ロードバイクで増量 体脂肪をつけずに体重を増やすの巻② 

前回のお話はこちらから。
ロードバイクで増量する意味 体脂肪をつけずに体重を増やすの巻①

要約すると、、、”絶対的なパワーを上げるために筋肉を付けやがれ!”ということで現在長期計画として増量中ということです。
もちろんそれにあたって
・脂肪は付けたくない
・今よりも遅くなりたくない
・持久力も落としたくない
こんなワガママ満載に増量をしてみるということです。

ということでダイエット記録なんかはよくありますが、逆に増量ってあまり見ないのでそんなもやし野郎が半年間で2kg骨格筋を増やした方法の前段階、そんなところをご紹介をさせていただこうと思います。



▶増量をするにあたって① ~考え方~
まず思想というか考え方として、大切なことが2つあります。
この2つはどちらかがかけても結果にコミットすることは難しいと思います。

ワタクシが絶対に大切だと思うことです。
①自分の状態を知る
②自分の限界を決めない

これの2つはある意味相対することですが、①は自分の体はどういう状態でどんな事があるのか知るということです。
例えばワタクシの場合は
・お腹が弱い(お腹を壊しやすい)
こんな簡単なことも大前提として考慮します。プロテインなんかは少々取り入れずらい感じがありました。
そして、
・食べてもほぼ太らない(極めて体重が増えづらい)
こちらに関しては基礎代謝がもともと高いのか、消化吸収能力が低いのか、、、多分寒がりなので(笑)後者ではあると思います。

食べても太らないなんて羨ましいなんて言われることもありますが、それは逆の太らない人種からすると羨ましくもないお話です。
ないものねだりではありませんが、ワタクシの場合は食べないこと、我慢することはそこまで辛くない体質みたいです。例えば夜中にお腹がすいて寝られないとか、、、全くありません。お腹が空いていても熟睡できます。
むしろ何が辛いかと言うと、食べることのほうが辛かったです。最近はそんな傾向は薄れてきましたが、最初の頃は沢山ご飯を食べることが大変でした。
こういった事があるのでもやし体型だったということなんだと思います。

そして②です。
自分の限界を勝手に決めてしまうということも足枷になります。
”自分は~~~だから~~~は無理デス。。。” このような思想がある時点で多分何も変わりません。

本当に、どうしても、絶対に、何があっても、、、どうしてもダメなのか?それとも自分でダメと決めつけているだけなのか?そんなことを再度考え直してみることは、自分の心の弱さを叩き直すにちょうどいいのかもしれません。
それでもどうしてもダメなこと、できないことはありますができないこと、難しいことは本当にどうあがいても難しいことなのか、なにか方法がわからないだけでなんとかならないものなのか?そんなことを考えてみるということは結果を出すためにはとても大切なことかと思います。

というのも結果にコミットしてない・できていないということは現在の状態はすでに”失敗”しているということです。
なぜ失敗しているのかというと、、、今回ご紹介するようなことがうまく言っていないからだと思います。そして失敗しないために、結果にコミットするためには、従来の方法ではだめだということに気がつくということも大切なことです。


▶トレーニングにあたって重要なこととは。
結果にコミットするためには最も重要なことは、、、なんでしょう。
適切で内容の良いトレーニング。
これはとても大切なことです。
でもこれだけではダメですネ。

特にこんなことは若い頃は考えていませんでした。30を超えてしっかりと考えるようになりましたネ。
・充実したトレーニング
・バランスの取れた食事
・回復のための休息
これら3つがすべてそろって初めて結果が出るようになるのでは?ということを確実に実感しております。

どれかが欠けてしまっていたとしても結果を出すのは難しいと思います。

筋トレでもトレーニングでも何でもそうですが、前述のように一定期間トレーニングをしていて結果がでないということはなにか失敗している可能性が高いということです。
失敗の要因は上記のどれかが不十分である可能性が非常に高いです。
結果だけを求めてしまうのは良くない場合もありますが、一つの指標として”結果を出す”ということが目標となっている場合が多くトレーニングの充実を図る指標となります。


▶大前提として増量するということは簡単ではないということ
増量するということは簡単に言っていまうと、”現在よりも更に成長させる”ということです。
そして現状から変化がないということは、現在のトレーニング、現在の食事、現在の休息ではどれかが不十分なため筋量・筋力がついてこないということであり、逆に言えばバランスが取れているため変化がないというだけです。(逆にオーバートレーニングなんかのときはダウンしてきます。)

つまり増量だけではなくパワーアップもそうですが、バランスが取れていたら成長しないです。
簡単に言えば今の現状から変化を求めるのであれば敢えてバランスを崩しにかかるということです。

ロードバイクの初心者で乗り始めにガンガンが速くなれるのは自転車を走らせるということ自体が非日常でありバランスを崩すことであるということだからです。
あの坂を登るだけで死ぬほどきつかった。。。こんなときは登るだけでもどんどん速くなれますが、次第に楽に登れるようになっています。要はバランスがとれていてしまうということです。
バランスが取れている状態ではもう伸びは少なくなり・結果がでなくなります。
トレーニングは徐々に負荷を上げていかないと結果が出にくくなります。こんなことを漸進性の原則と言ったりします。

つまり今よりもパワーをつける、増量するということ自体、体が自然に取っているバランスを意図的に崩してあげるということです。

ロードバイクだけではなくてその他の競技なんでもそうですが、筋肉をつけるということはものすごく大変なことだと思います。いわゆるマッチョメンの方々のあの肉体は人よりも多くの努力の上に成り立っている、作り上げられたものということです。
遺伝子的に筋肉量の多い遺伝子をもって生まれてくる方も当然いるかとは思いますが、おそらくそう多くはないと思います。むしろ逆にワタクシの知り合いのトレーニーさんなんかは逆にもともと細かった方が多いように思えます。

ほっとけばもとに戻っていこうとする遺伝子的なことを乗り越えて、その競技に合わせた体型を作っていく、また筋肉の鎧を身にまとう(?) ということは大変なことです。

そんなことにチャレンジしようとしていること自体まず大変なことなんだ、としっかりと考えて理解することが大切だと思います。



▶まとめ
体に起こる変化として、、、
・太ってくる=摂取カロリー>消費カロリー
・変わらない=摂取カロリー=消費カロリー
・痩せてくる=摂取カロリー<消費カロリー
(摂取カロリー≠吸収カロリーということも考えられなくはありませんし、基礎代謝的なところもですが、どちらが正解というのは今回はさほど重要ではありません。)
こういうことですネ。

そして体を自然な状態からトレーニングで変えていくと言うことは大変なことだと思います。
筋肉をつけるにしても、逆に脂肪を落とすにしても、、、
大変なことをして結果を出したいのであればそれなりの知識や努力は必要ということです。

しかし人間ですのでそれを苦労を感じるか、楽しんでできるかは人それぞれです。
努力の仮定はどんだけドMと感じることもありますが、それも結果が出ればモチベーションはぐんと上昇します。
何よりもより良い結果を出していくためには、結果を出すと言うことは何よりも大切なことかと思います。結果がでればもっとがんばれますし、結果が出なければ継続していくこと自体が難しくなります。

しかしです。。。ダイエットでもなんでもそうですが、実は簡単に結果が出てしまうと、、、継続しないこともあります、(´∀`;) 簡単ならいつでもいいや、的な。。。
簡単に結果が出ないから結果が出たときの達成感は継続という何よりも重要なことに繋がります。。結果が出ないと得てして人はやる気がなくなってしまうものです。この辺もバランスが大切ですネ。

結果にコミットするためには、、、しっかりと考えて努力・実践するというが大切だと思います。

その結果としてワタクシの場合は半年で2kgという結果だったということでした。

ということで今回は
ロードバイクで増量 体脂肪をつけずに体重を増やすの巻②
のお話でした。

次回は具体例のご紹介を致します。

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