LOOK KEO BLADE2 Ti 終了。。。
長年使用してきたLOOKのKEOシリーズです。
その中でも過去最高峰だったチタンアクスルのモデルです。
中古で購入して1年は経っておりませんでした。
しかしです。。。
別れは突然に起こるものです。
ということで今回はLOOK KEO BLADE2 Ti 終了。。。そんなお話です。
現在のペダルは超軽量のLOOK KEO BLADE2 Ti(チタンアクスルモデル)です。
その前は通常のCrアクスルのBLADE2でした。
その前はKEO CLASSIC、、、熱心なLOOKのペダル信者のようでした(笑)
中でもBLADE2 Tiはトップモデルで、
チタンアクスルはなんと言っても超軽量!
左右の実測値で186gです。
触ればすぐに分かるほどの軽さはインパクト大でした。
LOOKのBLADEペダルといえば踏面を広く取った構造、低いスタック、そしてモデル名からそのまんまですがビンディング機構にはバネではなくカーボンの板バネを使用しているというものです。
そのキャッチリーリースに掛かる力はシマノよりもだいぶ軽くもできますし独特のハマり心地は気持ちがいいです。
しかし難点もあります。
LOOKのBLADE2はTiでもCrでも無負荷の回転が異常に悪いのが残念な特徴でもあります。
無負荷の回転なんて付け外しの際にちょっとめんどくさいだけで問題はないのですが、その回転の悪さも最近はちょっと気になるぐらいで、ほんとぜんぜん回らなくなっていたわけです。
ということで久しぶりに分解してみると、ベアリングの状態はご~りごり!極悪でした。。。_(꒪_꒪ )…
(見た目である程度の予想は付きますが、)あくまでも詳細不明の中古品ですのでどんな使い方をされていたかは不明ですし、中古品は致し方がありません。
LOOKのベアリング自体は高耐久が売りのようですが、分解してみると内部はサビも薄っすらとでていました。というのもペダル側のシール構造は少々頼りない感じがしないこともありません。おそらくベアリングがだめになったのは通常回転の寿命ということではなく、外的要因によるものだったと考えれられます。
しかしそれでも以前使っていた通常VerのBladeのほうがぜんぜん長持ちをしているような気がします。特に使い方が滅茶苦茶変わったなんてことはありませんが、強いて言うならば雨やひどい路面状態の走行がちょっと増えたぐらいです。(今年の自然災害の爪痕はまだまだ至るところに。)ということを踏まえても今回のTiは。。。どうなんでしょう。。。
何にせよベアリングは交換してしまえばいいわけなのですが、、、このペダル軸用のベアリングはサイズが少々特殊なサイズのようでドンピシャのサイズを探し当てられませんでした。
(純正パーツは確かスピンドルごと交換)
しかしこれだけならベアリングを特注してしまえばいいだけなんですが、それだけではなかったわけです。
そこには別の問題が。。。
BLADEのペダルの難点ですが”消耗品の摩耗が激しい”、というところです。
クリートもそうですが、ブレードも爪の部分(ビンディング部)等の消耗品も摩耗が進みます。
これらが摩耗してくることによる弊害はというと、、、
①ガタ
②異音
この2点が目立ってきます。
まずはガタです。
TiもCrもそうですが、微妙にガタがあるものが多かったような印象です。ワタクシのTiもそうでした。
と言うかBLADE自体、ペダル軸部のガタの調整機構自体付いていなく、スプリングワッシャー次第、、、、
という構造は多分シマノでは作らないだろうなぁというものです。
しかしワタクシが使っていたものはガタは多少ありましたが、それでも問題のないレベルでした。
またペダル軸だけではなくて、ビンディング部もガタがでてきます。
そして異音です。
これは過去にご紹介しましたが、
スプリング式ではない、ブレードならではの不具合もあります。
それでも先代のBLADEは未だに現役、、、のハズ(笑)ちょっとギシギシ言い出していたような気も。
少々構造的に考えてみても少々異音が出やすい傾向にあるのでは?とは感じておりました。
最後の方はベアリングだけではなく、ギッシギッシとなかなかに良い音を醸し出してくれておりました。もう異音のするパーツとかガタがあるパーツとか、、、ちょっと懲り懲りです。
これまた軽量級のフレームは特にですが、現在のcervéloのR3も薄いカーボンで音がよく響くフレームです。もう音なんて出だしたもんだったら気になって気になって、、、できるだけ音の出ない踏み方を考えてみたりとか、無駄に消耗しておりました(笑)
ですので次買うならトラブルの少ないものがいい、というところです。
あとはもう長年LOOK一筋で使ってきましたので、たまには目新しものを使ってみたかった、ということもなかったといえば嘘になります。
しかしそれでもはっきり言ってしまうとTiモデルを購入することなくCrを使用していればぜんぜん問題もありませんでしたので、おそらく次もLOOKだったかと思います。しかしTiモデルではその軽量のせい?ハズレだった?何がか悪かったのかは不明ですが、どうしても次も絶対Blade2 Ti!とはならなかったのは、やはり少々問題が多かったように思えてしまいます。
注)くれぐれもLOOKのBLADEが悪いということではありませんのであしからずm(_ _)m
ということでこれらのことを踏まえて、ニューペダルの選定です。
条件を整理します。
①異音が出にくい構造
②ガタの調整機構は欲しい
③耐久性はとても大切
(できればそこまで重くないもの)
まぁほぼ答えは出ていますネ。。。
ペダルはかなり汚れる部分ですが、ものすごく大切なパーツだと思っております。
前へとすすめる力、それを自転車に伝えるファーストステップです。
良いものを選びましょう。。。
▶まとめ
長年親しんできたLOOKのBLADEペダルですが、ついに交換するときが来たようです。
ベアリングを打ち替えればまだ使えなくはないとは思いますが、それでも色々と考えた結果パーツ交換という結論に至りました。
のんびりと特注でベアリングでも頼んで見てもいいかなぁとか考えつつも、ペダルがないのも困ってしまいますのでササッと次を手配しましょう。
ということで今回はLOOK KEO BLADE2 Ti 終了。。。そんなお話でした。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
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・お名前
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こちらをお申し付け下さい。
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長年使用してきたLOOKのKEOシリーズです。
その中でも過去最高峰だったチタンアクスルのモデルです。
中古で購入して1年は経っておりませんでした。
しかしです。。。
別れは突然に起こるものです。
ということで今回はLOOK KEO BLADE2 Ti 終了。。。そんなお話です。
現在のペダルは超軽量のLOOK KEO BLADE2 Ti(チタンアクスルモデル)です。
その前は通常のCrアクスルのBLADE2でした。
その前はKEO CLASSIC、、、熱心なLOOKのペダル信者のようでした(笑)
中でもBLADE2 Tiはトップモデルで、
チタンアクスルはなんと言っても超軽量!
左右の実測値で186gです。
触ればすぐに分かるほどの軽さはインパクト大でした。
LOOKのBLADEペダルといえば踏面を広く取った構造、低いスタック、そしてモデル名からそのまんまですがビンディング機構にはバネではなくカーボンの板バネを使用しているというものです。
そのキャッチリーリースに掛かる力はシマノよりもだいぶ軽くもできますし独特のハマり心地は気持ちがいいです。
しかし難点もあります。
LOOKのBLADE2はTiでもCrでも無負荷の回転が異常に悪いのが残念な特徴でもあります。
無負荷の回転なんて付け外しの際にちょっとめんどくさいだけで問題はないのですが、その回転の悪さも最近はちょっと気になるぐらいで、ほんとぜんぜん回らなくなっていたわけです。
ということで久しぶりに分解してみると、ベアリングの状態はご~りごり!極悪でした。。。_(꒪_꒪ )…
Teppei-Y@ff_cycle中古で入手して1年はもたなかったです。ベアリング完全オワチ❢
2020/02/03 13:01:20
短い命だったのぅ、、、
さぁ次は!?(ΦωΦ)フフフ… https://t.co/DHUbxtJi7b
(見た目である程度の予想は付きますが、)あくまでも詳細不明の中古品ですのでどんな使い方をされていたかは不明ですし、中古品は致し方がありません。
LOOKのベアリング自体は高耐久が売りのようですが、分解してみると内部はサビも薄っすらとでていました。というのもペダル側のシール構造は少々頼りない感じがしないこともありません。おそらくベアリングがだめになったのは通常回転の寿命ということではなく、外的要因によるものだったと考えれられます。
しかしそれでも以前使っていた通常VerのBladeのほうがぜんぜん長持ちをしているような気がします。特に使い方が滅茶苦茶変わったなんてことはありませんが、強いて言うならば雨やひどい路面状態の走行がちょっと増えたぐらいです。(今年の自然災害の爪痕はまだまだ至るところに。)ということを踏まえても今回のTiは。。。どうなんでしょう。。。
何にせよベアリングは交換してしまえばいいわけなのですが、、、このペダル軸用のベアリングはサイズが少々特殊なサイズのようでドンピシャのサイズを探し当てられませんでした。
(純正パーツは確かスピンドルごと交換)
しかしこれだけならベアリングを特注してしまえばいいだけなんですが、それだけではなかったわけです。
そこには別の問題が。。。
BLADEのペダルの難点ですが”消耗品の摩耗が激しい”、というところです。
クリートもそうですが、ブレードも爪の部分(ビンディング部)等の消耗品も摩耗が進みます。
これらが摩耗してくることによる弊害はというと、、、
①ガタ
②異音
この2点が目立ってきます。
まずはガタです。
TiもCrもそうですが、微妙にガタがあるものが多かったような印象です。ワタクシのTiもそうでした。
と言うかBLADE自体、ペダル軸部のガタの調整機構自体付いていなく、スプリングワッシャー次第、、、、
という構造は多分シマノでは作らないだろうなぁというものです。
しかしワタクシが使っていたものはガタは多少ありましたが、それでも問題のないレベルでした。
またペダル軸だけではなくて、ビンディング部もガタがでてきます。
そして異音です。
これは過去にご紹介しましたが、
スプリング式ではない、ブレードならではの不具合もあります。
それでも先代のBLADEは未だに現役、、、のハズ(笑)ちょっとギシギシ言い出していたような気も。
少々構造的に考えてみても少々異音が出やすい傾向にあるのでは?とは感じておりました。
最後の方はベアリングだけではなく、ギッシギッシとなかなかに良い音を醸し出してくれておりました。もう異音のするパーツとかガタがあるパーツとか、、、ちょっと懲り懲りです。
これまた軽量級のフレームは特にですが、現在のcervéloのR3も薄いカーボンで音がよく響くフレームです。もう音なんて出だしたもんだったら気になって気になって、、、できるだけ音の出ない踏み方を考えてみたりとか、無駄に消耗しておりました(笑)
ですので次買うならトラブルの少ないものがいい、というところです。
あとはもう長年LOOK一筋で使ってきましたので、たまには目新しものを使ってみたかった、ということもなかったといえば嘘になります。
しかしそれでもはっきり言ってしまうとTiモデルを購入することなくCrを使用していればぜんぜん問題もありませんでしたので、おそらく次もLOOKだったかと思います。しかしTiモデルではその軽量のせい?ハズレだった?何がか悪かったのかは不明ですが、どうしても次も絶対Blade2 Ti!とはならなかったのは、やはり少々問題が多かったように思えてしまいます。
注)くれぐれもLOOKのBLADEが悪いということではありませんのであしからずm(_ _)m
ということでこれらのことを踏まえて、ニューペダルの選定です。
条件を整理します。
①異音が出にくい構造
②ガタの調整機構は欲しい
③耐久性はとても大切
(できればそこまで重くないもの)
まぁほぼ答えは出ていますネ。。。
ペダルはかなり汚れる部分ですが、ものすごく大切なパーツだと思っております。
前へとすすめる力、それを自転車に伝えるファーストステップです。
良いものを選びましょう。。。
▶まとめ
長年親しんできたLOOKのBLADEペダルですが、ついに交換するときが来たようです。
ベアリングを打ち替えればまだ使えなくはないとは思いますが、それでも色々と考えた結果パーツ交換という結論に至りました。
のんびりと特注でベアリングでも頼んで見てもいいかなぁとか考えつつも、ペダルがないのも困ってしまいますのでササッと次を手配しましょう。
ということで今回はLOOK KEO BLADE2 Ti 終了。。。そんなお話でした。
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