新型アルテグラ ST-R8000 どんなもんじゃい!? ST-6800→ST-R8000ヘ交換
もう残すところコントロールレバーだけとなったフロントドライブ系、ノリと勢いだけでポチッとしてしまいました((((;゚Д゚))))ヤッチマッタゼ...
例の問題はどうかこれで解決!、、、してくれるといいなぁと思ってはいたのですが。。。
ということで今回はST-6800からST-R8000へ交換してみたお話です。
ということで早速ST-R8000、新型アルテグラのコントロールレバーです。

実はシマノのコントロールレバーはパッケージが2種類あります。
①左右セット ¥32,989-(税抜き)
アウターケージング等のケーブルセット付き
今はパッケージ商品(単体販売)ではなくなってしまったアルテグラグレードのポリマーコーティングケーブル+アウターのブレーキ+シフトケーブルセットが付いてくるようです。
②左右バラ 各¥15,698-(税抜き)
アルテグレードのポリマーコーティングシフトインナーケーブルのみ付属
ということなんですが、アウターとか付属のものはブラックのみですし、シフトに関してはポリマーコーティングに対してあまりいい印象を持っていないんのでセットで買ってもごみになってしまうものが。。。(´∀`;)
ということで今回は左右のバラで入れてみました。
付属品はこんな感じです。

インナーケーブルのみですネ。
あと説明書も付いていました。
▶新旧比較
①重量
旧型 ST-6800

新型 ST-R8000

ST-6800
右:212g
左:209g
ST-R8000
右:212g
左:206g
まぁなんぼも変わらんですネ(´∀`;)
②サイズ感
これはだいぶ変わってきます。

左:6800 右R8000
R8000のほうが握りがだいぶスリムになっています。

双方手前がR8000
え~、くるぶし(?)というか、、、R8000のほうがグラマラス!(笑
出るとこでて引っ込むところが引っ込んでいるような印象です。
これは好みが分かれそうです。
また握りだけではありません。

※左:6800 右:R8000
小レバーの打面が広くなっています。
③ブラケットフード

よ~くみると新型R8000は9000のDURAのレバーのようにブラケットフード上部と下部に溝が切ってあります。6800はぬるっとしていたのがR8000で進化したようです。

※下部の溝

※上部の加工
すべり止め加工的なものなのでしょう。。。
▶組み付け
コントロールレバーの組付けは少々時間がかかりますヨ。。。
バーテープ+ケーブル類をすべて取っ払う必要があります。

バーテ-プはココまでで、、、
ケーブル類をすべてはずします。

うっかりライナー管を入れるのを失敗して引っ込抜いてしまったのは内緒です。。。Σ(゚Д゚)!
とは言ってもゼリウスは簡単なので問題ありませんヨ(ΦωΦ)フフフ…
外したケーブル類のチェックです。

ハンドル周りのアウターはステムとの干渉等で傷が入っていることがありますのでこの辺も再度利用する場合は組み付け前に確認しておきます。
そしてアウターカラーの白の宿命、、、汚れなんかもパークリできれいになりますのできれいにしておきます。
またスモールパーツも不具合がないかどうか確認しておくベターです。
組み付いている状態だとなんとか形を保っていても、外したときにとどめの一撃!ちぎれたりしてしまうこともあります。特にロングノーズのブレーキアウターキャップ、RDノーズなんかは要注意ですネ。

ピカピカになりました。
なんともスッキリです。

コントロールレバーの取付バンドも交換する時は最後まで剥がさないと無理です。。。
しかし今回は少々横着します。
バンドを既存のものを使用することでバーテープを根本まで剥がさないで交換するという手抜き作業です。(´∀`;)

こんな感じで止めておけばポジションもそのままに交換が可能です(≧∇≦)b
レバーが外れてバンドのみ残りました。

これからは全く逆の手順で組み付けていきます。
各種ケーブルをどんどんくっつけていきます。

シフトはぶっこ抜いてしまったのでBB下をあけてから通します。
パカっと開きます。

パカっと!

これだけ開口部が広いと作業も簡単です。

ゼリウスはダウンチューブ内でインナーがクロスしますので、変に絡んでいないかしっかりと目視で確認しながら作業ができます。
小さな穴しかあいていないフレームはケーブルをうっかり引っこ抜いてしまうと少々厄介なことになりますのでご注意下さいm(_ _)m

こんな感じで通ります。
折角なのできれいにしておきましょう!

ケーブルがすべて通れば後は調整です。
新型のFDの調整は慣れてしまえば旧型よりも簡単な気がします。
サクサク調整します。
この辺から画像が一気になくなります。。。すっかり忘れておりました。。。(´・ω・`)ショボーン
▶ST-R8000はどうだ?
多分ここがものすごく重要なところだと思うのですが、、、
ST-6800と比較して~~~
あまり変わらなぃぃぃ! ( ̄‥ ̄)=3 フンッ!!
(((´∀`;)))コレジャマズイヨネ,,,
冗談です。。。(笑
6700,5700の時代のコンポから6800や5800に変更したときのほどのような感動はありませんでした。
初代11速はかなりの衝撃を受けましたから。。。
細かく見ていきます。
ちなみに使用コンポーネントはこんな感じです。
コントロールレバー:ST-R8000
フロントディレイラー:FD-R9100
リアディレイラー:RD-6800
クランク:FC-R8000
①ストローク幅
どっかの画像で”レバーのストローク量が”激的に”少なくなっている”ようなものを見た気がしたのですが、あれば多分操作ミスです。。。
んなことはありませんヨ。。。
少なくともワタクシが組み付けて実際に触ってみましたがそんなに激的な変化はありません。
とは言っても全く同じ、、、ということではありません。
ということで見てみます。
※すべてカチッと鳴る寸前で止めています。
右レバー(リア):小レバー(画像左側:R8000)

若干ストロークが短くなっているような気がしますがほとんど変わりません。。
右レバー(リア):大レバー(画像左側:R8000)

こちらも若干です。画像はものすごくさがあるように見えなくはありませんが、写り方、、、カメラの腕の問題です、、、ゴメンなさいm(_ _)m
左レバー(フロント):小レバー(画像右側:R8000)

左レバー(フロント):大レバー(画像右側:R8000)

一段回目のインナートリム→インナーのストロ-クは確実に減っています。
※写真がいまいち過ぎます。。。m(_ _)m
しかし見てわかるように激的にストローク量が減っているということはありません。
多少は減っていない気もしないこともありませんが、そのぐらいの差で激的な変更はありません。
過度の期待は禁物です。
②操作感
これはもう目をつぶっても違いは一発でわかります。
フルR8000のバイクを組んだときもよくわかっておりましたが、全然違います。
6800→ヌルパク
R8000→カクパキ
イミワカランッ!!(((((;`Д´)≡⊃)´Д)、;'.・ハウワッ!!
(´ε`;)ウーン…・・・なんとも変な表現でゴメンナサイm(_ _)m
6800の方が柔らかい滑らかフィーリングです。
比べてR8000はしっかりとしてたクリック感、硬質なシフトフィールです。
好みが分かれるところかと思います。
Di2も新型からクリック感を強くしてきたというのは有名なお話ですが、しっかりと操作感を出してきたものが新型ということなのかもしれません。
固くなったことの弊害として引きは旧型に比べて少々重いです。(コレも極微妙なお話ですヨ。)
分解したわけではありませんがおそらくこの辺、内部構造の変更があったためか(?)。また新型はゴーストシフト(空打ち)の減少なんかもよく聞くお話です。
硬質でより正確に精度良く引けるシフトフィール、若干のストローク量の減少と引き換えに、引きが微妙に重くなる。素直にこんな印象を受けました。これは主にフロント・リア双方のお話です。
③変速スピード
フロント・リアどちらも速いです。その差は殆どありません。
フロントはフロントディレイラーが新型というのもあるかもしれません。
念のためRD-R8000も使用してみましたが、
新型のST-R8000はリアディレイラーも同じR8000のほうが気持ちよく動く、そう感じました。
というのも全くもってワタクシの主観・経験上のお話でしかありませんが、構造的にはR8000やR9100シャドータイプの方がダブルテンションに比べて変速性能が低い印象です。(”低い”というと語弊があるのかもしれませんが。独特というか、、、)
言うのもの新型のシャドータイプのリアディレイラーの最大の秘密はシングルテンションとかデザインがというお話ではありません。最大の特徴はガイドプーリーだと思っております。
あの歯の長いガイドプーリーがないとトップ側でまともに変速しないです。(ガイドプーリーを旧型をくっつけてみるとまともに動かなかったです。)
どうしてもシャドータイプのシングルテンションは2個のテンションスプリングでの動きよりもリニアに動けないのではないか、要はスラント角とBテンションとか、、、そんな印象がありますが、まだまだこの辺は要研究課題です。。。
しかしです。。。
RD-R8000が駄目ということでは断じてありません。はっきり言ってメタクソに引きが軽くできます。もちろん正確に動かすこともできます。
引きの軽さはRD-6800ではどんなに頑張って超えることのできない壁をRD-R8000は超えることができます。
うまくすればそこら辺の9000のDURAよりも軽くできます。
シマノの技術力、新型はやはり流石とった所です。
どっちがいいかというと、”どっちもどっち”というか(←これは言い方が悪いですネ(笑)、双方いい点もありますし悪い点もありますので一概にこっちのほうが、そんな簡単なお話ではありません。。。
となると仕上がりはフレームやその他の条件次第となります。
本来のコントロールレバーが持っている引きの軽さは、、、

こんな風に直付すればフレーム設計に左右されない軽さが判別できます。
この時の軽さを100%として実際にハンドルに付けて組んだ時は何%にできるか。。。
こんなことを研究しまくれば本来の性能を100%に近く発揮できると思いますヨ(≧∇≦)b
④グリップ
これも好みが大きいですが、特に手小さな女性なんかは新型は細身で握りやすいかと思います。
個人的には最近の細すぎるのグリップは余り好きではありません。
ほぼ慣れの問題のような気がしますが、6800ぐらいの太さがちょうどいいのでR8000は少々細すぎかと思いました。
Di2なんかも最近はものすごく細くなっているので逆に互換性ブラケットフードで厚みのあるものを追加してくれると選択幅が増えていいと思います。
どこかサードパティ製でも出してくれないかなぁと。。。(笑
滑り止めは抜群にいいかというと、、、あまり良くわかりませんでした(´∀`;)
⑤整備性
整備した感じだと、ブラケットフードが若干R8000の方が硬かったような印象です。(新品だから??)
そしてシフトケーブル挿入ポイントが若干前方に移動したような気がします。
ブラケットフード硬いせいかもしれませんが、6800のほうが通しやすかったです。

※手前ST-R8000
若干前方へ移動しているような気がします。
その他の変更は特にありませんので、大きな差ではありません。
ということで、、、
▶まとめ
初代11速と新型11速は全く別物のようなイメージです。
変速も然りブレーキもデス。
本分中盤で「余り変わらない!」と書いてありますが、ちゃちゃっと触ると”めちゃくちゃ引きが軽い”とかストロークが激減!ましてや5700→5800ほどのような激的な変化はありません。
でもデスヨ。。。あまり変わらん!で終わってしまうとあまりにもアレなので。。。(´∀`;)
ということで今回は(まだまだひよっこレベルですが、)メカニック目線でものすごく細かく書かせて頂きました。
一般的な使い方で使ってもそこまで大きな変化が感じられるかというと少々疑問は残ります。
フィーリングと言うか勝手な想像でしかありませんが、コンセプトというか方向性やそういったものが違うのではないか?そんな印象です。結果的にそうなったのかは不明ですが。。。
超滑らかシフトの初代11速(最終形態)、新型11速(ニュータイプ)は硬質であり輪郭のはっきりとしたシフトフィールです。
ブレーキなんかもそうですネ。
新旧は混ぜて使うと相性がいまいち、やはり率直にそんな感じがしました。
R8000を使うのであればすべてR8000に統一したほうがやはり本来の力を存分に発揮できると思います。
ST-R8000単体で見てをおすすめできるポイントとすると、、、
・細身のグリップが好き
・しっかりとした硬質なシフトフィールが好き
・105グレードからのグレードアップに
逆に現在6800を使用しているのであればコントロールレバーを単体で変えても変速性能にそこまでの激的な変化は望め無いと思います。しかし質というか変速フィールは大きく変わります。
とは言ってもやはりアルテグラ、たとえ混ぜたとしても確実に105グレード以上にいい動きにすることはできると思いました。
この辺はシマノさんはやはりすごいですヨ。。。
デュラもアルテも価格差を考えれば、納得です。
やはりDURAは最高峰グレードで最高峰の性能です。
差を実感できるということです。
でゼリウスはどうなったかというと、、、とりあえず激的な差はないので6800に戻しました。。。(笑
というか個人的には柔らかいシフトフィールのほうが好き、というものすごく只々単純な一つの理由です。(コレも慣れの問題かもしれませんが。。。)
ということで今回はコントロールレバーの組み換えで、
外して、組んで、外して、組んで、、、2倍の作業!いい練習ですヨ(笑
そして一晩熟成、、、その後また新型に戻すという、、、
もう、色々やってみないとすべて気に食わないわけです。。。
多分1週間ぐらいの間は毎日組み換えになると思います・・・
完全に病気です( ̄▽ ̄;)ハハハ
ということで今回はST-R8000、ST-6800からの変更でどうなる?そんなお話でした。
今回の変更で変速系はすべて新型の11速に換装が完了しました。
まだまだいじくり倒しているわけではありませんので、どんどんいじくり回して新たな発見、情報は溜まり次第また記事を作成させていただこうと思いますm(_ _)m
FDの件ですが、、、やはり完全解決にならずです。
というのも、おそらくFD本体のプレート間の距離が広がったこと、、、コレが最大の問題点かと思います。
スパッと行ければなにも問題ないんですヨ。。。
次世代ではまた少し設計が変わるかもしれません。(・・・希望です(笑)
特にレースレディだと勝負どころなんかでも結構無茶な変速もすることが十分に考えられますし。。。
旧型の方が落ちにくいと言うのは、、、(´∀`;)
この辺も要研究です。。。精進いたしますm(_ _)m
++++++++++++++++++++++++++++
Wiggleをご利用の際はこちらからポチッとご購入いただけると当ブログ運営費用に補填させていただくことができます。。
サイクリングエクスプレスをご利用の際はこちらからポチッといただけると幸いでございます。

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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。
当店の特徴・詳細ははこちらから
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
2017モデル入荷致しました。
★レディースウェアも新作入荷です。
★イチオシアイテム★
★レディースウェアも充実のラインナップ★
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。
★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★
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例の問題はどうかこれで解決!、、、してくれるといいなぁと思ってはいたのですが。。。
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ということで早速ST-R8000、新型アルテグラのコントロールレバーです。

実はシマノのコントロールレバーはパッケージが2種類あります。
①左右セット ¥32,989-(税抜き)
アウターケージング等のケーブルセット付き
今はパッケージ商品(単体販売)ではなくなってしまったアルテグラグレードのポリマーコーティングケーブル+アウターのブレーキ+シフトケーブルセットが付いてくるようです。
②左右バラ 各¥15,698-(税抜き)
アルテグレードのポリマーコーティングシフトインナーケーブルのみ付属
ということなんですが、アウターとか付属のものはブラックのみですし、シフトに関してはポリマーコーティングに対してあまりいい印象を持っていないんのでセットで買ってもごみになってしまうものが。。。(´∀`;)
ということで今回は左右のバラで入れてみました。
付属品はこんな感じです。

インナーケーブルのみですネ。
あと説明書も付いていました。
▶新旧比較
①重量
旧型 ST-6800

新型 ST-R8000

ST-6800
右:212g
左:209g
ST-R8000
右:212g
左:206g
まぁなんぼも変わらんですネ(´∀`;)
②サイズ感
これはだいぶ変わってきます。

左:6800 右R8000
R8000のほうが握りがだいぶスリムになっています。

双方手前がR8000
え~、くるぶし(?)というか、、、R8000のほうがグラマラス!(笑
出るとこでて引っ込むところが引っ込んでいるような印象です。
これは好みが分かれそうです。
また握りだけではありません。

※左:6800 右:R8000
小レバーの打面が広くなっています。
③ブラケットフード

よ~くみると新型R8000は9000のDURAのレバーのようにブラケットフード上部と下部に溝が切ってあります。6800はぬるっとしていたのがR8000で進化したようです。

※下部の溝

※上部の加工
すべり止め加工的なものなのでしょう。。。
▶組み付け
コントロールレバーの組付けは少々時間がかかりますヨ。。。
バーテープ+ケーブル類をすべて取っ払う必要があります。

バーテ-プはココまでで、、、
ケーブル類をすべてはずします。

うっかりライナー管を入れるのを失敗して引っ込抜いてしまったのは内緒です。。。Σ(゚Д゚)!
とは言ってもゼリウスは簡単なので問題ありませんヨ(ΦωΦ)フフフ…
外したケーブル類のチェックです。

ハンドル周りのアウターはステムとの干渉等で傷が入っていることがありますのでこの辺も再度利用する場合は組み付け前に確認しておきます。
そしてアウターカラーの白の宿命、、、汚れなんかもパークリできれいになりますのできれいにしておきます。
またスモールパーツも不具合がないかどうか確認しておくベターです。
組み付いている状態だとなんとか形を保っていても、外したときにとどめの一撃!ちぎれたりしてしまうこともあります。特にロングノーズのブレーキアウターキャップ、RDノーズなんかは要注意ですネ。

ピカピカになりました。
なんともスッキリです。

コントロールレバーの取付バンドも交換する時は最後まで剥がさないと無理です。。。
しかし今回は少々横着します。
バンドを既存のものを使用することでバーテープを根本まで剥がさないで交換するという手抜き作業です。(´∀`;)

こんな感じで止めておけばポジションもそのままに交換が可能です(≧∇≦)b
レバーが外れてバンドのみ残りました。

これからは全く逆の手順で組み付けていきます。
各種ケーブルをどんどんくっつけていきます。

シフトはぶっこ抜いてしまったのでBB下をあけてから通します。
パカっと開きます。

パカっと!

これだけ開口部が広いと作業も簡単です。

ゼリウスはダウンチューブ内でインナーがクロスしますので、変に絡んでいないかしっかりと目視で確認しながら作業ができます。
小さな穴しかあいていないフレームはケーブルをうっかり引っこ抜いてしまうと少々厄介なことになりますのでご注意下さいm(_ _)m

こんな感じで通ります。
折角なのできれいにしておきましょう!

ケーブルがすべて通れば後は調整です。
新型のFDの調整は慣れてしまえば旧型よりも簡単な気がします。
サクサク調整します。
この辺から画像が一気になくなります。。。すっかり忘れておりました。。。(´・ω・`)ショボーン
▶ST-R8000はどうだ?
多分ここがものすごく重要なところだと思うのですが、、、
ST-6800と比較して~~~
あまり変わらなぃぃぃ! ( ̄‥ ̄)=3 フンッ!!
(((´∀`;)))コレジャマズイヨネ,,,
冗談です。。。(笑
6700,5700の時代のコンポから6800や5800に変更したときのほどのような感動はありませんでした。
初代11速はかなりの衝撃を受けましたから。。。
細かく見ていきます。
ちなみに使用コンポーネントはこんな感じです。
コントロールレバー:ST-R8000
フロントディレイラー:FD-R9100
リアディレイラー:RD-6800
クランク:FC-R8000
①ストローク幅
どっかの画像で”レバーのストローク量が”激的に”少なくなっている”ようなものを見た気がしたのですが、あれば多分操作ミスです。。。
んなことはありませんヨ。。。
少なくともワタクシが組み付けて実際に触ってみましたがそんなに激的な変化はありません。
とは言っても全く同じ、、、ということではありません。
ということで見てみます。
※すべてカチッと鳴る寸前で止めています。
右レバー(リア):小レバー(画像左側:R8000)

若干ストロークが短くなっているような気がしますがほとんど変わりません。。
右レバー(リア):大レバー(画像左側:R8000)

こちらも若干です。画像はものすごくさがあるように見えなくはありませんが、写り方、、、カメラの腕の問題です、、、ゴメンなさいm(_ _)m
左レバー(フロント):小レバー(画像右側:R8000)

左レバー(フロント):大レバー(画像右側:R8000)

一段回目のインナートリム→インナーのストロ-クは確実に減っています。
※写真がいまいち過ぎます。。。m(_ _)m
しかし見てわかるように激的にストローク量が減っているということはありません。
多少は減っていない気もしないこともありませんが、そのぐらいの差で激的な変更はありません。
過度の期待は禁物です。
②操作感
これはもう目をつぶっても違いは一発でわかります。
フルR8000のバイクを組んだときもよくわかっておりましたが、全然違います。
6800→ヌルパク
R8000→カクパキ
イミワカランッ!!(((((;`Д´)≡⊃)´Д)、;'.・ハウワッ!!
(´ε`;)ウーン…・・・なんとも変な表現でゴメンナサイm(_ _)m
6800の方が柔らかい滑らかフィーリングです。
比べてR8000はしっかりとしてたクリック感、硬質なシフトフィールです。
好みが分かれるところかと思います。
Di2も新型からクリック感を強くしてきたというのは有名なお話ですが、しっかりと操作感を出してきたものが新型ということなのかもしれません。
固くなったことの弊害として引きは旧型に比べて少々重いです。(コレも極微妙なお話ですヨ。)
分解したわけではありませんがおそらくこの辺、内部構造の変更があったためか(?)。また新型はゴーストシフト(空打ち)の減少なんかもよく聞くお話です。
硬質でより正確に精度良く引けるシフトフィール、若干のストローク量の減少と引き換えに、引きが微妙に重くなる。素直にこんな印象を受けました。これは主にフロント・リア双方のお話です。
③変速スピード
フロント・リアどちらも速いです。その差は殆どありません。
フロントはフロントディレイラーが新型というのもあるかもしれません。
念のためRD-R8000も使用してみましたが、
新型のST-R8000はリアディレイラーも同じR8000のほうが気持ちよく動く、そう感じました。
というのも全くもってワタクシの主観・経験上のお話でしかありませんが、構造的にはR8000やR9100シャドータイプの方がダブルテンションに比べて変速性能が低い印象です。(”低い”というと語弊があるのかもしれませんが。独特というか、、、)
言うのもの新型のシャドータイプのリアディレイラーの最大の秘密はシングルテンションとかデザインがというお話ではありません。最大の特徴はガイドプーリーだと思っております。
あの歯の長いガイドプーリーがないとトップ側でまともに変速しないです。(ガイドプーリーを旧型をくっつけてみるとまともに動かなかったです。)
どうしてもシャドータイプのシングルテンションは2個のテンションスプリングでの動きよりもリニアに動けないのではないか、要はスラント角とBテンションとか、、、そんな印象がありますが、まだまだこの辺は要研究課題です。。。
しかしです。。。
RD-R8000が駄目ということでは断じてありません。はっきり言って
引きの軽さはRD-6800ではどんなに頑張って超えることのできない壁をRD-R8000は超えることができます。
うまくすればそこら辺の9000のDURAよりも軽くできます。
シマノの技術力、新型はやはり流石とった所です。
どっちがいいかというと、”どっちもどっち”というか(←これは言い方が悪いですネ(笑)、双方いい点もありますし悪い点もありますので一概にこっちのほうが、そんな簡単なお話ではありません。。。
となると仕上がりはフレームやその他の条件次第となります。
本来のコントロールレバーが持っている引きの軽さは、、、

こんな風に直付すればフレーム設計に左右されない軽さが判別できます。
この時の軽さを100%として実際にハンドルに付けて組んだ時は何%にできるか。。。
こんなことを研究しまくれば本来の性能を100%に近く発揮できると思いますヨ(≧∇≦)b
④グリップ
これも好みが大きいですが、特に手小さな女性なんかは新型は細身で握りやすいかと思います。
個人的には最近の細すぎるのグリップは余り好きではありません。
ほぼ慣れの問題のような気がしますが、6800ぐらいの太さがちょうどいいのでR8000は少々細すぎかと思いました。
Di2なんかも最近はものすごく細くなっているので逆に互換性ブラケットフードで厚みのあるものを追加してくれると選択幅が増えていいと思います。
どこかサードパティ製でも出してくれないかなぁと。。。(笑
滑り止めは抜群にいいかというと、、、あまり良くわかりませんでした(´∀`;)
⑤整備性
整備した感じだと、ブラケットフードが若干R8000の方が硬かったような印象です。(新品だから??)
そしてシフトケーブル挿入ポイントが若干前方に移動したような気がします。
ブラケットフード硬いせいかもしれませんが、6800のほうが通しやすかったです。

※手前ST-R8000
若干前方へ移動しているような気がします。
その他の変更は特にありませんので、大きな差ではありません。
ということで、、、
▶まとめ
初代11速と新型11速は全く別物のようなイメージです。
変速も然りブレーキもデス。
本分中盤で「余り変わらない!」と書いてありますが、ちゃちゃっと触ると”めちゃくちゃ引きが軽い”とかストロークが激減!ましてや5700→5800ほどのような激的な変化はありません。
でもデスヨ。。。あまり変わらん!で終わってしまうとあまりにもアレなので。。。(´∀`;)
ということで今回は(まだまだひよっこレベルですが、)メカニック目線でものすごく細かく書かせて頂きました。
一般的な使い方で使ってもそこまで大きな変化が感じられるかというと少々疑問は残ります。
フィーリングと言うか勝手な想像でしかありませんが、コンセプトというか方向性やそういったものが違うのではないか?そんな印象です。結果的にそうなったのかは不明ですが。。。
超滑らかシフトの初代11速(最終形態)、新型11速(ニュータイプ)は硬質であり輪郭のはっきりとしたシフトフィールです。
ブレーキなんかもそうですネ。
新旧は混ぜて使うと相性がいまいち、やはり率直にそんな感じがしました。
R8000を使うのであればすべてR8000に統一したほうがやはり本来の力を存分に発揮できると思います。
ST-R8000単体で見てをおすすめできるポイントとすると、、、
・細身のグリップが好き
・しっかりとした硬質なシフトフィールが好き
・105グレードからのグレードアップに
逆に現在6800を使用しているのであればコントロールレバーを単体で変えても変速性能にそこまでの激的な変化は望め無いと思います。しかし質というか変速フィールは大きく変わります。
とは言ってもやはりアルテグラ、たとえ混ぜたとしても確実に105グレード以上にいい動きにすることはできると思いました。
この辺はシマノさんはやはりすごいですヨ。。。
デュラもアルテも価格差を考えれば、納得です。
やはりDURAは最高峰グレードで最高峰の性能です。
差を実感できるということです。
でゼリウスはどうなったかというと、、、とりあえず激的な差はないので6800に戻しました。。。(笑
というか個人的には柔らかいシフトフィールのほうが好き、というものすごく只々単純な一つの理由です。(コレも慣れの問題かもしれませんが。。。)
ということで今回はコントロールレバーの組み換えで、
外して、組んで、外して、組んで、、、2倍の作業!いい練習ですヨ(笑
そして一晩熟成、、、その後また新型に戻すという、、、
もう、色々やってみないとすべて気に食わないわけです。。。
多分1週間ぐらいの間は毎日組み換えになると思います・・・
完全に病気です( ̄▽ ̄;)ハハハ
ということで今回はST-R8000、ST-6800からの変更でどうなる?そんなお話でした。
今回の変更で変速系はすべて新型の11速に換装が完了しました。
まだまだいじくり倒しているわけではありませんので、どんどんいじくり回して新たな発見、情報は溜まり次第また記事を作成させていただこうと思いますm(_ _)m
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FDの件ですが、、、やはり完全解決にならずです。
というのも、おそらくFD本体のプレート間の距離が広がったこと、、、コレが最大の問題点かと思います。
スパッと行ければなにも問題ないんですヨ。。。
次世代ではまた少し設計が変わるかもしれません。(・・・希望です(笑)
特にレースレディだと勝負どころなんかでも結構無茶な変速もすることが十分に考えられますし。。。
旧型の方が落ちにくいと言うのは、、、(´∀`;)
この辺も要研究です。。。精進いたしますm(_ _)m
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