2019走り納め SOVAライドとR8000の11-30Tの実力は?
前回の記事はこちらから
思いつきでいきなり変えてみた11-30Tはどうなのか?しっかりと試すために千葉の道を走りに行ってきました。
コースはこんな感じでした。

相変わらずの平地無し感がたまりません(笑)
ということで今回は2019走り納め SOVAライドとR8000 11-30Tの実力は?そんなお話です。
当日はものすごく天気が良かったです。
思う存分11-30Tのカセットスプロケットを試すべく距離は短め、上りは多め、遅くも14時30分までにSOVA屋に入る、という目的があるちょっと素敵なライド計画です。(ちょっと緩めのはずだったのですが、、ゴニョゴニョ(´=ω=。)ホボソッ...)
1本目はスタートしてもまもなく、鹿野山マザー牧場に向かっての上りです。
平均勾配7%、250mUPです。
順調に進み、、、30T、、、
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!
30Tはぜんぜん使う機会がないゾ(笑)
(※上りはケイデンスが低い)
最後の勾配が10%を超えてくるあたりで30Tを使って見るものの、一瞬で終わってしまい「本当にいるんか?」感が否めませんでした。

※見事なまでの好天に恵まれたライド!
その後も房総スカイラインの上りでもそんなに勾配もきつくないのでむしろアウターで。。。
その時はまだ11-30Tの使い方がわかっていませんでした。不慣れ感が満載です。
鴨川有料の料金所が跡形もなくなっていたのでびっくりでした。

お次は、、、川代の激坂です。

平均勾配10%、2kmちょっとで200m以上登るいわゆる激坂区間ありの上りです。
ここでは30Tの本領を発揮、、、(ΦωΦ)フフフ…
と考えていたのですが、(´ε`;)ウーン…
28Tが30Tになったところで10%が8%になるわけではありません。
正直に感じたところとすると、登りきれないぐらいの坂であれば登りきれるようになる等の効果はあるのかもしれません。しかし30Tだからといって楽に登れるなんてことはありません。30Tがあってもなくてもキツイものはキツイゾ!(笑)ということです。
残念ながらここでも30Tの大きな優位性を感じませんでしたが、唯一ちょっとだけおかわりで速度を落として登った時は若干の優位性を感じることができた。ワタクシの場合はこのぐらいの印象でした。
前半戦が終わりここまでの印象としては、、、残念ながら”お蔵入りか!?”というのが正直な感想でした。
コレが後半どのように変わってくるのかということです。
4本目、愛宕山の上りです。

こちらは平均7%170mUPですが、途中平地区間があり瞬間的な勾配は意外ときついところもあります。自衛隊管轄の道路?ということもあり路面はとても綺麗ですが、道幅も広いのでイン側とアウト側の勾配の付き方の差が結構ある登りです。
この辺からようやく11-30Tのギアの組み合わせになれてきました。
5本目、アップダウンのある丘程度の上りで平均4%程度です。
ここではものすごく良かったです。

通常アウターローは日常的に使う組み合わせではありません。シンクロシフトでも通常の場合はアウターローには入らなくなっております。シマノも推奨しないギアの組み合わせということです。
ということは実質的にはアウターのときに通常使用できるギアとして、一番ロー側アウターローを抜いて考えてみます。

ロー側1枚を抜かすと、11-28Tの場合は25Tとなります。
一方11-30Tの場合だと30Tは使えませんが、27Tが使えます。
丘超え、アップダウンのある道、傾斜がきつくない上りの場合はアウターのまま登りきれてそのまま下りに突っ込める、となると25Tと27Tの2T分の差を大きく感じることができました。
この傾斜とケイデンス、パワー、速度とのバランスが合っていたとも考えられます。
最後です。平均勾配7%で150mUPです。
これはなかなか曲者で平均7%なんですが、後半は下りもあります。
前半だけでみると平均10%を超える立派な上り坂です。
ここでようやく持って使い方がわかってきました。(今回最後の上りです(笑))
11-28Tでローで28Tを使う場合、傾斜がきつくなるヘアピンのイン側を通るとどうしても瞬間的にケイデンスの落ち込みを感じます。これが30Tを使っている場合はイン側でもケイデンスの落ち込みを少なくする事ができますので、選択するラインの幅が広がったようなイメージでした。

という何かを掴みかけたところで、上りが終了となってしまいました。
その後は下り基調の道でかなり踏んで見ましたが、やはりトップ側は11-28と同様の組み合わせとなっていますので、差を感じることもなく全く問題ありませんでした。
▶まとめ
11-30と使ってみたまとめです。
・ワイド化に伴うギア比の繋がりの悪さや変速性能の低下を感じることはなかった。さすがシマノ!
・アウターローを使わずして52×27Tを使えるのは良い。
・10%超えるような勾配でもヘアピン等走行ラインの選択肢が増えた。
まだまだなれていないと言うところもあると思いますし、もちろん今回のコースが、というところもあったと思います。
実際に使ってみた感想として、上りでもギアの選択肢を増やしたい、ケイデンスの落ち込みを減らしたい、そんな場合はワイドな11-30Tは良いのではないかと思いました。
しかし勾配がきつい上りであったり激坂区間がない、またケイデンス低めが好みの場合は30Tをする機会が少ないかもしれないと感じました。そうなってくるとただただ大きなギアが付いて、重量が重くなるという残念な結果にもなりえます。また上りのためにあえて重くなく機材を導入するということも悩みどころではあります。
こんなことを総合的に考えてもやはり走るコースや回し方等に合わせて適切なカセットを選択する、軒並みで耳のタコはイカになるほどのお話ですが、コレに尽きるかと思いました。
そしてロー側の組わせですが、やはり”慣れ”というものもあります。慣れないうちは変速にともなうペダルの重み(や軽さ)がどうしても実際とずれが生じます。このズレはしばらく使わないと修正が難しそうです。合うか合わないか、コレばかりは走り込まないと判断は難しそうです。
ということで今回は2019走り納め SOVAライドとR8000の11-30Tの実力は?そんなお話でした。

SOVA ha Oomoriiiiiiii!
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
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思いつきでいきなり変えてみた11-30Tはどうなのか?しっかりと試すために千葉の道を走りに行ってきました。
コースはこんな感じでした。

相変わらずの平地無し感がたまりません(笑)
ということで今回は2019走り納め SOVAライドとR8000 11-30Tの実力は?そんなお話です。
当日はものすごく天気が良かったです。
思う存分11-30Tのカセットスプロケットを試すべく距離は短め、上りは多め、遅くも14時30分までにSOVA屋に入る、という目的があるちょっと素敵なライド計画です。(ちょっと緩めのはずだったのですが、、ゴニョゴニョ(´=ω=。)ホボソッ...)
1本目はスタートしてもまもなく、鹿野山マザー牧場に向かっての上りです。
平均勾配7%、250mUPです。
順調に進み、、、30T、、、
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!
30Tはぜんぜん使う機会がないゾ(笑)
(※上りはケイデンスが低い)
最後の勾配が10%を超えてくるあたりで30Tを使って見るものの、一瞬で終わってしまい「本当にいるんか?」感が否めませんでした。

※見事なまでの好天に恵まれたライド!
その後も房総スカイラインの上りでもそんなに勾配もきつくないのでむしろアウターで。。。
その時はまだ11-30Tの使い方がわかっていませんでした。不慣れ感が満載です。
鴨川有料の料金所が跡形もなくなっていたのでびっくりでした。

お次は、、、川代の激坂です。

平均勾配10%、2kmちょっとで200m以上登るいわゆる激坂区間ありの上りです。
ここでは30Tの本領を発揮、、、(ΦωΦ)フフフ…
と考えていたのですが、(´ε`;)ウーン…
28Tが30Tになったところで10%が8%になるわけではありません。
正直に感じたところとすると、登りきれないぐらいの坂であれば登りきれるようになる等の効果はあるのかもしれません。しかし30Tだからといって楽に登れるなんてことはありません。30Tがあってもなくてもキツイものはキツイゾ!(笑)ということです。
残念ながらここでも30Tの大きな優位性を感じませんでしたが、唯一ちょっとだけおかわりで速度を落として登った時は若干の優位性を感じることができた。ワタクシの場合はこのぐらいの印象でした。
前半戦が終わりここまでの印象としては、、、残念ながら”お蔵入りか!?”というのが正直な感想でした。
コレが後半どのように変わってくるのかということです。
4本目、愛宕山の上りです。

こちらは平均7%170mUPですが、途中平地区間があり瞬間的な勾配は意外ときついところもあります。自衛隊管轄の道路?ということもあり路面はとても綺麗ですが、道幅も広いのでイン側とアウト側の勾配の付き方の差が結構ある登りです。
この辺からようやく11-30Tのギアの組み合わせになれてきました。
5本目、アップダウンのある丘程度の上りで平均4%程度です。
ここではものすごく良かったです。

通常アウターローは日常的に使う組み合わせではありません。シンクロシフトでも通常の場合はアウターローには入らなくなっております。シマノも推奨しないギアの組み合わせということです。
ということは実質的にはアウターのときに通常使用できるギアとして、一番ロー側アウターローを抜いて考えてみます。

ロー側1枚を抜かすと、11-28Tの場合は25Tとなります。
一方11-30Tの場合だと30Tは使えませんが、27Tが使えます。
丘超え、アップダウンのある道、傾斜がきつくない上りの場合はアウターのまま登りきれてそのまま下りに突っ込める、となると25Tと27Tの2T分の差を大きく感じることができました。
この傾斜とケイデンス、パワー、速度とのバランスが合っていたとも考えられます。
最後です。平均勾配7%で150mUPです。
これはなかなか曲者で平均7%なんですが、後半は下りもあります。
前半だけでみると平均10%を超える立派な上り坂です。
ここでようやく持って使い方がわかってきました。(今回最後の上りです(笑))
11-28Tでローで28Tを使う場合、傾斜がきつくなるヘアピンのイン側を通るとどうしても瞬間的にケイデンスの落ち込みを感じます。これが30Tを使っている場合はイン側でもケイデンスの落ち込みを少なくする事ができますので、選択するラインの幅が広がったようなイメージでした。

という何かを掴みかけたところで、上りが終了となってしまいました。
その後は下り基調の道でかなり踏んで見ましたが、やはりトップ側は11-28と同様の組み合わせとなっていますので、差を感じることもなく全く問題ありませんでした。
▶まとめ
11-30と使ってみたまとめです。
・ワイド化に伴うギア比の繋がりの悪さや変速性能の低下を感じることはなかった。さすがシマノ!
・アウターローを使わずして52×27Tを使えるのは良い。
・10%超えるような勾配でもヘアピン等走行ラインの選択肢が増えた。
まだまだなれていないと言うところもあると思いますし、もちろん今回のコースが、というところもあったと思います。
実際に使ってみた感想として、上りでもギアの選択肢を増やしたい、ケイデンスの落ち込みを減らしたい、そんな場合はワイドな11-30Tは良いのではないかと思いました。
しかし勾配がきつい上りであったり激坂区間がない、またケイデンス低めが好みの場合は30Tをする機会が少ないかもしれないと感じました。そうなってくるとただただ大きなギアが付いて、重量が重くなるという残念な結果にもなりえます。また上りのためにあえて重くなく機材を導入するということも悩みどころではあります。
こんなことを総合的に考えてもやはり走るコースや回し方等に合わせて適切なカセットを選択する、軒並みで耳のタコはイカになるほどのお話ですが、コレに尽きるかと思いました。
そしてロー側の組わせですが、やはり”慣れ”というものもあります。慣れないうちは変速にともなうペダルの重み(や軽さ)がどうしても実際とずれが生じます。このズレはしばらく使わないと修正が難しそうです。合うか合わないか、コレばかりは走り込まないと判断は難しそうです。
ということで今回は2019走り納め SOVAライドとR8000の11-30Tの実力は?そんなお話でした。

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作業は18:00以降も行います。
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