Hutchinson FUSION 5 GALACTIK 11STORM TLR

HUTCHINSONは”ハッチンソン”とか”ユッチンソン”とか呼ばれています。どちらでもいいかと思います。
HUTCHINSONはフレンチブランドでチューブレスタイヤの老舗のような存在ですが、最近はあまり有名ではないようなイメージです。
全く個人的なアレですが、国内シェアイメージは以下のとおりです。
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コンチ

Vittoria

パナ ミシュラン
IRC

ピレリ


ーーーマニアな領域ーーーー
ヴェロフレックス
HUTCHINSON
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注)悪意は一切なく個人的なイメージです。

ということで今回はシェアは少ないちょっとマニアックなタイヤHUTCHINSON FUSION 5 GALACTIK 11STORM TLR、そんなお話です。



そもそも、HUTCHINSON FUSION 5 GALACTIK 11STORM TLR(ハッチンソン フュージョンファイブ ギャラクティック イレブンストーム ティーエルアルー。)、、、
え~、、、、名前が長~~~い!(笑)
Fusion5にも3種類あります。
・Performance
・All Season
・Galactik
モデル判別のためにはFUSION5 GALACTIKまで必要になるかと思います。

これらの各モデルにはそれぞれ、CL(クリンチャー)、TL(チューブレス)、TLR(チューブレスレディ)があります

11STORMというのは悪魔のコンパウンドとも言われるハッチンソン開発のコンパウンドで転がり抵抗、快適性、耐パンク性、耐久性が向上したものです。
※コンパウンド:トレッド部に使用される複合ゴムのこと
※トレッド部:タイヤの路面に設置する部分

ちなみにHUTCHINSONと聞くよりもMAVICのイクシオンのほうが有名かと思います。
イクシオンのUSTは”ほぼ”HUTCHINSONです。
イクシオンUSTはハッチンソンとの共同開発でハッチンソンの”悪魔のコンパウンド 11STORM”を採用しているということです。
触ってみるとわかりますが、極めて似た感触です。

で、マビックのイクシオンUSTと言えば、着脱の容易さ、ビードの上げやすさがあると思います。
コレはハッチンソンの技術だと感じます。
というもの、、、

FUSION5 GALACTIK もイクシオン同様に着脱、ビード上げ等かなり楽です。

詳細を見ていきます。
まずは重量から。。。
IMAG9727_R
この業界、重量がちょっと、、、こちらあるあるかと思いますが、カタログスペック240gに対して実測重量222gって、、、
当店で仕入れたもの数本を計測してみましたが、少々ばらつきはあります。
230g以上あるものもありましたが、軒並み220g台デス。
十分すぎるぐらいの戦闘力です。
この重量では某P社の件がありエア漏れが心配されますが、今の所問題ありません。

チューブレスシステムの最大の天敵と言えば脱着です。
脱着があまりにもきついということは多々多々タタタタアタタタタ…

しかしこのタイヤはホイール装着がものすごく簡単です。
下手したら普通のCLなんかよりも全然楽なぐらいです。

タイヤ表面の離型剤の影響か少しヌルっとするのですが、この滑りの良さで石鹸水も何もなしでもサクサク入ります。(この離型剤はおそらく最初は滑ると思いますので注意が必要かと思います。)

そして肝心要のビードの上がり方。

もう完璧ですヨ。

初めての装着のときは比較的どのタイヤでもビードが上がりやすいですが、2回目以降はビードが極端に上がりにくい。。。コレはチューブレスあるあるですが、ギャラクティックは全く問題なく2回目でも3回目でも不思議なぐらいサクサク上がります。(コンプレッサーは使用します。)
現在使用中のギャラクティックはもうかれこれ5回以上は付け外しをしておりますが、それでも何も問題なくスパッとビードが上がります。

そして取り外しです。
こちらも空気を抜いても勝手にビードが落ちることもありません。
ちょっとビードがゆるすぎるタイヤ、タイヤ自体が硬いものはビードが勝手に落ちてしまうものもありますが、そういったこともありませんでした。(これはホイール依存も大きいですが。)

ビードを落としてあげればこちらもレバーなしでも問題なく外すことができます。
すごいぞハッチンソン!

これは一度味わうともうあの筋トレ、指トレ、拷問レベルの硬いビードは嫌になるほどの快適さです。
コレが老舗の技術力なのか??

そして組んで見ればわかりますが、その感覚は乗らずしてもわかります。
ものすごくしなやかです。このしなやかさは超軽量のパナのTLCを超えるほど柔らかい感触です。



しかしいいところだけではなく弱点・デメリットもあるかと思います。

しなやかに動く超薄のタイヤはパンク耐性、耐久性は11ストームによって向上したとのことですが、それでもあの薄さですので、300g前後のTLやTLRタイヤと比べれば確実にパンク耐性高くはないと思います。
砂利道なども気を使いながらソロリソロリと走る分には今の所問題ありませんでしたが、未舗装路で少しでも踏んでいきたいのであればこういった薄型軽量タイヤは合わないと思います。(そもそもロード用です(笑))
IRCのX-Guardとかそこまでいかなくても、IRCのライトやVittoriaのルビノTLRのほうが安心感があります。

耐久性もあの柔らかさなので、長くはないと想像ができますが、今の所そこまで減りが早いような感じがまだありません。
コレばかりは乗り込まないと判断が難しいのですが、まだそこまで長く使ったわけではありませんが、パナのTLCよりかは長持ちな感じがしました。しかしなにせ寒くて寒くて、、、もう少し乗ってみて様子を見てみます。



ロードバイクのチューブレスシステムは現状ではまだちょっと問題のあるところが多いです。
それは製品的な問題もしかり、技術的にも潜在的な問題点もあり、ブラッシュアップが終えるのはまだ時間がかかりそうです。

その中でも手技的な面、つけ外しビードの上がり等に関しては今までワタクシが組み付けてきたチューブレスタイヤの中でもトップレベルに容易で他社でも同様の硬さで作れればそれこそチューブレス化第一歩の少々高い階段がほぼ無くなるとも言えるぐらいかと思いました。

MAVICのUSTが付け外し、ビード上げが楽というのも自社開発で精度を上げてきたホイールもですが、何よりもハッチンソンの技術力も大きな影響を与えているのではと感じました。

ということで今回はHUTCHINSON FUSION 5 GALACTIK 11STORM TLRのご紹介でした。




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