ものすごく寒い日のライド、ウェアと休憩のポイントを考える
今年は本当に寒いです。
ワタクシが記憶をしている中でも、一昨年(2019~2020年の冬)は最低で-2℃と言う日がありましたが、今年はと言うと、、、12月の後半は殆ど-2℃(笑)
そしてサイコンの記録で残っているので最低温度はー4℃、、、_(꒪_꒪ )…
もう冬も、寒いのも苦手な人間からしてみると、今年の寒さは地獄です。
しかしです。
6月の頭、富士ヒルの告知が出たところで、うかうかしてはおられません。
ということで今回は、ものすごく寒い日のライド、ウェアと休憩のポイントを考える、そんなお話です。
※今回も例のごとくいつものようにワタクシの個人的な経験的なお話ですので、もちろんこれだけではありませんし、当てはまらない場合もあると思います。参考程度にお読みいただければと思います。
▶ウェアの選択は強度やコースで選ぶ
ウェアの選択方法ですが、当然暑さ寒さの感じ方には個人差があります。
ですので、個々にウェアの選択は変わってくると思います。
その中でも肝心だと思うことはこちら
ウェアは強度に合わせて選択する、と言うことです。
強度が上がれば体は暑くなりやすいですし、逆にLSDとか回復走などの強度であればそこまで体が暑くなることもないと思います。ワタクシ自身も回復走の日は厚手の防風ジャケット、それ以上の強度の際は防風素材でないもの、と強度に合わせてウェアを選ぶようにしております。
※参考程度にですが、実際の天気予報の気温から、晴れであれば+3~4℃、風が強い場合は-2~4℃ぐらいを想定気温としてウエアの選択を考えることもあります。
というのも、汗というものが冬のライドの最大の天敵だと考えております。
基本的に汗をかくと体が冷えるようにできています。
ということはシンプルに考えて汗をかくと体は冷える、ということです。
ですので適切なウェアの着方は、走っている最中極力汗をかかないぐらいの暖かさ(汗をかきすぎない)、と言うことです。
信号待ちなどの少しの時間でも、ウェアの選択が間違っていると、暑く汗をかいてしまうこともあります。
汗冷えは、運動している最中はそこまで気になりませんが、止まったりすることで一気に体温を持っていかれます。ダウンヒル等、風が強く当たる状況でも一気に体温を奪われ寒くなります。
暑すぎないウェアの選択ですが、得てして休憩や止まっている(体が冷えている)ときに寒くないぐらいのウェアは動き出して体が温まってくると暑すぎる場合が多いです。
GCNの動画の中でも土井さんが言っておりましたが、インナーをもう一枚持っていく、これも休憩後の走り出しの際の快適さが全く違う、良い方法だと思います。
というのは走ることがメインの場合です。
逆にどこどこに行って、向こうで散策や観光がメインの場合はそちらの際にちょうどよいように合わせて、走っている最中はウェアを一枚減らしたり、強度をおとして調整するのが良いと思います。
何がメインかでもウェアの選択肢を変わってきます。
ともあれウェアのレイヤリング(重ね着)は基本で、ただただ重ねればいいってわけではありませんが、暑く感じた、汗を感じたときに素早く脱げる着方も、汗をかきづらくするという意味では重要なことかと思います。
ですので、インナーをいっぱい重ねるよりも、アウターの上に脱げるベストやウインドブレーカーなどを重ねる、というのも基本ですが良いと思います。
▶休憩に関して
まったくもっても個人的な意見ですが、そこまで長い距離ではなければ極寒の日は、休憩は取らないほうが良いこともある、ということです。
というのも走っている最中は良いのですが、走っている最中よりも、休憩で体が冷えてしまうことが多いからです。
休憩を取る場合は、休憩中に冷え切ることがないようにするのが良いです。
そして走り出しの際、冷え切って体が動きにくい状態にならないような、休憩のとり方、時間、場所そしてウェアの選択が重要だと考えております。
①休憩のとり方
場所に関しては、ものすごく単純なお話ですが、
例えばヒルクライムです。
上り終えて山頂で休憩、これはおそらくよくやりがちではありますが、基本的にはあまりおすすめはできないことだと考えております。
ヒルクライム、上りは基本的に速度も遅く、風の影響が少ないので体はものすごく暑くなります。汗をかなりかいてしまうかもしれません。
上り終えて山頂(ゴール付近)でゆっくりとしたいのは山々かと思います。
しかしその場で休憩、、、ではなくて下ってから休憩をした方が良いです。
上り終えたら体が冷え切る前に、下山の装備を着込むなりして、体が冷え切る前に早めに下りきってしまったほうが良いです。
場合によっては上りでかいた汗も下りの最中である程度乾く場合もあります。
上りきって汗が引くまで待って、、、この場合は下手したら上りの最中よりも、上りきって止まってからのほうが汗をかくことが多い場合もあります。
ですので、ヒルクライム時の休憩は下りきったところが良いと思います。
②長すぎない休憩時間
体が冷え切ってしまうほど長く休憩を取るとその後が辛いです。
その限られた時間の中でも、休憩中に極力汗をかかないようにする、ということです。
走り終えたばかりは体は温まっているので寒くない状態ですが、停車してからは走行中と違って風を浴びなくなるので体温もこもりやすく、汗をかきやすい状態です。
そしてこのときに汗をかいてしまうと、その後、体が冷えてきたときにかなり寒くなります。この状態がものすごく辛く、地獄です。止まっていても寒いですし、動き出すと風もあたり、更に寒くなります。
これは一番避けたい状態です。
ですので前述のように、長い休憩が入ることがわかっていたら、多少かさばるかもしれませんが、インナーを一枚持って休憩で着替える、これをするだけでもかなり快適さが高いと思います。
インナーの変えまでは行かなくとも、休憩に入ったらすぐに上着を脱いだり、チャックを開けたり、体が温まっているうちは、汗をかきずらくするとかも良いと思います。(冷えすぎには要注意です。)
また休憩に入る前、ゴリッゴリに踏みまくって、いきなり休憩に入るよりも休憩前は少し強度を落とし、クールダウンを少しでもおこなってから休憩に入ったほうが汗をかきづらいと思います。
③温かいものを食べる(飲む)
休憩中に止まってすぐは体も温まっているので、冷たいもの(冬場は常温でも冷たいです)でも問題なさそうに感じますが、それも最初だけです。
体のほてりが収まったぐらいで、温かいものを食べるとその後の冷えが抑えられます。
体が冷えてしまうと走り出しが本当につらいです。
そうならないためにも少しでも温かいものを胃の中に入れるだけでも全然違います。
体を中から温める、これは本当に暖かく良いものです。
究極に寒い日は呼吸をするだけでも肺から冷えていく感覚がわかるぐらいです。
▶まとめ
もう本当に冬が苦手な人間的にはものすごくつらい時期です。
それでも2月ともなれば梅が咲き、春の気配がチラホラと見え始める時期でもあります。
春の到来を心よりお待ちしております。
そしてそんな辛い冬を超えた後、すこしでも速くなるためには、一夜漬けではどうにもなりません。このつらい時期でも日々の努力をコツコツと積み上げていく、それしかありません。
ということで今回は、ものすごく寒い日のライド、ウェアと休憩のポイントを考える、そんなお話でした。
関連動画
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今年は本当に寒いです。
ワタクシが記憶をしている中でも、一昨年(2019~2020年の冬)は最低で-2℃と言う日がありましたが、今年はと言うと、、、12月の後半は殆ど-2℃(笑)
そしてサイコンの記録で残っているので最低温度はー4℃、、、_(꒪_꒪ )…
もう冬も、寒いのも苦手な人間からしてみると、今年の寒さは地獄です。
しかしです。
6月の頭、富士ヒルの告知が出たところで、うかうかしてはおられません。
ということで今回は、ものすごく寒い日のライド、ウェアと休憩のポイントを考える、そんなお話です。
※今回も例のごとくいつものようにワタクシの個人的な経験的なお話ですので、もちろんこれだけではありませんし、当てはまらない場合もあると思います。参考程度にお読みいただければと思います。
▶ウェアの選択は強度やコースで選ぶ
ウェアの選択方法ですが、当然暑さ寒さの感じ方には個人差があります。
ですので、個々にウェアの選択は変わってくると思います。
その中でも肝心だと思うことはこちら
ウェアは強度に合わせて選択する、と言うことです。
強度が上がれば体は暑くなりやすいですし、逆にLSDとか回復走などの強度であればそこまで体が暑くなることもないと思います。ワタクシ自身も回復走の日は厚手の防風ジャケット、それ以上の強度の際は防風素材でないもの、と強度に合わせてウェアを選ぶようにしております。
※参考程度にですが、実際の天気予報の気温から、晴れであれば+3~4℃、風が強い場合は-2~4℃ぐらいを想定気温としてウエアの選択を考えることもあります。
というのも、汗というものが冬のライドの最大の天敵だと考えております。
基本的に汗をかくと体が冷えるようにできています。
ということはシンプルに考えて汗をかくと体は冷える、ということです。
ですので適切なウェアの着方は、走っている最中極力汗をかかないぐらいの暖かさ(汗をかきすぎない)、と言うことです。
信号待ちなどの少しの時間でも、ウェアの選択が間違っていると、暑く汗をかいてしまうこともあります。
汗冷えは、運動している最中はそこまで気になりませんが、止まったりすることで一気に体温を持っていかれます。ダウンヒル等、風が強く当たる状況でも一気に体温を奪われ寒くなります。
暑すぎないウェアの選択ですが、得てして休憩や止まっている(体が冷えている)ときに寒くないぐらいのウェアは動き出して体が温まってくると暑すぎる場合が多いです。
GCNの動画の中でも土井さんが言っておりましたが、インナーをもう一枚持っていく、これも休憩後の走り出しの際の快適さが全く違う、良い方法だと思います。
というのは走ることがメインの場合です。
逆にどこどこに行って、向こうで散策や観光がメインの場合はそちらの際にちょうどよいように合わせて、走っている最中はウェアを一枚減らしたり、強度をおとして調整するのが良いと思います。
何がメインかでもウェアの選択肢を変わってきます。
ともあれウェアのレイヤリング(重ね着)は基本で、ただただ重ねればいいってわけではありませんが、暑く感じた、汗を感じたときに素早く脱げる着方も、汗をかきづらくするという意味では重要なことかと思います。
ですので、インナーをいっぱい重ねるよりも、アウターの上に脱げるベストやウインドブレーカーなどを重ねる、というのも基本ですが良いと思います。
▶休憩に関して
まったくもっても個人的な意見ですが、そこまで長い距離ではなければ極寒の日は、休憩は取らないほうが良いこともある、ということです。
というのも走っている最中は良いのですが、走っている最中よりも、休憩で体が冷えてしまうことが多いからです。
休憩を取る場合は、休憩中に冷え切ることがないようにするのが良いです。
そして走り出しの際、冷え切って体が動きにくい状態にならないような、休憩のとり方、時間、場所そしてウェアの選択が重要だと考えております。
①休憩のとり方
場所に関しては、ものすごく単純なお話ですが、
例えばヒルクライムです。
上り終えて山頂で休憩、これはおそらくよくやりがちではありますが、基本的にはあまりおすすめはできないことだと考えております。
ヒルクライム、上りは基本的に速度も遅く、風の影響が少ないので体はものすごく暑くなります。汗をかなりかいてしまうかもしれません。
上り終えて山頂(ゴール付近)でゆっくりとしたいのは山々かと思います。
しかしその場で休憩、、、ではなくて下ってから休憩をした方が良いです。
上り終えたら体が冷え切る前に、下山の装備を着込むなりして、体が冷え切る前に早めに下りきってしまったほうが良いです。
場合によっては上りでかいた汗も下りの最中である程度乾く場合もあります。
上りきって汗が引くまで待って、、、この場合は下手したら上りの最中よりも、上りきって止まってからのほうが汗をかくことが多い場合もあります。
ですので、ヒルクライム時の休憩は下りきったところが良いと思います。
②長すぎない休憩時間
体が冷え切ってしまうほど長く休憩を取るとその後が辛いです。
その限られた時間の中でも、休憩中に極力汗をかかないようにする、ということです。
走り終えたばかりは体は温まっているので寒くない状態ですが、停車してからは走行中と違って風を浴びなくなるので体温もこもりやすく、汗をかきやすい状態です。
そしてこのときに汗をかいてしまうと、その後、体が冷えてきたときにかなり寒くなります。この状態がものすごく辛く、地獄です。止まっていても寒いですし、動き出すと風もあたり、更に寒くなります。
これは一番避けたい状態です。
ですので前述のように、長い休憩が入ることがわかっていたら、多少かさばるかもしれませんが、インナーを一枚持って休憩で着替える、これをするだけでもかなり快適さが高いと思います。
インナーの変えまでは行かなくとも、休憩に入ったらすぐに上着を脱いだり、チャックを開けたり、体が温まっているうちは、汗をかきずらくするとかも良いと思います。(冷えすぎには要注意です。)
また休憩に入る前、ゴリッゴリに踏みまくって、いきなり休憩に入るよりも休憩前は少し強度を落とし、クールダウンを少しでもおこなってから休憩に入ったほうが汗をかきづらいと思います。
③温かいものを食べる(飲む)
休憩中に止まってすぐは体も温まっているので、冷たいもの(冬場は常温でも冷たいです)でも問題なさそうに感じますが、それも最初だけです。
体のほてりが収まったぐらいで、温かいものを食べるとその後の冷えが抑えられます。
体が冷えてしまうと走り出しが本当につらいです。
そうならないためにも少しでも温かいものを胃の中に入れるだけでも全然違います。
体を中から温める、これは本当に暖かく良いものです。
究極に寒い日は呼吸をするだけでも肺から冷えていく感覚がわかるぐらいです。
▶まとめ
もう本当に冬が苦手な人間的にはものすごくつらい時期です。
それでも2月ともなれば梅が咲き、春の気配がチラホラと見え始める時期でもあります。
春の到来を心よりお待ちしております。
そしてそんな辛い冬を超えた後、すこしでも速くなるためには、一夜漬けではどうにもなりません。このつらい時期でも日々の努力をコツコツと積み上げていく、それしかありません。
ということで今回は、ものすごく寒い日のライド、ウェアと休憩のポイントを考える、そんなお話でした。
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