【作業日誌】中古のcervélo R2の組み直し作業
今回はご依頼いただきました、内容の作業のご紹介をオーナー様より快諾をいただけましたので、記事にしてみようと思います。
今回のご依頼はというと、、、”中古でご購入の車体をできるだけきれいに、新車のようにしあげてほしい”ということです。
となると中古の車体は特にですが。自分で組んでない車体、そしてどんな使い方をされていたか不明な自転車は難しい場合も多いです。
決して今回の車体がということではございませんが中古の場合は基本的に状態は見た目以外の情報はあまり信じられないことも多々あります。
また車体の状態の申告等も感じ方には個人差が、、、(笑)
ということで中古購入の場合は基本的には安全のためでもありますが、やはり情報に惑わされない全バラがおすすめです。
早速行きましょう。
サーベロのR2です。
走行距離も少ないというお話の車体ですが、実際に見てみましょう。

※すでにちょっとだけばらしてしまいましたが、、、
5800の105組で、FDは9000(DURA-ACE)、ブレーキは6800(ULTEGRA)に変更されています。
BBはスギノのセラミックです。
王道のカスタムかと思います。
R2のボトムブラケットははBB Rightという規格です。

※BB Right:ID46mm W79mm
マヴィックのホイールは限定6,000本と思しきシリアルが入っています。
車体を覆い尽くすようにはられた表面保護テープがすごいです。


外観を見る限り基本的にきれいに乗られていたようにみえますが、ばらしてみるとよくわかります。

このように手の届きにくい裏側、掃除のしにくいところのよごれが溜まってしまうのは仕方がないところです。
実際にバラしながら確認してみても実際の走行距離は少なそうです。
そしてすぐに分かるところとするとBBが終わっています。
これはオーナー様にもその場でご確認いただきました。
しかし走行距離が少ないのになぜ、、、というところですが、走行距離や使用条件に関係なく具合が悪くなることもあります、詳細はピーーーです。m(_ _)m
フレームもBBも数社要注意なメーカー、モデルがありますので。
ともあれ作業を開始していきましょう。

BBRightです。
不要なものをどんどん外していきます。

外してみないとわからないところもあります。

クランプの内側、ケーブルが切れ始めていました。

この位置のアジャスターはハンドルを切るとフレームに干渉してしまいます。

よく見るとアジャスターが反対向きでした。

どんどんばらしていきます。

無数にはられた表面保護テープもすべて除去します。

チェーンガードも含め各所のテープ・シール類をすべて剥がします。
剥がしたあとの糊もすべて除去して洗浄をします。

だいぶスッキリしました。

ヘッドパーツもきれいにしましょう。


ベアリングは全然きれいです。
ブレーキも外してきれいにします。

裏側の汚れはばらしてきれいにします。

センサーも邪魔なので一度外します。
全バラ洗浄からのフレームコーティングです。


深い艶がでました。
このディスプレイでは伝わらない感、、、

外した全てのパーツは洗浄をしてピカピカにしておきます。
画像を忘れたましたが、ホイールもベアリングの状態を確認します。
やはりマビック、全然問題ありません。
フリー部をきれいにしてオイルを入れておきます。
組んでいきます。

パーツ類をつけてケーブルを通します。

ケーブルを通したら、BBです。

既存のスギノのようにならないように、ウィッシュボーンで組みました。
一番時間のかかる作業です。
BBが入ってしまえばあとは調整です。

チェーン・ケーブルを張って調整をします。
調整後はチェーンガードやバーテープを巻いて仕上げです。




サーベロのRシリーズ、
いいです。実にかっこいい車体で、組みやすいです。
多少の小キズはありましたが表面保護テープ?を剥がしたり糊の除去には手間取りましたが、確かに保護としての効果はあったのかと思います。そして各所のパーツの状態もよくおそらく走行距離もたしかに少ないと思いました。
こっそりとお値段を伺いましたが、かなりお買い得な車体だったと思います。
ということで今回は【作業日誌】中古のcervélo R2の組み直し作業そんなお話でした。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
今回はご依頼いただきました、内容の作業のご紹介をオーナー様より快諾をいただけましたので、記事にしてみようと思います。
今回のご依頼はというと、、、”中古でご購入の車体をできるだけきれいに、新車のようにしあげてほしい”ということです。
となると中古の車体は特にですが。自分で組んでない車体、そしてどんな使い方をされていたか不明な自転車は難しい場合も多いです。
決して今回の車体がということではございませんが中古の場合は基本的に状態は見た目以外の情報はあまり信じられないことも多々あります。
また車体の状態の申告等も感じ方には個人差が、、、(笑)
ということで中古購入の場合は基本的には安全のためでもありますが、やはり情報に惑わされない全バラがおすすめです。
早速行きましょう。
サーベロのR2です。
走行距離も少ないというお話の車体ですが、実際に見てみましょう。

※すでにちょっとだけばらしてしまいましたが、、、
5800の105組で、FDは9000(DURA-ACE)、ブレーキは6800(ULTEGRA)に変更されています。
BBはスギノのセラミックです。
王道のカスタムかと思います。
R2のボトムブラケットははBB Rightという規格です。

※BB Right:ID46mm W79mm
マヴィックのホイールは限定6,000本と思しきシリアルが入っています。
車体を覆い尽くすようにはられた表面保護テープがすごいです。


外観を見る限り基本的にきれいに乗られていたようにみえますが、ばらしてみるとよくわかります。

このように手の届きにくい裏側、掃除のしにくいところのよごれが溜まってしまうのは仕方がないところです。
実際にバラしながら確認してみても実際の走行距離は少なそうです。
そしてすぐに分かるところとするとBBが終わっています。
これはオーナー様にもその場でご確認いただきました。
しかし走行距離が少ないのになぜ、、、というところですが、走行距離や使用条件に関係なく具合が悪くなることもあります、詳細はピーーーです。m(_ _)m
フレームもBBも数社要注意なメーカー、モデルがありますので。
ともあれ作業を開始していきましょう。

BBRightです。
不要なものをどんどん外していきます。

外してみないとわからないところもあります。

クランプの内側、ケーブルが切れ始めていました。

この位置のアジャスターはハンドルを切るとフレームに干渉してしまいます。

よく見るとアジャスターが反対向きでした。

どんどんばらしていきます。

無数にはられた表面保護テープもすべて除去します。

チェーンガードも含め各所のテープ・シール類をすべて剥がします。
剥がしたあとの糊もすべて除去して洗浄をします。

だいぶスッキリしました。

ヘッドパーツもきれいにしましょう。


ベアリングは全然きれいです。
ブレーキも外してきれいにします。

裏側の汚れはばらしてきれいにします。

センサーも邪魔なので一度外します。
全バラ洗浄からのフレームコーティングです。


深い艶がでました。
このディスプレイでは伝わらない感、、、

外した全てのパーツは洗浄をしてピカピカにしておきます。
画像を忘れたましたが、ホイールもベアリングの状態を確認します。
やはりマビック、全然問題ありません。
フリー部をきれいにしてオイルを入れておきます。
組んでいきます。

パーツ類をつけてケーブルを通します。

ケーブルを通したら、BBです。

既存のスギノのようにならないように、ウィッシュボーンで組みました。
一番時間のかかる作業です。
BBが入ってしまえばあとは調整です。

チェーン・ケーブルを張って調整をします。
調整後はチェーンガードやバーテープを巻いて仕上げです。




サーベロのRシリーズ、
いいです。実にかっこいい車体で、組みやすいです。
多少の小キズはありましたが表面保護テープ?を剥がしたり糊の除去には手間取りましたが、確かに保護としての効果はあったのかと思います。そして各所のパーツの状態もよくおそらく走行距離もたしかに少ないと思いました。
こっそりとお値段を伺いましたが、かなりお買い得な車体だったと思います。
ということで今回は【作業日誌】中古のcervélo R2の組み直し作業そんなお話でした。
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