激安ハイグリップ バーテープ、Dixna 薄口ロードバーテープで3000km経過した話
過去の記事はこちら。
ハイグリップタイプのバーテープといえば、リザードスキンズから始まり、昨今ではスパカズ、フィジーク等々かなり多くのメーカーがラインナップを出しております。
グリップが滑りづらいというのは力がかかりやすく、逃げづらい、そして安全性も向上する場合もあります。
しかしです。
そんなハイグリップ素材のバーテープにも大きく分けて2つの弱点があります。
①価格
はっきり言って最近のハイグリップ系のバーテープの多くは高いです。
一昔前、バーテープといえば1,000~2,000円位ものが多かったですが、ハイグリップ系では4,000円前後の価格帯のものが多くなっております。
②寿命
通常ハイグリップ系のバーテープはそのグリップ力と引き換えに寿命、寿命とまではいかなくとも、新品のギュッとするグリップ力の持続が短かったり、ということはよくあることです。
ということなのですが、前回ご紹介をさせていただいた、ディズナの薄口ロードバーテープはと言うと、定価で1,300円という激安価格設定ながらも、強力グリップ素材です。
似たものでOGKのBT06というものがあります。
こちらも5本ぐらいは使ってきたと思います。
ということで今回はOGKのBT-06との比較も含めながら、激安ハイグリップ バーテープ、Dixna 薄口ロードバーテープで3000km経過した話、そんなお話です。
▶3000km以上使用したDixnaの薄口ロードバーテープ
状態を見てみます。
意外ときれいに見えますが、やはり一番手が当たる部分、ブラケット部分はダメージが見えます。
あまり使わない下ハンは全然きれいです。
肝心要のグリップ力の低下ですが、間違いなく低下しています。
しかしです。
まだまだ全然ハイグリップと言っても問題ないぐらいのグリップ力は保てております。
同じくOGKのBT06で3000km位使用したものはと言うと、、、
※白はやはり汚れやすいですが、すり減り耐久性と言う面で比較してみます。
やはり同じポイントがすり減ってきているのがわかります。
しかしです。
こちらもある程度のグリップ力の低下はありますが、まだまだしっかりと滑りません。
Dixna、OGK双方供に耐久性という意味ではハイグリップ系のバーテープでは、寿命は短い方ではない、ということです。
▶機能的な面
ハイグリップ以外の面です。
OGKは0.7mm、Dixnaは1.4mmということですが、どちらも薄々です。
使った(握った)感じとしては、Dixnaのほうが数値的には倍の厚みがありますが、どちらも違いはわかりません。
むしろ上ハン部で比較してみると若干Dixnaのほうが薄くも感じるぐらいです。
薄いバーテープの最大の利点は、ダイレクト感です。ガッと力をかけた際に、バーテープがグニュッとなる感じが一切ないのが良いところです。
しかし逆に振動や衝撃の吸収はほぼありません。
とは言っても、(乗り方に合わせたポジションが出ていることが大前提のお話ですが、)ガッツリとハンドルに乗っかって乗るのは危険も伴いますので、あまりおすすめではありません。
個人的な好みの問題ですが、握りは細いほうが好きです。
ブラケットはコンポ次第のなので、どうしようもありませんが、下ハンや上ハンはバーテープとグローブ次第で握りの太さを変えることができます。
細い握りがお好みの場合は、非常に良いと思います。
▶メンテナンス性
OGKのBT06、若干雨やローラー台を繰り返すと臭くなりやすい(Σ(゚д゚) エッ!? ワタクシだけ?(´;ω;`)ブワッ)ということは無いわけではありませんが(笑)それ以外の弱点といえば、、、
こちらです。
剥がしたあとのテープの糊残りであり、ベタベタ。。。
これは強烈です。
これを除去するのがなかなか時間がかかってしまいます。
このベタベタが嫌なので、下巻きでビニテを巻いたりもするわけですが、そのビニテの重量が25gぐらいあることを発見して以来、下巻きを辞めました。。。
Dixnaの薄口ロードバーテープも3000kmを越え、スプリンタースイッチの位置調整のために、途中まで、剥がしてみることに、
意外と良さげです。
進めていくとテープの素材が剥がれ始めました。
しかしこのテープ残りも、、、
きれいに剥がれます。
ベタベタに悩まされるOGKと違って、こちらはDixnaの圧勝でした。
巻き直してみました。
OGKもそうですが双方、テープの残りぐらい等を考慮しても、巻き直しができないわけではありませんが、その薄さゆえ、カーブ等でのバーテープの伸びが出ます。ということできれいに巻き直すのは難しいと思われます。
お値段を考えればそこまで高いものではありませんので、双方、巻き直しはせずに新品に交換が良いと思います。
巻きやすさ、と言う点では”慣れ”というところもありますが、現時点ではOGKのBT06ほうが巻きやすいと感じております。Dixnaの薄口ロードバーテープはシワがよりやすく、少々巻きづらいです。
しかし双方最近流行りのカーボンならではの複雑な造形のエアロハンドル、こう言ったハンドルに巻くのはかなりの難易度かと思われます。
▶まとめ
Dixna 薄口ロードバーテープを使って、3000km経過したということですが、非常に良いと感じております。
グリップ力も低下はするものの、全然許容範囲ですし、剥がした後のテープの残りもOGKと比べても全然楽です。
ダイレクト感を求めるのであればどちらを選んでもOKだと思います。
握りの太さはOGKもDixnaもほぼ一緒です。
グリップ力は系統の違うハイグリップ系です。
薄いバーテープがお好みの場合はどちらも良いものだと思います。
ということで、今回は激安ハイグリップ バーテープ、Dixna 薄口ロードバーテープで3000km経過した話、そんなお話でした。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
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ハイグリップタイプのバーテープといえば、リザードスキンズから始まり、昨今ではスパカズ、フィジーク等々かなり多くのメーカーがラインナップを出しております。
グリップが滑りづらいというのは力がかかりやすく、逃げづらい、そして安全性も向上する場合もあります。
しかしです。
そんなハイグリップ素材のバーテープにも大きく分けて2つの弱点があります。
①価格
はっきり言って最近のハイグリップ系のバーテープの多くは高いです。
一昔前、バーテープといえば1,000~2,000円位ものが多かったですが、ハイグリップ系では4,000円前後の価格帯のものが多くなっております。
②寿命
通常ハイグリップ系のバーテープはそのグリップ力と引き換えに寿命、寿命とまではいかなくとも、新品のギュッとするグリップ力の持続が短かったり、ということはよくあることです。
ということなのですが、前回ご紹介をさせていただいた、ディズナの薄口ロードバーテープはと言うと、定価で1,300円という激安価格設定ながらも、強力グリップ素材です。
似たものでOGKのBT06というものがあります。
こちらも5本ぐらいは使ってきたと思います。
ということで今回はOGKのBT-06との比較も含めながら、激安ハイグリップ バーテープ、Dixna 薄口ロードバーテープで3000km経過した話、そんなお話です。
▶3000km以上使用したDixnaの薄口ロードバーテープ
状態を見てみます。
意外ときれいに見えますが、やはり一番手が当たる部分、ブラケット部分はダメージが見えます。
あまり使わない下ハンは全然きれいです。
肝心要のグリップ力の低下ですが、間違いなく低下しています。
しかしです。
まだまだ全然ハイグリップと言っても問題ないぐらいのグリップ力は保てております。
同じくOGKのBT06で3000km位使用したものはと言うと、、、
※白はやはり汚れやすいですが、すり減り耐久性と言う面で比較してみます。
やはり同じポイントがすり減ってきているのがわかります。
しかしです。
こちらもある程度のグリップ力の低下はありますが、まだまだしっかりと滑りません。
Dixna、OGK双方供に耐久性という意味ではハイグリップ系のバーテープでは、寿命は短い方ではない、ということです。
▶機能的な面
ハイグリップ以外の面です。
OGKは0.7mm、Dixnaは1.4mmということですが、どちらも薄々です。
使った(握った)感じとしては、Dixnaのほうが数値的には倍の厚みがありますが、どちらも違いはわかりません。
むしろ上ハン部で比較してみると若干Dixnaのほうが薄くも感じるぐらいです。
薄いバーテープの最大の利点は、ダイレクト感です。ガッと力をかけた際に、バーテープがグニュッとなる感じが一切ないのが良いところです。
しかし逆に振動や衝撃の吸収はほぼありません。
とは言っても、(乗り方に合わせたポジションが出ていることが大前提のお話ですが、)ガッツリとハンドルに乗っかって乗るのは危険も伴いますので、あまりおすすめではありません。
個人的な好みの問題ですが、握りは細いほうが好きです。
ブラケットはコンポ次第のなので、どうしようもありませんが、下ハンや上ハンはバーテープとグローブ次第で握りの太さを変えることができます。
細い握りがお好みの場合は、非常に良いと思います。
▶メンテナンス性
OGKのBT06、若干雨やローラー台を繰り返すと臭くなりやすい(Σ(゚д゚) エッ!? ワタクシだけ?(´;ω;`)ブワッ)ということは無いわけではありませんが(笑)それ以外の弱点といえば、、、
こちらです。
剥がしたあとのテープの糊残りであり、ベタベタ。。。
これは強烈です。
これを除去するのがなかなか時間がかかってしまいます。
このベタベタが嫌なので、下巻きでビニテを巻いたりもするわけですが、そのビニテの重量が25gぐらいあることを発見して以来、下巻きを辞めました。。。
Dixnaの薄口ロードバーテープも3000kmを越え、スプリンタースイッチの位置調整のために、途中まで、剥がしてみることに、
意外と良さげです。
進めていくとテープの素材が剥がれ始めました。
しかしこのテープ残りも、、、
きれいに剥がれます。
ベタベタに悩まされるOGKと違って、こちらはDixnaの圧勝でした。
巻き直してみました。
OGKもそうですが双方、テープの残りぐらい等を考慮しても、巻き直しができないわけではありませんが、その薄さゆえ、カーブ等でのバーテープの伸びが出ます。ということできれいに巻き直すのは難しいと思われます。
お値段を考えればそこまで高いものではありませんので、双方、巻き直しはせずに新品に交換が良いと思います。
巻きやすさ、と言う点では”慣れ”というところもありますが、現時点ではOGKのBT06ほうが巻きやすいと感じております。Dixnaの薄口ロードバーテープはシワがよりやすく、少々巻きづらいです。
しかし双方最近流行りのカーボンならではの複雑な造形のエアロハンドル、こう言ったハンドルに巻くのはかなりの難易度かと思われます。
▶まとめ
Dixna 薄口ロードバーテープを使って、3000km経過したということですが、非常に良いと感じております。
グリップ力も低下はするものの、全然許容範囲ですし、剥がした後のテープの残りもOGKと比べても全然楽です。
ダイレクト感を求めるのであればどちらを選んでもOKだと思います。
握りの太さはOGKもDixnaもほぼ一緒です。
グリップ力は系統の違うハイグリップ系です。
薄いバーテープがお好みの場合はどちらも良いものだと思います。
ということで、今回は激安ハイグリップ バーテープ、Dixna 薄口ロードバーテープで3000km経過した話、そんなお話でした。
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