ヒルクライム実験 どっちが速い? めちゃ踏みVSペース走
ヒルクライムなんかでは、
・序盤で踏みすぎない
・頑張るなら最後で
・ペースは一定を心がけて、最後に向けて上げていく
教科書的はこんなお話はよく聞くところです。
要はたれずに終えれるペースを保つというのがセオリーだそうです。
圧倒的にヒルクライムが下手くそなワタクシが実験いたしました。
ヒルクライム実験 どっちが速い? めちゃ踏みVSペース走 そんな実験をしてきたお話です。
というのも前回の鹿野山 秋元の記録です。
ちなみに鹿野山 秋元のコースデータはこんな感じです。

イメージ的に不動峠のちょっときついバージョンです。(笑)
以前行った都民の森のように長さがあるわけではありませんが、傾斜がきついです。
一部平地区間があるため平均斜度は数値よりもキツイかと思います。
タイムアタックと言えばそう年に何回も行なうわけではなくて、いわば集大成的なものです。(←ヘタレ満載なお話ですが。。。(笑))そのため前日からはお腹が痛くなるようなプレッシャーに襲われ(笑)、当日はブリッバリに気合を入れて、密かにタイムアタックをしようと目論んでいたので行きはちょっとペースを抑えめでだいぶ脚を溜めておりました。追い風が講じてスピードの割にだいぶパワーを抑えられました(ΦωΦ)フフフ…
そしてタイムアタック実行です。
気合い入り過ぎです。。。(; ̄▽ ̄)ハハハ...
無事に自己ベストを記録したわけですが、、、(´ε`;)ウーン…
ゲロゲロにバテました。orz
まぁそれにしても、、、後から記録を見てみるとショボさが浮き彫りに。。。
こちらデータです

③第三回休憩ポイント(笑)、150Wまで落とす。(´=ω=;)
▶賢く登るペースをキープのヒルクライム!
要は前回のタイムアタックで、むちゃくちゃに踏んだって平均で300Wちょっとはキープできていたので300Wちょっとで踏んでいけばペース的に一定になるはず!ということです。
それと前回の様に気合を入れすぎるどうしてもオーバーペース気味にありますしよくありませんので、辺に脚をためたり小細工的に事は考えずにスッと登ってやろう。そのぐらいに逆に気合を入れずに再挑戦です。
ということで鹿野山に向かう往路は前回よりもちょいとパワーを上げ目で向かいました。
そして前回のようにスタート地点で気合を入れて準備をして、、、ということはやめて、スッと登る。。。これです(笑)
で早速ですが、結果を。。。

、、、`s(・'・;) エートォ...
データがひどすぎる。。。寒すぎたせいか?
パイオニア頑張れや~~~(#゚Д゚)ゴルァ!!
走っているときから薄々感づいてはいたのですが、パワーがよく0Wになる、そしてパワメだけではなくスピードなんかも最近はつけかえが面倒臭いのでGPSから取っているのですが、ひどいものでした。。。
パワー0W、スピード0㎞多すぎで、データの比較はかなり難しいです。
ざっくりとは見られますが、細かいところはあまり役に立たなそうです。
それでも今回は300Wちょっと上をキープしていくようなイメージでできるだけ450Wとか無理をしてパワーを出すということはせずに我慢我慢で登っていきました。登っている最中は300Wぐらいで安定してくると逆に余裕が出てきてちょっと不安になりますが、そこは我慢。最後にタメておくようなイメージで登りました。
結果的には大体狙い通りに300Wちょっと、そして最後に盛り上げていくようなイメージで前回よりかはペースを保てていたと思います。
肝心のタイムは
むちゃ踏みの前回:12:55 Ave308W
ペースを一定今回:13:00 Ave302W
その差5秒、主観強度で言うと 11:10ぐらいのイメージです。
しかしなんと前半区間は記録を更新しておりました。
後半で遅れたというところです。
▶パワーはともかく主観的なきつさ
パワーも0Wが続出はしておりますが、それでも前回のグラフと比べて上下の振れ幅が狭まっている気がいないこともありません。

※上:前回 下:今回
(´ε`;)ウーン…
やはりパワメがチョンボしすぎてちょっとよくわかりませんが、言われてみれば波の振れ幅が狭いような気も。。。そして後半に向けて盛り上げて行けているような気がしないこともありません。
そして主観的はお話ですが、、、
今回のほう(ペースを守ったほうが)がだいぶ楽!
上の主観強度のところにも書きましたが、前回めちゃ踏みのときはすで開始すぐに限界を迎えそうで、たれながら全開と休息を繰り返しながら走ったようなイメージです。
序盤から全く余裕がなくゴール後は燃え尽きるようなペースでした。
比べて今回は前半区間に関してはパワーを抑えめ目に走ったのに、、、実はタイムは早かったというお話です。
これは自分でもかなりびっくりしたところです。\(◎o◎)/!マジカーーー
抑えめではありましたが、しっかり平地区間でも踏んだ。ということです。平地区間だけではなくて、傾斜がゆるくなるところも極力一定に負荷になるように踏んでいたつもりです。
最後の方はやはりかなり限界を超えるぐらい踏んだつもりではありますが、序盤に抑えめというペースで走っていた癖というか、、、発破がかからずに最後で踏むタイミングがずれてしまったような。。。
最後の傾斜がぐわっと上がるところと直前で焦って失敗したのを記憶しております。その差が5秒となったと思います。
▶考察
はっきり言ってしまうと微々たる差ではありますが、めちゃくちゃに踏んだほうが速かった、というのが今回の実験の結果でした。
というのも考察として、、、
①距離が短かった
これがまず考えられるかと思います。
おそらく1時間とか登り続けるような長いヒルクライムでは非常に効率が悪いと思われる、めちゃ踏みも距離(時間)が短いからなんとか耐えられた、と考えたほうがいいと思います。
それでも30分程度で終わるぐらいならまだ行けそうな気もしないこともありませんが、効率というお話ではお世辞にもいいとはいいづらいです。
というのも終わってみればどちらも大変疲れましたが、はっきり言って完全に無茶踏みのほうが疲労感が強かったです。
平均出力は308Wと303Wですが、後者は0Wが非常に多くひょっとした同様のパワーが出ていたとも考えられます。
Stravaの”分析”から見るパワーは除外条件等が変わってくると言うお話があります。不思議な0Wが除外条件となるのであれば
むちゃ踏み:309W
ペース走:307Wとなっています。
これであれば疲労感を少なくほぼ同様のパワーで踏めたとなると、やはりペース走は効率がいいのかもしれません。
②気合と追い込み
気合が入りすぎてもうずっと100%を超えるようなペースで走っていためちゃ踏みと比べて、ペースを保った走り方では逆に我慢、我慢、、、というある意味全く逆のイメージで登りました。
これによりメリット・デメリットが生じました。
・デメリット
Stravaのちょっと便利なタイム比較という機能があるのですが、それを見る限りやはり頑張りどころで頑張りきれていない感があります。我慢しすぎてしまった、また全体的に我慢が祟り我慢どころで差がついた、という結果でした。
なんというか、、、おそらく一定のペース本当に走るとしたら300Wで少し余裕がでてしまうぐらいであれば310Wとか315Wとかもう少しペースを上げて走るほうがタイムは縮まるかと思います。ちょっと300W目安では低かったのかもしれません。
・メリット
パワーを落としたことで死にそうになりながらめちゃくちゃでもなんとか踏んでいる感が格段に減りました。結果としてペダリングのばらつきが減り効率が上がったように感じないこともありません。高出力ではどうしても落ちがちな効率を、強度を落とすことで上げれたということです。
こんなことを考えると、めちゃくちゃに踏みまくって308Wとかであれば一定のペースで踏み続ければもうすこしだけパワーは出せたかもしれません、これは要検証課題です。
③寒すぎた。
前回の気温は12℃、今回は5℃、
12℃あればヒルクライムはグローブなし前全開で問題ありません。スタート前に脱ぐもの脱いで入念に準備をして開始、といった感じでした。
しかし5℃の今回はとてもではありませんが、グローブをとってなんて考えられないぐらい寒かったです。結果ヒルクライム中に汗ばんだグローブを外したり、ジャケットの前を開けたり、フェイスカバーを外したりとモゴ付きすぎた感も。。。それでも走っている最中は指先が寒すぎたり、冬のヒルクライムは大変です。(; ̄▽ ̄)ハハハ...
気温が寒くなればなるほど体が重く感じたり体の動きが悪くなる気がするのは、空気の密度のお話だけではなく、インナーの枚数が増えてくるという物理的な要因もあるかと思います。
冬ウェアよりも夏ウェアのほうがはるかに動きやすいですし、軽量化にもなります。
▶どっちがいいのか?
そんなことはもうとっくの昔に答えはでているお話です。
教科書通りにペースを守って登るということです。5秒しかタイムが違わなくて、この疲労度であれば5秒遅くてもいいかなぁと。。。(笑)
しかしそれには難点もあります。”難しい”ということです。
今回”経験値”というものが必要になってくると痛感いたしました。
要は自分はどのぐらいのペースであれば、どのくらいの時間出力できるのか?まずはこんなことを理解しないとタイムを縮めることは難しいですネ。
そして今回の様に300mUPで13分とかで終わってしまうような短いところの場合は、変にクレバーになりすぎてうかうかしていたらガンガン踏んでいる場合と比べてあっという間に差は広がってしまうこともあったと、それが今回の結果につながったのではないかと思います。
しかしペース走は節約や効率を考えるとメリット満載かと思いますが、逆に練習をするときはガンガンに強度を上げて、むちゃくちゃに登りまくる。こんなことも大切だと思います。いわゆる高強度インターバル走のような走り方ですネ。一定のペースで淡々と上っていたけど、最近頭打ち。。。という方の場合は新しい刺激を入れるという意味でもいつもと違った登り方なんかを入れてみるのもいい刺激になるかと思います。
今回は思いっきり経験不足が仇となってしまったところもあるかと思います。
そもそも冒頭の方でサラッと書いておりますが、
精進いたします(`・ω・´)ゞ
以前は登るだけで精一杯だった坂、こんなところは登るだけで超高強度のトレーニングになっているわけですが、これが普通に登れるようになってしまうと、トレーニングの強度としてはやはり落ちてくるものです。過負荷の原理であり、漸新世の法則ということでしょう。
それとこちらに答えがあります。
30代男性「ヒルクライムのタイムを縮めることができません」
こちらにもあるようにトレーニングは運動強度、休息バランス、そして新しい刺激、これらは重要ということです。
それと、、、悲しいかな、”資質”ということです。(ー'`ー;)ムムム…
ということでまとめですが、、、
やっぱりヒルクライムはペースを保って淡々と登るのがタイムは出やすいかもしれないが、それも練習をきちんとすることが前提となる。ということでした。
また資質という面をもっと掘り下げて考えると、淡々と登るのと緩急つけて登るのと、、、どっちが得意かによっても差は出てくのではないかと思います。この辺はプロのパワーメーター戦略云々のところでも書いたかような気が。。。
どちらにせよ、きちんと練習することは大切ですネ。
ということで今回はヒルクライム実験 どっちが速い? めちゃ踏みVSペース走 というお話でしたが、タイム的にはめちゃ踏みしたほうが早かった。でも疲労度は5秒のタイム以上に大きかったような気がした。そんなお話でした。
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ヒルクライムなんかでは、
・序盤で踏みすぎない
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・ペースは一定を心がけて、最後に向けて上げていく
教科書的はこんなお話はよく聞くところです。
要はたれずに終えれるペースを保つというのがセオリーだそうです。
圧倒的にヒルクライムが下手くそなワタクシが実験いたしました。
ヒルクライム実験 どっちが速い? めちゃ踏みVSペース走 そんな実験をしてきたお話です。
というのも前回の鹿野山 秋元の記録です。
ちなみに鹿野山 秋元のコースデータはこんな感じです。

イメージ的に不動峠のちょっときついバージョンです。(笑)
以前行った都民の森のように長さがあるわけではありませんが、傾斜がきついです。
一部平地区間があるため平均斜度は数値よりもキツイかと思います。
タイムアタックと言えばそう年に何回も行なうわけではなくて、いわば集大成的なものです。(←ヘタレ満載なお話ですが。。。(笑))そのため
そしてタイムアタック実行です。
気合い入り過ぎです。。。(; ̄▽ ̄)ハハハ...
無事に自己ベストを記録したわけですが、、、(´ε`;)ウーン…
ゲロゲロにバテました。orz
まぁそれにしても、、、後から記録を見てみるとショボさが浮き彫りに。。。
こちらデータです

焦りからか序盤飛ばしすぎ。。。気合の空回りと言うやつです。。。
序盤400W前後で絶対に続かないペース。。。ヾ(- -;)オイオイ
序盤400W前後で絶対に続かないペース。。。ヾ(- -;)オイオイ
案の定①の少しだけある平地区間でガタ落ち、この区間通常35km/hぐらいまでは上げたいところですが、いいとこ30km/h程度。。。実は向かい風で…(((((;`Д´)≡⊃)´Д)、;'.・ハウワッ
そのあとちょっとだけ復活、またアホみたいに380Wという全く長続きしないパワーで踏みしめる。。。うどんでも踏んでこねてんのか??(笑)
そして②、やっぱり力尽きます。orz
勾配が緩むと休みだす始末です。。。
③
④ヘアピンで勾配がゆるくなるところ完全にお休みモード。200w前後で回復を図る(笑)
⑤最後のコーナー、後半に備えて貯める作戦、、、というのは言い訳でやっぱりバテるの巻(笑)
⑥最後っ屁(ちょっと実もはみ出しながらΣ(゚д゚) エッ!?)のようなショートインターバル??
終始バテて、休んで、バテては、休んでの繰り返してお世辞にもお上手とはとてもいいがたいひどい有様です。
これの走り方は初心者デス、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...
まだまだ改善点が浮き彫りとなったタイムアタックでした。
パワーメーターってやはりちょっと便利ですが、残酷ですェ、、、(´;ω;`) 下手くそが露呈しましたorz
ということでせっかくなのでパワーメーターを最大限に利用していわゆる教科書的なヒルクライムでタイムがどうなるのか、そんなことをやってみようと思いついたわけです。
ということでせっかくなのでパワーメーターを最大限に利用していわゆる教科書的なヒルクライムでタイムがどうなるのか、そんなことをやってみようと思いついたわけです。
▶賢く登るペースをキープのヒルクライム!
要は前回のタイムアタックで、むちゃくちゃに踏んだって平均で300Wちょっとはキープできていたので300Wちょっとで踏んでいけばペース的に一定になるはず!ということです。
それと前回の様に気合を入れすぎるどうしてもオーバーペース気味にありますしよくありませんので、辺に脚をためたり小細工的に事は考えずにスッと登ってやろう。そのぐらいに逆に気合を入れずに再挑戦です。
ということで鹿野山に向かう往路は前回よりもちょいとパワーを上げ目で向かいました。
そして前回のようにスタート地点で気合を入れて準備をして、、、ということはやめて、スッと登る。。。これです(笑)
で早速ですが、結果を。。。

、、、`s(・'・;) エートォ...
データがひどすぎる。。。寒すぎたせいか?
パイオニア頑張れや~~~(#゚Д゚)ゴルァ!!
走っているときから薄々感づいてはいたのですが、パワーがよく0Wになる、そしてパワメだけではなくスピードなんかも最近はつけかえが面倒臭いのでGPSから取っているのですが、ひどいものでした。。。
パワー0W、スピード0㎞多すぎで、データの比較はかなり難しいです。
ざっくりとは見られますが、細かいところはあまり役に立たなそうです。
それでも今回は300Wちょっと上をキープしていくようなイメージでできるだけ450Wとか無理をしてパワーを出すということはせずに我慢我慢で登っていきました。登っている最中は300Wぐらいで安定してくると逆に余裕が出てきてちょっと不安になりますが、そこは我慢。最後にタメておくようなイメージで登りました。
結果的には大体狙い通りに300Wちょっと、そして最後に盛り上げていくようなイメージで前回よりかはペースを保てていたと思います。
肝心のタイムは
むちゃ踏みの前回:12:55 Ave308W
ペースを一定今回:13:00 Ave302W
その差5秒、主観強度で言うと 11:10ぐらいのイメージです。
しかしなんと前半区間は記録を更新しておりました。
後半で遅れたというところです。
▶パワーはともかく主観的なきつさ
パワーも0Wが続出はしておりますが、それでも前回のグラフと比べて上下の振れ幅が狭まっている気がいないこともありません。

※上:前回 下:今回
(´ε`;)ウーン…
やはりパワメがチョンボしすぎてちょっとよくわかりませんが、言われてみれば波の振れ幅が狭いような気も。。。そして後半に向けて盛り上げて行けているような気がしないこともありません。
そして主観的はお話ですが、、、
今回のほう(ペースを守ったほうが)がだいぶ楽!
上の主観強度のところにも書きましたが、前回めちゃ踏みのときはすで開始すぐに限界を迎えそうで、たれながら全開と休息を繰り返しながら走ったようなイメージです。
序盤から全く余裕がなくゴール後は燃え尽きるようなペースでした。
比べて今回は前半区間に関してはパワーを抑えめ目に走ったのに、、、実はタイムは早かったというお話です。
これは自分でもかなりびっくりしたところです。\(◎o◎)/!マジカーーー
抑えめではありましたが、しっかり平地区間でも踏んだ。ということです。平地区間だけではなくて、傾斜がゆるくなるところも極力一定に負荷になるように踏んでいたつもりです。
最後の方はやはりかなり限界を超えるぐらい踏んだつもりではありますが、序盤に抑えめというペースで走っていた癖というか、、、発破がかからずに最後で踏むタイミングがずれてしまったような。。。
最後の傾斜がぐわっと上がるところと直前で焦って失敗したのを記憶しております。その差が5秒となったと思います。
▶考察
はっきり言ってしまうと微々たる差ではありますが、めちゃくちゃに踏んだほうが速かった、というのが今回の実験の結果でした。
というのも考察として、、、
①距離が短かった
これがまず考えられるかと思います。
おそらく1時間とか登り続けるような長いヒルクライムでは非常に効率が悪いと思われる、めちゃ踏みも距離(時間)が短いからなんとか耐えられた、と考えたほうがいいと思います。
それでも30分程度で終わるぐらいならまだ行けそうな気もしないこともありませんが、効率というお話ではお世辞にもいいとはいいづらいです。
というのも終わってみればどちらも大変疲れましたが、はっきり言って完全に無茶踏みのほうが疲労感が強かったです。
平均出力は308Wと303Wですが、後者は0Wが非常に多くひょっとした同様のパワーが出ていたとも考えられます。
Stravaの”分析”から見るパワーは除外条件等が変わってくると言うお話があります。不思議な0Wが除外条件となるのであれば
むちゃ踏み:309W
ペース走:307Wとなっています。
これであれば疲労感を少なくほぼ同様のパワーで踏めたとなると、やはりペース走は効率がいいのかもしれません。
②気合と追い込み
気合が入りすぎてもうずっと100%を超えるようなペースで走っていためちゃ踏みと比べて、ペースを保った走り方では逆に我慢、我慢、、、というある意味全く逆のイメージで登りました。
これによりメリット・デメリットが生じました。
・デメリット
Stravaのちょっと便利なタイム比較という機能があるのですが、それを見る限りやはり頑張りどころで頑張りきれていない感があります。我慢しすぎてしまった、また全体的に我慢が祟り我慢どころで差がついた、という結果でした。
なんというか、、、おそらく一定のペース本当に走るとしたら300Wで少し余裕がでてしまうぐらいであれば310Wとか315Wとかもう少しペースを上げて走るほうがタイムは縮まるかと思います。ちょっと300W目安では低かったのかもしれません。
・メリット
パワーを落としたことで死にそうになりながらめちゃくちゃでもなんとか踏んでいる感が格段に減りました。結果としてペダリングのばらつきが減り効率が上がったように感じないこともありません。高出力ではどうしても落ちがちな効率を、強度を落とすことで上げれたということです。
こんなことを考えると、めちゃくちゃに踏みまくって308Wとかであれば一定のペースで踏み続ければもうすこしだけパワーは出せたかもしれません、これは要検証課題です。
③寒すぎた。
前回の気温は12℃、今回は5℃、
12℃あればヒルクライムはグローブなし前全開で問題ありません。スタート前に脱ぐもの脱いで入念に準備をして開始、といった感じでした。
しかし5℃の今回はとてもではありませんが、グローブをとってなんて考えられないぐらい寒かったです。結果ヒルクライム中に汗ばんだグローブを外したり、ジャケットの前を開けたり、フェイスカバーを外したりとモゴ付きすぎた感も。。。それでも走っている最中は指先が寒すぎたり、冬のヒルクライムは大変です。(; ̄▽ ̄)ハハハ...
気温が寒くなればなるほど体が重く感じたり体の動きが悪くなる気がするのは、空気の密度のお話だけではなく、インナーの枚数が増えてくるという物理的な要因もあるかと思います。
冬ウェアよりも夏ウェアのほうがはるかに動きやすいですし、軽量化にもなります。
▶どっちがいいのか?
そんなことはもうとっくの昔に答えはでているお話です。
教科書通りにペースを守って登るということです。5秒しかタイムが違わなくて、この疲労度であれば5秒遅くてもいいかなぁと。。。(笑)
しかしそれには難点もあります。”難しい”ということです。
今回”経験値”というものが必要になってくると痛感いたしました。
要は自分はどのぐらいのペースであれば、どのくらいの時間出力できるのか?まずはこんなことを理解しないとタイムを縮めることは難しいですネ。
そして今回の様に300mUPで13分とかで終わってしまうような短いところの場合は、変にクレバーになりすぎてうかうかしていたらガンガン踏んでいる場合と比べてあっという間に差は広がってしまうこともあったと、それが今回の結果につながったのではないかと思います。
しかしペース走は節約や効率を考えるとメリット満載かと思いますが、逆に練習をするときはガンガンに強度を上げて、むちゃくちゃに登りまくる。こんなことも大切だと思います。いわゆる高強度インターバル走のような走り方ですネ。一定のペースで淡々と上っていたけど、最近頭打ち。。。という方の場合は新しい刺激を入れるという意味でもいつもと違った登り方なんかを入れてみるのもいい刺激になるかと思います。
今回は思いっきり経験不足が仇となってしまったところもあるかと思います。
そもそも冒頭の方でサラッと書いておりますが、
タイムアタックと言えばそう年に何回も行なうわけではなくて、いわば集大成的なものです。↑↑↑コレ自体がヘタレの極みで、毎回ちゃんと登りなさいというお話です(笑)
精進いたします(`・ω・´)ゞ
以前は登るだけで精一杯だった坂、こんなところは登るだけで超高強度のトレーニングになっているわけですが、これが普通に登れるようになってしまうと、トレーニングの強度としてはやはり落ちてくるものです。過負荷の原理であり、漸新世の法則ということでしょう。
それとこちらに答えがあります。
30代男性「ヒルクライムのタイムを縮めることができません」
こちらにもあるようにトレーニングは運動強度、休息バランス、そして新しい刺激、これらは重要ということです。
それと、、、悲しいかな、”資質”ということです。(ー'`ー;)ムムム…
ということでまとめですが、、、
やっぱりヒルクライムはペースを保って淡々と登るのがタイムは出やすいかもしれないが、それも練習をきちんとすることが前提となる。ということでした。
また資質という面をもっと掘り下げて考えると、淡々と登るのと緩急つけて登るのと、、、どっちが得意かによっても差は出てくのではないかと思います。この辺はプロのパワーメーター戦略云々のところでも書いたかような気が。。。
どちらにせよ、きちんと練習することは大切ですネ。
ということで今回はヒルクライム実験 どっちが速い? めちゃ踏みVSペース走 というお話でしたが、タイム的にはめちゃ踏みしたほうが早かった。でも疲労度は5秒のタイム以上に大きかったような気がした。そんなお話でした。
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