ロードバイクのチューブレスタイヤのまとめ 導入費用・方法・運用
※本記事は過去の記事を更に更にそして最新情報にパワーアップ!させていただいた記事となります。
ワタクシ自身チューブレスタイヤを導入後約1年が経過し、酸いも甘いもパンクも経験、エア漏れも経験、すべての経験は明日のための第一歩!とても大切なことです。
記事作成時よりも遥かに濃い記事のを作成できるだけのノウハウが溜まってまいりましたので、更に記事を更新させていただこうと思います。
最近チューブレスについてのお話をさせていただいております。しかしチューブレスっていまいち複雑で分かりづらいところがあります。
各方面からの情報が揃い始めてある程度知識としてノウハウがたまり初めてきました。
ネット上でも結構怪しい情報も、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...複雑ですから。。。(各メーカーの統一感の乏しさが複雑さを悪化させる、、、(笑))まだまだロードバイクのチューブレスの歴史は浅くメーカーごとにノウハウを溜め込んでいる時期であるとも考えられます。
しかしはっきり言ってしまいます。チューブレスレディのホイールをお持ちであれば使わないのははっきり言ってしまうと”勿体無い”といっても過言ではないかと思います。
ワタクシ自身でも導入後約5ヶ月を越えようとしておりますが、1年超経過いたしました。乗り心地、グリップ、安定感等クリンチャーを遥かに上回ると言ってもいいほどのものです。
ただしデメリットももちろんあります。メリット・デメリットを十分に理解した上での導入をご検討いただければと思います。
ということで今回はチューブレスタイヤの導入方法や費用、その他ことをのまとめ的なお話にしてみようと思います。
※この業界って結構あるあるなんですが、各メーカーごとに解釈が違うこともあります。ですので本記事の内容がどのメーカーの意味することに100%正しいということではない場合もあります。ご了承下さいm(_ _)m
ということで早速本題へ箇条書きスタイルで行こうと思います。
✔チューブレスとは?
その名の通りインナーチューブをなしで運用できるシステムのことです。
※チューブレス=TL
ちなみに現在の車のタイヤはほぼチューブレスですネ。
現在の車やオートバイはほぼチューブレスタイヤです。そしてMTBの世界でもロードバイクのチューブレスシステムよりも歴史が長いです。
MTBのチューブレスシステムとロードバイクのチューブレスシステムでは一見して同じようなものと思われがちですが、大きく違うところがあります。
それは空気圧です。
ロードバイクで使用されるタイヤの空気圧はおおよそ7Barぐらいが多く、他種類のチューブレスシステムと比べてもかなり高圧です。
ロードバイクのチューブレスタイヤは倍以上とも言える高圧のためMTBなどでは起こり得なかったトラブルが起きる可能性があります。
✔チューブレスレディとは?
基本的には、リムテープ(+シーラント)、専用バルブを用いることでチューブレスシステムが使えるような準備ができるている、と考えると考えやすいと思います。
※チューブレスレディ=TLR
天下のシマノさんはホイールではTLRもTLと表現しています。
カタログ上で見分けるすべはないということです。。。
WH-RS500はチューブレスホイール
WH-RS700はチューブレステープが必要ということでチューブレスレディ、RS700は業界的(?)にはTLRと記載があるとわかりやすいと思うのですが。。。
※チューブレスレディのホイールにクリンチャータイヤ+チューブ運用は可能です。しかしクリンチャーホイールにチューブレス運用はできません。リムの構造自体違いますので非常に危険です。結果的に運用できている、というお話も耳にしないわけではありませんが、結果論と安全性は全く別のお話ですのでくれぐれもご注意ください。
✔シーラントとは?
濃い牛乳のような液体です。
簡単に言うと液体ゴムのようなもので、
①パンクをした際に小さい穴であれば(もしくは時間をかけて)塞いでくれるパンク防止
②ホイール側の微細な隙間や、エアシール層の無いチューブレスレディタイヤのエア漏れ防止
おもにこの2つの目的で使われることが多いです。

※チューブレスレディタイヤでは必須ということになっています。
しかし金属(リム等)に対する攻撃性、重量増、バランスの悪化などの要因から導入の足かせになることもあります。
物によっては入れろというメーカーと入れるなというメーカーと、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...
この辺はタイヤ、ホイール双方の見解を確認したほうがいいですネ。
✔リムテープ

主にチューブレスレディホイールで使用する本当の意味でのテープ(粘着力あり)です。チューブレスシステムでは空気の漏れを塞ぎ気密性を上げるという目的で使用します。というかニップルホールの空いているホイール(クリンチャーでもリムテープが必要なホイール)はチューブレス運用でリムテープをはらないとどう考えても空気が漏れ漏れです。(笑

※ニップルホールありのホイールです。この穴をリムテープで塞いであげる必要があります。
逆にWH-6800やカンパの2Way-fitのモデルなんかはこの穴がありませのでリムテープは不要ということです。
チューブレスタイヤ組み付け時にビードが上がらない問題はリムテープを厚めにしてあげることで気密性を高めビードが上がりやすくなることあります。
(ホイールの構造でリムセンターの溝が深い場合、またリム外形が何らかの原因で小さめな場合、ビードが上がりづらくなります。)
※ビードが上がりづらいとは空気を入れた際にエア漏れをおこしビードがリムのビードフックまでしっかりと上がらない状態のことです。
一度装着したチューブレスタイヤの再度組み付け(再装着)でビードが上がりにくいことがあります。そんなときはまずは折りたたむというIRC公式の方法を試します。
http://irctire-bcnews.com/category/2238645-1.html
これでもだめな場合は、、、リムテープをもう一周巻く。これでいける場合もあります。
あくまでも空気の漏れのためではなく、ビードを上げるためだけの方法ですのでリムテープでなくても問題ありません。
MTBやファットバイクではダクトテープなんかで代用している場合もあるようですが、ロードバイクではまだ不明といのも、MTBよりも空気圧が高圧なため少々不安があります。
(パークツールかなんかのチューブレス説明動画には明らかにゴリラテープを使用しています(笑))
ダクトテープは剥がすときに粘着力が強すぎる感じがしました。仮固定テープは今の所問題はないように思えますが、不安はあります。というのも基本的にテープに使われているノリは熱が加わると粘着力が落ちます。真夏の暑い時期なんかには少々不安があります。
仮固定テープでは不具合がありましたのでリムテープを推奨致します。
リムテープもそこまで高いものではありませんので、やはり専用品を使っておくに越したことはないと思います。
✔チューブレスタイヤとは?
チューブをなしで運用できるタイヤ
シーラントもなしで運用ができます。(タイヤ側)
下記の図の赤いラインに空気の密閉層(空気を閉じ込めるための層):インナーエアシール層があります。

チューブレスレディよりも若干乗り心地が固めというお話もあるようです。
✔チューブレスレディタイヤとは?
チューブ無しで運用できるタイヤ
”シーラントが必須”です。
チューブレスタイヤと違って空気のインナーエアシール層がありません。
チューブレスタイヤよりも構造的に更にしなやかに作ることができるというお話もあるようです。

タイヤ自体から空気が漏れるため、シーラントなしの運用は不可です。
✔チューブレスホイールとは?
原則ニップルホールが空いてないチューブレス対応のホイールで専用のバルブのみでチューブレスシステムが使用可能なホイールのことです。
✔チューブレスレディホイールとは?
基本的にニップルホールは空いている物が多い、と言うか空いていないものは結構珍しいかもデス。。。どこかでみたような見ないような。。。
このニップルホールをリムテープで塞ぐこと、(これとシーラントを用いることで気密性を高め)チューブレスシステムが使用可能になるということなんですが、、、
ごめんなさい、このへんはメーカーに寄って差がありそうであり現在まだ調査中です。
というのもシマノのホイールWH-RS700はリムテープ必須のチューブレスレディのホイールということですが、ホイールメーカーのシマノからするとシーラントは必須ということでは無いということです。タイヤ次第ということでした。
そもそもホイールに関してはチューブレスレディ(ホイール)でシーラントが必須というのがいまいち理由がわかりません。リムテガッチリ貼ってあれば漏れることなんて無いと思うのですが。。。
バルブホールリムテとの隙間の問題か、どこからもれるんだ??、、(´ε`;)ウーン…寸法の云々、という話もありますが未確認状態で保留とさせてください。こちらは追って調査を続けてみようと思います。
ということで色々なホイールで試してみましたが、どうにもこうにもリムが緩いというか漏れやすいチューブレスレディのホイールが存在します。シマノなんかはバッチリに作られていますが、逆に、(´ε`;)ウーン…というメーカーのホイールもあります。
ちなみにBHのホイール、EVOなんかはものすごくびったりです(๑•̀ㅂ•́)و✧
✔クリンチャーホイールとの構造の違いは?

リムを落とし込む構造、チューブレスリムを抑える”ハンプ”という構造がチューブレス特有の構造です。上がったビードとリムをピッタリと密着させ、引っ掛ける構造です。
クリンチャーホイールにはこの構造がありませんので、似ているように見えても構造上全然違います。

左:チューブレスレディ 右:クリンチャー
クリンチャーホイールでもニップルホールが塞がれているものもありますが、決してチューブレス対応では無いということです。ご注意下さい。
またタイヤを組み付けた際の密閉層がクリンチャーホイール(画像左側)では保つことができずにエア漏れが起きます。
クリンチャーホイールでチューブレスを使うことは組み付けたり空気をいれることは理論上できなくはありませんが、ビードが安定しない、エアが漏れやすい、問題が多く非常に危険が伴うのでメーカーも絶対にやめてほしいとのことです。
構造的に考えても非常に危険です。
✔チューブレスタイヤのエア減少の正常範囲は?
メーカーに聞きました。
回答は、
「チューブレスタイヤでは一晩で1kgf/㎠までの減少は想定(正常)範囲内、一晩で2~3kgf/㎠や以上の場合は異常。ビードのはめ直しをお願いします。」
ということでした。
また別のメーカーでは
「1日で10%以内の漏れは想定の範囲内」ということでした。
通常エアを入れてビードが上がるのを確認したあと、リムとタイヤのサイド(リムライン?)を見て確認すると思います。

ここがピッタリズレがない様に見えても実はビードがしっかりとハマっていないことが有るということです。
先程の画像でみてみましょう。

サイド外から見ると一見しっかりハマっているように見えても、画像右側のようにハマっていないと極微量のエア漏れを確認することができます。
この現象を防止するためには、
①然るべき部分に適正な量の石鹸水や専用ローションを塗る(滑りを良くしてビードを上がりやすくする)
②空気圧を組み付け後初回のエア充填時に限界まで入れる。(高圧でビードをしっかりと上げる)
こんなことをでこのビードのズレ(ハマり損ない)を防止できるということです。
当店ではコンプレッサーでパパンとビードを上げますが、このパンパン言う音がしないと少々不安になりますが、それでも音がしたから、しなかったからビードの上がりが、、、ということではないようです。音がしなくてもしっかりと上がっているときは上がっています。
✔タイヤレバーの使用は?
専用のタイヤレバーが有るのは何故かと言うと、何度かお話にも出てきているインナーエアーシール層は非常に薄くデリケートということです。
この層に傷がつくとやはりスローパンクのような空気圧の減少が起るということです。
ひどい場合はスローではないようですが...(´∀`;)
基本的には取り付けも取り外しもタイヤレバーは使わないと考えたほうがいいでしょう。
それでもどうしてもだめで使用する場合は専用品のご使用をおすすめいたします。。
ありえんないぐらいの硬さで、何時間も何日もかけて血豆を潰しながら格闘するぐらいならすっぱりと諦めをつけて、レバーできれいに装着するほうがいい場合もあります。
それでもレバーを使用の際はあくまでも内壁やビードに傷をつけないように慎重に行うということです。
とは言ってもチューブレスは内側にチューブのあるクリンチャーとは構造自体が全く違い、内壁等の傷以外はタイヤレバー使用による悪影響は理論上は少ないという考え方もあります。
ということでワタクシもこのタイヤレバーを購入して使用してみたのですが、少々使いにくかったです。(; ̄▽ ̄)ハハハ...
普通にシュワルベのやつとかで問題ありませんでした。
✔はめるのが硬すぎる
コツがあります。
コツが有るとかなんとか言ったって最終的にはテクニックとパワーという場合も(笑
確かにホイールによってはかなりきついものがありますが、それでも手ではめられなかったホイールはありません。
どうしてもだめなものもありました。m(_ _;)m ホイールとタイヤの相性ということでした。
シマノなんかは簡単にハマります。
どうしても駄目な場合はこねくり回す前にプロにおまかせしましょう。
変に力任せにやってインナーエアーシール層を破ったら多分結構凹むと思います...(´∀`;)(とは言っても場所によってはパンク修理ができるかと思います。)
2回目移行はかなり楽に付け外しができます。
2回目の以降の付け外しは楽すぎて不安になりますが、それでも適正な方法で行えば繰り替えしの脱着は問題ないとの回答をいただきました。
初回の装着を経験して止めてしまうのは勿体無いです。
キツイのは新品のタイヤを初めて嵌めるときだけです。
✔パンク修理について
タイヤを外して裏側から通常のパンクパッチを貼り付けることでパンク修理が可能です。(メーカーによって差はあります。)
出先でのパンクはシーラントをぶち込んでおけば小さな穴は知らず知らずにうちにふさがりますので、気が付かないこともあると思います。
またメーカーによってはパンクをしてもシーラントで塞がれば修理をしないでそのままでOKというメーカーもあります。メーカーごとに推奨方法が違うようです。
シーラントなしの場合は
・マルニ クイックショット
・IRCのファストリスボーン
この辺の修理剤を持ち歩けば小さなパンクであればタイヤも外すこと無く修理可能です。
クリンチャーよりもむしろ楽な場合もありますネ。
しかしこれらは主に”緊急用”です。
目安としては1mm以下の釘穴用(マルニ)で、大きな穴はふさがりません。
注入前には
・どの程度の傷なのか?
・異物の残りはないのか?
等よく確認してから使用するのがいいと思います。
大きなキズのパンクの際には注入してもあなから吹き出るだけというちょっと悲しい結末になります。
上記のアイテムで塞がらないような傷が大きなパンクはチューブレス用バルブを外して、インナーチューブを入れてクリンチャーの様に運用することになります。
パンク箇所、傷の大きさによって修復に差が出ますので、パンク修理剤とインナーチューブを持っていくのが吉かと思います。
✓シーラントに関して
ワタクシ自身あまりいい印象が無かったのかもしれません。
しかしです。
実際に使ってみたところ、、、意外と悪くないようなイメージです。
むしろかなり楽??
そもそもチューブレスレディタイヤはシーラントが必要です。
シーラントに関してをQ&A方式で箇条書きにしてみます。
①半年ぐらいで効果がなくなる、入れ替えがめんどくさい。
→タイヤ自体がそんなにもたないかと思います。タイヤごと交換してしまうということであればそこまで大変ではありません。
とはいっても使用頻度や走行距離、乗り方等にもよるとは思います。ご自身の走行状況に合わせて導入を検討するといいと思います。
②パンク時に本当に塞がるの?
→適切な使い方(適正量・期間)をしていれば結構塞がるというお話ですが、そればかりは製品の種類や、傷の程度等によっても変わります。
最近では6mm程度まで塞がる商品も何点か発売されています。
もちろんパンクの種類にもよりますが、個人的な意見として、
・パンク修理キットを持ち歩く
・シーラントを入れておく+修理キット
どちらかだと思います。
例えば仮にパンクしてしまったとします。クリンチャーの場合は確実に一回はチューブを外さないといけませんが、チューブレスでシーラントを入れておくことでパンクに気が付かないこともあると思います。この手軽さと言うか、これはクリンチャーでは真似できないことかと思います。
またパンク修理を苦手な方の場合はこういった修理力(?)の強いシーラントを入れておくことで、パンク修理を免れる、と考えると悪いことではないと思います。
③バランスは悪くなる?
これは整備代(振れ取り台)とかでゆっくり回すとなんとなく悪いような気がしないこともないのですが、実際に走っていて悪いと感じることはありませんでした。
遠心力で均等になるためと考えられます。
④腐食に関して
アルミリムでは実際に腐食をした事例が過去には多く報告されていたようです。
シマノもシーラントの使用はタイヤメーカー推奨品の使用を、と注意書きがあります。
シーラントの製品ごとに、リム攻撃性に差がありアルミリムで使用をする場合は注意が必要かと思います。
ということでシーラントですが、、、一概に悪いものではないということですが、長所も短所もあるかと思います。
仕様や使用状況に合わせて適切に使用するのがいいと思います。
✓実際にパンクした経験
実体験です。
パンクは3回経験いたしました。
3回です(´;ω;`)
1回目、2回目は完全にざっくりです。
2回目なんて金属片がタイヤを貫通しておりました、、、(((( ;゚д゚)))アワワワ
これらのパンクはシーラントでは無理でしたので、チューブを入れて運用です。
3回目は傷は小さかったです。(入り口が小さく裏側が広いという謎の。。。)
これぐらいであればおそらくシーラントを入れていればふさがったのではないかと思われます。
とは言っても現在使用中の6mmまでOKのシーラントではなくて、通常のピンホール対応のシーラントです。これが6mm対応のものだったらどうなったかは不明です。
それでもパンクは結構ざっくりいくことが多いということでした(経験上)
となるとやはり緊急用チューブはあったほうがいいと思います。
現在は6mm対応のシーラントを使用して運用しておりますのでパンクをし次第更新予定です。
ということで構造的にはクリンチャーよりもパンクのリスクはリム打ちパンクのリスクは低くなる分少なくなるとも考えられなくはありませんが、それでも何かが貫通したり、突き刺さってしまうようなパンクは確率的であり、運的な要素が大きく関係します。
よってチューブレスだからパンクをしないということはありません。
✔チューブレス導入の流れ
※チューブレスホイールは②からスタートです。
①リムをキレイに掃除してリムテープを貼ります。
②チューブレス用バルブを取り付けます。
③石鹸水、専用ローションを使ってタイヤを組み付けます。
④組み付け後ビードを上げる
(シーラントを入れる場合はこの段階で。)
⑤空気圧を規定量上限まで上げてビードの完全に上げる・確認する
これで1晩ぐらいおいてみてエア漏れがないかどうかを確認します。
エア圧の減少が1BAR(10%)程度であればOK(メーカーにごとに多少の差があります。)初めて組み付けた場合はエアの抜け量が多く感じますが次第に落ち着いてくることがほとんどです。
✔チューブレス導入に必要なものと費用
こちらはBHのチューブレス導入のためのキットです。

・チューブレス用バルブ×2
・チューブレス用リムテープ×2
・タイヤシーラント
¥5,800-(税抜き)
※バルブはホイールの種類(リムハイト・構造)によっても長さが変わります。
※リムテープもリム幅にあわせて適切な幅のものを選ぶ必要があります。
これ以外でも当店では、、、

バルブナットの部分にこんなものを使っています。
やはりこれがあったほうが色々といいことがあります。
セットではなくて各パーツをバラバラに買ったとするとこんな感じです。
上記のチューブレス化のパーツ+タイヤ代です。

チューブレスで有名所はIRC Formula Pro Tubeless が始めやすいかと思います。
こちら一本辺り¥7,600-ですので×2です。
ともあれバルブ長、リムテ幅等悩む場合もあるかもしれませんので初回導入はやはりお店にお願いしてしまうのが間違いないかと思います。
ということでパーツやタイヤ代で、2万円ちょっと+工賃ということになります。
チューブレス導入にはもしもチューブレスが使えるホイールをお持ちの場合は、このぐらいの費用で導入が可能ということです。
✓ホイールとタイヤの相性
悲しいかな、実際にございます。
ウンとウンのものはNGとかです。
詳細は公開はできませんが、ご来店時にお尋ねいただければと思いますm(_ _)m
▶最後に
ということで今回はロードバイクのチューブレスタイヤのまとめ 導入費用・方法・運用そんなお話でした。
最初の方にも書きましたが各メーカーまだロードバイクのチュ-ブレスシステムが新しいせいか、また数年前の鬼のようなチューブレスタイヤのおかげ(笑)でシェアの広がりが異常に遅かったように思えます。
しかし使ってみればやはり素晴らしいもので、もうワタクシ自身はこのまま完全チューブレスに移行、ズブズブです。もしも次のホイールを選ぶ時が来たとしてもチューブレスをメインに選択します。
それは乗り心地が抜群で安全性も高いというのが最大のメリットかと思います。
何本か実際に乗り比べてみたまったくもってワタクシの個人的な感想ですが、チューブラーよりもチューブレスのほうが乗り心地がいいです。チューブレスの利点は乗り心地だけではなくて振動の終息が早い、路面の悪い状況でも跳ねる感じが非常に少ないです。
ということは、、、有名な言葉があります。サドル沼。。。
ケツが痛くて痛くて家中がサドルだらけになるという恐怖の減少です((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル ぜひともケツが痛い方の改善の一環、あくまでも一環ですがチューブレス導入をおすすめできます。
まだまだシェアが広がり始めて間もないということもあり、各社足並みが揃っていない感は否めませんが、この辺が揃ってくると更にいいものができてきたり、ユーザーとしてわかりやすくなって購買意欲が湧いてくるのではと思います。
チューブレス導入後5ヶ月程度ではありますが、今年の猛暑をトラブル無く乗り切れたということだけでも一つ実績が積めたということです。まだまだごんごんがりがり使って行こうと思います。
冬頃からパンクの神様降臨中デス、、、(´;ω;`)
※ご訂正ご指摘等ございましたらコメントいただけると助かります。各所に調査をして訂正させていただこうと思いますm(_ _)m
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・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。
当店の特徴・詳細ははこちらから
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
2017モデル入荷致しました。
★レディースウェアも新作入荷です。
★イチオシアイテム★
★レディースウェアも充実のラインナップ★
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。
★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★
※本記事は過去の記事を更に更にそして最新情報にパワーアップ!させていただいた記事となります。
ワタクシ自身チューブレスタイヤを導入後約1年が経過し、酸いも甘いもパンクも経験、エア漏れも経験、すべての経験は明日のための第一歩!とても大切なことです。
記事作成時よりも遥かに濃い記事のを作成できるだけのノウハウが溜まってまいりましたので、更に記事を更新させていただこうと思います。
最近チューブレスについてのお話をさせていただいております。しかしチューブレスっていまいち複雑で分かりづらいところがあります。
各方面からの情報が揃い始めてある程度知識としてノウハウがたまり初めてきました。
しかしはっきり言ってしまいます。チューブレスレディのホイールをお持ちであれば使わないのははっきり言ってしまうと”勿体無い”といっても過言ではないかと思います。
ワタクシ自身でも導入後
ただしデメリットももちろんあります。メリット・デメリットを十分に理解した上での導入をご検討いただければと思います。
ということで今回はチューブレスタイヤの導入方法や費用、その他ことをのまとめ的なお話にしてみようと思います。
※この業界って結構あるあるなんですが、各メーカーごとに解釈が違うこともあります。ですので本記事の内容がどのメーカーの意味することに100%正しいということではない場合もあります。ご了承下さいm(_ _)m
ということで早速本題へ箇条書きスタイルで行こうと思います。
✔チューブレスとは?
その名の通りインナーチューブをなしで運用できるシステムのことです。
※チューブレス=TL
ちなみに現在の車のタイヤはほぼチューブレスですネ。
現在の車やオートバイはほぼチューブレスタイヤです。そしてMTBの世界でもロードバイクのチューブレスシステムよりも歴史が長いです。
MTBのチューブレスシステムとロードバイクのチューブレスシステムでは一見して同じようなものと思われがちですが、大きく違うところがあります。
それは空気圧です。
ロードバイクで使用されるタイヤの空気圧はおおよそ7Barぐらいが多く、他種類のチューブレスシステムと比べてもかなり高圧です。
ロードバイクのチューブレスタイヤは倍以上とも言える高圧のためMTBなどでは起こり得なかったトラブルが起きる可能性があります。
✔チューブレスレディとは?
基本的には、リムテープ(+シーラント)、専用バルブを用いることでチューブレスシステムが使えるような準備ができるている、と考えると考えやすいと思います。
※チューブレスレディ=TLR
天下のシマノさんはホイールではTLRもTLと表現しています。
カタログ上で見分けるすべはないということです。。。
WH-RS500はチューブレスホイール
WH-RS700はチューブレステープが必要ということでチューブレスレディ、RS700は業界的(?)にはTLRと記載があるとわかりやすいと思うのですが。。。
※チューブレスレディのホイールにクリンチャータイヤ+チューブ運用は可能です。しかしクリンチャーホイールにチューブレス運用はできません。リムの構造自体違いますので非常に危険です。結果的に運用できている、というお話も耳にしないわけではありませんが、結果論と安全性は全く別のお話ですのでくれぐれもご注意ください。
✔シーラントとは?
濃い牛乳のような液体です。
簡単に言うと液体ゴムのようなもので、
①パンクをした際に小さい穴であれば(もしくは時間をかけて)塞いでくれるパンク防止
②ホイール側の微細な隙間や、エアシール層の無いチューブレスレディタイヤのエア漏れ防止
おもにこの2つの目的で使われることが多いです。

※チューブレスレディタイヤでは必須ということになっています。
しかし金属(リム等)に対する攻撃性、重量増、バランスの悪化などの要因から導入の足かせになることもあります。
物によっては入れろというメーカーと入れるなというメーカーと、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...
この辺はタイヤ、ホイール双方の見解を確認したほうがいいですネ。
✔リムテープ

主にチューブレスレディホイールで使用する本当の意味でのテープ(粘着力あり)です。チューブレスシステムでは空気の漏れを塞ぎ気密性を上げるという目的で使用します。というかニップルホールの空いているホイール(クリンチャーでもリムテープが必要なホイール)はチューブレス運用でリムテープをはらないとどう考えても空気が漏れ漏れです。(笑

※ニップルホールありのホイールです。この穴をリムテープで塞いであげる必要があります。
逆にWH-6800やカンパの2Way-fitのモデルなんかはこの穴がありませのでリムテープは不要ということです。
チューブレスタイヤ組み付け時にビードが上がらない問題はリムテープを厚めにしてあげることで気密性を高めビードが上がりやすくなることあります。
(ホイールの構造でリムセンターの溝が深い場合、またリム外形が何らかの原因で小さめな場合、ビードが上がりづらくなります。)
※ビードが上がりづらいとは空気を入れた際にエア漏れをおこしビードがリムのビードフックまでしっかりと上がらない状態のことです。
一度装着したチューブレスタイヤの再度組み付け(再装着)でビードが上がりにくいことがあります。そんなときはまずは折りたたむというIRC公式の方法を試します。
http://irctire-bcnews.com/category/2238645-1.html
これでもだめな場合は、、、リムテープをもう一周巻く。これでいける場合もあります。
あくまでも空気の漏れのためではなく、ビードを上げるためだけの方法ですのでリムテープでなくても問題ありません。
MTBやファットバイクではダクトテープなんかで代用している場合もあるようですが、ロードバイクではまだ不明といのも、MTBよりも空気圧が高圧なため少々不安があります。
(パークツールかなんかのチューブレス説明動画には明らかにゴリラテープを使用しています(笑))
ダクトテープは剥がすときに粘着力が強すぎる感じがしました。
仮固定テープでは不具合がありましたのでリムテープを推奨致します。
リムテープもそこまで高いものではありませんので、やはり専用品を使っておくに越したことはないと思います。
✔チューブレスタイヤとは?
チューブをなしで運用できるタイヤ
シーラントもなしで運用ができます。(タイヤ側)
下記の図の赤いラインに空気の密閉層(空気を閉じ込めるための層):インナーエアシール層があります。

チューブレスレディよりも若干乗り心地が固めというお話もあるようです。
✔チューブレスレディタイヤとは?
チューブ無しで運用できるタイヤ
”シーラントが必須”です。
チューブレスタイヤと違って空気のインナーエアシール層がありません。
チューブレスタイヤよりも構造的に更にしなやかに作ることができるというお話もあるようです。

タイヤ自体から空気が漏れるため、シーラントなしの運用は不可です。
✔チューブレスホイールとは?
原則ニップルホールが空いてないチューブレス対応のホイールで専用のバルブのみでチューブレスシステムが使用可能なホイールのことです。
✔チューブレスレディホイールとは?
基本的にニップルホールは空いている物が多い、と言うか空いていないものは結構珍しいかもデス。。。どこかでみたような見ないような。。。
このニップルホールをリムテープで塞ぐこと、(これとシーラントを用いることで気密性を高め)チューブレスシステムが使用可能になるということなんですが、、、
ごめんなさい、このへんはメーカーに寄って差がありそうであり現在まだ調査中です。
というのもシマノのホイールWH-RS700はリムテープ必須のチューブレスレディのホイールということですが、ホイールメーカーのシマノからするとシーラントは必須ということでは無いということです。タイヤ次第ということでした。
そもそもホイールに関してはチューブレスレディ(ホイール)でシーラントが必須というのがいまいち理由がわかりません。リムテガッチリ貼ってあれば漏れることなんて無いと思うのですが。。。
バルブホールリムテとの隙間の問題か、どこからもれるんだ??、、(´ε`;)ウーン…寸法の云々、という話もありますが未確認状態で保留とさせてください。こちらは追って調査を続けてみようと思います。
ということで色々なホイールで試してみましたが、どうにもこうにもリムが緩いというか漏れやすいチューブレスレディのホイールが存在します。シマノなんかはバッチリに作られていますが、逆に、(´ε`;)ウーン…というメーカーのホイールもあります。
ちなみにBHのホイール、EVOなんかはものすごくびったりです(๑•̀ㅂ•́)و✧
✔クリンチャーホイールとの構造の違いは?

リムを落とし込む構造、チューブレスリムを抑える”ハンプ”という構造がチューブレス特有の構造です。上がったビードとリムをピッタリと密着させ、引っ掛ける構造です。
クリンチャーホイールにはこの構造がありませんので、似ているように見えても構造上全然違います。

左:チューブレスレディ 右:クリンチャー
クリンチャーホイールでもニップルホールが塞がれているものもありますが、決してチューブレス対応では無いということです。ご注意下さい。
またタイヤを組み付けた際の密閉層がクリンチャーホイール(画像左側)では保つことができずにエア漏れが起きます。
クリンチャーホイールでチューブレスを使うことは組み付けたり空気をいれることは理論上できなくはありませんが、ビードが安定しない、エアが漏れやすい、問題が多く非常に危険が伴うのでメーカーも絶対にやめてほしいとのことです。
構造的に考えても非常に危険です。
✔チューブレスタイヤのエア減少の正常範囲は?
メーカーに聞きました。
回答は、
「チューブレスタイヤでは一晩で1kgf/㎠までの減少は想定(正常)範囲内、一晩で2~3kgf/㎠や以上の場合は異常。ビードのはめ直しをお願いします。」
ということでした。
また別のメーカーでは
「1日で10%以内の漏れは想定の範囲内」ということでした。
通常エアを入れてビードが上がるのを確認したあと、リムとタイヤのサイド(リムライン?)を見て確認すると思います。

ここがピッタリズレがない様に見えても実はビードがしっかりとハマっていないことが有るということです。
先程の画像でみてみましょう。

サイド外から見ると一見しっかりハマっているように見えても、画像右側のようにハマっていないと極微量のエア漏れを確認することができます。
この現象を防止するためには、
①然るべき部分に適正な量の石鹸水や専用ローションを塗る(滑りを良くしてビードを上がりやすくする)
②空気圧を組み付け後初回のエア充填時に限界まで入れる。(高圧でビードをしっかりと上げる)
こんなことをでこのビードのズレ(ハマり損ない)を防止できるということです。
当店ではコンプレッサーでパパンとビードを上げますが、このパンパン言う音がしないと少々不安になりますが、それでも音がしたから、しなかったからビードの上がりが、、、ということではないようです。音がしなくてもしっかりと上がっているときは上がっています。
✔タイヤレバーの使用は?
専用のタイヤレバーが有るのは何故かと言うと、何度かお話にも出てきているインナーエアーシール層は非常に薄くデリケートということです。
この層に傷がつくとやはりスローパンクのような空気圧の減少が起るということです。
ひどい場合はスローではないようですが...(´∀`;)
基本的には取り付けも取り外しもタイヤレバーは使わないと考えたほうがいいでしょう。
ありえんないぐらいの硬さで、何時間も何日もかけて血豆を潰しながら格闘するぐらいならすっぱりと諦めをつけて、レバーできれいに装着するほうがいい場合もあります。
それでもレバーを使用の際はあくまでも内壁やビードに傷をつけないように慎重に行うということです。
とは言ってもチューブレスは内側にチューブのあるクリンチャーとは構造自体が全く違い、内壁等の傷以外はタイヤレバー使用による悪影響は理論上は少ないという考え方もあります。
ということでワタクシもこのタイヤレバーを購入して使用してみたのですが、少々使いにくかったです。(; ̄▽ ̄)ハハハ...
普通にシュワルベのやつとかで問題ありませんでした。
✔はめるのが硬すぎる
コツがあります。
コツが有るとかなんとか言ったって最終的にはテクニックとパワーという場合も(笑
どうしてもだめなものもありました。m(_ _;)m ホイールとタイヤの相性ということでした。
シマノなんかは簡単にハマります。
どうしても駄目な場合はこねくり回す前にプロにおまかせしましょう。
変に力任せにやってインナーエアーシール層を破ったら多分結構凹むと思います...(´∀`;)(とは言っても場所によってはパンク修理ができるかと思います。)
2回目移行はかなり楽に付け外しができます。
2回目の以降の付け外しは楽すぎて不安になりますが、それでも適正な方法で行えば繰り替えしの脱着は問題ないとの回答をいただきました。
初回の装着を経験して止めてしまうのは勿体無いです。
キツイのは新品のタイヤを初めて嵌めるときだけです。
✔パンク修理について
タイヤを外して裏側から通常のパンクパッチを貼り付けることでパンク修理が可能です。(メーカーによって差はあります。)
出先でのパンクはシーラントをぶち込んでおけば小さな穴は知らず知らずにうちにふさがりますので、気が付かないこともあると思います。
またメーカーによってはパンクをしてもシーラントで塞がれば修理をしないでそのままでOKというメーカーもあります。メーカーごとに推奨方法が違うようです。
シーラントなしの場合は
・マルニ クイックショット
・IRCのファストリスボーン
この辺の修理剤を持ち歩けば小さなパンクであればタイヤも外すこと無く修理可能です。
クリンチャーよりもむしろ楽な場合もありますネ。
しかしこれらは主に”緊急用”です。
目安としては1mm以下の釘穴用(マルニ)で、大きな穴はふさがりません。
注入前には
・どの程度の傷なのか?
・異物の残りはないのか?
等よく確認してから使用するのがいいと思います。
大きなキズのパンクの際には注入してもあなから吹き出るだけというちょっと悲しい結末になります。
上記のアイテムで塞がらないような傷が大きなパンクはチューブレス用バルブを外して、インナーチューブを入れてクリンチャーの様に運用することになります。
パンク箇所、傷の大きさによって修復に差が出ますので、パンク修理剤とインナーチューブを持っていくのが吉かと思います。
✓シーラントに関して
ワタクシ自身あまりいい印象が無かったのかもしれません。
しかしです。
実際に使ってみたところ、、、意外と悪くないようなイメージです。
むしろかなり楽??
そもそもチューブレスレディタイヤはシーラントが必要です。
シーラントに関してをQ&A方式で箇条書きにしてみます。
①半年ぐらいで効果がなくなる、入れ替えがめんどくさい。
→タイヤ自体がそんなにもたないかと思います。タイヤごと交換してしまうということであればそこまで大変ではありません。
とはいっても使用頻度や走行距離、乗り方等にもよるとは思います。ご自身の走行状況に合わせて導入を検討するといいと思います。
②パンク時に本当に塞がるの?
→適切な使い方(適正量・期間)をしていれば結構塞がるというお話ですが、そればかりは製品の種類や、傷の程度等によっても変わります。
最近では6mm程度まで塞がる商品も何点か発売されています。
もちろんパンクの種類にもよりますが、個人的な意見として、
・パンク修理キットを持ち歩く
・シーラントを入れておく+修理キット
どちらかだと思います。
例えば仮にパンクしてしまったとします。クリンチャーの場合は確実に一回はチューブを外さないといけませんが、チューブレスでシーラントを入れておくことでパンクに気が付かないこともあると思います。この手軽さと言うか、これはクリンチャーでは真似できないことかと思います。
またパンク修理を苦手な方の場合はこういった修理力(?)の強いシーラントを入れておくことで、パンク修理を免れる、と考えると悪いことではないと思います。
③バランスは悪くなる?
これは整備代(振れ取り台)とかでゆっくり回すとなんとなく悪いような気がしないこともないのですが、実際に走っていて悪いと感じることはありませんでした。
遠心力で均等になるためと考えられます。
④腐食に関して
アルミリムでは実際に腐食をした事例が過去には多く報告されていたようです。
シマノもシーラントの使用はタイヤメーカー推奨品の使用を、と注意書きがあります。
シーラントの製品ごとに、リム攻撃性に差がありアルミリムで使用をする場合は注意が必要かと思います。
ということでシーラントですが、、、一概に悪いものではないということですが、長所も短所もあるかと思います。
仕様や使用状況に合わせて適切に使用するのがいいと思います。
✓実際にパンクした経験
実体験です。
パンクは3回経験いたしました。
3回です(´;ω;`)
1回目、2回目は完全にざっくりです。
2回目なんて金属片がタイヤを貫通しておりました、、、(((( ;゚д゚)))アワワワ
これらのパンクはシーラントでは無理でしたので、チューブを入れて運用です。
3回目は傷は小さかったです。(入り口が小さく裏側が広いという謎の。。。)
これぐらいであればおそらくシーラントを入れていればふさがったのではないかと思われます。
とは言っても現在使用中の6mmまでOKのシーラントではなくて、通常のピンホール対応のシーラントです。これが6mm対応のものだったらどうなったかは不明です。
それでもパンクは結構ざっくりいくことが多いということでした(経験上)
となるとやはり緊急用チューブはあったほうがいいと思います。
現在は6mm対応のシーラントを使用して運用しておりますのでパンクをし次第更新予定です。
ということで構造的にはクリンチャーよりもパンクのリスクはリム打ちパンクのリスクは低くなる分少なくなるとも考えられなくはありませんが、それでも何かが貫通したり、突き刺さってしまうようなパンクは確率的であり、運的な要素が大きく関係します。
よってチューブレスだからパンクをしないということはありません。
✔チューブレス導入の流れ
※チューブレスホイールは②からスタートです。
①リムをキレイに掃除してリムテープを貼ります。
②チューブレス用バルブを取り付けます。
③石鹸水、専用ローションを使ってタイヤを組み付けます。
④組み付け後ビードを上げる
(シーラントを入れる場合はこの段階で。)
⑤空気圧を規定量上限まで上げてビードの完全に上げる・確認する
これで1晩ぐらいおいてみてエア漏れがないかどうかを確認します。
エア圧の減少が1BAR(10%)程度であればOK(メーカーにごとに多少の差があります。)初めて組み付けた場合はエアの抜け量が多く感じますが次第に落ち着いてくることがほとんどです。
✔チューブレス導入に必要なものと費用
こちらはBHのチューブレス導入のためのキットです。

・チューブレス用バルブ×2
・チューブレス用リムテープ×2
・タイヤシーラント
¥5,800-(税抜き)
※バルブはホイールの種類(リムハイト・構造)によっても長さが変わります。
※リムテープもリム幅にあわせて適切な幅のものを選ぶ必要があります。
これ以外でも当店では、、、

バルブナットの部分にこんなものを使っています。
やはりこれがあったほうが色々といいことがあります。
セットではなくて各パーツをバラバラに買ったとするとこんな感じです。
上記のチューブレス化のパーツ+タイヤ代です。

チューブレスで有名所はIRC Formula Pro Tubeless が始めやすいかと思います。
こちら一本辺り¥7,600-ですので×2です。
ともあれバルブ長、リムテ幅等悩む場合もあるかもしれませんので初回導入はやはりお店にお願いしてしまうのが間違いないかと思います。
ということでパーツやタイヤ代で、2万円ちょっと+工賃ということになります。
チューブレス導入にはもしもチューブレスが使えるホイールをお持ちの場合は、このぐらいの費用で導入が可能ということです。
✓ホイールとタイヤの相性
悲しいかな、実際にございます。
ウンとウンのものはNGとかです。
詳細は公開はできませんが、ご来店時にお尋ねいただければと思いますm(_ _)m
▶最後に
ということで今回はロードバイクのチューブレスタイヤのまとめ 導入費用・方法・運用そんなお話でした。
最初の方にも書きましたが各メーカーまだロードバイクのチュ-ブレスシステムが新しいせいか、また数年前の鬼のようなチューブレスタイヤのおかげ(笑)でシェアの広がりが異常に遅かったように思えます。
しかし使ってみればやはり素晴らしいもので、もうワタクシ自身はこのまま完全チューブレスに移行、ズブズブです。もしも次のホイールを選ぶ時が来たとしてもチューブレスをメインに選択します。
それは乗り心地が抜群で安全性も高いというのが最大のメリットかと思います。
何本か実際に乗り比べてみたまったくもってワタクシの個人的な感想ですが、チューブラーよりもチューブレスのほうが乗り心地がいいです。チューブレスの利点は乗り心地だけではなくて振動の終息が早い、路面の悪い状況でも跳ねる感じが非常に少ないです。
ということは、、、有名な言葉があります。サドル沼。。。
ケツが痛くて痛くて家中がサドルだらけになるという恐怖の減少です((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル ぜひともケツが痛い方の改善の一環、あくまでも一環ですがチューブレス導入をおすすめできます。
まだまだシェアが広がり始めて間もないということもあり、各社足並みが揃っていない感は否めませんが、この辺が揃ってくると更にいいものができてきたり、ユーザーとしてわかりやすくなって購買意欲が湧いてくるのではと思います。
冬頃からパンクの神様降臨中デス、、、(´;ω;`)
※ご訂正ご指摘等ございましたらコメントいただけると助かります。各所に調査をして訂正させていただこうと思いますm(_ _)m
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コメント
コメント一覧 (4)
情報ありがとうございます!今のリムテがなくなったらぜひ次に使わせていただこうと思いますm(_ _)m
これしか使ったことがないですが、
貼るのが難しく感じます。
気泡が残ってしまい不安なので三重で巻いています。