プロレースでのパワーメーターの使用に待ったがかかるのか?
ワタクシ自身ロードバイクは好きですが、プロのレースを何時間も見ることはあまりありません。どちらかというと自転車は見るよりも乗ったりいじったりするほうが好きな人間です(笑)ですので近頃のレースが昔に比べてつまらないとか楽しいとかはよくわかりませんm(_ _)m
それでも2019年度のツール・ド・フランスのコースが発表になりASOの意図なんかを考えてみると昔に比べて変わってきているところがあるのかもしれないと感じる部分があります。
ということで最近まことしやかにささやかれるレースでのパワーメーターの使用に待ったがかかるのか?そんなお話にしてみようと思います。
▶パワーメーターってなんぞや?
スピードメーター、ケイデンス計なんかもそうですが、パワーメーターとはパワーを計測し数値化する機械、そこからの情報をサイコンなんかで可視化することで、”自分の状態を知る”ためのツールといううことです。
スピードなんかとの違いはと言うと、パワーを計測するので体に掛かる負荷がパワーメーターは正確にわかりやすいということがあります。
ものすごく簡単な例えですが、スピード計を用いても下り坂の40㎞/hと上りの40㎞/hでは体に係る負担が全然違います。しかしパワーメーターを使うと平地では40㎞/hで250W、上りでは15㎞/hでも250wということで数値で体への負荷がリニアにわかりやすいです。
そしてデータをとると残念なことも起こります。
例えばストラバであの区間、、、
①40㎞/h平均で@分きったぜ!(200W)
②35㎞/h平均@+α分出せない、、、(250W)
こんな場合も山盛りたくさん出てきます。
多分①のときは風向きとか良かったのか、誰かに引いてもらったり、、、多くの場合は外的要因が主に絡んでの良タイムということになります。
良くも悪くも正確に数値がでてくるというものです。
蛇足ですが、パワーメーターは主に3種類に分けられます。
①クランク型(スラム・シマノ・パイオニア等)

②ペダル型(ガーミン)
③ハブ型(パワータップ)
どれも力が加わったときの歪(ひずみ)を計測してパワーを算出するというものです。
(正確にはこれ以外もあります。)
▶パワーデータの集積と利用
要はパワーを計測する装置ということですが、多くのデータが集まってくると簡単に言うと自分の状態、限界等が数値化できるようになります。

パワーカーブというもので、データが集まれば集まるほど正確性がでてきます。
上のデータを見てみると、例えば、、、
・30秒間だったら422W
・3分間だったら326W
・30分間は@W
・1時間なら@W
というふうに正確なデータを蓄積してくことで現在の自分の限界パワーを知ることができてしまいます。
ということは例えば1時間のコースであればデータを見て、”1時間で走れる限界のレベルのパワーで走り切る、”こんなことをすれば自ずと最高のタイムが出るはず、、、(というのは空気抵抗の影響が少ないヒルクライムなんかは特にですが)こんなことが理論上考えられます。
つまり”速く走る、タイムを出すためにパワーメーターを用いる”という使い方がまず1つです。
▶パワーメーターのその他の使い方
データを集めることで自分の限界を知ることができます。
またそれだけではありません。
ペースを図るだけではなく、調子や状態なんかも知ることができるようになります。
ヒルクライムを例に考えてみます。
何故か同じ様に登るのにタイムが出ない、スピードが乗らない。そんな場合は向かい風?気温の影響?そんなこともスピードメーターやタイムだけで見るよりもパワーメーターを用いたほうが正確にわかるようになります。パワーがでているのにタイムが出ないのか?それともパワーが出ないのか?そんなことでも調子の善し悪しを判断したり、トレーニング負荷から休息必要性なども客観的に判断ができるようになると言います。(←イマイチ本人まだよくわかっておりませんが、、、m(_ _)m)
またパワーメーターの上位機種は単純にパワーだけではなく付加価値がついてきます。
メーカによって差はありますが、左右のバランス見たり、力の方向、効率等も見ることができます。これらも本来のパワーメーターとしての使い方、如何に効率よく走るか、ということに貢献する機能だと思います。
▶レースをつまらなくするパワーメーター?
上記のように理論上のお話ではデータ通りに走るのが一番速く走れることになるということです。特に空気抵抗の問題が少ないヒルクライムではタイムを出すためにデータ通りに走る方法があるようです。
するとレースではどうなるのかと言うと、、、ヒルクライムレースで皆が数値とにらめっこをして、アタックや揺さぶりなんかも一切無視、皆がゴールからスタートまで自分のデータ上最良ペースでひたすら淡々と最高のタイムを目指して登っていく、、、ただただ勝つために効率だけを重視する、こんなことがレースで行われるということです。いわゆる人間的な面白みがなくなってしまうような、こんなことがいわゆるプロのレースとしてありなのか、というのが反対派の意見ということです。
しかしこんなことは時代の流れであるという意見もあります。
数値をどう使うかは個人(チーム)の自由であり、いくらデータの蓄積があったとしても人間的な駆け引きには数値で計り知れないところもあるということもあります。
とはいってもデータはとても貴重なものでどう考えても蔑ろにできることではありません。
パワーデータをAIなんかに放り込んでただただデータベースのAI監督なんかがチームを勝たさせてしまう時代が来るかもしれません。もうすでに??
これも時代の流れなのか、、、(´ε`;)ウーン…
ワタクシ自身は賛成でも反対でもありませんが、たまに見るレースでは圧倒的な強さのぶっちぎり展開も全然かっこいいと思いますが、、熱いバトルを繰り広げる。そんな楽しいレース展開だったらワクワクするかと思ってしまいます。
ということで今回は、レースでのパワーメーターの使用に待ったがかかるのか?そんなお話でした。
+++++++++++++++++++++++++++
ルールの上でこうなるということです。
これはこれで楽しみの一つ、駆け引きとも取れます。
こんなことは”世界まる@え”なんかで”止まるレース”、として以前紹介されていたことがありました。
++++++++++++++++++++++++++++
コメント欄に
500 Watts 53-14 gear cadence 105 rpm speed 51km/h !!! Vo2max Zone W/kg = 7+
この様にあります。
真相は不明ですが、やはり化物レベルです。。。
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当ブログの運営費用の一部はアフィリエイト広告費用より補わせていただいております。
Wiggleをご利用の際はこちらからポチッとご購入いただけると当ブログ運営費用に補填させていただくことができます。。
サイクリングエクスプレスはこちらからお願い致します。

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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
2017モデル入荷致しました。
★レディースウェアも新作入荷です。
★イチオシアイテム★
★レディースウェアも充実のラインナップ★
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
ワタクシ自身ロードバイクは好きですが、プロのレースを何時間も見ることはあまりありません。どちらかというと自転車は見るよりも乗ったりいじったりするほうが好きな人間です(笑)ですので近頃のレースが昔に比べてつまらないとか楽しいとかはよくわかりませんm(_ _)m
それでも2019年度のツール・ド・フランスのコースが発表になりASOの意図なんかを考えてみると昔に比べて変わってきているところがあるのかもしれないと感じる部分があります。
ということで最近まことしやかにささやかれるレースでのパワーメーターの使用に待ったがかかるのか?そんなお話にしてみようと思います。
▶パワーメーターってなんぞや?
スピードメーター、ケイデンス計なんかもそうですが、パワーメーターとはパワーを計測し数値化する機械、そこからの情報をサイコンなんかで可視化することで、”自分の状態を知る”ためのツールといううことです。
スピードなんかとの違いはと言うと、パワーを計測するので体に掛かる負荷がパワーメーターは正確にわかりやすいということがあります。
ものすごく簡単な例えですが、スピード計を用いても下り坂の40㎞/hと上りの40㎞/hでは体に係る負担が全然違います。しかしパワーメーターを使うと平地では40㎞/hで250W、上りでは15㎞/hでも250wということで数値で体への負荷がリニアにわかりやすいです。
そしてデータをとると残念なことも起こります。
例えばストラバであの区間、、、
①40㎞/h平均で@分きったぜ!(200W)
②35㎞/h平均@+α分出せない、、、(250W)
こんな場合も山盛りたくさん出てきます。
多分①のときは風向きとか良かったのか、誰かに引いてもらったり、、、多くの場合は外的要因が主に絡んでの良タイムということになります。
良くも悪くも正確に数値がでてくるというものです。
蛇足ですが、パワーメーターは主に3種類に分けられます。
①クランク型(スラム・シマノ・パイオニア等)

②ペダル型(ガーミン)
③ハブ型(パワータップ)
どれも力が加わったときの歪(ひずみ)を計測してパワーを算出するというものです。
(正確にはこれ以外もあります。)
▶パワーデータの集積と利用
要はパワーを計測する装置ということですが、多くのデータが集まってくると簡単に言うと自分の状態、限界等が数値化できるようになります。

パワーカーブというもので、データが集まれば集まるほど正確性がでてきます。
上のデータを見てみると、例えば、、、
・30秒間だったら422W
・3分間だったら326W
・30分間は@W
・1時間なら@W
というふうに正確なデータを蓄積してくことで現在の自分の限界パワーを知ることができてしまいます。
ということは例えば1時間のコースであればデータを見て、”1時間で走れる限界のレベルのパワーで走り切る、”こんなことをすれば自ずと最高のタイムが出るはず、、、(というのは空気抵抗の影響が少ないヒルクライムなんかは特にですが)こんなことが理論上考えられます。
つまり”速く走る、タイムを出すためにパワーメーターを用いる”という使い方がまず1つです。
▶パワーメーターのその他の使い方
データを集めることで自分の限界を知ることができます。
またそれだけではありません。
ペースを図るだけではなく、調子や状態なんかも知ることができるようになります。
ヒルクライムを例に考えてみます。
何故か同じ様に登るのにタイムが出ない、スピードが乗らない。そんな場合は向かい風?気温の影響?そんなこともスピードメーターやタイムだけで見るよりもパワーメーターを用いたほうが正確にわかるようになります。パワーがでているのにタイムが出ないのか?それともパワーが出ないのか?そんなことでも調子の善し悪しを判断したり、トレーニング負荷から休息必要性なども客観的に判断ができるようになると言います。(←イマイチ本人まだよくわかっておりませんが、、、m(_ _)m)
またパワーメーターの上位機種は単純にパワーだけではなく付加価値がついてきます。
メーカによって差はありますが、左右のバランス見たり、力の方向、効率等も見ることができます。これらも本来のパワーメーターとしての使い方、如何に効率よく走るか、ということに貢献する機能だと思います。
▶レースをつまらなくするパワーメーター?
上記のように理論上のお話ではデータ通りに走るのが一番速く走れることになるということです。特に空気抵抗の問題が少ないヒルクライムではタイムを出すためにデータ通りに走る方法があるようです。
するとレースではどうなるのかと言うと、、、ヒルクライムレースで皆が数値とにらめっこをして、アタックや揺さぶりなんかも一切無視、皆がゴールからスタートまで自分のデータ上最良ペースでひたすら淡々と最高のタイムを目指して登っていく、、、ただただ勝つために効率だけを重視する、こんなことがレースで行われるということです。いわゆる人間的な面白みがなくなってしまうような、こんなことがいわゆるプロのレースとしてありなのか、というのが反対派の意見ということです。
しかしこんなことは時代の流れであるという意見もあります。
数値をどう使うかは個人(チーム)の自由であり、いくらデータの蓄積があったとしても人間的な駆け引きには数値で計り知れないところもあるということもあります。
とはいってもデータはとても貴重なものでどう考えても蔑ろにできることではありません。
パワーデータをAIなんかに放り込んでただただデータベースのAI監督なんかがチームを勝たさせてしまう時代が来るかもしれません。もうすでに??
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ということで今回は、レースでのパワーメーターの使用に待ったがかかるのか?そんなお話でした。
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これはこれで楽しみの一つ、駆け引きとも取れます。
こんなことは”世界まる@え”なんかで”止まるレース”、として以前紹介されていたことがありました。
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この様にあります。
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作業は18:00以降も行います。
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