ローラー台とカーボンフレーム 破損のリスクを調べてみる

先日記事内にて少々記載をさせていただきました。
なぜにローラー台用の自転車ということですが、
ことの発端はというと、cervéloのR3を入手し付属品を何気なく眺めていた時のことです。
このように記載してる以上、すっぱり無視しておいそれと使用するわけには行きません。

しかし実際にはどうなのか、どういったリスクが有るのか、本当にやめたほうが良いのか、どうなのか。ということで今回はローラー台とカーボンフレーム 破損のリスクを調べてみるそんなお話にしてみようと思います。

※日本ではローラー台と言うことが多いですが、海外ではトレーナーと言うようです。
最近では相互通信可能なインタラクティブトレーナーと言っている場合が多いようなので、以下当記事内ではトレーナーと記載させていただきます。
ちなみにスマートトレーナーは自動負荷なし(アプリに送信するだけ)、一方アプリからの司令で負荷が変わるもの(相互通信可)をインタラクティブ・トレーナーと言うのはELITEのお話です。
http://www.riogrande.co.jp/page/node/46879より



▶各メーカーとトレーナー使用の保証について
まずこれからです。
前述のように各メーカーのお話では禁止しているメーカー、特に禁止はしていないメーカー様々です。

以下ダイレクトドライブだからとかタイヤドライブ、リムドライブという種別はないようです。トレーナーとして全て含めてということかと思います。

日本国内では情報が少ないので海外のサイトで探してみました。
※国内の保証とは差が出ることがあります。
 あくまでも海外の一例としてご理解ください。


以下ワタクシの拙い語学力でのかなりざっくりとしたな翻訳です。
結構頑張ってみましたが、もし理解に誤りがありましたらご連絡をいただければ修正をさせていただきますm(_ _)m

・SPECIALIZED
“Warning! Specialized does not design or test bicycles for trainer use.
(SPECIALIZEDはトレーナー用の自転車を設計またはテストしていません。)
Using your Specialized bicycle on a trainer may compromise the safety of the bicycle and may void your warranty.” 
(SPECIALIZEDの自転車をトレーナーで使用すると、自転車の安全性が損なわれ、保証が無効になる場合があります。)

上記サイトによるとSPECIALIZEDはトレーナーでの使用は保証対象から外れる場合があるということで、トレーナーは自己責任でご使用ください。ということでした。
またトレーナーの使用はメーカーの指示通り適切な取り付けをすること、そして実走をしない金属フレームの古いバイクを検討してください。とあります。

・TREK
フレームの生涯保証が売りのTREKはケースバイケースのようです。
”A common issue is under-tightening the clamp, causing the bike to bounce about, according to Trek. Overt-tightening can cause issues too. ”
TREKによると、クランプの締め付けが甘いためことから起こる問題、そして締め付けすぎから起こる問題の2つがあるということです。
TREKは中の人Jez Loftus氏によるとやはりこのクランプによる要因が影響するということです。

・GIANT
”Giant doesn’t have a blanket ban on the use of its bike on turbos either. ”
特に禁止はしていないということです。
しかし問題が発生した場合はケースバイケースで、と少々曖昧な書き方でした。
上記海外のサイトにはこの要に記載がありますが、ジャイアントは日本のサイトにも保証規定の”保証できない事項”がありました。
そこにはこう書かれています。
前略
自転車を通常使用とは異なる全ての状況での使用、
https://www.giant.co.jp/news/information/417より

ここでの通常使用とはローラー台が含まれるかどうかは不明です。

・Cannondale
どちらともないような記載です。
フロントフォークを固定する場合の適切な締め付けが必須、そしてリアを固定する場合は軽量のクイックではなくスチールのクイックを使い、しっかりと固定をすること、ということです。

”If you ride a trainer a lot, consider using an old bike. ”とあるようにトレーナーによく乗る場合はやはりスペシャと同様に、古い自転車の使用を検討してください。とあります。

・MERIDA
メリダは、フレーム(チェーンステー、シートステー、ドロップアウト)とターボトレーナーの間に機械的な接触がない限り、屋内トレーニングにロードフレームを使用しても保証に影響しない、ということです。
ドロップアウト、、、触れると思うのですが、少々難しいです。

・Canyon 
”“Unfortunately, any damage or breakage as a result would not be covered under our standard warranty terms and conditions.””
保証外です。

・Bianchi
”There's nothing in Bianchi's owner's manual to say a bike isn't warrantied against turbo trainer damage.”
まぁOK。
(トレーナー使用による破損に対して保証されない、という記載はないということです。)

※あくまでも海外のサイトよりの拙い翻訳です。
国内の製品保証とは内容が異なる場合があります。
詳細は購入際の正規代理店へお問い合わせください。

しかしこれらを見てみるとCanyonはZwiftともだいぶ仲良くやっているようなイメージがありますが、トレーナーの使用と保証に関しては一刀両断しているようです。。。


▶なぜだめと言われるのか。
どこのメーカーの言い分も非常に似ていることです。
これらをもう少し詳しく掘り下げて考えてみます。

構造的なお話です。

個人的な意見です。
ローラー台(室内トレーナー)といっても複数の種類があります。
大きく分けると、固定ローラーと3本ローラーです。

構造的に考えて3本ローラーはフレームへの負担が実走と差がありません。
はっきり言ってしまうと3本ローラーでフレームが壊れるのであれば多分実走でもフレームが壊れる可能性がありますしそんなフレームは怖くて乗れません。極めて実走に近い、というかタイヤが接地している以外の部分の固定は一切ない、ほぼ実走です。
ですので3本ローラーであれば転倒、はみ出して落ちる等の事故を除いては問題ないと考えております。

比べて固定ローラーはというと、実走とはちょっと違ったものになります。
”固定”と名がつくので固定されています。
その固定方法は大きく分けて2つ、
・後輪を外してフレームをローラー台にセットする
・後輪をつけたままローラー台にセットする。
こちらです。

どちらも共通して言えるのは、変な力を掛けることができてしまうということです。

ものすごく簡単に考えると実走ではありえない体重のかかり方が起こり得るということです。
特に横方向の力が実走ではありえないように加わることがあります。(モデルによっては横方向に多少力が逃げるように動くものもあります。)
3本ローラーで変に体重をかければ転びますが、固定されていれば転びません。
ぶら下がることだってできるかもしれません。
しかしそういった力のかかり方はあくまでも自転車として想定されている力のかかり方とは少々違いが出ているということかと思います。

結果的に一番細身で作られることの多いシートステーやエンド部分にダメージが加わるということがあるようです。
これが実走行では考えられない想定外の力が加わる可能性があるということ、1つ目の理由です。

また前述のようにクイックの固定部、固定の仕方による破損もあるということを各メーカーが保証規定に織り込んでいたりします。
これはフレームメーカーだけではなくて、Zwift公式からも要注意情報として出ています。
つまりトレーナーへのセッティングが正確にできていないことに起因する破損が考えられる、これが2つ目の理由です。
しかしTREKは緩くてもきつくても駄目とはなかなか難しいお話です。。。

では半固定ではありませんが、フレームに優しいと言われるハイブリッドローラー、フロントエンド固定のトレーナーはどうかというと、、、
これもあくまでも頭の中で考えたお話ですが、リア固定よりもフレームにやさしいと考えられます。。


▶海外での実際に破損事例
Zwiftを始めとする室内バーチャルトレーニングはここ数年で爆発的に増えてきました。
数年前には問題がないと言われていたこともそれが本当に問題がなかったのかというと、絶対数が少なくてすべてを拾いきれていなかったとも考えられます。

まだまだ日本ではあまり多くを聞くことはありませんが、海の向こう側のフォーラム・掲示板ではインドアトレーナー使用によるフレームの破損事例が少しずつ目にすることが多くなってきました。
その殆どは長く使っているが問題ない、ということですが少数ながら破損したというお話も含まれています。

具体的には、
・エンドの破損
・クイックシャフトの曲がりからフレーム破断
・シートステーのクラック
実際にこれらの事例は画像付きで見つけることができました。

特に海外の方々は体格も大きく、パワフルな方も多いということも要因であるとも考えられますが、それでも破損の事例が出てこなければ各メーカーもフレームの保証で、トレーナーの使用を保証対象外にすることはないとも考えられます。
しかしながら現状、トレーナーの使用を保証対象外にするメーカーが出てきている、ということを考えるとやはり通常使用とは異なるトレーナーでの使用はフレームに少なからず支障が出る可能性を秘めているとも考えることが懸命ではないかと思います。



▶まとめ
これらのお話をまとめるとメーカーの保証というのはメーカーも想定しているということであり、もしトレーナーの使用でメーカー保証が対象外になるということは少なからずリスクは有るということかと理解できます。
そしてもしも対象外だった場合トレーナーの種類に関わらず、固定で使用するのであればやはり多くのメーカーが意見として述べているように、カーボン製のフレームは避けて古い自転車(古くなくてもいいですが)もしくは頑丈な自転車を使用するのがいいのではないかと考えてしまいます。
気を使いながらトレーニングするのもアレですし、もしも、万が一壊してしまったときはかなり凹むと思いますので。。。(それにしても置き場所的な問題が、、、)

という結論からアルミのバイクを探しています、というのが以前のお話でした。

ということで今回はローラー台とカーボンフレーム 破損のリスクを調べてみる、そして調べてみたら意外と保証対象外のメーカーもあった、そんなお話でした。

それにしてもここに来て3本ローラー最強説がないこともありませんが、アレは長い時間はできないのが難点です。(笑)

~製品保証について~
各社、期間や内容に違いはあれども保証があります。
しかし保証規定をきちんと読めばおわかりいただけるかと思いますが、保証が適応されるのはきちんと定期的にお店にメンテナンス・整備等をしている場合、と明記されているものがほとんどです。
スポーツバイクに関してはシマノのマニュアルに記載がありますが、定期的なメンテナンスは必ず必要であって、整備をしないで乗り続けるママチャリ文化とは少し違うということです。
プロショップでの定期的なメンテナンスを推奨致します。




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