ロードバイクの冬用グローブに求める3つのこととは?

心地の良い秋の陽気、サイクリング日和とも言われる時期がすぎると、あっという間に辛く長い冬がやってきます。昨日ぐらいから朝の冷え込みがぐっと強まったように思えます。
冬場のサイクリングといえば、辛いことが多いです。

練習が厳しい、というよりも寒さが身にしみることが多いです。
暑さ寒さの感じ方は個人差がものすごく出るところではありますが、ワタクシの場合は体はたくさん着こめば寒いことはありません。
たくさん着込んでいませんでした(笑)
むしろ強度を上げると暑いのでまだ、冬用インナー+半パンワンピ(夏用)でGoでした。
しかし問題は末端です。
特に何故か足の先だけ異常に寒さに弱いのです。。。

とは言ってもまだまだ半パンで頑張るマンです!

と、言うように自分の寒さや弱さを理解することこそ、冬のライドのモチベーションを保つことにも繋がります。
ということで今回は、ロードバイクの冬用グローブに求める3つのこととは?そんなお話しです。



▶夏と冬のロードバイクのグローブ
暑さ寒さの感じ方は個人差がものすごく出るところです。
そしてグローブも同様です。

最近はグローブをしない方もいますが、個人的にはグローブはしたほうが良いと考えておりますし基本的には使う場合がほとんどです。
グローブに何を求めるかと言うと、安定です。(・・・春と秋は、鼻も(笑))

夏場は特にですが、汗を大量にかいたり、雨が降ったり、、、そういった状況下でもグリップが変わらない、これこそが何よりも安定だと感じております。ハイグリップ素材のバーテープも雨に弱いものもあります。
そんなときでもグローブをしているだけで、全然滑りづらいものもあります。

では冬用のグローブのメインはというと、夏のように雨や汗はありません。
冬場の雨は絶対に走りたくありませんので、、、(笑)
もちろん冬用のグローブは防寒の目的です。冬場、素手では寒いどころのお話しではありません、あっという間に指の感覚がなくなり、操作どころではありません。

しかし冬場のグローブは防寒だけではありません。どちらかと言うと防寒よりも重要視していることがあります。
ということでワタクシが個人的に重視しているポイントのご紹介です。

①パッド、手のひらの”薄さ”
今年から取り入れた夏用のグローブは、レリックのグローブです。
これの何がいいかって、潔いほどのパッドレス!
DSC_2851
これはパッドとは言わないです。(笑)
パッドなしモデルですので、パッド部の厚みは通常の部分と代わりがありません。

バーテープを超薄のOGKのBT-06など極めて薄いものを使っているのも、握りが太くならないほうが好きだからです。
もちろんグローブのパッド位置や構造にもよりますが、バーテープの握りを細くしてもグローブのパッドの厚みがあると結局のところ握りが太くなってしまう場合もあります。
握りは細いほうが好みですし、普段から手への衝撃や振動は気になりませんので、基本的にパッドは不要です。
手のひら側の素材全体の薄さもです。
フルフィンガーの冬用グローブでも、できればDi2のシフトボタンのザラザラがわかるぐらいの薄さが好みです。
それでいて寒すぎない物が良いです。

②握りやすさ
これは構造だけでなく、素材の柔らかさも重要なのではないかと思います。
普通の手袋は着用中どちらかと言うと手を開いている状態が多いかとは思いますが、逆にロードバイクで使われるグローブは通常の手袋と違って、ライド中(着用中)殆どの時間手をほぼ握った状態になることを想定した作りが良いです。ブラケットだけではなく、下ハン、上ハンどころ握っても手を閉じた状態です。

ということは手を閉じた状態で極力ストレスが少ないもの、突っ張り感であったり、閉じる動作で抵抗の少ないものが良いです。おそらく甲側の布地の柔らさと、縫製?の作りだと思います。
逆に握るときに硬さや突っ張り感じるものは長時間になると疲れてしまうので余り好みではありません。

基本的に手に荷重をガッツリとかけることはありませんが、それでもハンドルをギュンギュン握ったり、押したり引いたりという動作がありますので、しっかりと握り、長時間でも疲れないもの、これが良いです。

③滑らない、ずれないこと
どちらも超重要です。
まず”滑らない”ですが、バーテープはハイグリップ系のものを使っていれば多くの素材は問題ありませんが、問題になるのがボトルです。滑る素材のグローブでボトルを取るのはかなりリスキーです。

また、ずれるというのは、バイク用ではないもので多いのですが、二重構造のグローブで時々あるものです。手のひらの面で外側の素材と、内側のインナー素材がずれる、グローブの中で手が滑ってしまうものがあります。これは余り好きではありません。
前述のように手のひらは基本的にはずっと握っていますので薄くても問題がありませんので、ひら側は2層にしなくても良いのでは?ということで、逆に手の甲側、常に風に当たる方にしっかりと防風素材等を厚めに使ってくれると良いと思います。

ズレ防止のためにも、実際に試着をして、自分の手の形に合うものを選ぶのが良いと思います。これがまたかなり大変なことです。展示しているお店もそこまで多くないということもあります。
結局昨年はSHIMANOのものを選びましたが、今年は良縁があったようで3店舗目ぐらいでバッチリなモデルを見つけることができました。

ワタクシの場合はグローブのサイズをSサイズを選ぶことが多いです。というかほぼSサイズでした。

▶今年の一双!
こちらです。
DSC_2847
モンベルでした。
デザインがあれなのは相変わら、、、
これが意外とよくてです。
DSC_2854
安定のパッドなしのモデルです。
GORE-TEXだそうです。
何が良いかはよくわかりませんがとにかくパッドが一切ない潔さ!手のひら側、下手したらブラケットの溝がわかるぐらいに薄いです。
そして握った感じも抵抗が極めて少なく、良いです。
しかし結構薄いので、寒さが苦手な方はちょっと厳しいかもしれません。



▶まとめ
冬場は寒いと言うだけでもモチベーションは下がる傾向にあります。
また寒さは痛みを発生させることもあり、辛さに繋がりやすくやはりモチベーションの維持、これがなかなか難しくなってきます。

そんなときはまずウェアを充実させることが良いと思います。
それは実際に辛さを取り除くことにも繋がりますし、ちょっとかっこいいウェアとか自転車に乗るきっかけにもなります。
そして最初にも書きましたが、冬場のライドのコツというか、冬用のウェアの選択はまず、自分の寒さの弱点を理解することこそ、冬のライドのモチベーションを下げないことにも繋がります。
自分の体の要望に合わせたものを見つけることこそ、最も重要なことだと思います。

ということで今回はロードバイクの冬用グローブに求める3つのこととは?、そんなお話しでした。


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