各種ケーブル類の重量測定 (ロード用コンポーネント以外)
シマノのコンポーネントの重量は公式サイトで公開されております。
今回は公開されていないケーブル類の実測重量です。
というのもサイズ、フレーム設計によっても長さが違えば重量は変わってくるものです。
そんなもん測定してどうすんだよってお話です。
というところに突っ込んでいくのが楽しい世界です(笑)
ということで早速本題へ。
▶Di2関係のケーブル類実測重量
早速ですが、Di2のコンポ以外の重量測定です。

こちらごっそり入っておりますが、通常の55程度のサイズのフレームを組むのに使うベーシックな6本セットです。
エレクトリックケーブル6本セット:34.6g

ジャンクションA・Bが加わります。
ジャンクションABも加えて:50.4g
これにプラスして、

バッテリー:50.4g
エレクトリックケーブル
ジャンクションA・B
バッテリー
100.8g
つまりDi2を組む場合コンポ以外の装備で約100gの重量がプラスとなるということです。
(ジャンクションAのバンドは含まれない。)
▶機械式シフトケーブル類
シフトケーブルはインナー&アウターがあります。
BHのG7 Proを組む際に使用する長さで測定です。
必要な長さは左右ハンドル周り+リアアウターで約1200mmでした。
アウターから、

シフトアウターケーブル1台分:54.4g(日泉)
参考までにシマノのアウターも図ってみました。

シフトアウターケーブル1台分:37.9g(シマノSP41)
シマノのほうが軽いんですネ。
お次はインナーケーブルです。
こちらは実際に使用していたもの、不要な部分はカット済みで1台分です。

インナーケーブル(前後):23.0g(日泉)
これにプラスして新型であれば不要ですが、旧型であればフロントはアジャスターが必須です。

シマノシフトアジャスター:5.3g
ということで機械式コンポーネントのシフトケーブル類の重さは、
・日泉ケーブルで組んだ場合:77.4g
・シマノアウターで組んだ場合:60.9g(双方アジャスターなし)
となります。
▶ブレーキケーブル類
リム式です。
こちらはDi2でも機械式でもどちらも必須ですネ。
G7 Proはリアブレーキはシートステー(RS)+フルアウター使用です。
長さは約1300mm必要だったようです。

ブレーキリアアウターケーブル:75.3g(日泉)
こちらシマノで同様の長さです。

ブレーキリアアウターケーブル:75.8g(シマノ)
ほぼ同様です。
インナーケーブルです。
こちらも1台分不要な部分はカット済みです。

ブレーキインナーケーブル1台分:25.7g(日泉)
こちらはついでにシマノもありました。
全く同じ長さにしてあります。

ブレーキインナーケーブル1台分:24.2g(シマノ)
日泉ブレーキセット1台分:101g
シマノブレーキケーブルセット1台分:100g
ちなみにちょっと飛び道具的なものがあります。
日泉からブレーキアウターのみウルトラライトなる超軽量アウターがでています。
アウターケーブルを約半分の重量にできます。。
▶その他の小物類
G7 Proの場合はリアブレーキはフルアウターなので、アウターキャップは不必要です。

主に機械式(ケーブル引き)で組むのに使う小物類:2.7g
ちなみにDi2の場合はシフト系小物がすべて不要となり、インナーエンドキャップのみ(2個で0.5g)となります。
▶まとめ
ということでまとめです。
Di2で組む場合のコンポ以外の重量:
・エレクトリックケーブル
・ジャンクションA・B
・バッテリー
100.8g
これにブレーキ関係の重量が加わります。
日泉ブレーキセット1台分:101g
シマノブレーキケーブルセット1台分:100g
どちらも100g程度です。
つまりDi2の場合はコンポの重量+200g程度の増量が見込まれると言うことです。
機械式で組む場合のコンポ以外の重量:
これにプラスでブレーキ関係の約100gのプラスです。
フロントにアジャスターを付ける、またスモールパーツを計算に入れます。(+8g)
つまり
日泉アウターで組んだ場合:+185g
シマノアウターで組んだ場合:+170g
となりました。
実測をしてみて、Di2はバッテリーが重いため不利だと考えておりましたが、それ以外のパーツが予想以上に軽かったです。
ケーブル引きはというと、インナーケーブルは予想以上に軽かったですが、アウターが少々重めでした。しかしアウターケーブルの剛性は実際に影響が大きいため難しいところもあると思います。
ということで結論です。
コンポ以外の重量はDi2もケーブル引きもどちらも大きな差はなく+200g程度と考えておけばいいかと思います。
今回は各種ケーブル類の重量測定 (ロード用コンポーネント以外)なお話でした。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
シマノのコンポーネントの重量は公式サイトで公開されております。
今回は公開されていないケーブル類の実測重量です。
というのもサイズ、フレーム設計によっても長さが違えば重量は変わってくるものです。
そんなもん測定してどうすんだよってお話です。
というところに突っ込んでいくのが楽しい世界です(笑)
ということで早速本題へ。
▶Di2関係のケーブル類実測重量
早速ですが、Di2のコンポ以外の重量測定です。

こちらごっそり入っておりますが、通常の55程度のサイズのフレームを組むのに使うベーシックな6本セットです。
エレクトリックケーブル6本セット:34.6g

ジャンクションA・Bが加わります。
ジャンクションABも加えて:50.4g
これにプラスして、

バッテリー:50.4g
エレクトリックケーブル
ジャンクションA・B
バッテリー
100.8g
つまりDi2を組む場合コンポ以外の装備で約100gの重量がプラスとなるということです。
(ジャンクションAのバンドは含まれない。)
▶機械式シフトケーブル類
シフトケーブルはインナー&アウターがあります。
BHのG7 Proを組む際に使用する長さで測定です。
必要な長さは左右ハンドル周り+リアアウターで約1200mmでした。
アウターから、

シフトアウターケーブル1台分:54.4g(日泉)
参考までにシマノのアウターも図ってみました。

シフトアウターケーブル1台分:37.9g(シマノSP41)
シマノのほうが軽いんですネ。
お次はインナーケーブルです。
こちらは実際に使用していたもの、不要な部分はカット済みで1台分です。

インナーケーブル(前後):23.0g(日泉)
これにプラスして新型であれば不要ですが、旧型であればフロントはアジャスターが必須です。

シマノシフトアジャスター:5.3g
ということで機械式コンポーネントのシフトケーブル類の重さは、
・日泉ケーブルで組んだ場合:77.4g
・シマノアウターで組んだ場合:60.9g(双方アジャスターなし)
となります。
▶ブレーキケーブル類
リム式です。
こちらはDi2でも機械式でもどちらも必須ですネ。
G7 Proはリアブレーキはシートステー(RS)+フルアウター使用です。
長さは約1300mm必要だったようです。

ブレーキリアアウターケーブル:75.3g(日泉)
こちらシマノで同様の長さです。

ブレーキリアアウターケーブル:75.8g(シマノ)
ほぼ同様です。
インナーケーブルです。
こちらも1台分不要な部分はカット済みです。

ブレーキインナーケーブル1台分:25.7g(日泉)
こちらはついでにシマノもありました。
全く同じ長さにしてあります。

ブレーキインナーケーブル1台分:24.2g(シマノ)
日泉ブレーキセット1台分:101g
シマノブレーキケーブルセット1台分:100g
ちなみにちょっと飛び道具的なものがあります。
日泉からブレーキアウターのみウルトラライトなる超軽量アウターがでています。
アウターケーブルを約半分の重量にできます。。
▶その他の小物類
G7 Proの場合はリアブレーキはフルアウターなので、アウターキャップは不必要です。

主に機械式(ケーブル引き)で組むのに使う小物類:2.7g
ちなみにDi2の場合はシフト系小物がすべて不要となり、インナーエンドキャップのみ(2個で0.5g)となります。
▶まとめ
ということでまとめです。
Di2で組む場合のコンポ以外の重量:
・エレクトリックケーブル
・ジャンクションA・B
・バッテリー
100.8g
これにブレーキ関係の重量が加わります。
日泉ブレーキセット1台分:101g
シマノブレーキケーブルセット1台分:100g
どちらも100g程度です。
つまりDi2の場合はコンポの重量+200g程度の増量が見込まれると言うことです。
機械式で組む場合のコンポ以外の重量:
・日泉ケーブルで組んだ場合:77.4g
・シマノアウターで組んだ場合:60.9g(双方アジャスターなし)
これにプラスでブレーキ関係の約100gのプラスです。
フロントにアジャスターを付ける、またスモールパーツを計算に入れます。(+8g)
つまり
日泉アウターで組んだ場合:+185g
シマノアウターで組んだ場合:+170g
となりました。
実測をしてみて、Di2はバッテリーが重いため不利だと考えておりましたが、それ以外のパーツが予想以上に軽かったです。
ケーブル引きはというと、インナーケーブルは予想以上に軽かったですが、アウターが少々重めでした。しかしアウターケーブルの剛性は実際に影響が大きいため難しいところもあると思います。
ということで結論です。
コンポ以外の重量はDi2もケーブル引きもどちらも大きな差はなく+200g程度と考えておけばいいかと思います。
今回は各種ケーブル類の重量測定 (ロード用コンポーネント以外)なお話でした。
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