2019ツール・ド・フランス使用機材をのぞき見 その1

つい先日より2019年ツール・ド・フランスが始まりました。
ワタクシはレースが、、、という楽しみもしかり機材のほうもものすごく気になってしまうのは職業病なのかもしれません。

選手の上半身よりも下半身をアップに!!(笑)
というカメラワークを期待してしまうっぷりです。

ともあれ、、、本題にいきましょう。



Cycling TIPSさんです。

※画像を拝借するのはアレなので、画像は上記リンクよりご確認をお願い致します。

言わずもがな、サガン選手のベンジです。
沖縄でもチャンピオンを取ったベンジです。

ブレーキシステムは油圧ディスクです。

S-Worksらしく、ケーブルは内装仕様です。
ハンドル後方から出たけーブル類はステム下部を通り、ヘッドセットの中に入っているように見えます。
ハンドルステムは一体型ではなくて別体です。
ハンドルはS-WORKS CARBON AEROFLY、ステムは150mmだそうです。。。(゚∀゚)!

レバーはもちろんR9170 Di2でスプリンタースイッチがついています。

Σ(゚д゚) エッ!?

(つд⊂)ゴシゴシ

(・_・)......ン?

(つд⊂)ゴシゴシ

( ゚д゚)ハッ!

Di2油圧レバーにスプリンタースイッチです。
あの形状はサテライトではなくて、スプリンタースイッチです。
※通常油圧ディスクのレバーにスプリンタースイッチはつけれないことになっています。
よくあることです(笑)

バーテープはスパカズです。


車体側へ移ります。

メインコンポはシマノのR9170です、

フロントディレイラーはトラブル知らずのFD-R9150ですが、転ばぬ先の杖的なK-Edgeのチェーンキャッチャーがついています。
こればかりは賛否両論意見が分かれるところかと思います。

リアディレイラーはダイレクトマウントで、エレクトリックケーブルはキレイにまとめられています。
なんですが、BBにセラミックスピードを入れていますが、リアディレイラーは純正のプーリーケージです。変速性能、トラブル防止の為なのでしょうか。

スルーアクスルはレバーなしの六角穴が空いています。
おそらく緊急事態はバイクごとの交換か、電動工具で一気に抜いてしまうと考えられます、

ブレーキのローター径はスタンダードな前160mm、後ろ140mmです。

パワーメーターは両側計測の4iiii(フォーアイズと読むらしいですゾ。)4iiiiと共同で作られたというもので右側はスペシャのSマークが入ります。
クランク長は172.5mmです。
BBはセラミックスピード社のものです。
ペダルはPD-R9100のロングスピンドルモデル、(+4mm仕様?)

ホイールはRoval50mm、タイヤはターボ、
サドルはRomin EVOです。

オフセットのほぼ無いシートポストでサドル位置は若干後ろめです。
シートポスト上方にDi2のジャンクションAが組まれています。
ジャンクションAは従来ステム下のノーマルな位置からハンドルバーエンド、フレーム内と位置が変えられるようになっています。

去年のモデルはこちらです。
ともあれ、大きく変わったところは無いように思えます。



その他レースの機材をじっくりと見てみて、、、

テレビで見る限りですが、
✓油圧ディスクはまだまだ少ない、
→今年のツールのコースということもあるのかもしれませんが、前評判ほどの使用率ではないかと思いました。
TTバイクでもまだ少ないです。

ディスク一本に絞るメーカーもある中、リムもまだラインナップするメーカー2極化がすすんでおります。
選手とメカニック的にはどうなんでしょうか。。。
保守的な意見が多いとは聞きますが、、
この辺もどう変わっていくかも興味深いところです。


✓じわじわ増えてきたビッグプーリー

ジワジワ増えてきている気がします。
TTバイクにも搭載車が見られました。

なんか軽い気がする、多分抵抗が減ってパワー削減になるのだと思いますがデメリットもあります。
変速性能にしかり、何かあったときのダメージ等を考慮しての使用率ということではないかと思います。

シマノも純正で出してくれると楽しくなってきそうなんですが、、、


✓エアロハンドルも増えてきた
一体型もしかりですが、フラット部が扁平形状のエアロハンドルが本当に増えたような気がします。
ハンドルのエアロ化はやはりかなり効くというのはスペシャやサーベロのお話です。
そのかわりフラット部はやはり握りづらくなります。
プロの世界ではあのフラット部にもバーテープを巻く選手もいますし、滑り止めを貼り付けている選手もいます。
(結構な太さのエアロハンドルはバーテープが足りなくなるものもあります。)

しかしエアロじゃなくてもプロ選手はまさに鬼のように速いです。
第1ステージの単独の逃げロセット選手、距離にして50㎞ぐらいでしょうか、、、
時々スピードが出るのですが、だいたい47~50㎞/hぐらい。。。化物ですネ。

✓新型コンポは?
スラムなんかは12速を投入してきています。
年末ぐらいには、、、、と言う情報もありますので(ΦωΦ)フフフ…
プロトタイプもこっそりひっそり見られるかもしれませんがどうなんでしょうか。
楽しみです。



ともあれ各メディアもまだまだだとは思いますが少しずつ情報が出てくると思います。
レースもですが、機材をじっくりみるということでも頼めるのではないかと思います。
それにしても、、、
シマノ率!!(゚∀゚)!!

ということで2019ツール・ド・フランス使用機材をのぞき見 その1、そんなお話でした。

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