【新フレーム選び】cervélo R3 ハイパフォーマンスオールラウンドバイク ダッ!!

実は昨日ストラバでニューバイクの設定を入れたのですが、速攻で連絡ををいただきまして、、、(笑) サクッとバレているわけですが、隠蔽しているわけではありませんのでどんどん出していきましょう。
ということでニューバイクのお話第2段、【新フレーム選び】cervélo R3 ハイパフォーマンスオールラウンドバイク ダッ!!こんなお話です。



お次はカナディアンブランドの”cervélo”です。
※FF-Cycleは正規販売店です。
(☓サーベロ→◯サーヴェロ、☓cervelo→◯cervélo)
cervéloと言えばエアロダイナミクスを重視したTTフレームや最近では特徴のあるハンドルを付けたS5のイメージが強いかと思います。

そしてワタクシがオーナー様へいろいろなバイクについての感想等を聞いている印象では、cervéloはよく進むバイクで得てして不満が少ない、という印象でした。
その代わり少々お高いというのが難点ですが、、

cervéloといえば最近、こんなご依頼もいただきました。
このぐらいの頃から密かに構想には入っておりました。
というのも触ってみた感じで ものすごくいい印象を持ったからです。

そしてサーベロサーヴェロは、と言えば、、、
目指したものは最高のエアロダイナミクスと軽さと強靭さを兼ね備えたバイクであり、、、
という言葉通りに、
デザイン・エンジニアリング・テスト
~前略~
業界内にテストのための明確な基準がないという現状の中、サーヴェロでは新たに、より厳しい自社基準を設定した。これらのテストは業界標準の数段厳しく、例えば対正面衝撃試験についてはDIN規格(ドイツ規格協会)の3倍を自社基準としてい る。

サーヴェロフレームは また世界でもっとも厳しいEFBe (Engineering for Bikes ・・・世界中の軽量ハイパフォーマンスフレームの検査を行っている、ドイツを拠点とする国際的な独立検査機関。(www.efbe.de) )による耐久性テストをもパスしており、すべてのフレームがハイパフォーマンスフレーム認定を受けている。その上サーヴェロでは、同一のフレームを3回連続 してEFBeのテストにかけ、3回ともパスするという偉業を成し遂げた。
~後略~

こういうのはとてもいいことだと思います。
性能や開発費用だけではなく、こういったところも少々お高い価格につながっているのかもしれません。


▶cervéloのモデル選び
個人的な選定の順番としては、
①まずはなにはともあれメーカー度外視でモデル選び
②ジオメトリの確認
③カラーの確認
という順番でした。
cervéloと決めたときからRシリーズと心に決めていたのですが、cervéloのモデルのご紹介です。

現行cervéloのロードバイクは主に3種類があります。
Sシリーズ:エアロ系
Rシリーズ:オールラウンド系
Cシリーズ:エンデュランス系

ちなみにBHの場合はというと
G系シリーズ:エアロ系
ウルトラライト:軽量系
クオーツ:ロングライド
という振り分けということです。

今まではG7、完全なエアロ系フレームでした。
となると次は、、、cervélo Rシリーズ、オールラウンドフレームです。

1年以上酸いも甘いもエアロ系のフレームを堪能してきたのでガラッと変えて今度はオールラウンド系にしてみようと常々考えておりました。まったくもって無い物ねだり感がもりもりありますが、エアロとオールラウンドフレームの違いを身を持って体感したかった、というところが主たる目的です。

そしてモデルが決まればお次はグレードです。
cervéloはシリーズ名+数値(5、3(2)等)というのがモデル名となります。
”5”は本当にフルレーシングスペック、いわゆる剛性感あふれるものですが、”3”は廉価版というよりも別物と考えたほうがいいという情報もあります。
また2018ツールのパヴェステージではR5よりも快適性に優れるR3を投入した、ということです。

はっきり言ってしまうと貧脚のワタクシ如きには”5”は反応はいいかもしれませんがそれゆえ硬すぎる高剛性は踏み負けるかも、また最近はロングも時々行こうかと考えているのでカッチカチよりもやはり乗り心地がよく、乗ってて疲れづらいフレームの方が使用用途としては自分の乗り方に合っていそう、と言うのが考えでした。
というのも体や脚への負担・ダメージが大きく踏めなくなってしまうようなことがあると、結局の所どんなにパワーがあったとしても意味がなくなってしまう、体調が万全だからタイムが出る、早く走るためには健康な体が何よりも大切、というのが今年の体調不良で身を持って思い知ったことです。
ということで体のことを考えて高剛性モデルよりも剛性の高すぎない3を選ぶことにしました。
(G7が硬すぎたという感じは一切ありません、むしろよく動くフレームでした。詳細は後ほど。)

3のコンセプトは以下のとおりです。
R3は、数日にわたるステージレースからから週末のファンライドまでカバーする、ハイパフォーマンスオールラウンドバイクです。 軽量、高剛性にもかかわらず、幾日もサドルに跨る状況に順応する快適性を提供する。またハンドリングに反応性と安定性を持たせたフレームジオメトリにより、ダウンヒルコーナーをアタックする際やゴール前のスプリントにおいても、ライダーの全力を出し切ることが叶うだろう。
http://www.eastwood.co.jp/lineup/cervelo/r3_2.html より

”快適性”、もうこれだけで十分なような気も(笑)

お次はジオメトリでサイズの確認と自分の体にどう合わせていくか、を確認します。

▶ジオメトリ
フレーム選びで大切なのはサイズです。
G7から見てみます。
G7はMDサイズでした。
BHのジオメトリはちょっと特徴があります。
G7

シートチューブはセミISP方式なので長さはあまり参考にはなりません。

ヘッドチューブは通常ぐらいです。
それでもMDの150からLAの185ともなると結構な違いです。

チェーンステーは402mmいわゆる、寸詰まりというのは悪い意味ではない言葉です(笑)

シート角は他社の同サイズ、いわゆるエアロ系のフレームの中でも寝ている傾向にあります。
このシート角の影響で最初のポジションというか、乗り方というか、、、結局はいい方向にころんだのでいいことだったかと思いますが、最初は苦労しました。よく覚えております。

リーチはSM~LAまででなんと約3mmしか差がありません。

こうしてみてみるとかなり特徴的なジオメトリです。
BHはサイズ選びは特に慎重にいかないとだと思います。

続いてR3です。



cervéloのジオメトリは特徴的なBHとは反対的なイメージのジオメトリに見えます。
R3

BB下がりは72mm、チェーンステー長は410mmです。
これだけみると、ふーんちょっと、、、

まったくもっての個人的な好みですが身長175cmぐらい(手が長い)のワタクシでは、ヘッドチューブは150ぐらいが好みです。とG7やゼリウスのトップチューブ長550mm前後、リーチ385mm位がちょうど良かったです。
G7はヘッドチューブ長150mm、リーチ383mm、トップチューブ長557mm申し分のサイズ感でした。

R3はというと、ヘッドチューブ長133mm、ちょっ、、、
いや待てよと、
スタック555mmって、、、
ヘッドアングルが同じでヘッドチューブが短いR3のほうが5mmスタックが高いとな。
(スタック:BBセンターからヘッドチューブ上端ですので、BBの下がりによっても差が出てきます。)

これは並べてみてみるとすぐに分かりますので後述で、
R3はポジションの前の三角形と後ろの三角形はどちらもつまり気味に、
詳細は下記のページで
となると、やはり各所のパーツを変える必要は出てきそうです。

それでもR3では51サイズでは明らかに小さいですし、56ではどう考えても大きいです。
となると54しかないということです。

▶カラー選び
最後にして最大の関門です。
これが本当に悩みました。

バイクはいつもピカピカに!これが何よりも大切にしているところです。
※まったくもって趣味嗜好の問題です。

で現在のR3のカラーリングはというと、、、
・オレンジ/ネイビー(グロス)
・限定のオリーブ/オレンジ(グロス)
・ブラック/ホワイト(マット)

そうなんです、、、
ブラック/ホワイトが痛恨のマット塗装、、、_(꒪_꒪ )…
(完全に嗜好の問題で、マットが悪いということではありません。あしからず。)

本当にネックです。

結構長い期間悩んでいたと思います。
最後のひと押し、踏ん切りをつけていただいたのはご来店いただいたマット塗装のフレームのオーナー様とのお話でした。
「バリアスで磨いてます!」というお話だったのですが、本当にきれいな状態を保っていてこれならばと、そのお言葉でワタクシの決意が固まりました。
その説はありがとうございました。勝手に参考に、そして最後のひと押しにさせていただいてしまいましたm(_ _)m

と、決まってしまえばあとは早いです。

営業さんにオーダーを入れます。
すると数日でこうなります。

ドンッ!!
IMAG9132

お休み中と到着が重なってしまって、結局運送業者に大雨の中取りに行く事になってしまいました。



いやしかしです。

さらっと前述しておりますが、1年ほど前G7に乗ったときに経験しております。
ジオメトリはあくまでも数値的なお話であって、実際に乗ったら全然違うことも多々多々タタタタタタアタタタ、、、有るということです。
フレームに合わせたポジション作りということです。

本当にこうフレームを乗り換えてみるとよくわかりますが、ジオメトリだけではわからないことがたくさんあります。特にカーボンは差が大きいように思えます。
一言でカーボンといっても、ガッチガチのものもありますし、ものすごく衝撃吸収に飛んだもの、よく動くもの等様々です。
もはやカーボンと言う素材が主流になった今ジオメトリだけでは読み取れないことも多くなっていると本当に痛感します。

ということで今回はここまでで、【新フレーム選び】cervélo R3 ハイパフォーマンスオールラウンドバイク ダッ!!、そんなお話でした。

次回は組み上げのお話の予定です。



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