Vittoria RUBINO PRO G2.0 TLRチューブレスレディ①
先日Hutchinsonを外した理由はというと、新型のRUBINO PROを試してみたかったからというわけです。
前作CORSA SPEEDのTLRのときは、ちょっと普段使いには、、、という評価も多かったわけですが、G2.0になってからは比較的安定しているという噂も。。。
そしてなにせこのRUBINOのTLRはインプレ等が異常に少ないデス。
ということで今回は人柱になりましょう!Vittoria RUBINO PRO G2.0 TLRチューブレスレディ①そんなお話です。
▶コルサを選ばなかった理由
とても重要なところですが、その主な理由は重量です。
Vittoriaのチューブレスレディのタイヤは珍しくグレード間の重量逆転が起きています。
25c コルサ:290g(9,000円) ルビノ:250g(6,300円)
28c コルサ:310g ルビノ:270g
25cでコルサのほうが40gも重いということです。
メーカーのお話だと重量は重くなってもその分転がり抵抗は減っている、プロからのフィードバックでは確実に良いものに進化しているというお話ではありますが、TLならまだしも25cのTLRで290gは、、、シーラントを入れて300gオーバーは確実です。
IRCのフォーミュラープロシリーズで290gぐらいで、IRCはTL規格です。
これらを考慮しても、パワーのレベルが違いすぎるプロと貧脚BANZAI!のワタクシでは重量に対する影響も大きく違い、転がり抵抗がいくら低いという話でもヒルクライム好きとしてはちょっとためらってしまいます。
それと耐久性と耐パンク性です。
微細なパンク程度で止まるの嫌なのでシーラントは必須、そして耐摩耗性・耐久性が高く、多少ラフな道を走っても大丈夫な耐パンク性を兼ね備えたロングライフモデルを探しておりました。
普段使いをするにはグリップや転がり抵抗が多少劣ったとしても、やはりある程度の耐久性、耐パンク性を重視したいというのが現在のニーズだからです。。
ということを踏まえて、ここ一番のレースで使用するものではなく、普段使いの粗さに耐えられるものでコストとライフのバランスが良いものを探しておりました。
もちろんルビノもセカンドグレードという位置づけではありますが、プロチームもトレーニングはルビノを使用している、ということで今回はコルサではなくあえてルビノを選択いたしました。
▶グラフェン
最近のVittoriaはグラフェン一色です。
公式ページのグラフを見れば驚愕の値のように見えます。
グラフは見にくいので線を数本加えてみました。

(c)vittoriaより
グラフェン無しとG2.0コンパウンドとの比較でグラフを見る限り推定で
寿命:約4倍
スピード:3倍以上
エアー保持力:3倍以上
グリップ力:約3倍
耐カット性能:3倍以上
寿命が約4倍ってでグリップ力は3倍以上って、、、グラフェン1.0と比べての寿命は驚愕の2倍!どんなグラフだよっ!て突っ込みたく感じが無きにしもあらずですが、、、
いやいや、紛うことなき良いものだというお話だと思います。
▶組み付け
とりあえず今回は消耗の激しいリアのみの交換です。

トレッドパターンは従来品(CL)と極めて似ています。
と言うか多分同じです。
カタログスペック250gに対しての実測重量はと言うと、

素晴らしいです。
太さもしかり、重量がカタログスペックと違いがありすぎるなんてことはこの業界の超絶あるある事項です。
タイヤを実際に触ってみると、、、
・いわゆるハイエンドモデルの超軽量TLRタイヤよりも厚みがある
・しなやかと言うよりも硬さを感じる
・モチモチと言うか、しっかり感
いわゆるハイエンドモデルとの比較ですが、触った感じでは硬そうで耐久性が高そうというイメージでした。
早速組み込んでみます。
組み込みは、、、少々硬いです。
何十分も格闘するなんてことはありません。レバーを使ってサクサク嵌めます。
というのもCLにくらべてTLRはタイヤレバーの悪影響が起こりにくいです。(もちろん正しく使えばですが。)チューブ自体ありませんし。。。
タイヤレバーを使わずに何十分も変にこじり倒すぐらいであればさくっとレバーを綺麗に使って嵌めてしまったほうがタイヤに優しいというのも某メーカーさんのお話です。
シーラントは純正品推奨なのでVittoriaのピットストップを使用します。

量は30ml。

だいたい重量と量はイコールでした。
ビードをあげます。・・・これがまた硬いです。
コンプレッサーでは上げきれずに一部分上がり損ないがあり、最後はフロアポンプで気合のプッシュ!
良い音を立てて上がりました。
マニュアル通りシーラントをなじませます。

なんてところにシールが・・・(笑)
適量ぶっこんで、傾けながら30秒、縦にして30秒回転させます。


セットアップ完了です。
ちなみに外幅26.3mmのいわゆるワイドリムのEVOホイールに組み込んだタイヤ幅はと言うと、

概ね25cでこの辺は以前お話をさせていただいた通り、公称値に合わせてきているようです。C社は・・・
※空気圧:7BAR
早速走りに行きましょう。
▶超速ファーストインプレ
初ライドは残念ながら雨は上がったものの、完全ウエット路面です。
ちょっと控えめに7BARに設定。
現在の体重:62kg
リアのみ:Vittoria RUBINO PRO G2.0 TLR
空気圧:7BAR
組み付け時に実際に手で触った感じだと結構硬めのしっかりとしたタイヤのイメージでした。
これが実際に乗ってみるとびっくりしました。
意外としなやかに動きます。
もっと固くても良かった。。。
そこまで滅茶苦茶鈍いお尻、そして体の感覚ではないと思うのですが、イメージ的にI@CのLI@HT(すぐに分かっちゃいますが、)に似ているように感じました。
そして結構固めだったのでウエットのグリップ不安があったのですが、乗ってみたら全く問題ありませんでした。むしろグリップイイです。
超軽量のギャラクティックからの変更で30g以上は重くなっているはずですが、そこまで重さを感じることはありませんでした。
転がり抵抗的には微妙なところですが、確かに重さの割にしっかりと転がってくれたような気がしました。
そして肝心要の荒れたひどい路面の道も走りましたが、非常によく進みます。
何よりもあの硬さと、厚みを考慮しても荒れた路面でも雨上がりの道路端等、心の安心感が違います。
▶まとめ
Vittoria RUBINO PRO G2.0 TLRの感想ですが、実際に触った感じと乗った感じが結構差があるタイヤ、というのが素直な感想でした。
シーラントを入れて280gちょっとと考えると十分にありなのではないかと感じました。
しかしです!( ゚д゚ )クワッ!!
両手離しでバンザイ!そうは簡単には行かないのが、TLRです。
次回!残念タイヤか!?Vittoria RUBINO PRO G2.0 TLRチューブレスレディ②へと続く。。。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
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(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
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・お名前
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先日Hutchinsonを外した理由はというと、新型のRUBINO PROを試してみたかったからというわけです。
前作CORSA SPEEDのTLRのときは、ちょっと普段使いには、、、という評価も多かったわけですが、G2.0になってからは比較的安定しているという噂も。。。
そしてなにせこのRUBINOのTLRはインプレ等が異常に少ないデス。
ということで今回は人柱になりましょう!Vittoria RUBINO PRO G2.0 TLRチューブレスレディ①そんなお話です。
▶コルサを選ばなかった理由
とても重要なところですが、その主な理由は重量です。
Vittoriaのチューブレスレディのタイヤは珍しくグレード間の重量逆転が起きています。
25c コルサ:290g(9,000円) ルビノ:250g(6,300円)
28c コルサ:310g ルビノ:270g
25cでコルサのほうが40gも重いということです。
メーカーのお話だと重量は重くなってもその分転がり抵抗は減っている、プロからのフィードバックでは確実に良いものに進化しているというお話ではありますが、TLならまだしも25cのTLRで290gは、、、シーラントを入れて300gオーバーは確実です。
IRCのフォーミュラープロシリーズで290gぐらいで、IRCはTL規格です。
これらを考慮しても、パワーのレベルが違いすぎるプロと貧脚BANZAI!のワタクシでは重量に対する影響も大きく違い、転がり抵抗がいくら低いという話でもヒルクライム好きとしてはちょっとためらってしまいます。
それと耐久性と耐パンク性です。
微細なパンク程度で止まるの嫌なのでシーラントは必須、そして耐摩耗性・耐久性が高く、多少ラフな道を走っても大丈夫な耐パンク性を兼ね備えたロングライフモデルを探しておりました。
普段使いをするにはグリップや転がり抵抗が多少劣ったとしても、やはりある程度の耐久性、耐パンク性を重視したいというのが現在のニーズだからです。。
ということを踏まえて、ここ一番のレースで使用するものではなく、普段使いの粗さに耐えられるものでコストとライフのバランスが良いものを探しておりました。
もちろんルビノもセカンドグレードという位置づけではありますが、プロチームもトレーニングはルビノを使用している、ということで今回はコルサではなくあえてルビノを選択いたしました。
▶グラフェン
最近のVittoriaはグラフェン一色です。
公式ページのグラフを見れば驚愕の値のように見えます。
グラフは見にくいので線を数本加えてみました。

(c)vittoriaより
グラフェン無しとG2.0コンパウンドとの比較でグラフを見る限り推定で
寿命:約4倍
スピード:3倍以上
エアー保持力:3倍以上
グリップ力:約3倍
耐カット性能:3倍以上
寿命が約4倍ってでグリップ力は3倍以上って、、、グラフェン1.0と比べての寿命は驚愕の2倍!どんなグラフだよっ!て突っ込みたく感じが無きにしもあらずですが、、、
いやいや、紛うことなき良いものだというお話だと思います。
▶組み付け
とりあえず今回は消耗の激しいリアのみの交換です。

トレッドパターンは従来品(CL)と極めて似ています。
と言うか多分同じです。
カタログスペック250gに対しての実測重量はと言うと、

素晴らしいです。
太さもしかり、重量がカタログスペックと違いがありすぎるなんてことはこの業界の超絶あるある事項です。
タイヤを実際に触ってみると、、、
・いわゆるハイエンドモデルの超軽量TLRタイヤよりも厚みがある
・しなやかと言うよりも硬さを感じる
・モチモチと言うか、しっかり感
いわゆるハイエンドモデルとの比較ですが、触った感じでは硬そうで耐久性が高そうというイメージでした。
早速組み込んでみます。
組み込みは、、、少々硬いです。
何十分も格闘するなんてことはありません。レバーを使ってサクサク嵌めます。
というのもCLにくらべてTLRはタイヤレバーの悪影響が起こりにくいです。(もちろん正しく使えばですが。)チューブ自体ありませんし。。。
タイヤレバーを使わずに何十分も変にこじり倒すぐらいであればさくっとレバーを綺麗に使って嵌めてしまったほうがタイヤに優しいというのも某メーカーさんのお話です。
シーラントは純正品推奨なのでVittoriaのピットストップを使用します。

量は30ml。

だいたい重量と量はイコールでした。
ビードをあげます。・・・これがまた硬いです。
コンプレッサーでは上げきれずに一部分上がり損ないがあり、最後はフロアポンプで気合のプッシュ!
良い音を立てて上がりました。
マニュアル通りシーラントをなじませます。

なんてところにシールが・・・(笑)
適量ぶっこんで、傾けながら30秒、縦にして30秒回転させます。


セットアップ完了です。
ちなみに外幅26.3mmのいわゆるワイドリムのEVOホイールに組み込んだタイヤ幅はと言うと、

概ね25cでこの辺は以前お話をさせていただいた通り、公称値に合わせてきているようです。
※空気圧:7BAR
早速走りに行きましょう。
▶超速ファーストインプレ
初ライドは残念ながら雨は上がったものの、完全ウエット路面です。
ちょっと控えめに7BARに設定。
現在の体重:62kg
リアのみ:Vittoria RUBINO PRO G2.0 TLR
空気圧:7BAR
組み付け時に実際に手で触った感じだと結構硬めのしっかりとしたタイヤのイメージでした。
これが実際に乗ってみるとびっくりしました。
意外としなやかに動きます。
もっと固くても良かった。。。
そこまで滅茶苦茶鈍いお尻、そして体の感覚ではないと思うのですが、イメージ的にI@CのLI@HT(すぐに分かっちゃいますが、)に似ているように感じました。
そして結構固めだったのでウエットのグリップ不安があったのですが、乗ってみたら全く問題ありませんでした。むしろグリップイイです。
超軽量のギャラクティックからの変更で30g以上は重くなっているはずですが、そこまで重さを感じることはありませんでした。
転がり抵抗的には微妙なところですが、確かに重さの割にしっかりと転がってくれたような気がしました。
そして肝心要の荒れたひどい路面の道も走りましたが、非常によく進みます。
何よりもあの硬さと、厚みを考慮しても荒れた路面でも雨上がりの道路端等、心の安心感が違います。
▶まとめ
Vittoria RUBINO PRO G2.0 TLRの感想ですが、実際に触った感じと乗った感じが結構差があるタイヤ、というのが素直な感想でした。
シーラントを入れて280gちょっとと考えると十分にありなのではないかと感じました。
しかしです!( ゚д゚ )クワッ!!
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