リアディレイラー 変速不良(音鳴り)の犯人を探せ!の巻
Facebookでフォローを頂いている方には先日の投稿ですでにご存じの方もいるかとは思いますが、リディレイラーの変速不良のお話です。
構造を理解してしまえば紐式(ケーブル引き)はトラブルがあってもいろいろな対応ができるってものです。
転んでもただでは起きぬ!!( ゚Д゚)/マダマダイケ-ル!
ということで久しぶりにガッツリと整備ネタです。
▶リア変速がなんだかおかしい、、、
事の起こりからです。
何故か細かい音鳴りが発生、、、アジャスターで引っ張る
→しばらくは問題ないのですが、またしばらくすると初期の伸びのような症状が(´・ω・`)ショボーン
ものすごく多いアレです、、、激しい音鳴りではなくて。チャラっ、、、チャラっ、、、みたいな微妙音鳴りです。スピードを出していると風切音でわからないぐらいのやつです。。。
こんなコトは原因を考えれば答えが見つかるはずです。
永遠と初期伸びが出るわけなんて某ケーブルを使用しているわけではありませんのでそんなことありえません(笑
こんな意味のわからん症状が起きるってことは何らかのトラブルが起きているということです。
11速コンポは第1世代であろうと第2世代であろうと細かな音鳴りのトラブルは本当に多いです。
※第1世代 5800,6800、9000
第2世代 R8000、R9100
注)勝手にこう読んでるだけです。
フリーの拡張に伴い各所のクリアランスは狭まる一方。チェーンステー長が短いバイクなんかは特にアジャスター1ノッチ分で改善したり悪化したよくあることです。
細かな音鳴りが消えない場合はアジャスター調整をまずは極めるということが第一だと思いますヨ。
▶症状から原因を推測する
アジャスターで引けば音が消えるということはケーブルの張りが足りないということです。
ではなぜインナーケーブルがたるんでしまうのか。。。
ということですネ。
①固定ポイントのズレ
→そんな初歩的な、、、とは言っても何が起きているのかはわかりませんので確認です。
②アジャスター不良
→ケーブルアジャスターが噛んでいる場合はこちらの不具合の可能性もあります。
ワタクシの経験上J社のアジャスターとシマノのアウターは最初は大丈夫でも後々不具合が出ることもありました。
③ケーブルの摩耗
→インナーケーブルは一発でぶっちぎれるわけではありません。
切れる前は徐々に解けていき少しずつ、1本や2本づつなり切れていく場合が多いです。
これでも同様の症状が出ます。
突然シフトが軽くなったりしたら要注意です。
④アウターケージング周りの不具合
何らかの原因でアウターケージング周り(ケーブルアジャスター等)にトラブルが有ると同様の症状が起こりえます。
ということで少々多忙だったため適当にアジャスターで引っ張ってその場しのぎをしていたご機嫌斜めなリアディレイラーさんの原因究明を本腰を上げて取り組みます。
▶意外な原因とは?
①固定力は問題ありません。
こういった時は目印となるように固定ポイント付近の画像をスマホなんかでとっておくとわかりやすいです。便利な世の中になったものです。ずれているならインナーケーブルのあまりが増えていくはずです。
②アジャスターはRD本体のみ、ケーブルアジャスターは邪魔なので噛ませていません。
③そもそもゼリウスはまだ半年ぐらいしか乗っていません。
その間何度実験でケーブルの交換をしたことだか。。。(笑
切れるほどなんて全く使ってません。
こうなると原因はもう単純です。
アウター周りですネ。
でアウターを確認します。
RD付近のリアアウターは問題ありません。
そして次はフロント周りです。

ここを外して、、、

( ゚д゚)エッッ!
ホラホラコレダ、、、(´∀`;)
もう笑っちゃうしかありませんヨ。。。
これはダウンチューブにinするところのフレーム専用パーツ、アウター受けでありグロメットとなんか呼ばれたりもするようです。
状態:アウターケージングのケーブル層が突き出ています(´;ω;`)ブワッ
ということです。
完全にこいつのせいです ε-(=`ω´=)凸ケッ!!

今のところ不具合のないフロント用と並べてみました。
明らかに穴が広がっていますヨ。。。
何らかの原因でグロメットの穴が広がり、アウターケージングのケーブル層がめり込んでいます。
支えは被膜層のみ。。。
▶状態を詳しく説明
なんでこういった状態が起きるのかはさておき、この状態だとどういうことになるのか解説いたします。
簡単に言ってしまうと”アウターケージングが短くなる”という現象が起きています。
アウターケーブルが短くなるということはケーブルアジャスターが縮んでいるのと同じこと。。。
これを図解してみます。

※ディレイラーの動きとアウターケージング+インナーケーブルの仕組みです。
大切なのは”インナーケーブルの張力を上げる”動きです。
インナーケーブルの張力が上がることで一番左の固定ポイント(ディレイラー固定ポイント)へ引っ張る力が伝わりディレイラーが動く(小ギア→大ギアへ移動する)ということです。
では今回の様にアウター受けの不具合があるとどういうことになるのかというと、、、
図の下の動きです。
インナーケーブルを右方向へ引っ張ることでアウターケージングには縮む力が加わります。
それをアウター受けが破綻する(真ん中の固定の破綻)ことで、アウターケージングがめり込む(ゆるむ)ことでインナーケーブルが緩み固定ポイントへ張力が伝わらずにしっかりと引っ張り上げることができなくなります。
(X'の張力を上げたいのに、固定ポイントの破綻でX’間の距離が縮まることで十分な張力が得られないということです。)
今回の様にアウターケージングが短くなる(ゆるくなる)とインナーケーブルの張力は落ちます。
(直線的に考えると考えにくいですが、カーブを描いていると考えやすいかもです。アウターケーブルが長くなればなるほどインナーケーブルは両端が固定されているわけですから張られていきます。)
ちなみにこの現象はまさにケーブルアジャスターと同じ原理です。
ケーブルアジャスターを回すとインナーケーブルの張り具合をゆるめたり、強めたりすることができます。これはアウターケージングを伸ばしたり、縮めたりしているということですネ。
で今回の画像を再度よ~くみてみます。

明らかにアウター受けを突き破っています。
ココでシマノシフト用アウターケージングの構造です。

今回のちょっとづつちょっとづつインナーがたるんでくるということと、構造、現状を照らし合わせてみると、被膜層のみでアウターケージングにかかる張力を支えていることになります。
被膜層すらぶち破るぐらいの穴があいていればもう完全にインナーはダルンダルンで変速どころではないのですが、被膜層がかろうじて引っかかっていたため、変速はなんとかできた。。。しかし被膜層が変速を繰り返すうちに縮んでくる。これで徐々にインナーがゆるむ現象がおき、結果音鳴りが出てくる原因だったということです。
▶原因の推測
すぐに代理店へ連絡して交換用のパーツをお願いしました。
あと少しだけ穴が広がって被膜層すら引っかからなくなれば完全にアウトです。
変速が完全に使えなくなってしまいます。
ということでパーツが来るまでは変速はおあずけです。
なぜこのようなことが起きたのかを考えます。。。
あくまでも推測の域でしかありませんが、多分このアウター受けのせいです(笑
このアウター受けは直接アウターをぶっこむ形状です。

※シマノのアウターキャップは入りません。
コレが入れば万事解決なのですが、そうはイカないってもんです。
ということは、、、直接アウターをぶっこむしか無いわけです。

フロント(画像右側)の方が穴の広がりが抑えられています。
というのも、なんだか少々怪しい感じがしたのでこの右側の様にライナー管を加工したものを入れていたのが功を奏したようです。
実は左側のリア用にも入れていたんですヨ。。。

こちらはRD用のノーズですが、コレではダメでした。。。

こちらはシマノのロングノーズアウターキャップを分解したものですが、こんな物でもひょっとしたら防ぐことができるかもしれません。
というのも考えられる原因としては2つ

なんらかの原因で
①インナーケーブルの擦れでアウター受けの穴が拡張し、アウターがめり込んだ。
②アウターケーブルの擦れでアウター受けにめり込むほどの穴が空いた。
どちらかです。
こういったときはパーツをよ~く観察するのが一番です。



画像は見づらくて申し訳ありませんが2つ、
・手前側に向かって広がる様にえぐれたあとがあります。
→インナー接触、擦れによる穴の広がり
・内側に段差が見て取れます。
→アウターケージングの攻撃痕
(こちらどう頑張っても画像には収めることができませんでした。)
続いて加工ライナー管

右から
・フロント用ライナー管
・リア用ライナー管
リア用なんてグッチャグチャです。
これから推測するに、、、アウターケージングの攻撃も十二分に考えれらます。
ということで結論と言うか、、、一つの推測でしかありませんが、、、
こいつ(アウター受け)が悪い。。。(#^ω^)
ゼリウス乗りの皆様、このパーツ、アウター受け生きてますか、、、?ワタクシだけ??

※この状態は瀕死状態DEATH(笑
▶変速できなくても乗りまっせ!
こんな大寒波到来中の気温、、まさにローラー台日和です。
というのも夏場はエアコン代が勿体無いし暑すぎて長時間できないから!( ̄‥ ̄)=3 フンッ
ローラー台はリアもフロントも変速しなくても負荷を調整すれば乗れちゃいます。
とは言ってもスタート位置のインナートップ付近で高負荷走行はちょっと、、、
ということで早速いつものようにローラー台に乗れるようにちゃちゃっと弄くります。
たったらたらたらたったった~♪
たったらたらたらたったった~♪(コレで分かったかたはすごいです(笑)
用意するもの

・アウターケーブルの切り端
・お古のインナーケーブル
・アウターキャップ一個
一時的なものなのですべて使い古しでもなんでもイイです。
これを組み合わせますよ~!

こうなります(ΦωΦ)フフフ…
これで、、、

はいっと!こうですネ(≧∇≦)b
これでワタクシはローラー台でよく使うリアトップ側から3枚目ぐらいに固定してあります。
これで変速はできませんが、シングルギア車としてはローラー練習に励めます。
原理は簡単です。
ケーブルを引っ張って固定、最後はアジャスターで微調整です。
固定方法は下記の動画をご参照下さい。
これの応用で好きなポジションに固定することができます。
出先でケーブルが切れてしまった時なんかにも応急処置的に使うこともできますネ(≧∇≦)b
変速無しで外を走るのはちょっとアレですが、ローラー台ぐらいだったらこれで十分です。
思いっきり”たすきがけ”高負荷よりもまぁいいでしょう(笑
フロント変速が行きているのであれば真ん中ぐらいに固定してあげれば更に快適に走れるかもです(≧∇≦)b
ともあれ困ったもんです。
何か対策を考えないとまた再発してしまえばどうしようもありません。
交換用のパーツが着次第いろいろと模索しようと思います。。。
ということで今回はリアディレイラー 変速不良(音鳴り)の犯人を探せ!の巻?、、、犯人はアウター受けでしたが、、、これから先どうしようかはしっかりと対策を練らないといけませんネ。。。
そんなお話でした。
各種変速不良等のご相談お気軽にお問い合わせ下さいm(_ _)m
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Chain Reaction Cyclesはこちらからお願い致します。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
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構造を理解してしまえば紐式(ケーブル引き)はトラブルがあってもいろいろな対応ができるってものです。
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ということで久しぶりにガッツリと整備ネタです。
▶リア変速がなんだかおかしい、、、
事の起こりからです。
何故か細かい音鳴りが発生、、、アジャスターで引っ張る
→しばらくは問題ないのですが、またしばらくすると初期の伸びのような症状が(´・ω・`)ショボーン
ものすごく多いアレです、、、激しい音鳴りではなくて。チャラっ、、、チャラっ、、、みたいな微妙音鳴りです。スピードを出していると風切音でわからないぐらいのやつです。。。
こんなコトは原因を考えれば答えが見つかるはずです。
永遠と初期伸びが出るわけなんて某ケーブルを使用しているわけではありませんのでそんなことありえません(笑
こんな意味のわからん症状が起きるってことは何らかのトラブルが起きているということです。
11速コンポは第1世代であろうと第2世代であろうと細かな音鳴りのトラブルは本当に多いです。
※第1世代 5800,6800、9000
第2世代 R8000、R9100
注)勝手にこう読んでるだけです。
フリーの拡張に伴い各所のクリアランスは狭まる一方。チェーンステー長が短いバイクなんかは特にアジャスター1ノッチ分で改善したり悪化したよくあることです。
細かな音鳴りが消えない場合はアジャスター調整をまずは極めるということが第一だと思いますヨ。
▶症状から原因を推測する
アジャスターで引けば音が消えるということはケーブルの張りが足りないということです。
ではなぜインナーケーブルがたるんでしまうのか。。。
ということですネ。
①固定ポイントのズレ
→そんな初歩的な、、、とは言っても何が起きているのかはわかりませんので確認です。
②アジャスター不良
→ケーブルアジャスターが噛んでいる場合はこちらの不具合の可能性もあります。
ワタクシの経験上J社のアジャスターとシマノのアウターは最初は大丈夫でも後々不具合が出ることもありました。
③ケーブルの摩耗
→インナーケーブルは一発でぶっちぎれるわけではありません。
切れる前は徐々に解けていき少しずつ、1本や2本づつなり切れていく場合が多いです。
これでも同様の症状が出ます。
突然シフトが軽くなったりしたら要注意です。
④アウターケージング周りの不具合
何らかの原因でアウターケージング周り(ケーブルアジャスター等)にトラブルが有ると同様の症状が起こりえます。
ということで少々多忙だったため適当にアジャスターで引っ張ってその場しのぎをしていたご機嫌斜めなリアディレイラーさんの原因究明を本腰を上げて取り組みます。
▶意外な原因とは?
①固定力は問題ありません。
こういった時は目印となるように固定ポイント付近の画像をスマホなんかでとっておくとわかりやすいです。便利な世の中になったものです。ずれているならインナーケーブルのあまりが増えていくはずです。
②アジャスターはRD本体のみ、ケーブルアジャスターは邪魔なので噛ませていません。
③そもそもゼリウスはまだ半年ぐらいしか乗っていません。
その間何度実験でケーブルの交換をしたことだか。。。(笑
切れるほどなんて全く使ってません。
こうなると原因はもう単純です。
アウター周りですネ。
でアウターを確認します。
RD付近のリアアウターは問題ありません。
そして次はフロント周りです。

ここを外して、、、

( ゚д゚)エッッ!
ホラホラコレダ、、、(´∀`;)
もう笑っちゃうしかありませんヨ。。。
これはダウンチューブにinするところのフレーム専用パーツ、アウター受けでありグロメットとなんか呼ばれたりもするようです。
状態:アウターケージングのケーブル層が突き出ています(´;ω;`)ブワッ
ということです。
完全にこいつのせいです ε-(=`ω´=)凸ケッ!!

今のところ不具合のないフロント用と並べてみました。
明らかに穴が広がっていますヨ。。。
何らかの原因でグロメットの穴が広がり、アウターケージングのケーブル層がめり込んでいます。
支えは被膜層のみ。。。
▶状態を詳しく説明
なんでこういった状態が起きるのかはさておき、この状態だとどういうことになるのか解説いたします。
簡単に言ってしまうと”アウターケージングが短くなる”という現象が起きています。
アウターケーブルが短くなるということはケーブルアジャスターが縮んでいるのと同じこと。。。
これを図解してみます。

※ディレイラーの動きとアウターケージング+インナーケーブルの仕組みです。
大切なのは”インナーケーブルの張力を上げる”動きです。
インナーケーブルの張力が上がることで一番左の固定ポイント(ディレイラー固定ポイント)へ引っ張る力が伝わりディレイラーが動く(小ギア→大ギアへ移動する)ということです。
では今回の様にアウター受けの不具合があるとどういうことになるのかというと、、、
図の下の動きです。
インナーケーブルを右方向へ引っ張ることでアウターケージングには縮む力が加わります。
それをアウター受けが破綻する(真ん中の固定の破綻)ことで、アウターケージングがめり込む(ゆるむ)ことでインナーケーブルが緩み固定ポイントへ張力が伝わらずにしっかりと引っ張り上げることができなくなります。
(X'の張力を上げたいのに、固定ポイントの破綻でX’間の距離が縮まることで十分な張力が得られないということです。)
今回の様にアウターケージングが短くなる(ゆるくなる)とインナーケーブルの張力は落ちます。
(直線的に考えると考えにくいですが、カーブを描いていると考えやすいかもです。アウターケーブルが長くなればなるほどインナーケーブルは両端が固定されているわけですから張られていきます。)
ちなみにこの現象はまさにケーブルアジャスターと同じ原理です。
ケーブルアジャスターを回すとインナーケーブルの張り具合をゆるめたり、強めたりすることができます。これはアウターケージングを伸ばしたり、縮めたりしているということですネ。
で今回の画像を再度よ~くみてみます。

明らかにアウター受けを突き破っています。
ココでシマノシフト用アウターケージングの構造です。

今回のちょっとづつちょっとづつインナーがたるんでくるということと、構造、現状を照らし合わせてみると、被膜層のみでアウターケージングにかかる張力を支えていることになります。
被膜層すらぶち破るぐらいの穴があいていればもう完全にインナーはダルンダルンで変速どころではないのですが、被膜層がかろうじて引っかかっていたため、変速はなんとかできた。。。しかし被膜層が変速を繰り返すうちに縮んでくる。これで徐々にインナーがゆるむ現象がおき、結果音鳴りが出てくる原因だったということです。
▶原因の推測
すぐに代理店へ連絡して交換用のパーツをお願いしました。
あと少しだけ穴が広がって被膜層すら引っかからなくなれば完全にアウトです。
変速が完全に使えなくなってしまいます。
ということでパーツが来るまでは変速はおあずけです。
なぜこのようなことが起きたのかを考えます。。。
あくまでも推測の域でしかありませんが、多分このアウター受けのせいです(笑
このアウター受けは直接アウターをぶっこむ形状です。

※シマノのアウターキャップは入りません。
コレが入れば万事解決なのですが、そうはイカないってもんです。
ということは、、、直接アウターをぶっこむしか無いわけです。

フロント(画像右側)の方が穴の広がりが抑えられています。
というのも、なんだか少々怪しい感じがしたのでこの右側の様にライナー管を加工したものを入れていたのが功を奏したようです。
実は左側のリア用にも入れていたんですヨ。。。

こちらはRD用のノーズですが、コレではダメでした。。。

こちらはシマノのロングノーズアウターキャップを分解したものですが、こんな物でもひょっとしたら防ぐことができるかもしれません。
というのも考えられる原因としては2つ

なんらかの原因で
①インナーケーブルの擦れでアウター受けの穴が拡張し、アウターがめり込んだ。
②アウターケーブルの擦れでアウター受けにめり込むほどの穴が空いた。
どちらかです。
こういったときはパーツをよ~く観察するのが一番です。



画像は見づらくて申し訳ありませんが2つ、
・手前側に向かって広がる様にえぐれたあとがあります。
→インナー接触、擦れによる穴の広がり
・内側に段差が見て取れます。
→アウターケージングの攻撃痕
(こちらどう頑張っても画像には収めることができませんでした。)
続いて加工ライナー管

右から
・フロント用ライナー管
・リア用ライナー管
リア用なんてグッチャグチャです。
これから推測するに、、、アウターケージングの攻撃も十二分に考えれらます。
ということで結論と言うか、、、一つの推測でしかありませんが、、、
こいつ(アウター受け)が悪い。。。(#^ω^)
ゼリウス乗りの皆様、このパーツ、アウター受け生きてますか、、、?ワタクシだけ??

※この状態は瀕死状態DEATH(笑
▶変速できなくても乗りまっせ!
こんな大寒波到来中の気温、、まさにローラー台日和です。
というのも夏場はエアコン代が勿体無いし暑すぎて長時間できないから!( ̄‥ ̄)=3 フンッ
ローラー台はリアもフロントも変速しなくても負荷を調整すれば乗れちゃいます。
とは言ってもスタート位置のインナートップ付近で高負荷走行はちょっと、、、
ということで早速いつものようにローラー台に乗れるようにちゃちゃっと弄くります。
たったらたらたらたったった~♪
たったらたらたらたったった~♪(コレで分かったかたはすごいです(笑)
用意するもの

・アウターケーブルの切り端
・お古のインナーケーブル
・アウターキャップ一個
一時的なものなのですべて使い古しでもなんでもイイです。
これを組み合わせますよ~!

こうなります(ΦωΦ)フフフ…
これで、、、

はいっと!こうですネ(≧∇≦)b
これでワタクシはローラー台でよく使うリアトップ側から3枚目ぐらいに固定してあります。
これで変速はできませんが、シングルギア車としてはローラー練習に励めます。
原理は簡単です。
ケーブルを引っ張って固定、最後はアジャスターで微調整です。
固定方法は下記の動画をご参照下さい。
これの応用で好きなポジションに固定することができます。
出先でケーブルが切れてしまった時なんかにも応急処置的に使うこともできますネ(≧∇≦)b
変速無しで外を走るのはちょっとアレですが、ローラー台ぐらいだったらこれで十分です。
思いっきり”たすきがけ”高負荷よりもまぁいいでしょう(笑
フロント変速が行きているのであれば真ん中ぐらいに固定してあげれば更に快適に走れるかもです(≧∇≦)b
ともあれ困ったもんです。
何か対策を考えないとまた再発してしまえばどうしようもありません。
交換用のパーツが着次第いろいろと模索しようと思います。。。
ということで今回はリアディレイラー 変速不良(音鳴り)の犯人を探せ!の巻?、、、犯人はアウター受けでしたが、、、これから先どうしようかはしっかりと対策を練らないといけませんネ。。。
そんなお話でした。
各種変速不良等のご相談お気軽にお問い合わせ下さいm(_ _)m
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※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
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また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
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