パワーメーターの故障!? 不具合の原因を探り対処してみた
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パワーメーター、それはポンとつけても速く走れるようになったり、ギアが一枚分とか軽くなるわけではありません。しかしトレーニング機材としてはあれば絶対に便利なものです。

そんな便利な機材も、精度であったり、正確性が乏しいと残念な結果になってしまうことがあります。

ということで今回は、パイオニアのパワーメーターユーザー必読!! パワーメーターの故障!? 不具合の原因を探り対処してみた、そんなお話です。



▶パワメの不調
最近ふとサイコンを見るとパワーが0Wになっているとき(サイコン表示ではケイデンスも0rpm)がちょくちょくあり、少し気になってました。
例えばシフトチェンジとか、平地であれば一瞬 力を抜いた瞬間であったり、サイコンのタイムラグなんかも考えられます。しかしおそらくそれが原因では無いぐらいのパワー0W問題デス。



過去にもこの様なパワー0W問題がありましたが、それとも違う感じです。

というのも、その時々しばらくの間パワーが0Wになる症状は最近気になり始めたもので、以前はそのような症状がありませんでした。
またそれはヒルクライム中でも普通に起きていました。

データで見てみます。
そこまで頻回ではありませんが、
不動峠の練習のときです。
Inked0pawa_LI
ヒルクライム中に休んでいる、足を止めることは基本的にありませんので、明らかに何らかの不具合です。

昨日の鹿野山練習、秋元の上りです。
Inkedaki1_LI
こちらも同じく沈黙しております。
この上りも特に平地の区間とかでもなく、普通の上りの区間です。
(こちらストラバのデータですが、ストラバ上ではケイデンスは0になってはいないようでした。)

ということ時間にして3~5秒ぐらいの間パワーが0Wになってしまう現象が、だいたい10~15分ぐらいの上りで1~2回はおこっているようです。
平地では実際に脚を止めたりもするので分かりづらいですが、上りであれば足を止めることはありませんので、わかりやすいです。

▶パイオニアの公式ページ
購入履歴を見ると、もうかれこれ2年半以上、その距離30,000km以上は使っていたようです。
ですので”もうそろそろ寿命なのか”とも考えたくはありませんが、考えられなくもありません。
しかも記憶にある中ではノントラブルでした。それが本当にすごいと思います。
とは言っても、もう少し頑張ってほしいというのが本音です。

御老体に鞭打って働いてもらうべく、公式ページを確認です。


こちらのページの
”故障かなと思ったら(30項目)”というところです。
気になる項目は2つです。

Q.左センサーの動作が不安定な場合があるのですが?
ped2
https://faq.jpn.pioneer/ja/support/faq_list.html?category=1080 ページより
2.5V程度まで電圧が・・・というチェックって。。。

Q.左側センサーの計測が途切れることがあるのですが?
pda
https://faq.jpn.pioneer/ja/support/faq_list.html?category=1080 ページより

どちらも左側センサーの不調の項目です。
症状的には動作が不安定、計測が途切れているのかもしれない、ということでドンピシャだと思われました。。

解決方法はどちらも同じです。

pea3
https://faq.jpn.pioneer/ja/support/faq_list.html?category=1080 ページより

汚れのせいでの接触不良があるということです。
実際に見てみます。

P
ものすごく見ずらいですが、たしかに端子が白い汚れが付着しています。
ちょっとだけホッとしました。
というのも直る可能性があるからです。

公式のマニュアル通りに綿棒で拭ってみます。
DSC_5068
最後に極少量、接点用潤滑剤を塗っておきました。

ppp
白い汚れはきれいになりました。

これで直っている、、、はずです。
直っているといいなぁ。という希望です。

実際に走ってみます。



・・

・・・

キマシタ━━━(゚∀゚)━━━ッッ!!ワイッ!!

完璧です。
というか0W問題どころのお話ではありません。

もう明らかにパワー値の表示が早く、安定して出ています。
そう言われてみれば、最初の頃はこのぐらい安定した表示が出ていたような気がしてきました。くらべて最近表示も遅れが出ていたのかもしれませんが、おそらくちょっとずつ具合いが悪くなっていたので、その不調に気が付きづらかったのかもしれません。



▶まとめ
ともあれ今回は端子の掃除で調子を取り戻せたのでホッと一安心です。
ということなんですが、不調を改善してからのパワーの出方とかを見たら、おそらくですがパワーいつの間にか少々低めに出ていた可能性があると思われます。0W等が発生すると、明らかにAveが低く出ます。
またサイコンのパワー値の表示は明らかにきれいに出るようになったということは、完全な0Wにならなくても、短く途切れたりしていた可能性が高いと考えられます。ひょっとしたらひょっとして最近パワーは多少低めに出ていただけで、、、だったら良いなぁという願望は大きく持っていますが、多分そんなに変わらないはずです(笑)

しかし、コレ実は、、、上の公式の回答内に書いてあるわけです。
電池端子を電池交換時などに定期的にクリーニングすることを推奨いたします。
ってこれを見たら次からはやろうと思いますが、普通に知らない場合が多いと思いますが。。。

つまりパイオニアのパワーメーターを使用している場合は、左側の電池交換の際は必ず端子をきれいにしておく。ということが良いかと思います。

ということで今回はパワーメーター故障!?  不具合の原因を探り対処してみる、そんなお話でした。



おまけ

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