※本記事は過去記事を更新させていただきました記事となります。
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エアロ系ハンドルの最適解となるか!? 逆巻バーテープのメリット・デメリット

バーテープの巻き方、様々な巻き方があります。
通常はバーエンドからセンター(ステム)に向かって巻いていく巻き方が通常ですが、逆さまから巻いたり、回転を変えてみたり、、、
一般的にはエンドから巻くのを通常巻き・下巻きなどと呼びステム側から巻いていくのを逆巻き・上巻きなどと呼ぶ事が多いようです。

ということで今回はエアロ系ハンドルの最適解となるか!? 逆巻バーテープのメリット・デメリット、そんなお話です。



▶なぜに逆巻き?
通常の巻き方バーエンド側から巻き始めて、フラット部等の任意の場所まで巻きます。
最後はフィニッシュテープやビニールテープで止めて、仕上がりはこのようになります。
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フラット部も使う(握る)場合は本当はバーテープが巻いてあるほうが滑りづらいですし、巻いておいたほうが機能的には便利です。
しかし最近のエアロタイプのハンドルのフラット部はバーテープを巻くことを想定されていない形状であったり、そもそも握るには太すぎる等の理由で巻かないことも多々あります。

しかしこの巻き方は通常エアロハンドルならではのデメリットがあります。
①ショルダー部のバーテープ面積が少ない
ただでさえ少ないバーテープの面積、特にショルダー部に巻き終わりのビニテを巻いてしまうことで更にショルダーの部分のバーテープ素材が少なくなってしまいます。。。ブラケットよりもリラックスをしたポジションのショルダーを握る場合等です。
やはりビニテ(プラスチックテープとか)よりもバーテープのハイグリップ系の素材の方が滑りませんし力も入ります。
(スパカズやリザードスキンズはフィニッシュテープまでハイグリップですが、折角のハイグリップのバーテープの中にはスルスル素材のフィニッシュテープのメーカーもあります。)

②バーテープが剥がれ(ズレ)やすい
最近のエアロハンドルはショルダー部分のエルゴノミックな造形は握りやすい反面、その複雑な形状が故ビニールテープやフィニッシュテープが剥がれやすいということがあります。

円形ではない部分を巻き終わりを持ってきたり、固定するのはやはり難易度は少々高めですし、通常の円形状よりも剥がれやすいです。

これらのことを考慮しバーテープの逆巻という方法を試してみました。

▶逆巻きをする
逆巻きは巻き始めはなくてもできないわけではありませんが、より固定をしっかりするために、両面テープなどを用いて止めたほうが良いです。
両面テープは剥がしにくい素材で無いものを選びます。
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最近では買えない??微妙な残りのチューブラーテープがありましたのでこちらで代用です。
これ以外では交換のときのことを考えて、薄手の日東の5000NS等の剥がしやすいタイプの両面テープが良いと思います。

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スタート位置に巻いて、、、

巻く方向を間違えないように巻いていきます。
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とは言っても色々な考え方があるので、自分が良いと思う方向に巻きます。
ワタクシは力を入れたときに緩む方向ではなく、脇を締める、握りを絞る方向に力を入れるのでその際に締まる方向に巻いています。

今回はまたまたこのOGKの超薄で禁断の巻き直しです。。。もうかれこれ3回?4回?(笑)
※もう各所朽ち果てる寸前ですので少々アレな巻き方はご容赦ください。m(_ _)m
当時は試作ということもあり、だめならばすぐに剥がす可能性もありますのでケチって節約してみましたm(_ _)m
しばらく使ってOKだったら新品にしてまこうかと。。。

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向かって右が通常、左が逆巻きです。
逆巻は巻き終わりのテープが無いため、ショルダー部のバーテープはすべてバーテープの素材がでます。

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こうしてみてみると見た感じではスッキリしている気がします。

▶メリット・デメリットを考える
最大のメリットはというと、やはりフィニッシュテープがいりませんのでスッキリしますし、握りも最後まで(?、最初から?)変わりません。
特に昔からある真円が最後まで続くハンドルバーの場合はあまり気にならないかもしれませんが、エアロ形状のハンドルバーの場合はエアロ色が強くなればなるほど、逆巻きの見栄えは良くなるように思えます。
(スペシャやPROのエアロハンドルはバーテープはココまでと言わんばかりにフラット部手前でハンドルバーの太さが変わっています。ハンドルによってはご丁寧にここまで卷け!と書いてるものも(笑))
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ではデメリットはどうかと言うと、、、
先程の画像に戻ります。
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下から巻いていくときと比べてみると、重なりが逆になります。

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ショルダーからブラケット位置(前方向)に手をずらすとバーテープの端(きわ?)がめくれる方向です。

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※こちら通常巻きです。
この通常の巻き方であればショルダー→ブラケットへの移動でもめくれることはありませんが、逆の動きでめくれる方向です。

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やはり古くなってくるとこのように若干めくれ始めます。これはデメリットでもあると思います。

あとは”ずれた”ときの補正です。
バーテープがずれる時、多くの場合はショルダー部でずれます。これは剥がしやすいバーテープで起こりやすい現象です。
もしもずれてしまった場合、そこまで古くなければ巻き直しで戻せる場合もあります。
巻き直しの際、通常の巻き方であればショルダー部まで剥がして巻き直し、となりますが逆巻きの場合はバーエンド部からまるっと剥がしていくことになります。これは少々大変です。

そして最後は巻き終わりの処理です。
ワタクシの場合は最近バーエンドにEW-RS910(バーエンド型ジャンクション用バーエンド)を使っております。
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なぜこれかと言うと、ちょっとやちょっとの落車でもほぼ外れることがない、ということ、また転倒時にハンドル(バーエンド部)の保護になるからです。

しかしこう言ったバーエンドの場合ならではの難点です。
逆巻の場合の巻き終わりの処理は、バーエンドキャップに挟み込む、というものです。バーテープに関係なくバーエンドに装着してあるバーエンドの場合はどうしても巻き終わりのエンド部をテープで止める必要がでてしまいます。

詳細はこちらで。




▶まとめ
なんだかんだでワタクシ自身、実際にもうかれこれ2年以上は逆巻き派です。(初回記事作成時~)
と言うのも逆巻きの見た目のスッキリ感はよく、通常の巻き終わりにあるビニテの手応え、握りがショルダー部に無いのは非常に良いです。特にフラット部を使うときも小指側にバーテープがあり、滑りづらいのは小指側で握るという握り方を考慮しても非常に良いです。

しかし機能的な面はどうかと言うとやはり不安がないわけではありません。
特に最近のハイグリップタイプのバーテープは表面が滑らない分、ズレやすい傾向にあるものも中にはあります。

通常の巻き方は全世界共通のスタンダードで、やはり理由があるということなのかと思います。
とは言っても最近のハンドル形状は真円形状からエアロ形状のものへとシフトしてきている傾向にあります。その変化に合わせた必要な変化、バーテープだけではないと思いますが、整備方法も変わってきているということなのかもしれません。

ということで今回はエアロ系ハンドルの最適解となるか!? 逆巻バーテープのメリット・デメリット、そんなお話でした。


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