TOPEAK 携帯ポンプ選び 型番の意味と各モデルの違いを確認する

cervéloのR3へと乗り換えたことにより、もう何年もライドのお供になっていたTOPEAKのポケットロケットですが、シートチューブにつけれなくなるという痛恨の痛手が、、、
ということで携帯ポンプを再度選び直しなります



携帯ポンプは基本的にフレームくっついているだけです。
要事がなけらば基本的にはただの重りであり、心の安心のためにつけているものではあります。
しかしです。
常にロードバイクとともにあり、、、ということは雨風にも打たれますし、砂埃にも当たります。
簡単に言ってしまうと携帯ポンプに求めること、それは耐久性であり壊れないことです。
そう、何年も使わずにフレームにくっつけられているだけですが、一度パンクが起きれば数年の眠りから目覚めさせられ、そしてウォーミングアップをすることもなくそのお仕事を全うしなければいけないという過酷なものです。
携帯ポンプはある意味ものすごく過酷な立場であると思います。

そんな要事の際にぶっ壊れるとか、動かないとか、、、そんな製品は携帯ポンプとしての意味を全くなしておりません。
現在まで使用しているTOPEAKのポケットロケットは何年もまさに、”雨ニモマケズ風ニモマケズ”で稼働してくれていました。もう圧倒的な信頼感です。

密林も最近は最近某国製品のオンパレード、もちろんいい製品もあるとは思いますが、携帯ポンプのように何年も過酷な状況にさらされていても問題なく使えることが必須となる製品では少々心配になってしまいます。
またお値段もそこまで違わない、例え数千円違っても肝心のときに使えなくてタクシーとかを考えれば全然高くないと考えます。。。

ということで色々と検討した結果ですが、やはりTOPEAKというメーカーがいいかなぁと考えておりますが、モデル選びが一苦労です。

というのも、どう考えても種類が多すぎます、、、( д) ゚ ゚アボーン

公式ページを見てみます。

Pump


Pump2

ざっと見ても30種類以上。。。
そして似たようなものがずらりと、、、
ワケワカランです。

ということで今回はTOPEAK 携帯ポンプ選び 型番の意味と各モデルの違いを確認する、これをまとめてみようと思います。

早速ですが、上から順番に行きます。
(今回はモーフシリーズは除かせていただきました。後日更新予定です。)

の前に簡単にですが、用語の解説です。
一部違う場合もあるかと思いますが、参考程度に覚えておくとわかりやすいかと思います。

G:ゲージ空気圧計)

X:ロングタイプ(一回のポンピングでより多くの空気が入るロングタイプ。)

T:T型ハンドル
(ハンドル部を90°回すことができより力が入りやすい)

AL:アルミ(素材)

C:カーボン(素材)

HP:ハイプレッシャー(高圧)

※以下特徴のあるところを赤文字にしてみようと思います。

▶TTシリーズ(マウンテン)
ツインターボテクノロジーを採用しております。意外とこのシリーズだけの特徴のようです。
ppm10000_02

マウンテン TT_G  ¥4,800+税(227g/91cc)(重量/1ストロークの空気量)
ツインターボテクノロジー/英・米・仏/60psi/ゲージ付き
 
マウンテン TT  ¥3,400+税 (192g/90.9cc)
ツインターボテクノロジー/英・米・仏/60psi/



DAシリーズ
押しても引いても入るデュアルアクションテクノロジーが採用されています。

ppm10200_02

ローディー DA_G ¥3,800+税(116g/36cc)
デュアルアクション/仏/120psi/ゲージ付き 

ローディー DAX ¥2,300+税 (118g/66.9cc)
デュアルアクション/仏/120psi/ロングタイプ

ローディー DA ¥2,200+税(95g/36.1cc)
デュアルアクション/仏/120psi


マウンテン DA_G ¥3,700+税(152g/82cc)
デュアルアクション/英・米・仏/60psi/ゲージ付き

マウンテン DA ¥2,300+税 (126g/81.4cc)
デュアルアクション/英・米・仏/60psi



特殊機能シリーズ
ニンジャ P ¥2,500+税 (62g/20cc)
シートポスト内蔵型/仏/160psi

ミニロケット iグロウ ¥3,000+税 (67g/15cc)
テールライト一体型/仏/160psi



マスターブラスターシリーズ
特に特徴といった特徴はありませんが、王道というかスタンダードモデルのように思えます。

マイクロ ロケットCB マスターブラスター ¥5,000+税(55g/20cc)
カーボンシリンダー・カーボンハンドル/超軽量/仏/160psi

マイクロ ロケット AL マスターブラスター ¥2,800+税 (65g/20cc)
アルミシリンダー・アルミハンドル/超軽量/仏/160psi

マイクロ ロケット ALT マスターブラスター ¥3,600+税 (78g/20cc)
マイクロ ロケット ALより 40mm長いマイクロロケット ALT
加圧しやすいT型ハンドル/仏/160psi


マウンテン ロケット ALT マスターブラスター ¥4,600+税 (145g/46cc)
アルミ合金 シリンダーに、力の入れ易いT型ハンドル仕様
シリンダーをひねって口金を固定するツイストロック機構
米・仏/ツイストロック/90psi

ポケット ロケット DX Ⅱ マスターブラスター ¥3,200+税 (115g/29cc)
ハンドル部を僅かに太くする等、細部をさらに洗練/米・仏/160psi

ポケット ロケット マスターブラスター ¥2,100+税(115g/31cc)
アルミ合金 シリンダー/米・仏/160psi

 
スピード マスターブラスター ¥2,400+税 (140g/55cc)
ポケット ロケット マスターブラスターのロングバージョン/米・仏/160psi

ロード マスターブラスター ¥3,000+税 (208~270g/50~85cc)
フレームに挟み込んで装着するクラシックスタイルのロード向けポータブルポンプ。
装着する場所の長さに応じて4サイズ展開/米・仏/160psi



デュアルシリーズ
前述のディアルアクションテクノロジーを採用したシリーズです。
ミニ デュアル DXG ¥2,800+税 (170g/61cc)
スマートヘッド:口金パッキンを入れ替えることなく米式、仏式の両方にそのまま使用可能
デュアルアクション/インラインケージ(空気圧計)/米・仏/120psi

ミニ デュアル DX ¥2,300+税 (150g/61cc)
スマートヘッド/デュアルアクション//米・仏/120psi

ミニ デュアル G ¥2,300+税(158g/67cc)
インラインケージ(空気圧計)/デュアルアクション//米・仏/120psi

 
ミニ デュアル ¥1,800+税 (148g/67cc)
デュアルアクション/米・仏/120psi

ピーク DX Ⅱ ¥2,380+税 (155/51cc)
スマートヘッド/T型ハンドル//米・仏/90psi

ピーキニ Ⅱ ¥1,600+税 (132g/70cc)
T型ハンドル//米・仏/90psi

マウンテン マスターブラスター ¥2,380+税(9
T型ハンドル//米・仏/90psi(120g/71cc)
 


レースロケットシリーズ

レースロケットシリーズの特徴はスマートヘッド スレッドロックです。
suma-to
携帯ポンプのポンピング時にポンプヘッドがずれて煩わしい、、、ということは起こりづらいようにネジ式でバルブとヘッドを固定でき、仏/米バルブヘッドの切り替えも簡単にできるというものです。

レースロケット HPC ¥6,500+税 (69g/25cc)
スマートヘッド スレッドロック/小型軽量/カーボン製/米・仏/160psi

レースロケット HP ¥3,800+税 (82g/25cc)
スマートヘッド スレッドロック/小型軽量/米・仏/160psi

レースロケット HPX ¥3,900+税 (109g/40cc)
スマートヘッド スレッドロック/ロングタイプ/米・仏/160psi


レースロケット MT
¥3,900+税 (144g/68cc)
スマートヘッド スレッドロック/米・仏/90psi

レースロケット ¥3,600+税(85g/38cc)
スマートヘッド スレッドロック/米・仏/120psi
 


ハイブリッドシリーズ
ボンベだけでは使い切ってしまったら不安、、、そんな場合はこちら。
ハイブリッド
ボンベとポンプと共用で使えるというハイブリッドモデルです。

ハイブリッドロケット HP ¥5,500+税 (99g本体のみ/23cc)
ボンベ・ポンプ共用/スマートヘッド スレッドロック/米・仏/160psi

ハイブリッドロケット RX ¥4,600+税(80g本体のみ/19cc)
ボンベ・ポンプ共用/米・仏/160psi




こうして自分で調べてみと思いましたが、、、

種類多すぎ!!(笑)

ということでまとめてみます。

MTとつくもの、MTB仕様に特化したものはシリンダーが太め、1ストロークあたりの空気量は多いですが、高圧が入りづらいです。
逆にロード用またはHP(高圧)仕様となると1ストロークあたりは少ないですが、その分高圧まで入るような仕様となっております。
それでも160psiって、約11BARです。
多分無理です(笑)

今まではポケット ロケット マスターブラスター(MAX160psi)を使用しておりましたが、大体で5BAR位入れれば結構疲れます。
少し頑張れば7BARぐらいは入るかと思いますが、11BARとかまじか!? と思うぐらいの勢いです。
ということでチャレンジしてみました。

スコスコスコスコスコ、、、

スコスコスコスコスコスコスコ、、

スコスコスコスコスコスコスコスコスコスコ、、、

ダシャー(#`Д´)ノノ┻┻;:'、・゙ゴルァ!!

結論、絶対に無理!(笑)

ワタクシのパワーでは無理でした。

かなり入れやすいようにポンプヘッドの下に木材を置いて固定して押し付けるようにやりましたが、それでも7BARで挫折しました。orz=3...
IMAG9272

はい、11BARへの道のりは遠いいようです(笑)

で実際にワタクシがいろいろなポンプを使ってみての感想です。
まずは”ポンプ本体をいかに固定できるか。”これが大切だと思います。
もちろんポンプの容量とか性能とかにもよるとは思いますが、それでもガッチリと固定でできるタイプは入れやすいです。

具体的には、、、
※以下、便宜上ポンプ本体を”本体”、押し込む部分を”ハンドル”と書きます。
①脚で本体を固定して押し込むタイプ(T型最強)
②上の画像のようにポンプヘッドをなにかに押し付け固定できる構造
③ポンプも本体も押し付けることができずに、片手でポンプ、単体の手でハンドルを押し込むタイプ
この順に高圧に慣ればなるほど入れづらくなると感じました。
レースロケットシリーズのスマートヘッドスレッドロックもバルブの部分の固定は便利なんですが、ポンプヘッドを固定して押し付けることができないので、ポンピングの最後の方 高圧になってくるとやはり少々厳しくなってきてしまいます。

ともあれ最近のチューブレスタイヤでは6~7BAR程度での運用が多いと思いますので、超高圧運用のチューブラーほどは空気を入れる必要はないと思います。(カーボンCLリムは上限がある場合もあります。)

ロード用に携帯するのであれば、MAX160psiで力に自身がなかったりする場合はTハンドル型はやはり入れやすいと思います。
あとは好みで選択するのが良いかと思いますが、ロードで使うのにMTB用はNGかと思います。

ということで今回は、TOPEAK 携帯ポンプ選び 型番の意味と各モデルの違いを確認する、そんなお話でした。

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