圧入ボトムブラケット ULTEGRAとDURA-ACEは何が違う?
最近はねじ切りも復活しつつありますが、まだまだ根強く現状殆どのカーボンフレームは圧入式のボトムブラケットを採用しています。
(どっちがいいとか悪いとかのお話では全くありません。)
シマノの圧入式BBでは現行品で3種類があります。
しかし圧入式のBB(ボトムブラケット)は特にですが、パッと見ても違いはほとんど不明です。
そもそもあまり見えませんし(笑)

※旧モデルのSM-BB71です。
ということで今回は、圧入ボトムブラケット ULTEGRAとDURA-ACEは何が違う?そんなお話にしてみようと思います。
▶シマノの現行品圧入BB
規格としてはすべて86.5mmで、いわゆるBB86(W86.5mm×ID41mm)というものです。
3種類のラインナップがありますが、1種はGRX(グラベル用コンポ)ということですので今回はロード向けの2種を見てみようと思います。
ULTEGRA:SM-BB72-41

105かULTEGRAか、、、(笑)両方!?
DURA-ACE:SM-BB92-41B

カタログ上では、Dura-AceのBBは、、、
・15g軽い
・軽量化のために小さなボールベアリング
・改良型シール構造
ちなみにお値段の差は、
DURA-ACE:4,434円
ULTEGRA:2,987円
およそ1,500円ぐらいです。
カタログからでは大まかにですが、軽くて、回転が良いというところだと思います。
▶比較
実際に比較してみてみます。
※以下右側が72、左が92です。





もう見た目ではどう考えても色ぐらいの違いしか不明です。。。
Do Not Disassemble(開けちゃだめよ!)と記載があることを重々に承知の上で分解して中身を見てみましょう。
※分解を推奨しているわけでもありませんし、分解は禁止です。
また分解したものは使用できません。

92と72はシール構造が似ているようで少々違います。
この構造の違いで耐久性の差が出てくるのかもしれませんが見た目だけでは不明です。

ベアリング球が72のほうが大きく、92のほうが小さいです。
これがカタログにもあるボールベアリングの大きさの違いということなのかと思われます。
開けてみてもわかるように、シール構造の違いとボールベアリングの違いというのが、ボトムブラケットのグレードでの違いということでした。
カタログ通りやんけという、、、(笑)
▶まとめ
BBの交換で完全に死亡している回転の軽さを重視した社外製のBBは見かけることはそこまで珍しいことではありませんが、シマノのBBで完全に終了、というものはほとんど見かけることがありません。
またシマノBBのメンテナンスは基本的に必要はなく(というか基本的に分解禁止です。)ある程度使ったら交換ということで十分すぎるぐらいのものです。
これはまさにシマノの特徴で長寿命のボトムブラケットということであり、シマノが長寿命と言えばかなりの寿命ということです。
シマノ製のBBと社外製のBB目指すところが違うということなのかと思います。
そしてグレードによる差はというと構造の違い等の差は確実にありますが、実際に乗ってどの程度の違いがあるかというと、、、かなり微妙なところかと思います。
(感じ方には個人差がありますので、、、)
それでもお値段の差は1,500円程度で何年も使えるということであれば、、、Duraグレードを導入したほうが気持ち的にもなんかいいような気がしないこともありません。
ということで今回は圧入ボトムブラケット ULTEGRAとDURA-ACEは何が違う?そんなお話でした。
~おまけ~
せっかくなのでシマノ純正BBのいいとことをすべて捨て去るようなことをしてみました。


見た目は全然普通のシマノのBBです。
下の方になにかパーツが転がっています(笑)
++++++++++++++++++++++++++++
当ブログの運営費用の一部はアフィリエイト広告費用より補わせていただいております。
Wiggleをご利用の際はこちらからポチッとご購入いただけると当ブログ運営費用に補填させていただくことができます。。
サイクリングエクスプレスはこちらからお願い致します。

+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
最近はねじ切りも復活しつつありますが、まだまだ根強く現状殆どのカーボンフレームは圧入式のボトムブラケットを採用しています。
(どっちがいいとか悪いとかのお話では全くありません。)
シマノの圧入式BBでは現行品で3種類があります。
しかし圧入式のBB(ボトムブラケット)は特にですが、パッと見ても違いはほとんど不明です。
そもそもあまり見えませんし(笑)

※旧モデルのSM-BB71です。
ということで今回は、圧入ボトムブラケット ULTEGRAとDURA-ACEは何が違う?そんなお話にしてみようと思います。
▶シマノの現行品圧入BB
規格としてはすべて86.5mmで、いわゆるBB86(W86.5mm×ID41mm)というものです。
3種類のラインナップがありますが、1種はGRX(グラベル用コンポ)ということですので今回はロード向けの2種を見てみようと思います。
ULTEGRA:SM-BB72-41

105かULTEGRAか、、、(笑)両方!?
DURA-ACE:SM-BB92-41B

カタログ上では、Dura-AceのBBは、、、
・15g軽い
・軽量化のために小さなボールベアリング
・改良型シール構造
ちなみにお値段の差は、
DURA-ACE:4,434円
ULTEGRA:2,987円
およそ1,500円ぐらいです。
カタログからでは大まかにですが、軽くて、回転が良いというところだと思います。
▶比較
実際に比較してみてみます。
※以下右側が72、左が92です。





もう見た目ではどう考えても色ぐらいの違いしか不明です。。。
Do Not Disassemble(開けちゃだめよ!)と記載があることを重々に承知の上で分解して中身を見てみましょう。
※分解を推奨しているわけでもありませんし、分解は禁止です。
また分解したものは使用できません。

92と72はシール構造が似ているようで少々違います。
この構造の違いで耐久性の差が出てくるのかもしれませんが見た目だけでは不明です。

ベアリング球が72のほうが大きく、92のほうが小さいです。
これがカタログにもあるボールベアリングの大きさの違いということなのかと思われます。
開けてみてもわかるように、シール構造の違いとボールベアリングの違いというのが、ボトムブラケットのグレードでの違いということでした。
▶まとめ
BBの交換で完全に死亡している回転の軽さを重視した社外製のBBは見かけることはそこまで珍しいことではありませんが、シマノのBBで完全に終了、というものはほとんど見かけることがありません。
またシマノBBのメンテナンスは基本的に必要はなく(というか基本的に分解禁止です。)ある程度使ったら交換ということで十分すぎるぐらいのものです。
これはまさにシマノの特徴で長寿命のボトムブラケットということであり、シマノが長寿命と言えばかなりの寿命ということです。
シマノ製のBBと社外製のBB目指すところが違うということなのかと思います。
そしてグレードによる差はというと構造の違い等の差は確実にありますが、実際に乗ってどの程度の違いがあるかというと、、、かなり微妙なところかと思います。
(感じ方には個人差がありますので、、、)
それでもお値段の差は1,500円程度で何年も使えるということであれば、、、Duraグレードを導入したほうが気持ち的にもなんかいいような気がしないこともありません。
ということで今回は圧入ボトムブラケット ULTEGRAとDURA-ACEは何が違う?そんなお話でした。
~おまけ~
せっかくなのでシマノ純正BBのいいとことをすべて捨て去るようなことをしてみました。


見た目は全然普通のシマノのBBです。
下の方になにかパーツが転がっています(笑)
Teppei-Y@ff_cycle
絶対におすすめ出来ない、シマノ純正BB改 https://t.co/bmoMocWrPJ
2019/08/01 10:44:43
ネタ程度に、、、Teppei-Y@ff_cycle
絶対におすすめ出来ない、シマノ純正BB改その2 https://t.co/N7kxYNuILv
2019/08/01 10:45:17
++++++++++++++++++++++++++++
当ブログの運営費用の一部はアフィリエイト広告費用より補わせていただいております。
Wiggleをご利用の際はこちらからポチッとご購入いただけると当ブログ運営費用に補填させていただくことができます。。
サイクリングエクスプレスはこちらからお願い致します。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。当店の特徴・詳細ははこちらから
コメント