Madone9を組み立てる ~前編~
Madone9といえばTREKが誇るエアロロードです。
専用ブレーキ・ケーブル類はリアアウター以外はフル内装というなんとも整備性は、、、(笑)ともあれ公式マニュアルなんかもしっかりとしていますので、まずはマニュアル通りにやってみましょう。
ということで早速、、
Madone9です。
オーナー様は中古でフレームセットの購入をされたということです。
何はともあれフレームや各所パーツ云々の前にまずはハンドル周りのケーブル処理をなんとかしないといけません。
ハンドル内にはブレーキケーブルが通っていますのでおそらく、電動シフト系で組んでいたのではと予想できます。
お古のケーブルが残っていたのはばらしたお店の優しさでしょうか。。。まぁ引っこ抜いてしまうのでどちらでもいいんですが(笑)
そしてお古のケーブルを抜いてみると、、、
結構頑張った痕跡がありますネ、、、(´∀`;)
このハンドルはあんなメーカーやこんなメーカーのハンドルよりもバリ等少なくいい感じです。
意外と内部もキレイだったので美しく行けるでしょう。
配線はこんな感じです。
長さなんかの指定もありますので指定通りの長さでアウターケージングを用意します。
長めにとってあとでカットするということです。
でマニュアル通りに通します。
特にやりにくい感じはありませんでした。
レバー側の出口の出し方はマニュアル通りにシフトは下部、ブレーキは上部となります。
多分この組み方のほうが自然ですネ。。
反対側はこんな感じです。
どのケーブルをどこから出すのかきちんと指定があります、
もうまさにキワモノ(笑)
ヘッド部の内部をケーブルが通っているのでどうなっているのかと思ったらこれまた面白いですネ。
コンプレッションリング(割入りワッシャー)にケーブルが通る穴(溝)があるんですネ。
この溝に通すことで、上部ベアリングの内部を各種ケーブルが通ります。
リアブレーキだけは専用のステム下部のスペーサー内に逃げ、トップチューブ内へ入ります。
もう最善の策と言うのか、苦肉の策というか、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...スゴスギルゼ…
ケーブルが通れば、というかケーブルを通しつつヘッドパーツを組み上げます。
そして次は専用ブレーキのセットアップです。
ヘッドチューブ下部から”こにゃにゃちわ”です(笑)
画像の通りセンタープルと言えばセンタープルなんですが、センタープルではありません(笑)
単純に書くとこんな感じです。
センターの”おにぎり”が持ち上がることでブレーキが閉じるというものです。
文字通りセンタープル(笑)
構造を理解してしまえば難しいことはありません。
(この空力性能が良さそうなブレーキ、シマノに作ってもらいたいものです。。。)
ケーブルの残りが長いと、とんでもないので(カバーを付けないと、タイヤを容赦なく削りませう。。。。(笑))きちんとマニュアル通りにカットです。
フロントはフラップ?なんか”パカパカ”を取り付ければOKです。
真っ直ぐにしているところ。。。
ハンドルを切ると
パカっと、、、(笑)
無駄にパカパカしたくなります。。。
内部を見てみるとやはりハンドルの切れ角の少なさの理由がわかります。
お次はシフト。
マニュアルにはシフトケーブルどっちがどっちか(F or R)わからなくならないように印をつけておいてネ。ってありますが、インナー通せばすぐにわかるような気が。。。(←とかいいながらちゃっかり印をつけてあります(笑))
こちらもあまりをカットするのですが、残し量には指定があるので指定通りにカットです。
ダウンチューブの部分は専用パーツがあります。
フロントディレイラー用のアジャスターです。
新型のFDであればココはもう殺してしまっても大丈夫ですが、今回は6800のFDなのでこれをしっかりと使えるようにします。
内部はこんな感じになっております。
ココまで通ってしまえば後は通常のディレイラー調整ですのでサククサ進みます。
ということでとりあえず一時的には完成です。
めちゃくちゃかっちょいいです!ィェ━━v(o´∀`o)v━━ィッ
後は微妙なポジション調整をすればOKデス!
ということで今回Madone9を組んでみて感じたところ、、、
通常のフレームよりも時間がかかりますネ。(; ̄▽ ̄)ハハハ...
おそらくこういったフレームは整備性を犠牲にしたり、ハンドルの切れ角も通常のロードよりも全然狭いですので輪行や車載の際も気を使うと思います。それでも空力であったりその他走行性能を究極に追い求めた形であり、まさに”レーシングマシンであれ!”そんな感じでした。
今後の消耗品のメンテナンスですが、インナーケーブルのみの交換であればブレーキシフトともにそこまで大変な作業ではないかと思います。アウターも交換となるとヘッドセットも全部バラさないのとなので結構大変な作業になるかと思いますが、1年に一回ぐらいのオーバーホール時にまとめてやってしまうのがいいと思います。
ということで今回はエアロロード TREK Madone9を組み立てるそんなお話でした。
++++++++++++++++++++++++++++
当ブログの運営費用の一部はアフィリエイト広告費用より補わせていただいております。
Wiggleをご利用の際はこちらからポチッとご購入いただけると当ブログ運営費用に補填させていただくことができます。。
サイクリングエクスプレスはこちらからお願い致します。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
2017モデル入荷致しました。
★レディースウェアも新作入荷です。
★イチオシアイテム★
★レディースウェアも充実のラインナップ★
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
Madone9といえばTREKが誇るエアロロードです。
専用ブレーキ・ケーブル類はリアアウター以外はフル内装というなんとも整備性は、、、(笑)ともあれ公式マニュアルなんかもしっかりとしていますので、まずはマニュアル通りにやってみましょう。
ということで早速、、
Madone9です。
オーナー様は中古でフレームセットの購入をされたということです。
何はともあれフレームや各所パーツ云々の前にまずはハンドル周りのケーブル処理をなんとかしないといけません。
ハンドル内にはブレーキケーブルが通っていますのでおそらく、電動シフト系で組んでいたのではと予想できます。
お古のケーブルが残っていたのはばらしたお店の優しさでしょうか。。。まぁ引っこ抜いてしまうのでどちらでもいいんですが(笑)
そしてお古のケーブルを抜いてみると、、、
結構頑張った痕跡がありますネ、、、(´∀`;)
このハンドルはあんなメーカーやこんなメーカーのハンドルよりもバリ等少なくいい感じです。
意外と内部もキレイだったので美しく行けるでしょう。
配線はこんな感じです。
長さなんかの指定もありますので指定通りの長さでアウターケージングを用意します。
長めにとってあとでカットするということです。
でマニュアル通りに通します。
特にやりにくい感じはありませんでした。
レバー側の出口の出し方はマニュアル通りにシフトは下部、ブレーキは上部となります。
多分この組み方のほうが自然ですネ。。
反対側はこんな感じです。
どのケーブルをどこから出すのかきちんと指定があります、
もうまさにキワモノ(笑)
ヘッド部の内部をケーブルが通っているのでどうなっているのかと思ったらこれまた面白いですネ。
コンプレッションリング(割入りワッシャー)にケーブルが通る穴(溝)があるんですネ。
この溝に通すことで、上部ベアリングの内部を各種ケーブルが通ります。
リアブレーキだけは専用のステム下部のスペーサー内に逃げ、トップチューブ内へ入ります。
もう最善の策と言うのか、苦肉の策というか、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...スゴスギルゼ…
ケーブルが通れば、というかケーブルを通しつつヘッドパーツを組み上げます。
そして次は専用ブレーキのセットアップです。
ヘッドチューブ下部から”こにゃにゃちわ”です(笑)
画像の通りセンタープルと言えばセンタープルなんですが、センタープルではありません(笑)
単純に書くとこんな感じです。
センターの”おにぎり”が持ち上がることでブレーキが閉じるというものです。
文字通りセンタープル(笑)
構造を理解してしまえば難しいことはありません。
(この空力性能が良さそうなブレーキ、シマノに作ってもらいたいものです。。。)
ケーブルの残りが長いと、とんでもないので(カバーを付けないと、タイヤを容赦なく削りませう。。。。(笑))きちんとマニュアル通りにカットです。
フロントはフラップ?なんか”パカパカ”を取り付ければOKです。
真っ直ぐにしているところ。。。
ハンドルを切ると
パカっと、、、(笑)
無駄にパカパカしたくなります。。。
内部を見てみるとやはりハンドルの切れ角の少なさの理由がわかります。
お次はシフト。
マニュアルにはシフトケーブルどっちがどっちか(F or R)わからなくならないように印をつけておいてネ。ってありますが、インナー通せばすぐにわかるような気が。。。(←とかいいながらちゃっかり印をつけてあります(笑))
こちらもあまりをカットするのですが、残し量には指定があるので指定通りにカットです。
ダウンチューブの部分は専用パーツがあります。
フロントディレイラー用のアジャスターです。
新型のFDであればココはもう殺してしまっても大丈夫ですが、今回は6800のFDなのでこれをしっかりと使えるようにします。
内部はこんな感じになっております。
ココまで通ってしまえば後は通常のディレイラー調整ですのでサククサ進みます。
ということでとりあえず一時的には完成です。
めちゃくちゃかっちょいいです!ィェ━━v(o´∀`o)v━━ィッ
後は微妙なポジション調整をすればOKデス!
ということで今回Madone9を組んでみて感じたところ、、、
通常のフレームよりも時間がかかりますネ。(; ̄▽ ̄)ハハハ...
おそらくこういったフレームは整備性を犠牲にしたり、ハンドルの切れ角も通常のロードよりも全然狭いですので輪行や車載の際も気を使うと思います。それでも空力であったりその他走行性能を究極に追い求めた形であり、まさに”レーシングマシンであれ!”そんな感じでした。
今後の消耗品のメンテナンスですが、インナーケーブルのみの交換であればブレーキシフトともにそこまで大変な作業ではないかと思います。アウターも交換となるとヘッドセットも全部バラさないのとなので結構大変な作業になるかと思いますが、1年に一回ぐらいのオーバーホール時にまとめてやってしまうのがいいと思います。
ということで今回はエアロロード TREK Madone9を組み立てるそんなお話でした。
++++++++++++++++++++++++++++
当ブログの運営費用の一部はアフィリエイト広告費用より補わせていただいております。
Wiggleをご利用の際はこちらからポチッとご購入いただけると当ブログ運営費用に補填させていただくことができます。。
サイクリングエクスプレスはこちらからお願い致します。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。当店の特徴・詳細ははこちらから
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
2017モデル入荷致しました。
★レディースウェアも新作入荷です。
★イチオシアイテム★
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
コメント
コメント一覧 (1)