air bone エアボーン ZT-A15クイックポンプヘッドに交換

ポンプヘッドとはフロアポンプのホースの先っちょについているバルブと接続するための部分です。
ポンプ自体の性能差はそこまで大きくはないものが多いと思いますが、ポンプの使い勝手を決めるのは殆どのところポンプヘッド次第です。
有名なところとすると、クワハラのヒラメというポンプヘッドです。
そのお値段、一番使い勝手のよい横カム(主観的な話)で約5,000円!下手したらポンプが2本も買えるぐらいのお値段です。
ちょっと高いです。

最近使い始めた携帯ポンプ、あれらはねじ切り式のポンプヘッドで使い勝手がかなり良いので、フロアポンプでも似たようにねじ切り式を使いたかったので探してみました。

ということで今回はねじ切り式のポンプヘッド、air bone エアボーン ZT-A15クイックポンプヘッドに交換したらかなり良かった話、そんなお話です。



▶グッバイ!ワンタッチポンプヘッド!
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こちらプロのフロアポンプの正式名称、EZスナップロックヘッドで多分パナのワンタッチ口金と似たようなものかと思います。

ブスッと指すだけで使えますし、外すのも片手で楽々です。
ワンタッチ方式は便利といえば便利なのですが、欠点もあります。
バルブにネジが切っていないものは基本高圧で外れてしまいます。これが徐々にひどくなってきます。
またバルブナットを締めていない場合はポンプヘッドを取り付けた際に、きちんとバルブを保持してポンプヘッドを噛ませないとチューブの根本がちぎれることがあります。(特に同社のR-ai...)

ということでなんとなくお蔵入りになっていたのですが、今回はポンプヘッドを交換して復活させてみようと思います。

▶air bone エアボーン ZT-A15クイックポンプヘッド
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こちら従来のようにレバーを倒して固定する方式ではなく、回して固定するタイプのポンプヘッドです。

早速取り付けてみます。
まずは既存のポンプヘッドの根本(スクリューキャップ)を緩めます。
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結構硬いので、ペンチとかで挟んでガッと力を入れると外れます。

ホース先端についているパーツも引っこ抜きます。
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こちらも少々硬いです。
これでばらばらになります。

取付はもっと簡単です。
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まずはホースの太さを確認します。

こちらのホース、10mmでした。
10mmの場合は灰色のスクリューキャップを使用します。
ホースの太さによって黒か灰色かどちらかを使用することになります。

スクリューキャップを先にホースに通しておいてから、本体をねじ込みます。
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スクリューキャップを締めれば取付完了です。
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取付は極めて簡単で、難しいことはありません。

▶使い方
青いリング(ブルースリーブ)を引っ張ってPに合わせておきます。
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少々硬いですが、引っ張った状態ギューッと回せば回ります。

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セット完了です。

バルブに差し込んでブルース・リー部ブルースリーブを下げます。
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このままぐるぐる回して固くなるまでしっかりと締め込みます。

ポンピングします。
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入れすぎた場合は後方のポッチを触れば減圧できます。

抜き時は更に簡単です。
ブルースリーブを引っ張ると外れます。
(ブルースリーブを持ち上げる感じです)
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この状態で引っ張ると外れます。

ネジをぐるぐる緩めるとエアーが抜けてしまいますので、引っ張って抜くのが良いと思います。

▶必要バルブ長
並べてみました。
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バルブナットをバルブ先端から35mmのあたりにセットしてあります。
PROのEZスナップロックヘッドは一番かかりが浅いですので、バルブ長が短くても入れられます。
概ね20mm以上は出ていればどのポンプヘッドも大丈夫そうです。

カンパのアルミの2Wayホイールの純正バルブ、、、結構短いです。



▶まとめ
このねじ切り式のポンプヘッド、使ってみるとものすごく使いやすいです。
今の所かなり高圧を入れても抜けてしまうこともありません。

まだ新しい状態なので問題はありませんが、チューブレス運用ではポンプヘッドを外す瞬間、または差し込む瞬間にシーラントが少量吹き出る場合があります。
その際の影響はもう少し時間をかけてみないと不明です。

ともあれ1年とか2年で詰まったとしても、お値段考えて2,000円ぐらいであればまぁ、、、
なにせ使い勝手が良いのが非常によろし!ということです。

ということで今回はair bone エアボーン ZT-A15クイックポンプヘッドに交換、そんなお話でした。

 



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