バックナンバーで見るロードバイクの今と昔 2012~

先日のお話し、
このお話しの中の”カーボンフレームは何年乗れるのか?”というコーナーの雑誌、サイクルスポーツの2012年3月号でした。今見てみると、、、現在とはかなり違うものがたくさん乗っています。
進化、変化、細かいものから大幅なものまで様々です。
懐かしいもの続出です。(笑)
ということで今回はバックナンバーで見るロードバイクの今と昔 2012~そんなお話しです。
▶サイクルコンピューター
パイオニアのポタナビなるものがありました。
ポタナビの説明です。
要はポタナビを使っての通信は2年間分ついていますよ。というものです。(3G回線です。)
製品の紹介ページが有りました。
一部抜粋致します。
今では当たり前のようにUSB充電ですが、当時はUSB充電のみは、不自由だったようです。ちなみにディズプレイサイズは2.4型、電池持続時間は約10時間と言うことです。
SIM内蔵です。現在での通信といえば、スマホを利用することが多いですが、ポタナビはスタンドアローンでもある程度の機能を持っていた、ということです。(走行データは本体の通信機能を使い会員専用ページに保存することができたようです。)
こちら目指すところ車のカーナビのまさに自転車版、といったものだったと考えられます。
スマホが進化してしまった今となっては不要な機能となってしまったのかもしれません。
というのもサイクルコンピューターのナビ機能も非常に優秀ですし、スマホ、アイフォン等が1台あれば、スマホを介して通信をすれば良いことです。
同時にサイコンですが、GPSを搭載したものは一部の機種のみ、、、ぐらいの時期だったと思われます。
ちなみにキャットアイのサイコンでは、”バックライト付きで夜道も安心。”というコメント付きの広告がありました。
今では当たり前のようにGPS内蔵、スマホ同期して、各種サービス(ストラバ等)に自動アップロード等が主流となっております。
サイコンはココ数年で一気に進歩したように思えます。
▶フレーム
2012年の雑誌の広告に記載のあるニューフレーム達です。
・BH ULTRALIGHT
・RIDLEY NOHA RS
・GIANT TCR SL1
・Wilier GRAN TURISMO
・TREK MADONE 6
・LAPIERRE XELIUS
・InterMax VALBREMBO
等など
この頃のフレーム特徴です。
✓ケーブル類
ケーブル類の内装化がほんのり始まってきた頃です。
とは言ってもシフトもまだまだ外装仕様が多く見られます。(7970 Di2は外装仕様)
シフトケーブルは内装使用でもダウンチューブのみ内装、BB-チェーンステーは外装という、半内装というモデルも多くありました。
✓BB
BB乱立時代に突入していたようです。
同誌でも、”BB戦国時代 次世代のスタンダードはどれだ?”というコーナーが有りました。
BBに関しては、あれから8年、2020年現在でもまだ乱立は続いております。
しかしフレームのBB設計に関しては、フレーム剛性でもものすごく重要なところなので、各メーカー最高のものを目指す、というところでもまだまだこの乱立は続くと予想されます。
✓ブレーキ
2012年の段階では、ロードバイクではディスクのデの字も全くありません。
ロードだけではありません。
シクロの記事もありましたが、シクロの記事内をワタクシが確認する限りディスクブレーキ車ありませんでした。主流はカンチです。
まだまだ2012年の時点では、遠くない未来の2021年モデルではリムブレーキフレームを生産しないメーカーが出てくるとは、まだまだ眉唾、、、ぐらいのお話しだったのかもしれません。
✓エアロフレーム
2012年、エアロフレームは多くありました。
しかし形状は今とは少し違っております。
現在の主流はカムテール形状が多く取り入れられておりますが、当時は翼形(ティアドロップ形状)のような形状が多かったようです。
某フレームの形状は、一見エアロ系に見えますが、よく見ると現在のフレームとは全く逆で、ダウンチューブ下面が平ら、逆にダウンチューブ上面が薄く(鋭く)なっているというものです。
空力学に関しては、風洞実験等の解析の技術が過去よりも大幅に進化したということなのかもしれません。
✓ハンドル
多くが丸型ですが、フラット部が楕円型もあったようです。
しかし当時の楕円は今のようにケーブルがハンドル内装式ではなくて、下部に沿わせる対応が主流だったようです。
▶ウェア類
一見にているように見ても全然違います。
主な違いは、腹部の太さと、袖の長さです。
2020年のジャージは腹部が20112年よりもシャープ(タイト)でシワがほとんど寄らないようにできています。ワンピースタイプもあり、袖も肘近くまで長くなっています。
というのもエアロ的な要因かと思います。
2020年の研究ではウェアに関しては重要なのは正面ではなくて、側面。ということです。
グローブは短いだけが主流でしたが、最近では手首まで覆われる、長めの丈が増えてきております。
こららのことは、スイスサイドの話のなかでは”エアロは肌を嫌う”ということもあるのかもしれません。
同じくヘルメットも通常のヘルメットでも軽量、そしてエアロを意識したものが増えてきております。
アイウェアは現在では100%を始めとして大きめな一眼式が多く見られますが、当時はそこまで大きなものはなかったようです。
シューズ、現在では上位モデルのクロージャーはほぼBOAですが、当時は全くと言っていいほど確認ができませんでした。
ウェア類はめちゃくちゃ大きな変化がある部分ではありませんが、素材や設計等、着実に良い方向へ変化をしてきた部分があると感じました。
▶コンポ
2012年はDURA-ACEが7900世代でした。
2020年の現行ではClarisグレードも4アーム化をしておりますが、この7900世代ではまだDURA-ACEも5アームです。
リアは10速です。
現在ではボルトを回すだけのリーチアジャスト(レバーの握り位置の調整)ですが、当時はレバーにシムを挟んでおりました。
またこの頃はまだまだ上位グレードはアウターケーブルをハンドルバーに沿わせるタイプ、下位グレードになると触覚と言われる、コントロールレバーから垂直にアウターケーブルが伸びる構造のものが主流でした。
ちなみに上位グレードのハンドルバーに沿わせるタイプはケーブルルーティングを2種類変えられるというものでした。
Di2は7970という型番です。
サテライトシフトユニット(1ユニットに2つのボタン)、スプリンタースイッチはこの頃からありました。しかしサテライトはリア用のみです。
またこの時代では、外装仕様が主流でした。
この頃、チューブレスがほんのり出始めたようです。
しかし子のこの頃のチューブレスといえば、、、鬼硬で(笑)
▶まとめ
今から8年前の雑誌でした。
8年も経てば機材も何も大きな変化があります。
現在よりも8年前は重量を、現在は重量もさることながらエアロを意識したものがだいぶ増えているように感じました。
そんな雑誌を今読んでみると、、、面白いです。
そう、今回ご紹介したのはほんの一部なようなもので、大きく進化していることが多々ありますが、それでも素直に面白いと思いました。
なぜならば変わらないものも沢山あったからです。
そして過去の雑誌、特集が面白いです。
最近の雑誌手は購買意欲を煽るような記事、そして似たようなトレンドを追う記事が目についてしまいますし、控えめで当たり障りのないような内容が多いように思います。
”カーボンはヘタらない、何年でも乗り続けられる!”なんて今の雑誌ではあまり書かれないと思います。(真実か否かではなくて、デス。)
当時の記事はそんなことまでしっかりと書いているのが面白いです。
新常識みたいなもので、あんな高価なパーツは実はあまり効果がなかった!?逆に超コスパ、こんなものがめちゃくちゃ効果があった!とか、最新機材を用いて実験!みたいなことも多分今では特集を組めなそうな世の中です。。。(笑)
ということで今回はバックナンバーで見るロードバイクの今と昔 2012~、もちろん大きな変化はあったが、逆に変わらないところもあった、今でも全然通用するような普遍的な内容であり、良い記事はたくさんあった。良い情報は何年立っても良い情報、と言うお話しでした。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
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作業は18:00以降も行います。
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(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
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※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから

先日のお話し、
このお話しの中の”カーボンフレームは何年乗れるのか?”というコーナーの雑誌、サイクルスポーツの2012年3月号でした。今見てみると、、、現在とはかなり違うものがたくさん乗っています。
進化、変化、細かいものから大幅なものまで様々です。
懐かしいもの続出です。(笑)
ということで今回はバックナンバーで見るロードバイクの今と昔 2012~そんなお話しです。
▶サイクルコンピューター
パイオニアのポタナビなるものがありました。
ポタナビの説明です。
ポタナビは、自転車散歩をサポートするだけじゃなく、充実したサイクルコンピューター機能や、PCと連携して走行ルートを共有、計測データの自動記録も充実しています。ポタリングをもっと楽しく、もっと自由にします。39,900円という価格でしたが、3G通信モジュール2年分付き、ということでした。
要はポタナビを使っての通信は2年間分ついていますよ。というものです。(3G回線です。)
製品の紹介ページが有りました。
一部抜粋致します。
USBでしか充電ができないという割り切りようも、個人的には気に入った※サイクルスポーツ 2012年3月号より抜粋
今では当たり前のようにUSB充電ですが、当時はUSB充電のみは、不自由だったようです。ちなみにディズプレイサイズは2.4型、電池持続時間は約10時間と言うことです。
SIMカードが内装されている点、これにより。ケータイのように近隣でのグルメ情報や天気予報などが入手でき、PCへの接続もスムーズになっている(もちろんワイヤレス)※サイクルスポーツ 2012年3月号より抜粋
SIM内蔵です。現在での通信といえば、スマホを利用することが多いですが、ポタナビはスタンドアローンでもある程度の機能を持っていた、ということです。(走行データは本体の通信機能を使い会員専用ページに保存することができたようです。)
こちら目指すところ車のカーナビのまさに自転車版、といったものだったと考えられます。
スマホが進化してしまった今となっては不要な機能となってしまったのかもしれません。
というのもサイクルコンピューターのナビ機能も非常に優秀ですし、スマホ、アイフォン等が1台あれば、スマホを介して通信をすれば良いことです。
同時にサイコンですが、GPSを搭載したものは一部の機種のみ、、、ぐらいの時期だったと思われます。
ちなみにキャットアイのサイコンでは、”バックライト付きで夜道も安心。”というコメント付きの広告がありました。
今では当たり前のようにGPS内蔵、スマホ同期して、各種サービス(ストラバ等)に自動アップロード等が主流となっております。
サイコンはココ数年で一気に進歩したように思えます。
▶フレーム
2012年の雑誌の広告に記載のあるニューフレーム達です。
・BH ULTRALIGHT
・RIDLEY NOHA RS
・GIANT TCR SL1
・Wilier GRAN TURISMO
・TREK MADONE 6
・LAPIERRE XELIUS
・InterMax VALBREMBO
等など
この頃のフレーム特徴です。
✓ケーブル類
ケーブル類の内装化がほんのり始まってきた頃です。
とは言ってもシフトもまだまだ外装仕様が多く見られます。(7970 Di2は外装仕様)
シフトケーブルは内装使用でもダウンチューブのみ内装、BB-チェーンステーは外装という、半内装というモデルも多くありました。
✓BB
BB乱立時代に突入していたようです。
同誌でも、”BB戦国時代 次世代のスタンダードはどれだ?”というコーナーが有りました。
BBに関しては、あれから8年、2020年現在でもまだ乱立は続いております。
しかしフレームのBB設計に関しては、フレーム剛性でもものすごく重要なところなので、各メーカー最高のものを目指す、というところでもまだまだこの乱立は続くと予想されます。
✓ブレーキ
2012年の段階では、ロードバイクではディスクのデの字も全くありません。
ロードだけではありません。
シクロの記事もありましたが、シクロの記事内をワタクシが確認する限りディスクブレーキ車ありませんでした。主流はカンチです。
まだまだ2012年の時点では、遠くない未来の2021年モデルではリムブレーキフレームを生産しないメーカーが出てくるとは、まだまだ眉唾、、、ぐらいのお話しだったのかもしれません。
✓エアロフレーム
2012年、エアロフレームは多くありました。
しかし形状は今とは少し違っております。
現在の主流はカムテール形状が多く取り入れられておりますが、当時は翼形(ティアドロップ形状)のような形状が多かったようです。
某フレームの形状は、一見エアロ系に見えますが、よく見ると現在のフレームとは全く逆で、ダウンチューブ下面が平ら、逆にダウンチューブ上面が薄く(鋭く)なっているというものです。
空力学に関しては、風洞実験等の解析の技術が過去よりも大幅に進化したということなのかもしれません。
✓ハンドル
多くが丸型ですが、フラット部が楕円型もあったようです。
しかし当時の楕円は今のようにケーブルがハンドル内装式ではなくて、下部に沿わせる対応が主流だったようです。
▶ウェア類
一見にているように見ても全然違います。
主な違いは、腹部の太さと、袖の長さです。
2020年のジャージは腹部が20112年よりもシャープ(タイト)でシワがほとんど寄らないようにできています。ワンピースタイプもあり、袖も肘近くまで長くなっています。
というのもエアロ的な要因かと思います。
2020年の研究ではウェアに関しては重要なのは正面ではなくて、側面。ということです。
グローブは短いだけが主流でしたが、最近では手首まで覆われる、長めの丈が増えてきております。
こららのことは、スイスサイドの話のなかでは”エアロは肌を嫌う”ということもあるのかもしれません。
同じくヘルメットも通常のヘルメットでも軽量、そしてエアロを意識したものが増えてきております。
アイウェアは現在では100%を始めとして大きめな一眼式が多く見られますが、当時はそこまで大きなものはなかったようです。
シューズ、現在では上位モデルのクロージャーはほぼBOAですが、当時は全くと言っていいほど確認ができませんでした。
ウェア類はめちゃくちゃ大きな変化がある部分ではありませんが、素材や設計等、着実に良い方向へ変化をしてきた部分があると感じました。
▶コンポ
2012年はDURA-ACEが7900世代でした。
2020年の現行ではClarisグレードも4アーム化をしておりますが、この7900世代ではまだDURA-ACEも5アームです。
リアは10速です。
現在ではボルトを回すだけのリーチアジャスト(レバーの握り位置の調整)ですが、当時はレバーにシムを挟んでおりました。
またこの頃はまだまだ上位グレードはアウターケーブルをハンドルバーに沿わせるタイプ、下位グレードになると触覚と言われる、コントロールレバーから垂直にアウターケーブルが伸びる構造のものが主流でした。
ちなみに上位グレードのハンドルバーに沿わせるタイプはケーブルルーティングを2種類変えられるというものでした。
Di2は7970という型番です。
サテライトシフトユニット(1ユニットに2つのボタン)、スプリンタースイッチはこの頃からありました。しかしサテライトはリア用のみです。
またこの時代では、外装仕様が主流でした。
この頃、チューブレスがほんのり出始めたようです。
しかし子のこの頃のチューブレスといえば、、、鬼硬で(笑)
▶まとめ
今から8年前の雑誌でした。
8年も経てば機材も何も大きな変化があります。
現在よりも8年前は重量を、現在は重量もさることながらエアロを意識したものがだいぶ増えているように感じました。
そんな雑誌を今読んでみると、、、面白いです。
そう、今回ご紹介したのはほんの一部なようなもので、大きく進化していることが多々ありますが、それでも素直に面白いと思いました。
なぜならば変わらないものも沢山あったからです。
そして過去の雑誌、特集が面白いです。
最近の雑誌手は購買意欲を煽るような記事、そして似たようなトレンドを追う記事が目についてしまいますし、控えめで当たり障りのないような内容が多いように思います。
”カーボンはヘタらない、何年でも乗り続けられる!”なんて今の雑誌ではあまり書かれないと思います。(真実か否かではなくて、デス。)
当時の記事はそんなことまでしっかりと書いているのが面白いです。
新常識みたいなもので、あんな高価なパーツは実はあまり効果がなかった!?逆に超コスパ、こんなものがめちゃくちゃ効果があった!とか、最新機材を用いて実験!みたいなことも多分今では特集を組めなそうな世の中です。。。(笑)
ということで今回はバックナンバーで見るロードバイクの今と昔 2012~、もちろん大きな変化はあったが、逆に変わらないところもあった、今でも全然通用するような普遍的な内容であり、良い記事はたくさんあった。良い情報は何年立っても良い情報、と言うお話しでした。
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