Pioneer パワーセンサー SGY-PW510A80GL 導入後のお話
前回の新規導入からちょこちょことライドに、ローラー台にパワーメーターを使っております。
なんだかすごい時代になったものだと痛感しています。
ライド中、瞬間的なパワーを確認することでちょめちょめしたり、ライドが終わればIFやTSSでライドの充実を確認したり、パッと見ればとっても便利なものです。
そんなこんなで3週間ぐらいパワーメーターというものを使ってみた、そんなお話です。
▶初見 ~ローラー台編~
とりあえずサイコンとペアリングをしてパワーが出るように。
パワー、FTP%、これだけ出ればまぁ、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...
そもそも使い方もよくわかっていませんからネ。
まずはローラー台から。
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ
リニアにパワーが表示されます。
リニアにと言ってもやはり通常のスピードやケイデンスと同じようにワンテンポ遅れての表示です。スピードやケイデンスも多少の遅延はあるかと思いますが、パワーだけ遅いとかはありません。全く問題ないレベルです。
記録したデータをストラバに落としてみると時々パワー値が0になっているところがあります。5秒間程度のところと1秒間のところと2種類あります。メーカーに問い合わせたところ暫くの間はゼロ点校正を走行前に毎回行ってみてくれとのことでした。結果的にゼロ点構成では5秒程度の長いパワー0は解消できましたが、1行感のパワー0にはあまり効果はないようですが、学習機能もあるようなのでしばしこのまま続けて様子を見てみます。
またパワーセンサー普通にケイデンスセンサーも兼ねていますので今までクランクに巻いていたケイデンスセンサーは不要になります。
実際に乗ってみればローラー台でも刻一刻と変わるパワーは楽しいです。
グンッと踏めば400Wとか、ちょっと気を抜いてみたら150Wとか、、、(笑)
パワーを無駄に出したり、というのはまったくもって本来の使い方とは逆ですネ。
まったくもってパワーメーターを使っていないときからのイメージ・想像していた実際のパワーはちょっと違いがありました。
ワタクシの場合は特に固定ローラーだと、ひどいペダリングをしていたことを痛感できます。パワー値が安定せずに振れ幅が非常に大きいです。がちゃがちゃに踏んでいるとこの様になるようです。
これに比べて3本ローラーの場合は負荷があろうがなかろうが汚い踏み方であればバランスが取れませんし、最終的には落ちます。バランスよく真っ直ぐに乗っているときのパワーの振れ幅狭く加速するときはグワッとパワーが上がり、巡航に入ると結構落ち着くというように、実走に極めて近いです。(特に負荷をかけた3本であればまさに登坂のようなパワーの出方になります。)
”筋トレで大きくした筋肉を本当にその競技で使えるようにするためには、度重なる実践反復練習を必要とする。”というのはよく聞くお話です。こんなことを考えると負荷付き3本よりも固定ローラーのほうがこの反復練習が多く掛かりそう、というのが双方をやってみたワタクシの場合の率直な感想でした。
▶初見~実走編~
(´ε`;)ウーン…
まだまだなんだかイマイチ使い方がわかりません。
実際のパワー値を見て自分のショボさを実感するぐらい。。。(笑)
また平地巡航なんかでは比較的安定はしますが、やはりパワー値にかなりのばらつきができます。
加速時は400~600Wとかですが、例えば40km/hで走っていても400Wの時もありますし、逆に150Wぐらいの時もあります。
これがまさにパワーメーターということなんでしょう。
それでも表示パワーが刻一刻とコロコロと変わりすぎるとよくわかりません。サイコン側の表示の仕方で3秒間平均パワーとかもありますので外を走るときはこういったもののほうが安定して見れるのかもしれません。この辺は好みの問題かと思いますが、なれるまで少々時間がかかりそうです。。。
また集団走行で前を引くときなんかはパワーメーターで大体どのくらいのパワーで引くといというのは先日情報をいただきましたところです。一定のパワーで走ることにたいしては数値で現れてくるので非常にわかりやすくていいです。
わかりやすくていいのですが、数値を見て抑えるとかはじめてのことはなかなか難しいです、、、(;´д`)トホホ…
▶その後・・・
パワーメーターはというと、、、導入後3週間ほど経過をしたような気がしますが、未だに実走での使い方、よくわかっていません。(笑)
パワーメーターってポッとつけたときはなんだか嬉しく数値をしきりに見たりしたくなってしまいますが、1週間もすれば、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...なんというか、元々パワーメーターなしの期間が長すぎたせいなのかもしれませんが、感覚的なことのほうを重視してしまうというのは実走でのお話です。
特に一生懸命走っている時ほど見ている余裕が無いというところは正直なお話ですが、、、(笑)
主に大きな理由が2つあります。
①パワー ≠ スピード
まだまだいろいろと試行錯誤中なんですが、”パワーを出すためのペダリング”と”スピードを出すためのペダリング”、これは必ずしもイコールとはならないのではないかというのが現在の考えているところです。これは片側クランク型のパワーメーターの宿命なのかもしれませんが、、、
パワーを節約するためのパワーメーターを用いてパワーを出すためのペダリングの練習。。。(´ε`;)ウーン…こうなってしまっては意味がありません。これは体が器用な人ほど気をつけたほうがいいと思います。特にローラー台なんかでパワーメーターとにらめっこしてパワー、モアパワー、、、と呪いのようになってしまうと実走のときはスピードは上がらないのにパワーだけ上がるというなんとも不思議な現象を知らず知らずのうちに引き起こしてしまう可能性があると感じました。強度が上がれば上がるほど注意が必要だと思います。
あくまでもペダリングをきちんとした上でのパワーを確認する程度に留めておいたほうがいいような気がします。
ローラー台なんかで常に一定の負荷にできますのでパワーを気にするよりもスピードを気にして行うことでも実はパワーメーターは無くてもパワートレーニングはできると思います。
②パワー < スピード
正確な数値がでるということはメリットでもあり、デメリットでもあります。
パワーがどんなに出ていたとしてももっと踏みたい時もありますし、もっと踏まなければちぎれてしまう時もあります。そんなときはパワー値を気にして踏まないよりも、ガンガン行きたい、食らいつきたい。そういった人間的な楽しみという意味では後先考えずに気にしないほうがいいことがあると思います。練習なんかでは特にですがパワー見て踏めなくなるぐらいなら捨ててしまえと、、、(笑)
というかそんな高出力時はパワーメーターを気にする余裕はありません(; ̄▽ ̄)ハハハ... あえてそのときになぜ使わない、、、という事かもしれませんが、、、
また上の例と多少重なりますが、いくらパワーがでていたとしてもスピードが出なければ意味がありません。
極端な話、実走ではパワーなんてぶっちゃけどうだっていいと思うんです。。。(´∀`;)
例えば周りと競っているのであれば、他よりも少しだけ前に出るために、少しでも”スピードが出ればいい”と思うわけです。すこしだけスピードを出すためには、、、”パワーを出す”ではなくてあくまでも”スピードを出す”ということです。
スピードがでないパワーを出しても何も意味ありません。スピードです。
パワー値なんかはどちらかと言うと走り終えてストラバなんかの分析で後から確認することが多いです。
例えばライドデータの中であそこの上りの区間でめちゃくちゃ頑張ったところ、3分間でAve:350W Max:600Wこんなデータが有ったとします。ということはこのぐらいの3分間だったら350Wで走れたということになります。
こんなことを繰り返していくことでことでこのぐらいだったら、こんだけ頑張れる。とか自分の中でデータを貯めていくことがより良くパワーメーターを使えるようになってくるのではないかと思います。
▶パワーメーターの使い方?
正直なところまだまだ全然わかっておりません。
パワーメーターの使い方としてパワーを節約する、限界を超えないように走る、データを積み重ねていくことでより便利になってくるかとは思いますが、数字を気にしすぎてしまう場合は捨ててしまったほうがいいような気がします。♪~( ̄。 ̄)ノ”⌒( )ポイッと
限界というか、デッドラインというか、、、そういったラインって数値で見なきゃわからないようなものでもないような気がします。むしろパワー値の限界がよくわかりません(笑)
体の状態でこれ以上はまずい、とかはなんと無くわかりますが、それでも競い合って我慢比べのような状態では踏んでいきたい、踏まざるを得ない時もありますし、数値以上に踏めるときもあります。
大体そんなときはサイコン見ている余裕なんてありませんし、(; ̄▽ ̄)ハハハ...
というのはパワーメーターを使わない時期が長すぎたのでしょうか。。。
現在のところまだまだ使い方がわかっていないということもありますが、それでもパワーメーターを気にしてタイムを出すという使い方は未だにまるでできていません。orz
まだまだ”宝の持ち腐れ”っている感が否め無いところもあります。
それでもローラー台ではかなり活躍しています。
パワーゾーントレーニングなんかはパワーメーターがないとできませんので、新しい刺激として重宝しております。特にこれからの時期、寒くなってくるとローラー台は大活躍します。
▶パワーメーターの弊害
数値は常に正直です。体重割なんかは特に体重も加味されますのでわかりやすいといえばわかりやすいですが、、、
ストラバの区間チャレンジなんかではパワーメーターを使ってみると悲しい結果になります。(主にj平地~下り区間)
というのも結果から一喜一憂してもパワーが圧倒的に劣っていれば、、、それは自分の力ももちろんあるかとは思いますが、かなりのところが周囲を取り巻く環境の力(主に”風”)を借りての結果ということです。
変なお話パワーメーターを取り入れるまでは全然気にしていませんでしたが、パワーメーターを取り入れると直ぐにバレます。。。(; ̄▽ ̄)ハハハ...
例えばこれです。

某”区間”のリーダーボードですが、赤丸の稲妻マークがおそらくパワーメーターを使っている方かと思います。逆にカミナリマークがない場合は推定パワーと言った形で表示されます。
これを例に見てみます。
画像の一番下の12位:43.5㎞/h 241W
ずんと上の8位:45.2㎞/h 142W
140Wと240Wって強度が全然違います。100Wも違うのにタイムは8位のほうが約10秒も速いです。となると、、、おそらく風、機材、その他の影響等々推測できます。
(もちろん実際に使っているパワーメーターの種類や計測誤差の範囲にもよります。)
それにしても1位の3:45 推定721Wって、、、世界で戦えますネ(笑)
当然体重にもよるかとは思いますが、こんな風に見ていくとちょっと見方が以前と変わってきてしまいます。
ちょっと切ないです。。。(´・ω・`)ショボーン
また数字というものは良くも悪くも性格で、時には残酷なものです。
結果がついてくると嬉しいものですが、結果が出ないことは何よりも悔しかったり、モチベーションを下げてしまったりします。結果だけを求めてしまうようになると楽しさであったり、根底にある大切なものを見失い勝ちになってしまうことがあります。
数字に縛られ過ぎてしまうのは悲しいこと、こんな場合もあるということです。
▶まとめ
まだまだパワーメーター歴1ヶ月にも満たない状態です。
結果的にパワーメーターは必要か?ということを考えると、、、
”あったらあったでゴミにあることはない。しかし無くても速くなれないわけではない。”
という印象を持ちました。
パワーメーターがないなら速くなれないなんてことはありません。そうしたら昔のプロ選手はみんな遅いことになってします。そんな事はありませんネ。
どんな方におすすめかと言うと、やはりある程度乗り込んでプラトー(伸び悩み)を迎えた、現状打破なんかにはもってこいだと思います。新しい刺激を取り入れることができます。
また優先順位こそそこまで高くはありませんが、物欲がふつふつと湧いてなにかお金を使いたい、、、そんな方にパワーメーターはあったらあったでごみになることは無いのでまたちょっと楽しみが増えると思います。
逆にあまりおすすめできないパターンはというと、初心者の方、特に超初心者の方です。
まずはしっかりと乗り込む、ある程度まで乗り込んでからパワーメーターを導入。こんな流れでいくとよりパワーメーターの存在価値をより見いだせるかと思います。
おそらくですが、パワーメーターはあればあるだけ便利に使うことができます。
しかし使い方を間違えてしまうとただの足枷にしかならないこともあると思います。時にこれが足枷だと気がつけるかどうか、このへんはパワーメーターを使わない期間の経験的な蓄積の重要さではないかと思います。
また数値はある意味正直ですが、人間の体は数値では図りきれないところもあります。そんな人間的なところ、また感覚的なものであったり、、、そんなところを磨くことを忘れてはいけないと思います。
便利なものではありますが、便利な道具を使うのはあくまでも人間側が便利に使うものであって、道具に数値に振り回されたりはしないほうがいいですネ。
活かすも殺すも使い方次第、ということでしょう。
ということで今回はPioneer パワーセンサー SGY-PW510A80GL を使ってみた!そんなお話でした。
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千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
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(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
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★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
2017モデル入荷致しました。
★レディースウェアも新作入荷です。
★イチオシアイテム★
★レディースウェアも充実のラインナップ★
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
前回の新規導入からちょこちょことライドに、ローラー台にパワーメーターを使っております。
なんだかすごい時代になったものだと痛感しています。
ライド中、瞬間的なパワーを確認することでちょめちょめしたり、ライドが終わればIFやTSSでライドの充実を確認したり、パッと見ればとっても便利なものです。
そんなこんなで3週間ぐらいパワーメーターというものを使ってみた、そんなお話です。
▶初見 ~ローラー台編~
とりあえずサイコンとペアリングをしてパワーが出るように。
パワー、FTP%、これだけ出ればまぁ、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...
そもそも使い方もよくわかっていませんからネ。
まずはローラー台から。
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ
リニアにパワーが表示されます。
リニアにと言ってもやはり通常のスピードやケイデンスと同じようにワンテンポ遅れての表示です。スピードやケイデンスも多少の遅延はあるかと思いますが、パワーだけ遅いとかはありません。全く問題ないレベルです。
記録したデータをストラバに落としてみると時々パワー値が0になっているところがあります。5秒間程度のところと1秒間のところと2種類あります。メーカーに問い合わせたところ暫くの間はゼロ点校正を走行前に毎回行ってみてくれとのことでした。結果的にゼロ点構成では5秒程度の長いパワー0は解消できましたが、1行感のパワー0にはあまり効果はないようですが、学習機能もあるようなのでしばしこのまま続けて様子を見てみます。
またパワーセンサー普通にケイデンスセンサーも兼ねていますので今までクランクに巻いていたケイデンスセンサーは不要になります。
実際に乗ってみればローラー台でも刻一刻と変わるパワーは楽しいです。
グンッと踏めば400Wとか、ちょっと気を抜いてみたら150Wとか、、、(笑)
パワーを無駄に出したり、というのはまったくもって本来の使い方とは逆ですネ。
まったくもってパワーメーターを使っていないときからのイメージ・想像していた実際のパワーはちょっと違いがありました。
ワタクシの場合は特に固定ローラーだと、ひどいペダリングをしていたことを痛感できます。パワー値が安定せずに振れ幅が非常に大きいです。がちゃがちゃに踏んでいるとこの様になるようです。
これに比べて3本ローラーの場合は負荷があろうがなかろうが汚い踏み方であればバランスが取れませんし、最終的には落ちます。バランスよく真っ直ぐに乗っているときのパワーの振れ幅狭く加速するときはグワッとパワーが上がり、巡航に入ると結構落ち着くというように、実走に極めて近いです。(特に負荷をかけた3本であればまさに登坂のようなパワーの出方になります。)
”筋トレで大きくした筋肉を本当にその競技で使えるようにするためには、度重なる実践反復練習を必要とする。”というのはよく聞くお話です。こんなことを考えると負荷付き3本よりも固定ローラーのほうがこの反復練習が多く掛かりそう、というのが双方をやってみたワタクシの場合の率直な感想でした。
▶初見~実走編~
(´ε`;)ウーン…
まだまだなんだかイマイチ使い方がわかりません。
実際のパワー値を見て自分のショボさを実感するぐらい。。。(笑)
また平地巡航なんかでは比較的安定はしますが、やはりパワー値にかなりのばらつきができます。
加速時は400~600Wとかですが、例えば40km/hで走っていても400Wの時もありますし、逆に150Wぐらいの時もあります。
これがまさにパワーメーターということなんでしょう。
それでも表示パワーが刻一刻とコロコロと変わりすぎるとよくわかりません。サイコン側の表示の仕方で3秒間平均パワーとかもありますので外を走るときはこういったもののほうが安定して見れるのかもしれません。この辺は好みの問題かと思いますが、なれるまで少々時間がかかりそうです。。。
また集団走行で前を引くときなんかはパワーメーターで大体どのくらいのパワーで引くといというのは先日情報をいただきましたところです。一定のパワーで走ることにたいしては数値で現れてくるので非常にわかりやすくていいです。
わかりやすくていいのですが、数値を見て抑えるとかはじめてのことはなかなか難しいです、、、(;´д`)トホホ…
▶その後・・・
パワーメーターはというと、、、導入後3週間ほど経過をしたような気がしますが、未だに実走での使い方、よくわかっていません。(笑)
パワーメーターってポッとつけたときはなんだか嬉しく数値をしきりに見たりしたくなってしまいますが、1週間もすれば、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...なんというか、元々パワーメーターなしの期間が長すぎたせいなのかもしれませんが、感覚的なことのほうを重視してしまうというのは実走でのお話です。
特に一生懸命走っている時ほど見ている余裕が無いというところは正直なお話ですが、、、(笑)
主に大きな理由が2つあります。
①パワー ≠ スピード
まだまだいろいろと試行錯誤中なんですが、”パワーを出すためのペダリング”と”スピードを出すためのペダリング”、これは必ずしもイコールとはならないのではないかというのが現在の考えているところです。これは片側クランク型のパワーメーターの宿命なのかもしれませんが、、、
パワーを節約するためのパワーメーターを用いてパワーを出すためのペダリングの練習。。。(´ε`;)ウーン…こうなってしまっては意味がありません。これは体が器用な人ほど気をつけたほうがいいと思います。特にローラー台なんかでパワーメーターとにらめっこしてパワー、モアパワー、、、と呪いのようになってしまうと実走のときはスピードは上がらないのにパワーだけ上がるというなんとも不思議な現象を知らず知らずのうちに引き起こしてしまう可能性があると感じました。強度が上がれば上がるほど注意が必要だと思います。
あくまでもペダリングをきちんとした上でのパワーを確認する程度に留めておいたほうがいいような気がします。
ローラー台なんかで常に一定の負荷にできますのでパワーを気にするよりもスピードを気にして行うことでも実はパワーメーターは無くてもパワートレーニングはできると思います。
②パワー < スピード
正確な数値がでるということはメリットでもあり、デメリットでもあります。
パワーがどんなに出ていたとしてももっと踏みたい時もありますし、もっと踏まなければちぎれてしまう時もあります。そんなときはパワー値を気にして踏まないよりも、ガンガン行きたい、食らいつきたい。そういった人間的な楽しみという意味では後先考えずに気にしないほうがいいことがあると思います。練習なんかでは特にですがパワー見て踏めなくなるぐらいなら捨ててしまえと、、、(笑)
というかそんな高出力時はパワーメーターを気にする余裕はありません(; ̄▽ ̄)ハハハ... あえてそのときになぜ使わない、、、という事かもしれませんが、、、
また上の例と多少重なりますが、いくらパワーがでていたとしてもスピードが出なければ意味がありません。
極端な話、実走ではパワーなんてぶっちゃけどうだっていいと思うんです。。。(´∀`;)
例えば周りと競っているのであれば、他よりも少しだけ前に出るために、少しでも”スピードが出ればいい”と思うわけです。すこしだけスピードを出すためには、、、”パワーを出す”ではなくてあくまでも”スピードを出す”ということです。
スピードがでないパワーを出しても何も意味ありません。スピードです。
パワー値なんかはどちらかと言うと走り終えてストラバなんかの分析で後から確認することが多いです。
例えばライドデータの中であそこの上りの区間でめちゃくちゃ頑張ったところ、3分間でAve:350W Max:600Wこんなデータが有ったとします。ということはこのぐらいの3分間だったら350Wで走れたということになります。
こんなことを繰り返していくことでことでこのぐらいだったら、こんだけ頑張れる。とか自分の中でデータを貯めていくことがより良くパワーメーターを使えるようになってくるのではないかと思います。
▶パワーメーターの使い方?
正直なところまだまだ全然わかっておりません。
パワーメーターの使い方としてパワーを節約する、限界を超えないように走る、データを積み重ねていくことでより便利になってくるかとは思いますが、数字を気にしすぎてしまう場合は捨ててしまったほうがいいような気がします。♪~( ̄。 ̄)ノ”⌒( )ポイッと
限界というか、デッドラインというか、、、そういったラインって数値で見なきゃわからないようなものでもないような気がします。むしろパワー値の限界がよくわかりません(笑)
体の状態でこれ以上はまずい、とかはなんと無くわかりますが、それでも競い合って我慢比べのような状態では踏んでいきたい、踏まざるを得ない時もありますし、数値以上に踏めるときもあります。
大体そんなときはサイコン見ている余裕なんてありませんし、(; ̄▽ ̄)ハハハ...
というのはパワーメーターを使わない時期が長すぎたのでしょうか。。。
現在のところまだまだ使い方がわかっていないということもありますが、それでもパワーメーターを気にしてタイムを出すという使い方は未だにまるでできていません。orz
まだまだ”宝の持ち腐れ”っている感が否め無いところもあります。
それでもローラー台ではかなり活躍しています。
パワーゾーントレーニングなんかはパワーメーターがないとできませんので、新しい刺激として重宝しております。特にこれからの時期、寒くなってくるとローラー台は大活躍します。
▶パワーメーターの弊害
数値は常に正直です。体重割なんかは特に体重も加味されますのでわかりやすいといえばわかりやすいですが、、、
ストラバの区間チャレンジなんかではパワーメーターを使ってみると悲しい結果になります。(主にj平地~下り区間)
というのも結果から一喜一憂してもパワーが圧倒的に劣っていれば、、、それは自分の力ももちろんあるかとは思いますが、かなりのところが周囲を取り巻く環境の力(主に”風”)を借りての結果ということです。
変なお話パワーメーターを取り入れるまでは全然気にしていませんでしたが、パワーメーターを取り入れると直ぐにバレます。。。(; ̄▽ ̄)ハハハ...
例えばこれです。

某”区間”のリーダーボードですが、赤丸の稲妻マークがおそらくパワーメーターを使っている方かと思います。逆にカミナリマークがない場合は推定パワーと言った形で表示されます。
これを例に見てみます。
画像の一番下の12位:43.5㎞/h 241W
ずんと上の8位:45.2㎞/h 142W
140Wと240Wって強度が全然違います。100Wも違うのにタイムは8位のほうが約10秒も速いです。となると、、、おそらく風、機材、その他の影響等々推測できます。
(もちろん実際に使っているパワーメーターの種類や計測誤差の範囲にもよります。)
それにしても1位の3:45 推定721Wって、、、世界で戦えますネ(笑)
当然体重にもよるかとは思いますが、こんな風に見ていくとちょっと見方が以前と変わってきてしまいます。
ちょっと切ないです。。。(´・ω・`)ショボーン
また数字というものは良くも悪くも性格で、時には残酷なものです。
結果がついてくると嬉しいものですが、結果が出ないことは何よりも悔しかったり、モチベーションを下げてしまったりします。結果だけを求めてしまうようになると楽しさであったり、根底にある大切なものを見失い勝ちになってしまうことがあります。
数字に縛られ過ぎてしまうのは悲しいこと、こんな場合もあるということです。
▶まとめ
まだまだパワーメーター歴1ヶ月にも満たない状態です。
結果的にパワーメーターは必要か?ということを考えると、、、
”あったらあったでゴミにあることはない。しかし無くても速くなれないわけではない。”
という印象を持ちました。
パワーメーターがないなら速くなれないなんてことはありません。そうしたら昔のプロ選手はみんな遅いことになってします。そんな事はありませんネ。
どんな方におすすめかと言うと、やはりある程度乗り込んでプラトー(伸び悩み)を迎えた、現状打破なんかにはもってこいだと思います。新しい刺激を取り入れることができます。
また優先順位こそそこまで高くはありませんが、物欲がふつふつと湧いてなにかお金を使いたい、、、そんな方にパワーメーターはあったらあったでごみになることは無いのでまたちょっと楽しみが増えると思います。
逆にあまりおすすめできないパターンはというと、初心者の方、特に超初心者の方です。
まずはしっかりと乗り込む、ある程度まで乗り込んでからパワーメーターを導入。こんな流れでいくとよりパワーメーターの存在価値をより見いだせるかと思います。
おそらくですが、パワーメーターはあればあるだけ便利に使うことができます。
しかし使い方を間違えてしまうとただの足枷にしかならないこともあると思います。時にこれが足枷だと気がつけるかどうか、このへんはパワーメーターを使わない期間の経験的な蓄積の重要さではないかと思います。
また数値はある意味正直ですが、人間の体は数値では図りきれないところもあります。そんな人間的なところ、また感覚的なものであったり、、、そんなところを磨くことを忘れてはいけないと思います。
便利なものではありますが、便利な道具を使うのはあくまでも人間側が便利に使うものであって、道具に数値に振り回されたりはしないほうがいいですネ。
活かすも殺すも使い方次第、ということでしょう。
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コメント
コメント一覧 (2)
物欲センサーがビンビンです!
ジャイアントのパワメ、でませんかね?
ジャイアントのは、、、まだ時間がかかりそうですネ。
パワーメーターあればゴミにはなりません、後はどこまでの機能を求めるかで選ぶのがいいと思います(`・ω・´)ゞ