サイクルコンピューターについてお話

サイクルコンピューターの進化も然ることながら低価格化も進んでおります。
今やライドの必須装備ともなったサイコンについて雑記的なお話ばかりで、恐縮ですが実際にワタクシがいろいろと使ってみたところお話です。



サイコン歴は(覚えている限り)こんな感じです。
・CATEYEのスピードとケイデンスが見れるやつ
・GIANTのネオスシンク
・Bryton Rider 310
・Lezyne Super GPS
・Lezyne MEGA C GPS
・Bryton Rider 410(現在)
以外は、、、忘れてしまいました。

ココ数年でサイクロコンピュータ(CATEYEではこう表記されます。)も目まぐるしい進化を遂げています。

その中でも大きな変化はGPSです。

Stravaを始めとするサイクリングにも、トレーニングにも使えるクラウド型ソーシャルサービスが発展しました。
本当に10年も経っていないと思います。10年前はStravaも現在のように殆どの方が使っているという程のことはありませんでした。
おそらくそれがココ数年で爆発的に知名度が上がり、利用者数が増えたと思います。

これによりGPSで走行ログ(走行の記録)を残すということが重要になってきました。

今でこそサイクルコンピューターでGPSでログを残すことが当たり前のようになってきましたが、以前はというとスマホのGPSを用いてログを残すことが、主流だった気がします。
というのもGPSを背負ったサイコンはとても高価で種類も少なかったからです。
お値段にして今のように1万ちょっと~で買えるようなものではありませんでした。

記憶をたどれば以前はスマートフォンとの連動もなく、スタンドアローンで動くサイクルコンピューターはネット回線を別途で契約したりして動かしていたものもあったように記憶しております。(確かです。。。間違っていたらごめんなさいm(_ _)m)

それが最近、目まぐるしい進歩で急速に変わりました。
・GPS内臓は当たり前でスタンドアローン運用
・GPSの高精度化
・ボタン電池式が主流だったものが小型バッテリー内臓で充電式に代わり充電式でもロングライフ
・低価格化
・機能の多様化
・スマホや各種センサーとの連動
これらの進歩が目まぐるしいです。
(ほんの一瞬だけスマホのGPSを利用したサイコンもありました。)

最近ではBrytonが更に値下げをしました。
11,800円(税抜き)ですヨ。。。Σ(゚Д゚;)!マジカヨ…

信じられない価格です。
(実際に価格に反映されるのは在庫がなくなってからだとは思いますが、、、)

GPSサイコンの進化はソーシャルサービスとの連携が更に強まるということです。
スマホと連携したサイコンは記録を止めれば自動的に走行ログ、各種データた直ちにクラウドサービスへアップロードされます。走行データからすべてが丸わかりになってしまいます。
自分だけではなく、友人やフォロアーさんもデータを閲覧でき、あのひとはいついつにどこをどのぐらいのスピードで走っていた。そんなこともいとも簡単にわかります。

テレフォンカードを持って公衆電話を探していた時代が懐かしいです。

すごい時代になりました。

GPS内蔵のサイコンの特徴はこれだけではありません。
機種にもよりますが、ナビ機能も内蔵されるものも。

ナビ機能によってはじめての道でも走れたり、迷子なんてもう過去の言葉のようになりました。
15年ぐらい前でしょうか。
アルバイトで配達業をやっていたことがありますが、そのときはまだ紙媒体の地図を見ていました。
もう現在では紙の地図なんて持ち歩く人は殆どいないと思います。すべてGPS内蔵の機器があれば事足りてしまいます。
昔は大抵の車にはボロボロの地図がグローブボックスに積んであったものです。

それが今や手のひらにすっぽりと収まるサイズに地図が入り、ナビができて。。。多分20年前の人が見たらやはりドラえもんまでは行きませんが、それでもかなり驚くことになると思います。
頑張って地図で道を探しながら目的地を目指すなんてことはいらないくなりましたので。。

お話しがそれましたが、サイコンの話です。
最近のサイコンにはナビ機能がついたものも多くあります。
とても便利な機能です。


少しStravaのお話になりますが、Stravaには自分のデータを分析するだけではなくて、登録された区間で他人とタイムを競うこともできます。
セグメント(区間)というものです。
これもまたGPSを用いたものですが、これの情報をサイコンに取り込むと外を走っているときに、
「もうすぐ勝負区間が始まりまっせ!いいでっか?・・・ゴー!」
的なこともできます。
この機能が特定のサイクルコンピュータに内蔵のライブセグメントと呼ばれる機能です。


これ以外にもたくさんの機能があります。
先日発売詳細が公開されたガーミン830・530を例に見てみます。
・ヒルクライム時に頂上までの距離や平均勾配、残りの標高差をリアルタイムで表示し、ペース管理を助けてくれる「ClimbPro」
・ライド中の水分摂取量やカロリーを記録でき、トレーニングに活用できるトラッキング機能やパフォーマンス測定機能

もちろんこれだけでなく、
・盗難抑制機能
・トレーニングプランとワークアウト
・各種数値の算出・測定等
・GPSで現在の位置を知らせる機能
・事故検出機能
・Di2と連動
・スマートトレーナーと連動
その他諸々

詳しくはこちらで↓
多種多様化する機能デス。。。

しかしです( ゚д゚ )クワッ!!

全部は使いきれる自身がありません(笑)( д) ゚ ゚アボーン



ということでワタクシ自身、まだガーさんには手を出しておりませんが、お値段の割に充実機能のMEGA Cを使ってみて、そんなことを少しだけ書いてみようと思います。

①ナビ機能
MEGA Cの機能ですがまずはナビです。
普段のワタクシの使い方としては地図を見るときは多くの場合、スマホを用います。
スマホを常時ステムにくっつけておくことはありませんが、やはりスマホは画面がおおきくて見やすいです。最近のスマホはナビを付けても6時間とか全然バッテリー持ちますし、下手したら1日中でも大丈夫なものもあると思います。

これをふまえての感想ですが、MEGA Cのナビ機能ですが、、、使えなくはない。といった感じでした。
Lezyneのいいところってライドを記録中でも機能が使えたり、ナビを途中からでも入れることができたりするところです。これはめちゃくちゃ便利です。
ぜひともBrytonのアップデートもこれが入ればとてもイイです。

お話を戻します。

そもそもとしてMEGA Cの場合はもともとは地図情報が入っていません。
地図情報を他デバイス(PCやスマホ)を用いて本体に入れて、その情報を元にナビを使うことになります。もちろんその地図から外に出れば地図情報はありません。

そしてもちろん画面は地図が表示されれば他の項目(スピード・パワー・時間等)は2つまでしか見れません。ナビとして使用しているときは使用しているときはサイコンとしての機能がものすごく制限されてしまいます。(ボタンで切り替えは可能)

知ってはいるけどちょっとだけ不安がある程度のナビであればOKかと思いますが、全く知らない複雑な道でガッツリナビとして使いたい場合は、サイコンの機能はかなり制限されます。サイコンとして使いたいのであればナビとしては別デバイスを用意するしたほうがいいと思いました。

(カーナビに匹敵するぐらいのスマホナビと比較は少々酷なことなのかもしれません。)

②ライブセグメント
前述のようにStravaの区間を教えて競わせるような機能です。

結論から書いてしまうと、、、使わなくなりました。_(꒪_꒪ )…

というのにはちゃんと理由があります。

”サイコンとしての機能がないがしろになってしまう”という最大にして致命的な欠点があるからです。
まったくもっての個人的な意見ですが、サイコンはGPSログや走行データを残すという大切な目的もありますが、まずいちばん大切な機能として現在の各種数値を確認するため、ということです。

現在のスピードは、タイムは、ラップ切ってからのパワーは?これらの欲しい情報がすぐに見られるようにカスタマイズしています。

それがライブセグメント区間に入ると、特殊な画面に切り替わってタイムや距離ぐらいしか見れなくなります。(もちろん機種によって差はあると思いますが。)
ごく短い区間ならいいのですが、ヒルクライムとかせっかくサイコンつけてるのに各種数値が見れなくなるのが不便でなりません。
当然ページを切り替えれば見ることができますが、そんな一生懸命走っているときなんかにサイコンはいじりたくありません。自動で切り替わる設定もありますが、見たい画面を見たいときに見れないというのが不自由に感じてしまいました。

またこれは区間に入らなくても、登録区間の近くに行ったときもそうです。
区間を検知してその区間を走らなくても画面がピッポコピッポコ、、、(´ε`;)ウーン…
そしてちょっと実際の位置とズレることも(笑)

多分こんな不満は実際に使ってみないとわからないことだと思います。

ライブセグメントをフルに使いこせるようにするためには、カスタマイズできる表示項目の中にセグメントの過去のタイムと現在タイム、位置関係(±距離)などの項目を表示できるようにするということがいいと思います。
好きなように画面がカスタマイズできればいいのですが、それができないのでまだまだ実用性は乏しいと感じて使わなくなってしまいました。



もちろんサイコンに何を求めるかにもよりますが自分の使い方をふまえると結局の所、購入前は大きな期待をいだいていた2つの機能ですが、実際に運用していく上では使わなくなってしまったということです。

ワタクシの場合サイクルコンピューターに求めることはというと、、、
①走行中に各種数値を確認したい
②最低限走行データを残したい
この2点がだけです。
付加価値もあればいいと思いますが、最低限この2点だけは絶対に外せない必須事項です。

ナビやライブセグメントも実際に使ってみたらまだまだ課題の多いような機能だと感じました。
もちろん繰り替えしになりますが、悪い機能ということでは無くて自分にとっては不要だったということです。悪しからずデス。

そしてサイコンとして最低限これらの機能が使えないのであれば、もうどこの何とはいいませんが、あまりにもアレなのでアレはアレしてアアなったわけです(笑)

結局一番シンプルなところに行き着きます。

お久しぶりデス!
ブブブライトンさんっっっ!! 

410はしばらく使っておりますが不満がほぼありません。
各種センサーとの接続が切れることもありません。(かなり根に持ってお・・・)
強いて言うならログデータ転送に少々時間がかかるところ(急いでいなければ問題なし、急ぎであればPCもにつないでしまえばOKです。)、またLezyneのように記録中も各種設定がいじれれば100点かと思いますが、まぁそこまで重要ではないです。

こんなお話は何もサイコンだけではありません。

家-駅間の往復、そして駅に駐輪する。
こんな目的のために超軽量のヒルクライムバイクは合わないでしょう。
お買い物に行くためにTTバイクを買う人もいないと思います。。

つまり適材適所、目的に合わせたものがいいと言うことでしょう。

サイコンの進化はどこまで続くのでしょうか。。。
ということでサイクルコンピューターについての話、そんなお話でした。


もしも宝くじでもあたったらガーミンを買うと思います。
機能を全部使えるかと言われれば多分無理だと思いますが(笑)

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