スポーツ整形外科のお話

ワタクシ自身あまり病院は好きはありません。
ちょっとやちょっとの風邪では病院へはいきませんし、基本的には、、、

男は黙って自然治癒!(笑)

という結構ざっくりとした感じ(?)です。(もちろん虫歯以外は、ですが。)

しかし先日のお話でもありますが、体をこんなに壊したのは初めてというぐらいのものでした。
あまりにもひどくトレーニングをすればするほど、パフォーマンスは落ちる一方、
自然に治るのを待つどころか状態は悪化の一途をたどっておりました。

このままではもうダメだ、ということで藁にもすがる思いで初めてスポーツ整形というものに行ってみました。

そんなお話をお客様や仲間内ともするのですが、結構興味がある方が多いらしく需要がありそうなのでスポーツ整形外科のお話にしてみようと思います。

※実際にどこの病院にかかっているかは特定されないようにさせていただいております。
どうしても体調が悪くてぜひかかりたいということがあれば公開はできませんのでこっそりと然るべき方法でお尋ねください。



▶整形外科とスポーツ整形外科

整形外科ははっきりってあまりいい印象がありませんでした。

※はっきりとは書いておりますが、あくまでもワタクシの個人的な経験上のお話でもちろんすべて悪いということではありません。素晴らしい先生もおりましたが、それだけではなかったということです。あしからず。

というのも以前ちょっと肘から先を痛めた際に近所の整形外科にかかったことがありました。
ものすごく久しぶりの整形外科ですが、もう完全に流れ作業のごとく2分診療でした。

はい、レントゲン!
はい、骨に異常なし。
はい湿布、
腕を使うの程々に休んでネ。
終了!

ちょ、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...
わざわざ長い待ち時間を経て、診察はものの2分で結果は数袋の湿布。。。

多分普通の整形外科ってこんな流れのところが多いような気がします。

しかし何やらスポーツ整形外科はちょと違うらしいです。
スポーツで生じた突発的な外傷(ケガ)に対して、元のスポーツ能力への早期復帰を目指しリハビリテーションに重きを置く治療
そして実際の治療はと言うと、
湿布をして安静に、ということではなく、運動療法を行うということです。
肩の例でいえば、損傷していない腱板の箇所をきちんと診断 し、これらを活用できるように筋力トレーニングを行い、上部体幹の姿勢を改善するために股関節や背骨の関節の動きを改善します。また膝の例では、半月板の ひっかかりが起こりにくくなるよう、膝関節を安定させることに重点をおきます。
http://www.kameda.com/patient/topic/orthopedics/02/index.htmlより抜粋

これは今回の症状等を考えても完全にスポーツ整形のほうが良さそうだと思いました。


▶初診
でせっかくかかるのであればと思いスポーツ整形外科でいろいろと探し行ってみることに。
整形外科でスポーツ整形もやっているところではなくて、スポーツ整形がメインの病院を選びました。

電話で確認したのですが、初診時は予約が不要で直接向かいました。

院長先生の診察だったような気がします。

初診時はレントゲン、しびれもありましたので腰を疑いのためMRIまでがっちり撮影しました。
先日のこちらの記事にもありますが、もう少し詳細を。
検査結果は目立った悪い所見はなし。
つまり原因は不明でした。
(多分オーバーワークだぁねぇ、、、とつぶやいておりました。)

もうココまで完全によくある流れ作業です。

あ、そうしたら2階(リハビリルーム)でお話聞いてね。

終了です。

しかしココからが一般的な整形外科とは違いました。

理学療法士の方が競技、症状、練習頻度・強度、今後のレースの種類・予定まで事細かく聞かれました。
そしてこの日はEMS的な電気的な治療を行い、リハビリ計画書的な物を作成して次回の予約を取って終わりです。

ん?

まず従来までのところと決定的に違うところがあります。

”やめれ(休め)。”と言われない。
ということです。

通常の整形外科では湿布出してしばらく休んでだめならまた来てください。的なところが多いと思いますが、そういうことではありませんでした。


▶2回目~
予約の日に向かいます。
また電気?とか思っていたら全然違いました。

診察はありませんのでリハビリの方へ直行です。

前回も理学療法士の方とお話をしましたが、今回もきちんとお話からです。
前回からの体調の変化や、練習方法、強度等事細かに聞かれます。
答えられないことがあると申し訳なく思ってしまいます。

お話が終わるとベッドで横になります。

体の柔軟性、可動域などを見ているような動きをしています。

それと共に”この動きに逆らってください。”的な力を入れるテストのようなことをします。

左右差や、筋力不足の箇所を確認しているようでした。
これがまた笑っちゃうぐらいに左右で力が入らない、弱い筋肉があったりしました。

それが終わると、ものすごく痛いポイントをグリグリ、ギューギュー押したり、脚をいろいろな方向へ持っていて筋肉の張り・緊張を伸ばして可動域を広げていくような動きをしました。

少しずつストレッチをして体の脚の張りが取れていく感じがありました。

そして普段行っている柔軟体操のやり方の確認、そして取り入れたほうが柔軟体操の方法を教えてもらったり、筋トレの方法、左右差を埋めるための方法や弱い筋肉のトレーニング方法なども教えてもらいました。

時間にして1時間以上はかかったと思います。
本当にいろいろと体を刺激してくれて非常に軽くなりましたし、ストレッチ方法、筋トレ方法等目から鱗な情報をたくさん教えてもらいました。

そしてまた一週間後の予約をとり、その日は病院をあとにしました。

基本的にはこれの繰り返しです。

1週間、ストレッチ、トレーニングを用いて体がどの様に変わってきたか、確認とトライの繰り返しです。


▶リハビリの効果を最大限に出すために行ったこと
もちろん理学療法士の方から教えていただいたことを真面目に行うということは当然のことです。

しかしそれだけでは不十分だと思いました。

理学療法士の方とのお話の中でワタクシが何よりも大切だと思い行っているのが、
”自分の状態をなんでも事細かに伝えられるようにした。”
ということです。

聞かれたことには100%答えられるようにすべて答えを準備しました。
聞かれなくても症状を1から10までできるだけ細かく、もれなく伝えるようにしました。

症状についてはできるだけ細かく、
いつ、何をしたら、どこが、どの様に、運動中の症状の変化、運動後の変化、休息日の症状、、
ワタクシには治す方法はわかりません。
そのかわり症状だけは誰よりも細かく理解できるはずです。

それに関してはメモをとり、頭に入れて、どうすれば伝わりやすいのか、
こんなことをしっかりと考えて伝えました。

あまりにも細かく言うものですので理学療法士の方も細かく見てくれます。
エアロバイクを実際に漕ぎ、自分のローラー台でのペダリング動作の動画も見てもらいました。

教えてもらったことのほんの一部ですが、自分はクリート深め、基本的に踏むペダリングを主体と考えておりましたが、高負荷のローラー台を繰り返すうちに踏むペダリングから円運動へとシフトしていたようです。引き足時に強い緊張が見られる、その動きを補助するためにどこどこの筋肉をしっかり使って、そのためのトレーニング方法はこの様に、、、

また運動の前に刺激として取り入れたほうがいい筋トレや動きなども教えてもらったりもして現在も実践中です。



▶まとめ

最近ではネットの復旧で情報が本当に簡単に手に入るようになっています。
なんか気になったらすぐにネットでポチポチ、、、しかしネットだけでは当然わからないこともありますし、ちょっと(´ε`;)ウーン…。
キーボード叩いてもやもやしたり、わかった気になってなぁなぁにしているぐらいであれば思い切って専門的な病院に行ってはっきりさせる、はっきりしなくてもしっかりとしたプロの意見を聞いてみるということの一つの手段かと思います。

人と人、ワタクシは一刻も早く体の状態をもとに戻したい(むしろもと以上に)ですし、おそらく理学療法士の方も向上心を持って取り組んでくれていると感じます。わからないことは次回までに調べて、勉強してきますと言っていただいております。

それでもやはり数ある病院には個々に合う合わないがあると思います。
ワタクシの場合はこっちも真剣に治したいと病院にいき、病院では一生懸命やってくれる、とてもありがたいことで、自分にとって合う病院を見つけられたと感じております。

自転車の修理のように悪いところをはい交換、ということではないので時間はかかるとは思いますが、それでも少しずつでも上を向いてきたことが何よりもありがたいと感じております。

ということで今回はスポーツ整形外科のお話、
もしも本当にお困りの方がいたら合う合わないは別として、一度診察へ行ってみたらひょっとたら何かが変わるきっかけをもらえるかもしれません。そんなお話でした。

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