ロードバイクで本気のゲリラ豪雨を走ってわかった7つのこと
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先日のライドでした。
「不安定な空模様で~~~」という前日の天気予報では有りましたが、なんとか曇のち雷、降水確率40%、降水量2mm程度というものでした。
当日、朝の時点でもローディ御用達の”雨雲ズームレーダー”を見ても11時ぐらいまではなんとか天気がもちそうということ、そして今の時期は多少雨降っても凍えることは有りませんので、なんとかなろう!というざっくりとしたものでライドにでかけました。

朝は予報通り曇り。
市街地を抜け、いよいよというところで向こうの方の空が真っ黒です。。。少しヤヴァイ感じがしますが、若干進行方向とはズレているので、なんとかなろうものと進みます。
数分後、雨がぱらつき始めました。。。気のせい、気のせいと進みます。(笑)
数分後、雨が痛いです。
そしてその1分後ぐらいにはまさにゲリラ豪雨!

バケツをひっくり返したような土砂降り、まさにゲリラ豪雨の真っ只中!
しかしその道には路肩もほぼ無く、雨宿りできそうなところもなかったので、とりあえず屋根のあるところまで走りました。

という経験からのお話で、ロードバイクで本気のゲリラ豪雨を走ってわかった7つのこと、そんなお話です。



①視界は異常に悪くなる

当然といえば当然ですが、大粒の雨で暗くなり視界が悪くなるということもありますし、何よりも大量の雨粒で目が開けずらくなります。(昼間でも前後ライトは付けたほうが良いです。)
走っている最中はアイウェアの隙間から雨粒は入ってきますし、基本的に普通の雨程度であれば眉毛、まつげの働きに感謝をするぐらいですが、ゲリラ豪雨の場合は勝手が違います。
下手すれば本当にホースで水をかけられているぐらいの勢いです。
イメージ的にはプールから上がった瞬間、顔から水がたれている状態、ほぼあれです。(それでもHALOのヘッドバンドを使用していたので幾分マシだったと思います。)

大量の流れる水にコンタクトが特にやばかったです。
かなり容赦なくコンタクトをずらしにかかられます。一度ずれると復旧するのもたいへんでした。

やはり雨の日はつば付きのサイクルキャップがあるとかなり楽になると思いました。
キャップ程度であれば対してかさばりもしないので、不安定な日はポケットにキャップを忍ばせておくと良いと思います。

②路面状況が見えない
多少の雨であれば水たまりを極力避けたり、ということもできなくは有りませんが、ゲリラ豪雨ともなると道路は傾斜に合わせて川になります。
結果水たまりはおろか、ひび割れ、路面の荒れ、また路面の穴ぼこがどこあるのか、路面の状況が全くと言っていいほど、わからなくなります。
ただでさえ前が見えづらいのに加えて、危険度が増します。

特に水が溜まっていることで路面に不意に空いた、陥没した穴がわからなくなるのが本当に怖いです。

また場所によっては泥水のひどい冠水は深さが全く見えないこともあります。
これらも同じく路面がどんな状態かわかりませんので、できれば徐行したり避けるほうが無難です。

ともあれスピードは出せない状態だと思いますが、場合によっては自転車を降りる選択も、必要な場合もあるかと思います。
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③とにかく痛い
スピードが上がれば上がるだけ痛いです。
肌が露出している部分はもちろんのこと、肌が露出していない部分でも速度が上がると痛いです。
そして一番痛いのが目です。
アイウェアをしているとは言え、0にはすることはできなく、目がとても痛くなります。

アイウェアにワイパーが欲しくなります。

④意外と寒くない
雨だとどんどん体温を奪われていき、寒くなる傾向にあります。おそらく走行中は気化熱などが、関係していると考えられます。
しかしゲリラ豪雨程ひどくなると逆に乾く余地が全くありません。プールの中に入っているほうが暖かく、プールから上がると寒い、ということと似ているのでしょうか。

どちらにせよ、雨でも寒くない時期はかなり貴重なもので、もう少し寒くなったら絶対に無理だと感じました。
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※一緒に雨宿りをしておりました。

⑤サイクルウェアの偉大さに気がつく
サイクルウェアは空力的なこと、そして吸汗速乾性が重要というのはよく聞くことですし、体感してみればその効果は素晴らしいと感じることができます。

しかしそれだけでは有りません。
ゲリラ豪雨のように、本当にバケツをひっくり返したような雨、ずぶ濡れどころでは有りません。自転車ごとプールに入ったような状態になります。
そんな状態、全身びしょびしょ、ウェアはもちろんのこと、シューズの中までずぶ濡れです。

それでもです。
ウェアの抵抗がペダリングのじゃまになることはほぼ有りません。
ジーパンとか私服の場合はちょっと汗をかいただけでも、ペダリングの際に突っ張ったり動きにくいと感じますが、サイクルウェアの場合はあれだけずぶ濡れの状態でも動きにくさを感じません。
サイクルウェアの機能性に感動しました。
すごいぞレーパン!

⑥ゲリラ豪雨だろうと機材的には問題なく走れる
ゲリラ豪雨の中の雨宿り中、「オールウェザースポーツって言ったの誰だ!」(笑)そんなことを言っておりましたが、前述のウェアもそうですし、機材面でも不満はほぼなく普通に走れます。

当然ブレーキは効きづらくなるというのは構造的には致し方が無い問題かとは思いますが、それ意外変速や回転系は全く問題がなく走れます。
むしろ上に乗っかる人間のほうが、前が見えなくなったり、痛かったり心が折れることがありますが、機材的には問題が有りませんでした。

ゲリラ豪雨がある程度収まった後、ちょっと強くなったり、弱くなったりしながらの雨の中を1時間以上は走行を続け、最後は高強度を上げて走ってもやはり何も問題が有りませんでした。

とは言ってもこれらは雨に対応した、日頃のメンテナンスのおかげであり、日々のメンテナンスは大切だと思いました。


⑦全身洗濯必須(バイクまで含めて)
あまりにもひどい雨は最初はちょっと残念な気持ちになりますが、もう一定のアレを超えると逆にちょっと楽しくなってきます。
しかし最も憂鬱になるのはライド後のお話です。

車なんかだと、あまりにも車体が汚れた時は、雨で洗車~~~♪などとかなり適当なことを考えることも無くは有りませんが(←多分だめなやつです)ロードバイクではそんなことは一切ありません。

車体の油は水と混ざり、最悪な状態になりますし、体も頭の先から足の先までずぶ濡れ、、、だけでは有りません。
基本的に自分の車体からの水しぶき、全走車からの巻き上げ等の水は基本的に泥水です。

足、背中基本的に全身、靴の中からバックポケットの中までずぶ濡れだけではなくて、ジャリジャリになります。
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※雨できれいになることはありません。



▶まとめ
基本的なことにはなりますが、ゲリラ豪雨の時は安全のために走らないほうがいい。ということです。
ライド中にゲリラ豪雨に遭遇してしまった場合は、速やかに雨宿りができる場所を探し、避難し走らないほうが良いと思います。
むしろゲリラ豪雨の中であれば急いで走っても視界の悪さや、安全面からみてもスピードを出すことはできませんし、リスクが高すぎます。

また雨宿りの場所も安全に考慮する必要があると思いました。当日は傾斜のついた屋根付き自販機で雨宿りをしておりましたが、足元は川のように雨水が流れておりました。
土砂崩れ、がけ崩れが起きそうな場所、冠水が起きそうな場所は避けたほうが良いです。

ともあれまだもう少しは続きそうな不安定な空模様、思わぬ雨にはくれぐれもご注意いただければと思います。

ということで今回はロードバイクで本気のゲリラ豪雨を走ってわかった7つのこと、そんなお話でした。

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