改良ロードバイクはどこが軽い? 各パーツの重量をバラで考えてみる
rect826-5

最近ではスペシャのAETHOSはディスクで5.9kgめちゃくちゃ軽いです。
当然カタログスペックはペダル、ボトルケージ、サイコン、ライト、ベル等が含まれませんので、実際に乗るためには、もうすこし重たくはなりますが、それでも超軽量です。

最近ではやはりと言えばやはりですが、ディスクでも軽量のモデルが多く見られる様になってきました。

ではそんな軽量のロードバイクですが、どこが軽くて、どこで差が出るのか、ということで、軽量ロードバイクはどこが軽い? 各パーツをバラバラに考えてみる、そんなお話です。



▶メインコンポ
一覧です。
まずはULTEGRAから
ULTEGRA重量

続いてDURA-ACEです。
DURA-ACE重量

※ジャンクションA/B、Eケーブル(6本)1台分は実測値です。
※ブレーキケーブル(リムブレーキ)、ブレーキホース・ナット・オリーブ・オイル等(油圧ブレーキは、シフトケーブル(機械式)は車両から外したものを実測値として入れました。
しかし当然フレームサイズ、組み方等でも重量に差が出ることがあります

ULTEGRA、DURA-ACEともに最軽量はDi2のリムブレーキモデルです。

油圧は重いというイメージがありますが、コンポ単体で見ると、Di2であればULTEGRAでも200g以下の差です。
これが機械式ともなると少々差は大きくなり、300g前後となります。

ということからも油圧で重量が気になる場合は、やはりDi2で組んだほうが油圧システムによる重量増は抑えられるということです。(そもそも最近のハイエンドモデルはDi2専用フレームの場合もあります。)

※実車との差ですが、チェーンは未カット重量となりますので、実際はもう少し軽いと思われます。

▶その他のパーツ類の重量
①一体型ハンドル 

・DEDA ALANERA 350g (110×420mm)
・VISION METRON 5D ACR 363 g (110×W420mm)
・SPECIALIZED『ALPINIST SL COCKPIT  255 g (110×W420mm)
・Bontrager XXX 242g (110×W420mm)
一体型で250g前後は、下手したら軽量ハンドル+ステム以上に軽いです。
スペシャが軽いのは各所でも有名ですが、それ以上の軽さのBONTRAGER、軽すぎです。

②ヘッドセット
FSA ACR 1.5 92g
最近では自社独自のものが多すぎてしまうので、とりあえず内装のいちばん有名な規格、ACRの重量です。

③サドル
S-WORKS ROMIN EVO CARBON SADDLE 143mm 134g
ボントレガー Verse Pro 145mm 186g
フィジーク ANTARES VERSUS EVO 00 139mm 147g
セライタリア SLR C59 61g
概ね140ぐらいが良いところかと思います。一番下の61gはパッド無しの超軽量モデルです。

④シートポスト
フレーム専用品の場合、130g代から200g前後が多いようです。
しかしこればかりは元の重量(長さ)もさることながら、実際にはカットしてしまっても重量は変わりますので、今回はざっくりとで計算に入れておきます。

▶ホイール・タイヤ重量
・ロヴァール・アルピニスト CLX 1248g 33mm
・Bontrager Aeolus RSL 37 TLR 1325g 37mm
・BORA WTO 33 DB 1485g 33mm
・コスミック SLR45ディスク 1470g 45mm
※すべてディスクホイール

・SPECIALIZED TURBO COTTON TIRE 240g 26c(CL)
・Vittoria CorsaSpeed TLR 250g 25c
・IRC Formula Pro S-Light 230g 25c
・Hutchinson Fusion5 ギャラクティック TLR 220g 25c

チューブレスレディリムのホイール重量として、1300~1400gぐらいのものであれば十分に軽量ホイールに入ると思われます。それでもライトウエイトやかなり”キテる”ホイールもありますが、ごく一部なので今回は。。。
チューブラーであればもっと軽量も狙えますが、最近はTLRに押されている感じもありますので、、、ディスクホイールでもかなり軽量のモデルも増えてきました。

そしてタイヤ、
軽量のチューブレスであれば250g以下、シーラント30mm、リムテープ、バルブを入れて1本あたり300g前後で考えます。
軽量のクリンチャーでも220gぐらいのものであれば、R-Airを入れても75gぐらいですので、やはり300gちょっとぐらいと思われます。
ということで、ホイール・タイヤで1300g+600g、おおよそ1900gとなります。

▶計算してみる
油圧コンポ:DURA-ACE Di2 2369g
一体型ハンドル:METRON 5D 363g
ヘッドセット:FSA ACR1.5 92g
サドル:Romin Evo 134g
ホイール・タイヤ:2000g
合計ココまでで4.96kg、おおよそ5kgとなります。

最後にフレームセットが入ります。
フレーム単体の重量が800gとします。かなり軽量です。
フォーク重量は300gとします。
シートポストは専用品で200gだとして、合計+1300gとなります。
これで6.3kgです。

冒頭にちらっと出てきた超軽量油圧バイク、DURA-ACEで5.9gというスペシャのAETHOSがあります。
油圧コンポ:DURA-ACE Di2 2369g
一体型ハンドル:SPECIALIZED ALPINIST SL COCKPIT  255 g
ヘッドセット:FSA ACR1.5 92g??
サドル:Power arc 141g
ホイール・タイヤ:1248g
+SPECIALIZED TURBO COTTON TIRE 240g 26c
+軽量チューブで1900g前後
フレーム:575g(54サイズ)
フォーク重量:??
シートポスト:Alpinist 150g前後
バーテープ:50g前後
スルーアクスル:140g
ココまでで、フォーク重量が不明ですが、5672gです。
フレームの重量に小物(ボルト等)類が含まれているかどうかが不明ですが、フォークを200g前後であれば5.9kgとなると考えらます。

今回さらっと出ましたが
・クイック 127g DURA-ACE (スルーアクスル 140g AX720)
そして完成車重量には含まれない、ペダルもあります。
・ペダル PD-R9100 228g
これは走る上で必要になりますし、ボトルケージ等も必要となります。



▶まとめ
こうしてみてみると、もはやディスクブレーキのロードバイクは重い、とは言い難いと考えられます。
というのも、単純にコンポだけの重量差はというと、DURA-ACEのDi2で150gです。
フレームセットの重量もディスクフレームでもAETHOSまではいかなくとも、800gちょっとぐらいのかなり軽量のモデルもチラホラと出てきているようです。

しかしです。

これはかなりのハイエンドモデルのお話です。
現在のミドルグレードはやはり少々重いものが多いようです。
ULTEGRAの機械式油圧であれば、コンポのみで300g位重たくなります。これが105グレードになると、、、実はコンポではそこまでリムと油圧で大きな差は出ません。
105
このようにULTEGRAの機械式と比べても200gぐらいしか差がありません。
ということは105グレードぐらいの完成車のどこが重いのかと言うと、、、フレームセット、ホイール周りやその他のパーツが少しずつ重たくなっての、重量増と考えられます。

ということで、軽量ロードバイクはどこが軽い? というのを各パーツでバラバラに考えてみると、
・超軽量バイクはフレームセットがかなり軽い、
・重いと言われる油圧ディスクもかなり軽いものも出てきている、
・ハイエンドグレードに至ってはほとんど重量差は無いところまで進化している、
・超軽量バイクの各パーツは細かい軽量化の積み重ねで成り立っている
ということでした。



ということで、例えば油圧ロードバイクを軽くしたい、と言う場合は、コンポをたとえば105からアルテグラに変えるよりも、ホイールを軽いものに変える、これは実際にかなり効果があると思われます。というのもミドルグレードやエントリーグレードのディスクホイールは重量が重いものが多いです。
しかしです。
ディスクの超軽量ホイールはリムがリムブレーキのものよりも繊細な取り扱いをしなければならないものもあります。
とこんなことを書き始めるとまた一記事分ぐらいのボリュームになってしまいますので、またの機会に・・・m(_ _)m

++++++++++++++++++++++++++++
当ブログの運営費用の一部はアフィリエイト広告費用より補わせていただいております。

Wiggleをご利用の際はこちらからポチッとご購入いただけると当ブログ運営費用に補填させていただくことができます。。


Chain Reaction Cyclesはこちらからお願い致します。


+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。
当店の特徴・詳細ははこちらから