【ライト比較】キャットアイ3兄弟を比べてみた(VOLT200,400,800)
ライトと言えばキャットアイ、キャットアイと言えばライトのゴール地点!といっても過言ではないほどの素晴らしい製品です。
キャットアイのライトはそのニーズに合わせた様々なラインナップだけではなく、耐久性も高く頑丈でです。(爪の部分の弱さというお話も聞かなくはありませんが、使用中のVOLT200はまだ大丈夫です。)
実際にライトがダイブしたり車に引かれたりしても まだまだ使えている。そんなものを複数個見ております。すごいぞキャットアイ!
そしてライトも然り、サイコンでも何度かカスタマーサービスにご連絡をさせていただいておりますが、何かあったときのサポートは、いつも素晴らしい対応です。
日本の企業だと任天堂の対応は有名なところですが。はっきりってキャットアイの対応も任天堂に負けないぐらいの対応だと感じております。
今回はそのキャットアイ製品のライトの中でも有名所、VOLTシリーズの中でもVOLT200、VOLT400、VOLT800を比較してみようと思います。
※前回のライトの記事はこちらから。
ライトのお話でよく出てくる用語、ルーメン(lm)とカンデラ(cd)のお話もこちらにあります。
▶VOLTシリーズ比較
今回はのラインナップはこちらです。

・VOLT800
・VOLT400
・VOLT200
公式の諸元表ではこの様になっております。

ざっくりと3つのライトの違いです。
200と400はカンデラ(光の中心(一番明るいところ)の明るさ)はほとんど同じですが、ルーメン(光の総量)は倍ほど違います。
重量も約倍になります。
400と800は大きさこそそこまで変わりませんが、カンデラもルーメンもほぼ倍となります。

一見そっくりに見える400と800ですが、レンズのカットもモデルごとでかなり違います。
早速実測してみます。

これだから日本の企業は素晴らしいです。
・VOLT800:実測135g(カタログ140g)
・VOLT400:実測112g(カタログ120g)
・VOLT200:実測56g(カタログ58g)
✓配光
レンズのカットやリフレクターで変わります。
まずはVOLT200です。

この配光は数値よりも明るき見えるような気がしますし、モデル内で一番好きです。
しかしこの配光も逆さまにブラケットにつけることで台無しに。。。
VOLT400です。

200と比べてもかなり広めの配光になっています。
この広さは両サイドまできれいに広がりますが、逆に言えば広がりが広ければ光が分散してしまうということにもなります。
VOLT800です。

200、400よりも若干狭めな配光に見えます。
それにしても中心はかなり光が強いです。
全体で比べてみます。

右から800、400、200です。
続いてもう少し前方へ向けてみます。
VOLT200です。

VOLT400

VOLT800

カメラをすべて同じ設定で撮影しておりますが、800の明るさが際立っています。800lmはやはりかなり明るいです。
~おまけ~
ちなみによく聞くお話で、
”VOLT400の400ルーメンとVOLT800の400ルーメンは800のほうが明るい。”ということですが、比べてみます。

配光が違うのでちょっと比べづらいですが、、、

こう見てみると確かに800のほうが明るいようにも見えなくありません。
とは言ってもルーメンは前述のように光の総量ですので、照射角が広い400のほうが中心部の明るさという意味では不利になると思います。
▶実走
これらのことは実際に走る前のお話で実際に付けて走ってみた(主観的な)お話です。

取り付けは通常ブラケットを逆さまに付けての取り付けです。
✓VOLT200とVOLT400
この状態だとやはりVOLT200の独特の配光も逆さまになるとその効果は半分以下と言えるぐらい、残念な感じになります。
200と400ではやはり200でもなんとかならないこともありませんが、400は強力です。
広さ、明るさ等を考慮してもどう頑張っても400の圧勝です。
200が勝てる場面とすると、デイライト(日中の使用)として使用するには軽量の利点が最大限に生かせるかと思います。400とは倍も重さが違います。
重量を気にする場合は圧倒的に200のほうが良いです。
✓VOLT400とVOLT800
VOLT400 とVOLT800の比較ですが、200と400ほどの差はないように思えました。
それでも確実に800のほうが明るいです。
400の配光をもう少し絞って明るくしたものが800というイメージですが、おそらく800の明るさで配光を400のような広さにしてしまうと対向車へのあたりが眩しすぎてしまうということなのではないかと考えられます。
これは好みの問題かとは思いますが、配光は広めのほうが好きです。
それでも800でも狭いとは感じることはなく、丁度いいぐらいでした。
イメージ的にはこんな感じです。

800は400比べても前方への明るさがかなり際立っていますので、夜間でもスピードを出して走りたいのであれば前方がはっきりと見える800はかなり心強いと思いました。
逆に広い範囲を照らしたいのであれば400のほうが広く照らせると思います。
重量的なお話になると、200と400は倍も違いますので持った感じその重さは全然違うと感じます。
しかし400と800はとなると、、、たかが20g、されど20gという世界ですが、実際に走った感じでは差はわかりませんし、手で持ってみてもその差は微々たるものでした。
ざっくりとランタイム一覧です。
※DHC(デイタイムハイパーコンスタント)
メインで使用する明るさは黄色のところだと思います。
そこまで大きな差はありませんが、長持ちさせたいと思ったときには800の200lmでも8時間というのは心強いです。400の100lmは市街地であればなんとかですが、暗い道ではちょっと心もとなかったです。
※ライトは夜間走行時に絶対に切れるわけには行きませんので、不安があるのであれば常用時間よりも長めのランタイムのものを選択するのが良いかと思います。
そして肝心要のお値段ですが、実売価格で、、、
▶まとめ
今回3種類のVOLTを使ってみましたが、どれが一番いいという結論はというと、、、
”使う場面に合わせて選択する。”というのが結論となりました。
ほぼ夜間は走らないのであれば軽量の200がベストですし、夜間でもガンガン走りたいのであれば800、そしてコストを考慮すれば400と使い方次第で選択が変わって来るかと思います。
失敗しないライト選びはやはり使い方に合わせて、選択するのがいいでしょう。
ということで今回は【ライト比較】キャットアイ3兄弟を比べてみる(VOLT200,400,800)そんなお話でした。
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ライトと言えばキャットアイ、キャットアイと言えばライトのゴール地点!といっても過言ではないほどの素晴らしい製品です。
キャットアイのライトはそのニーズに合わせた様々なラインナップだけではなく、耐久性も高く頑丈でです。(爪の部分の弱さというお話も聞かなくはありませんが、使用中のVOLT200はまだ大丈夫です。)
実際にライトがダイブしたり車に引かれたりしても まだまだ使えている。そんなものを複数個見ております。すごいぞキャットアイ!
そしてライトも然り、サイコンでも何度かカスタマーサービスにご連絡をさせていただいておりますが、何かあったときのサポートは、いつも素晴らしい対応です。
日本の企業だと任天堂の対応は有名なところですが。はっきりってキャットアイの対応も任天堂に負けないぐらいの対応だと感じております。
今回はそのキャットアイ製品のライトの中でも有名所、VOLTシリーズの中でもVOLT200、VOLT400、VOLT800を比較してみようと思います。
※前回のライトの記事はこちらから。
ライトのお話でよく出てくる用語、ルーメン(lm)とカンデラ(cd)のお話もこちらにあります。
▶VOLTシリーズ比較
今回はのラインナップはこちらです。

・VOLT800
・VOLT400
・VOLT200
公式の諸元表ではこの様になっております。

ざっくりと3つのライトの違いです。
200と400はカンデラ(光の中心(一番明るいところ)の明るさ)はほとんど同じですが、ルーメン(光の総量)は倍ほど違います。
重量も約倍になります。
400と800は大きさこそそこまで変わりませんが、カンデラもルーメンもほぼ倍となります。

一見そっくりに見える400と800ですが、レンズのカットもモデルごとでかなり違います。
早速実測してみます。

これだから日本の企業は素晴らしいです。
・VOLT800:実測135g(カタログ140g)
・VOLT400:実測112g(カタログ120g)
・VOLT200:実測56g(カタログ58g)
✓配光
レンズのカットやリフレクターで変わります。
まずはVOLT200です。

この配光は数値よりも明るき見えるような気がしますし、モデル内で一番好きです。
しかしこの配光も逆さまにブラケットにつけることで台無しに。。。
VOLT400です。

200と比べてもかなり広めの配光になっています。
この広さは両サイドまできれいに広がりますが、逆に言えば広がりが広ければ光が分散してしまうということにもなります。
VOLT800です。

200、400よりも若干狭めな配光に見えます。
それにしても中心はかなり光が強いです。
全体で比べてみます。

右から800、400、200です。
続いてもう少し前方へ向けてみます。
VOLT200です。

VOLT400

VOLT800

カメラをすべて同じ設定で撮影しておりますが、800の明るさが際立っています。800lmはやはりかなり明るいです。
~おまけ~
ちなみによく聞くお話で、
”VOLT400の400ルーメンとVOLT800の400ルーメンは800のほうが明るい。”ということですが、比べてみます。

配光が違うのでちょっと比べづらいですが、、、

こう見てみると確かに800のほうが明るいようにも見えなくありません。
とは言ってもルーメンは前述のように光の総量ですので、照射角が広い400のほうが中心部の明るさという意味では不利になると思います。
▶実走
これらのことは実際に走る前のお話で実際に付けて走ってみた(主観的な)お話です。

取り付けは通常ブラケットを逆さまに付けての取り付けです。
✓VOLT200とVOLT400
この状態だとやはりVOLT200の独特の配光も逆さまになるとその効果は半分以下と言えるぐらい、残念な感じになります。
200と400ではやはり200でもなんとかならないこともありませんが、400は強力です。
広さ、明るさ等を考慮してもどう頑張っても400の圧勝です。
200が勝てる場面とすると、デイライト(日中の使用)として使用するには軽量の利点が最大限に生かせるかと思います。400とは倍も重さが違います。
重量を気にする場合は圧倒的に200のほうが良いです。
✓VOLT400とVOLT800
VOLT400 とVOLT800の比較ですが、200と400ほどの差はないように思えました。
それでも確実に800のほうが明るいです。
400の配光をもう少し絞って明るくしたものが800というイメージですが、おそらく800の明るさで配光を400のような広さにしてしまうと対向車へのあたりが眩しすぎてしまうということなのではないかと考えられます。
これは好みの問題かとは思いますが、配光は広めのほうが好きです。
それでも800でも狭いとは感じることはなく、丁度いいぐらいでした。
イメージ的にはこんな感じです。

800は400比べても前方への明るさがかなり際立っていますので、夜間でもスピードを出して走りたいのであれば前方がはっきりと見える800はかなり心強いと思いました。
逆に広い範囲を照らしたいのであれば400のほうが広く照らせると思います。
重量的なお話になると、200と400は倍も違いますので持った感じその重さは全然違うと感じます。
しかし400と800はとなると、、、たかが20g、されど20gという世界ですが、実際に走った感じでは差はわかりませんし、手で持ってみてもその差は微々たるものでした。
ざっくりとランタイム一覧です。
VOLT800 | VOLT400 | VOLT200 | ||||
ハイ | 800lm | 2h | 400lm | 3h | 200lm | 2h |
ミドル | 400lm | 3.5h | 100lm | 8h | ||
ロー | 200lm | 8h | 50lm | 18h | 50lm | 6h |
DHC | 7.5h | 11h | ||||
点滅 | 100h | 60h | 30h |
メインで使用する明るさは黄色のところだと思います。
そこまで大きな差はありませんが、長持ちさせたいと思ったときには800の200lmでも8時間というのは心強いです。400の100lmは市街地であればなんとかですが、暗い道ではちょっと心もとなかったです。
※ライトは夜間走行時に絶対に切れるわけには行きませんので、不安があるのであれば常用時間よりも長めのランタイムのものを選択するのが良いかと思います。
そして肝心要のお値段ですが、実売価格で、、、
・VOLT800:約¥10,000
・VOLT400:約¥5,000
・VOLT200:約¥3,000
コスパを考えるとやはり400はいいように思えます。
▶まとめ
今回3種類のVOLTを使ってみましたが、どれが一番いいという結論はというと、、、
”使う場面に合わせて選択する。”というのが結論となりました。
ほぼ夜間は走らないのであれば軽量の200がベストですし、夜間でもガンガン走りたいのであれば800、そしてコストを考慮すれば400と使い方次第で選択が変わって来るかと思います。
失敗しないライト選びはやはり使い方に合わせて、選択するのがいいでしょう。
ということで今回は【ライト比較】キャットアイ3兄弟を比べてみる(VOLT200,400,800)そんなお話でした。
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