戦闘能力計測 一般男性のFTPとは?
FTP、最近では色々なところで聞くようになってきた数値ではありますが、まずはFTPの説明から。
▶FTPとは
FTP:Functional Threshold Power
いわゆる”1時間維持できる限界の平均パワー”ということです。
もっと簡単に言うとFTPはロードバイクにおける戦闘能力です。
スカウターで図るアレのようなものです。

なぜ数値が大きくなると爆発??(笑)
だがしかしです。
戦闘力をただただ上げればいいのかと言うと少々お話は変わっています。

(正確にはちょっと違いますが。。。(笑))
パワーが大きくても体重が重くなってしまうと速くは無くなってしまうということです。
要はパワーと体重のバランスが大切ということですネ。
でもっとわかりやすいロードバイクの偏差値的なことを表すものとして最近では”パワーウエイトレシオ”こちらのほうが重要視されてきております。
体重1kg辺りどのぐらいのパワーを出すことができるのかということです。
これならばいわゆる体重割ですので軽量でパワーが控えめな場合でも速く走れることになりますし、パワーがあっても体重がおもすぎればタイムが出ないということにつながる偏差値的なことでもあります。
というのは前置きで。。。
▶一般人のFTPはどのくらい?
先日ロードバイクを初めて始めるというお客様にご来店いただきました。
そのときにロードバイクでは大先輩の悪友ご友人と一緒にご来店いただき、その際にご友人のFTP計測をしたのですが、その際に、、、
”ロードバイクで一般の成人男性はどのぐらいのFTPなのか?”
というテストにご協力いただけることに。
本当に突然のテストにご協力いただきありがとうございます。
被験者の情報です。
・年齢:25歳
・ロードバイクは今回人生でほぼ初めて乗るといってもいいぐらい
・日常的な運動は軽くランをするぐらい
尚テストは通常のFTP計測と同様に、
・十分にウォーミングアップ
・3分間全力走
・その後レストをはさみ20分間の計測
こちらの方法でおこないました。

はじめてのロードバイクでFTP計測なんて、、、(´∀`;)
あくまでも安全を考慮してペース配分等は支持をさせていただきながら20分間で出し切ってもらうよう指導をさせていただきながら行いました。
結果、、、

※現在のパワー値(左列下から2番め)の右側がLap平均パワーです。
20分間平均で106wです。
これの95%ということですので、
ということで、
25歳 一般人男性のFTPは、、、100w!
ということでした。
これが低いとか高いとかそういうお話ではありません。
貧脚とかでももちろんありません。経験の無いことですので。
全くのロードバイクを経験していないということは初心者でもなくて、あくまでも一般人男性の参考値ということです。
▶一般人とトレーニングをしている人の違いとは?
当然パワー、FTPなんかは全然違ってきます。
大体ガチ系ではなくても結構真面目にトレーニングをしているとFTPで200w前後は出るようになると思います。もちろん年齢や基礎体力にもよりますが、若者であれば初心者の段階から200wぐらいまでは乗れば乗るだけ一気に上がっていく感じです。期間はおそらく1年位あれば十分かと思います。(もちろんもっともっと速くなる場合もありますし個々に差はあります。)
今回の一般人男性の例で考えると、約倍ぐらいはどんどん速くなれるということです。
これは素晴らしく羨ましいことです。
歴が長いワタクシのような人間からすると、1年で現在の倍になれれば。。。(笑)
え~、と”違い”でした。
パワー、体力なんかはぜんぜん違うのですが、やはり見た目で全然違いがあります。
”汗”です。
ワタクシもそうですが、トレーニングをきちんとしている方なんかはおそらくFTP計測の前段階の3分間全力走でビッショビショになると思うのですが、今回テストにご協力いただいた方、いわゆる一般男性ですが汗をあまりかかない、かけないというのが大きな違いだったと感じました。
計測後も汗が床にしたたることはほぼありませんでした。
これこそまさに目で見てすぐにわかることで、体がまだまだ運動に適していないということかと思います。
その体が次回計測のときにはどう変わってきているのか?
変化をすることでどんな成長をしてくのか?
彼の成長を楽しみにしております。
「もうしばらく計測はイイです、、、」と言っていたような気もしますが。。。(笑)
初心者の頃からどう伸びていくのかは如何に練習をするかだと思います。
・速く走りたいのであれば速く走る練習。
・長く走りたいのであれば長く走る練習。
はじめのうちはこれらの目的を間違えないように体にしっかりと負荷をかけてあげればびっくりするぐらい速くなれるものです。
ただし無理をせずにしっかりとトレーニングをすること・体に負荷をかけてあげることと、無茶をすることはちょっと違います。そんなところを気をつけながら楽しんでいただければと思います。
ということで今回は戦闘能力計測 一般男性のFTPとは?→100wだった。そんなお話でした。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
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★イチオシアイテム★
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★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
FTP、最近では色々なところで聞くようになってきた数値ではありますが、まずはFTPの説明から。
▶FTPとは
FTP:Functional Threshold Power
いわゆる”1時間維持できる限界の平均パワー”ということです。
もっと簡単に言うとFTPはロードバイクにおける戦闘能力です。
スカウターで図るアレのようなものです。

なぜ数値が大きくなると爆発??(笑)
だがしかしです。
戦闘力をただただ上げればいいのかと言うと少々お話は変わっています。

(正確にはちょっと違いますが。。。(笑))
パワーが大きくても体重が重くなってしまうと速くは無くなってしまうということです。
要はパワーと体重のバランスが大切ということですネ。
でもっとわかりやすいロードバイクの偏差値的なことを表すものとして最近では”パワーウエイトレシオ”こちらのほうが重要視されてきております。
体重1kg辺りどのぐらいのパワーを出すことができるのかということです。
これならばいわゆる体重割ですので軽量でパワーが控えめな場合でも速く走れることになりますし、パワーがあっても体重がおもすぎればタイムが出ないということにつながる偏差値的なことでもあります。
というのは前置きで。。。
▶一般人のFTPはどのくらい?
先日ロードバイクを初めて始めるというお客様にご来店いただきました。
そのときにロードバイクでは大先輩の
”ロードバイクで一般の成人男性はどのぐらいのFTPなのか?”
というテストにご協力いただけることに。
本当に突然のテストにご協力いただきありがとうございます。
被験者の情報です。
・年齢:25歳
・ロードバイクは今回人生でほぼ初めて乗るといってもいいぐらい
・日常的な運動は軽くランをするぐらい
尚テストは通常のFTP計測と同様に、
・十分にウォーミングアップ
・3分間全力走
・その後レストをはさみ20分間の計測
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はじめてのロードバイクでFTP計測なんて、、、(´∀`;)
あくまでも安全を考慮してペース配分等は支持をさせていただきながら20分間で出し切ってもらうよう指導をさせていただきながら行いました。
結果、、、

※現在のパワー値(左列下から2番め)の右側がLap平均パワーです。
20分間平均で106wです。
これの95%ということですので、
ということで、
25歳 一般人男性のFTPは、、、100w!
ということでした。
これが低いとか高いとかそういうお話ではありません。
貧脚とかでももちろんありません。経験の無いことですので。
全くのロードバイクを経験していないということは初心者でもなくて、あくまでも一般人男性の参考値ということです。
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当然パワー、FTPなんかは全然違ってきます。
大体ガチ系ではなくても結構真面目にトレーニングをしているとFTPで200w前後は出るようになると思います。もちろん年齢や基礎体力にもよりますが、若者であれば初心者の段階から200wぐらいまでは乗れば乗るだけ一気に上がっていく感じです。期間はおそらく1年位あれば十分かと思います。(もちろんもっともっと速くなる場合もありますし個々に差はあります。)
今回の一般人男性の例で考えると、約倍ぐらいはどんどん速くなれるということです。
これは素晴らしく羨ましいことです。
歴が長いワタクシのような人間からすると、1年で現在の倍になれれば。。。(笑)
え~、と”違い”でした。
パワー、体力なんかはぜんぜん違うのですが、やはり見た目で全然違いがあります。
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ワタクシもそうですが、トレーニングをきちんとしている方なんかはおそらくFTP計測の前段階の3分間全力走でビッショビショになると思うのですが、今回テストにご協力いただいた方、いわゆる一般男性ですが汗をあまりかかない、かけないというのが大きな違いだったと感じました。
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これこそまさに目で見てすぐにわかることで、体がまだまだ運動に適していないということかと思います。
その体が次回計測のときにはどう変わってきているのか?
変化をすることでどんな成長をしてくのか?
彼の成長を楽しみにしております。
初心者の頃からどう伸びていくのかは如何に練習をするかだと思います。
・速く走りたいのであれば速く走る練習。
・長く走りたいのであれば長く走る練習。
はじめのうちはこれらの目的を間違えないように体にしっかりと負荷をかけてあげればびっくりするぐらい速くなれるものです。
ただし無理をせずにしっかりとトレーニングをすること・体に負荷をかけてあげることと、無茶をすることはちょっと違います。そんなところを気をつけながら楽しんでいただければと思います。
ということで今回は戦闘能力計測 一般男性のFTPとは?→100wだった。そんなお話でした。
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コメント
コメント一覧 (1)
思ったのですが、フラぺ(+ランシュー)とビンディング(+専用のシューズ)で差が出るのではないでしょうか?
瞬間的な出力は差がでないとしても、平均値としてはソールが曲がらないことで出力にムラが生まれないゆえにビンディングのほうが高い値が出るのではと邪推してみたり...