シートポスト選び FSA SL-K ITCをおすすめする5つの理由

最近ではエアロ性能や乗り心地のための、ISPや専用シートポストを採用するフレームが多くなっております。しかし難点は汎用性の低さです。専用品の場合はどうしても汎用性が低いものです。
例えばセットバックを変えるのに高価な専用品しか使えない、そもそもラインナップにない、またヤグラの構造によっては角度の微調整が大変等のデメリットがあるものが多いです。
逆に汎用性の高い27.2mmや31.6mm真円形状のフレームの場合は、シートポストは原則汎用品が使えますので、様々な種類から選ぶことができます。
どちらがいいのかという問題ではありません。
ということでそんなシートポスト選びのご参考に、シートポスト選び FSA SL-K ITCをおすすめする5つの理由、そんなお話です。
▶シートポストを選ぶ時の注意点
①ポスト径
汎用品が使えるいわゆる普通の真円形状のシートポストの太さは27.2mmか31.6mmがほとんどです。
これは合わないと使えませんので、現在のシートポストの太さを測ったり、カタログを確認するなりして、確認をするのがよいです。。
②セットバック(オフセット)
シートポストの中心からどの程度後退したところにヤグラのセンターが来るかです。
当然セットバックが大きいほうがサドルは後方につくことになりますし、セットバックが少ない(通常オフセット0mm)の場合はサドルが前にきます。

※セットバックの数値はおそらくメーカーによっても差が出る可能性はあると思います。
セットバックは大きいほうが乗り心地が良くなる傾向にあるようです。
③ヤグラ形状
ヤグラの形状はシートポストによってもかなり様々です。
ボルト1本で締めるタイプ、2本で締めるタイプ様々です。

※PROの1本締めのヤグラ形状
物によってはヤグラの角度調整等の微調整がかなりやりづらいものもあります。
お店でしか行わない場合は問題ないかと思いますが、ご自身でも調整をしたい場合は少しでも調整がしやすいものが良いかと思われます。
④対応サドルレール
ヤグラの構造によってはサドルのレールが7mmの真円のみ対応のものもあります。特に上のPRO製品のようなボルト1本で締めるタイプは7mmのみのものが多いです。
カーボンレールは通常7×9mmもしくは、7×10mmの楕円の場合が多く、非対応品の場合は原則取り付けることができません。
現在ご使用中のサドル、また今後どのようなサドルを使うかを考慮して選ぶ必要があります。
▶シートポストを交換する理由
①軽量化
これはかなり効果があると思われます。
というのもの、完成車付属の純正のシートポストはかなり重いものが多いです。

XELIUSの純正シートポストは驚異の333g!鈍器です(笑)
(最近は完成車でもある程度軽めのもの使用しているモデルもあります)
社外製シートポストでは軽量のモデルで200g以下のものもあります。
現状の重量にもよりますが、軽量化にはかなり効果が出やすい部分でもあります。
②乗り心地
多くのアルミのモデルのシートポストは良くも悪くも硬くカッチカチです。
アルミフレームでもそうですが、カーボン製のシートポストの方が細かい振動や衝撃吸収性が良く、乗り心地が良くなる傾向にあります。
ワタクシの乗っているR5も、真円形のR3もそうですが、実際に乗っている時はかなりしなっているのがみてわかるぐらいです。
感じ方には個人差がありますし、カーボンの素材や、シートポストの出代(フレームからの突出幅)やセットバック幅にもよって差はありますが、やはりシートポストもカーボン製は良さを感じられる場合が多いです。
③ポジション調整
多くの場合がサドルの前後の移動幅(許容範囲)調整です。サドルレールに記載のある限界幅を超えることはサドルの強度が落ちたりすることも考えられ時には危険も伴いますので、お薦めはできません。
サドルの前後を現在のシートポストのヤグラの限界を越えての調整が必要な場合、それ以上のポジションを作りたいとなったら、シートポストのセットバックを変えたり、ヤグラ構造が違うものに交換する必要があります。
つまり理想的なポジションを作るために変更する、ということです。
▶FSA SL-K ITCをおすすめする理由
シートポストを変える理由は様々かと思いますが、おすすめポイントです。
①軽量化
超軽量ではないけれどもそこそこ軽い!(笑)

激軽のアンダー200gというものもありますが、そこまでは軽くありません。
それでもカット前の長さで実測236g(ヤグラを抑えるダミーレール込)です。
ちなみにR5の純正シートポストは214gです。
程よい長さにカットすれば200gぐらいにはできそうです。
(カット幅4.7mmで実測14gでしたので、10cmカットで200gちょいです。)
②カーボンシャフト
本当はヤグラ直下までカーボン製のシャフトのほうが乗り心地は良くなります。
しかしそれでもシャフトはフルカーボン製です。
それにまさるメリットがあるわけです。
③ポジションの自由度が高い
このシートポストのよいところですが、セットバックが20mmと10mmで変えられるところです。
このセッドバック20mmと10mmという調整幅が非常に良い数値なのです。

※ヤグラの向きを反対、というかシートポストを180°回転させることでセットバックを変えられます。
ポジション調整をする上で多くの場合、20mmでもう少し前に、逆に0mmだと少し後ろに、、、ということが意外とあるものです。
ポジションが確定してないとき、またポジションを色々と弄りたいとき等々、調整幅が広いということは非常に良いことです。
④ヤグラの角度調整
このSL-K ITCの良いところはヤグラ構造もあります。
シートレールを固定する部分と、サドルの角度を調整するボルトは独立しています。

つまりサドルの角度だけを変えたい時に、レールまでずれてしまったり、前後位置の調整で角度が変わってしまったり、、、そんな事が起きない、独立型の構造です。
ボルトが増えることで多少なりとも、重量は増えますが、それでもこのメリットは大きいと思われます。
もちろん7×9mm楕円シートレールも対応しております。
⑤コスト
ヤグラはアルミ製ですが、カーボンシャフトで1万円ちょっとです。
カーボン製のシートポストで1万円ちょっとでこれだけの利点が盛りだくさんのシートポスト、コスパ高しかと思われます。
ちなみにR5のシートポストはシャフトだけ(ヤグラ無し)で26,800円です。。。高い!(笑)
▶まとめ
重量だけで見ればもっと安くて、軽いモデルもあると思います。
しかし今回ご紹介さえていただきました、FSAのSL-K ITCのように、角度の微調整がしやすく、ポジションの自由度も高い、そして価格も控えめというモデルも、コスパという面ではかなり良いものではないかと思うのも、ポジション作りにある程度重きを置いているということもあるのかもしれません。
ポジ
ということで今回はシートポスト選び FSA SL-K ITCをおすすめする5つの理由、そんなお話でした。、
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最近ではエアロ性能や乗り心地のための、ISPや専用シートポストを採用するフレームが多くなっております。しかし難点は汎用性の低さです。専用品の場合はどうしても汎用性が低いものです。
例えばセットバックを変えるのに高価な専用品しか使えない、そもそもラインナップにない、またヤグラの構造によっては角度の微調整が大変等のデメリットがあるものが多いです。
逆に汎用性の高い27.2mmや31.6mm真円形状のフレームの場合は、シートポストは原則汎用品が使えますので、様々な種類から選ぶことができます。
どちらがいいのかという問題ではありません。
ということでそんなシートポスト選びのご参考に、シートポスト選び FSA SL-K ITCをおすすめする5つの理由、そんなお話です。
▶シートポストを選ぶ時の注意点
①ポスト径
汎用品が使えるいわゆる普通の真円形状のシートポストの太さは27.2mmか31.6mmがほとんどです。
これは合わないと使えませんので、現在のシートポストの太さを測ったり、カタログを確認するなりして、確認をするのがよいです。。
②セットバック(オフセット)
シートポストの中心からどの程度後退したところにヤグラのセンターが来るかです。
当然セットバックが大きいほうがサドルは後方につくことになりますし、セットバックが少ない(通常オフセット0mm)の場合はサドルが前にきます。

※セットバックの数値はおそらくメーカーによっても差が出る可能性はあると思います。
セットバックは大きいほうが乗り心地が良くなる傾向にあるようです。
③ヤグラ形状
ヤグラの形状はシートポストによってもかなり様々です。
ボルト1本で締めるタイプ、2本で締めるタイプ様々です。

※PROの1本締めのヤグラ形状
物によってはヤグラの角度調整等の微調整がかなりやりづらいものもあります。
お店でしか行わない場合は問題ないかと思いますが、ご自身でも調整をしたい場合は少しでも調整がしやすいものが良いかと思われます。
④対応サドルレール
ヤグラの構造によってはサドルのレールが7mmの真円のみ対応のものもあります。特に上のPRO製品のようなボルト1本で締めるタイプは7mmのみのものが多いです。
カーボンレールは通常7×9mmもしくは、7×10mmの楕円の場合が多く、非対応品の場合は原則取り付けることができません。
現在ご使用中のサドル、また今後どのようなサドルを使うかを考慮して選ぶ必要があります。
▶シートポストを交換する理由
①軽量化
これはかなり効果があると思われます。
というのもの、完成車付属の純正のシートポストはかなり重いものが多いです。

XELIUSの純正シートポストは驚異の333g!鈍器です(笑)
(最近は完成車でもある程度軽めのもの使用しているモデルもあります)
社外製シートポストでは軽量のモデルで200g以下のものもあります。
現状の重量にもよりますが、軽量化にはかなり効果が出やすい部分でもあります。
②乗り心地
多くのアルミのモデルのシートポストは良くも悪くも硬くカッチカチです。
アルミフレームでもそうですが、カーボン製のシートポストの方が細かい振動や衝撃吸収性が良く、乗り心地が良くなる傾向にあります。
ワタクシの乗っているR5も、真円形のR3もそうですが、実際に乗っている時はかなりしなっているのがみてわかるぐらいです。
感じ方には個人差がありますし、カーボンの素材や、シートポストの出代(フレームからの突出幅)やセットバック幅にもよって差はありますが、やはりシートポストもカーボン製は良さを感じられる場合が多いです。
③ポジション調整
多くの場合がサドルの前後の移動幅(許容範囲)調整です。サドルレールに記載のある限界幅を超えることはサドルの強度が落ちたりすることも考えられ時には危険も伴いますので、お薦めはできません。
サドルの前後を現在のシートポストのヤグラの限界を越えての調整が必要な場合、それ以上のポジションを作りたいとなったら、シートポストのセットバックを変えたり、ヤグラ構造が違うものに交換する必要があります。
つまり理想的なポジションを作るために変更する、ということです。
▶FSA SL-K ITCをおすすめする理由
シートポストを変える理由は様々かと思いますが、おすすめポイントです。
①軽量化

激軽のアンダー200gというものもありますが、そこまでは軽くありません。
それでもカット前の長さで実測236g(ヤグラを抑えるダミーレール込)です。
ちなみにR5の純正シートポストは214gです。
程よい長さにカットすれば200gぐらいにはできそうです。
(カット幅4.7mmで実測14gでしたので、10cmカットで200gちょいです。)
②カーボンシャフト
本当はヤグラ直下までカーボン製のシャフトのほうが乗り心地は良くなります。
しかしそれでもシャフトはフルカーボン製です。
それにまさるメリットがあるわけです。
③ポジションの自由度が高い
このシートポストのよいところですが、セットバックが20mmと10mmで変えられるところです。
このセッドバック20mmと10mmという調整幅が非常に良い数値なのです。

※ヤグラの向きを反対、というかシートポストを180°回転させることでセットバックを変えられます。
ポジション調整をする上で多くの場合、20mmでもう少し前に、逆に0mmだと少し後ろに、、、ということが意外とあるものです。
ポジションが確定してないとき、またポジションを色々と弄りたいとき等々、調整幅が広いということは非常に良いことです。
④ヤグラの角度調整
このSL-K ITCの良いところはヤグラ構造もあります。
シートレールを固定する部分と、サドルの角度を調整するボルトは独立しています。

つまりサドルの角度だけを変えたい時に、レールまでずれてしまったり、前後位置の調整で角度が変わってしまったり、、、そんな事が起きない、独立型の構造です。
ボルトが増えることで多少なりとも、重量は増えますが、それでもこのメリットは大きいと思われます。
もちろん7×9mm楕円シートレールも対応しております。
⑤コスト
ヤグラはアルミ製ですが、カーボンシャフトで1万円ちょっとです。
カーボン製のシートポストで1万円ちょっとでこれだけの利点が盛りだくさんのシートポスト、コスパ高しかと思われます。
ちなみにR5のシートポストはシャフトだけ(ヤグラ無し)で26,800円です。。。高い!(笑)
▶まとめ
重量だけで見ればもっと安くて、軽いモデルもあると思います。
しかし今回ご紹介さえていただきました、FSAのSL-K ITCのように、角度の微調整がしやすく、ポジションの自由度も高い、そして価格も控えめというモデルも、コスパという面ではかなり良いものではないかと思うのも、ポジション作りにある程度重きを置いているということもあるのかもしれません。
ポジ
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