【バラ完組み上げ】cervélo S3を組み上げる

cervéloのRシリーズはクラシックロードと言われているオールラウンド系のロードバイク、Sシリーズはエアロロードでクラシックバイクとは少々違いがあります。それはもちろん外見、形状的なお話もありますし、構造・組み方でも違いが出てきます。

ということで今回は少々特殊な組み方をする最新モデルのcervélo S3をバラ完で組む、そんなお話にしてみようと思います。



S3のご紹介ですが、密かにコスパ良しのモデルのなのではないかと思います。
R3のリムモデルフレームセットが¥370,000ですが、S3は¥380,000です。
パッと見、S3のほうが1万円高いのですがこれは逆です。

単純なフレームセット+シートポストのみの付属のR3に対して、S3のほうが付属品が多いです。
S3はシートポスト、エアロカーボンハンドル、専用ステムの付属があります。

ちなみにこの付属のハンドル+ステム、ハンドルが¥49,000、ステムはアルミで¥18,000です。それにしてもこの¥380,000がお買い得に見えてくるのは・・・ロードバイクの魔力です(笑)
怖いです。。。((((;゚Д゚))))


ともあれ、S3到着です。

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ぱかっと、、、

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この瞬間がなんとも言えずに大好きです。

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フレームセットです。
厳重に梱包されておりますので、慎重に梱包を剥がしていきます。

各所の重量測定です。

付属のエアロハンドル(カーボン製)
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これがなかなかおもしろくてハンドルバー内装式ではないです。
溝が掘ってあり、溝に這わせてステム内に入っていきます。

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Di2のバーエンド型ジャンクション(RS910)にも対応しております。

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続いてフォークです。
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コラムが短いです。
そう、このS3のコラムは切ることがありません。
※カットは絶対に駄目です。
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コラム先端はこうなっています。

続いてシートポスト
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そしてフレームです。

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54サイズで1135g(塗装+パーツ小物類)です。

まずは組み上げの前にコーティングです。
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コーティングは絶対にやっておいたほうがいいです。
深い艶もさることながら、汚れ落ちが全然違うような気がします。

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深みがでました。

コーティングが終わればヘッド部から組んでいきます。
付属のステムが面白いです。

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このステムとコラムの構造を理解できないとこの自転車は組めません。
右側の長いボルトがプリロード(与圧)ボルトとなり、通常のヘッドセットのトップキャップセンターのボルトと同じ役割を果たします。
センターキャップはまさに蓋!蓋以外の何物でもありません(笑)

ヘッドセットはそこまで特徴のあるものではありません。
というかむしろ普通なぐらいです。
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コラムスペーサーは割入りでステムを抜かなくても調整ができるようになっています。

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なんでステムを抜かずにということなんですが、構造的にシフトケーブルを内装してしまうとシフトケーブルを外さないと抜けなくなる構造です。
ですのでポジション調整のために割入りスペーサーが付属ということです。

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このようにスペーサーを積むことができますが、スペーサーの積み方にも指定がありますので本組のときに要注意です。
とはいっても明後日の方向に組んだりはどう考えてもおかしくなりますのでピッタリハマっていなければNGということでわかりやすいかと思います。

付属品にはマニュアルも付いています。
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自転車屋さんもマニュアルとか見るの?というお話ですが、ワタクシの場合は普通以上に穴が空くほど何度も読みます。
(それにしてもマニュアルは英語、、、それでももちろんすべて翻訳して読みます。)
確実な作業にはメーカーの指示は非常に大切なことであるからです。

また組み方を見るということもですが、構造の理解に繋がります。
構造を理解するということはとても大切なことです。

再度みてみます。

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ウスがスライドすることでステムから伸びた部分と接触し固定されます。

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吸い込まれそうなステム内部です(笑)

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シフトアウターはハンドル部の溝を通り、ステム内に入っていきます。

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コラム部のウスとコラムには溝が切ってあり、シフトアウターはその溝を通ってヘッドチューブからダウンチューブへと進みます。

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ちょっと見にくいですが、このようにステム内をシフトケーブルが通ります。

ハンドルの溝→ステム内→ヘッドチューブ→ダウンチューブと通ってきたシフトアウターはBB下のアウター受けに収まります。
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ここまでの長さの調整が肝だと思います。

そこからは通常のフレームと同様にインナーが伸びます。


S3はブレーキに付属品があります。
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リアもRSタイプのダイレクトマウントで、こちらブースター的なものです。

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フレーム構造にもよりますが、2点軸のダイレクトマウント方式ではこのブースター的なものの有無でブレーキのかっちり感が変わります。BHのG7にも付属されてきます。ほぼ必須な気がします。

引き続きパーツをペチペチくっつけていきます。
ディレイラー、BB、クランクを付けてケーブルを張ります。

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ハンドル周りはこのようになります。
ブレーキは外、シフトケーブルは内装となります。

そしてホイールをつけて、、、

なんかへんです。

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変です。。。
ホイールをはめてみます。

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_(꒪_꒪ )…マタカヨ

浮いてます。(´ε`;)ウーン…

上のお話の症状とは反対のものです。

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比べてみれば一目瞭然です。

左側2本は新品のハンガーに付属してくるボルトです。
右側が今回の付属の問題児ボルト(笑)です。

ボルトの頭の形、この形状の微妙な違いが悪さをします。

ボルトを左側のものに変えます。

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ピタリと収まりました。
ネジロックを塗って本締めします。

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もう一度ビフォーです。
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やっぱり飛び出してる。。。全然違います。

ここはR3のときもそうでしたが、エンドとホイールの接面、この場所にボルトが頭でも先端でも突き出してしまうとリアエンドがリアホイールを面で抑えられなくなり、固定力に不安が出ます。
細かいところですが、ここは見過ごさないほうが良いかと思います。

あと細かいところですが、各所ボルト類にはグリスを入れておきます。
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上のボルトはボトルケージのボルトです。画像は4本ですがS3はダウンチューブボトルケージ台座は3つのボルト穴があります。

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あとはお引渡しの際にホイールの入れ替え、ポジション調整、最終調整後にバーテープを巻き納車となります。



今回S3を組んでみてもお話ですが、ヘッド周りこそ特徴的な組み方でありましたが、それ以外は比較的組みやすい車体だったと思います。
リアのエンドは、cervéloの弱点でしょうか。。。

ということで今回は【バラ完組み上げ】cervélo S3を組み上げる、そんなお話でした。

cervéloバイクのバラ完等お気軽にご相談ください。




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