤバイと思ったら早めにショップへGO!をお勧めいたしますm(_ _)m

ともあれ新しいネジに交換してこれにて作業は終了です。

お返しの最後の瞬間まで徹底的に磨き上げてお返しとなりました。
予算は少々オーバーでしたがそこは、、、伝票を少々ポチポチして(笑
予算通りで仕上げさせていただきましたm(_ _)m

当店の場合は当日お返しが基本ですが、ご希望によってはお預かりもさせていただきます。その際でも通常1~3日程度でお返しをさせていただきます。

ということで今回は当店のオーバーホール事例のご紹介でした。
年末はオーバーホールのご予約が少々混み合います。
ご希望の方はお早めにお願い致します。
お見積等もお気軽にお問い合わせ下さい。
よろしくお願い致します。

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