ちょっとお高いベスト(ジレ)が最高すぎた。値段の差は如何に?
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昨年ぐらいからもう完全にサイクリングのマストアイテムとなったもの、それがベスト(ジレ)です。
ベスト、ジレ、あまりチョッキと言う場合はないと思いますが、どの呼び方もほぼほぼ同じものということです。ジレなんていうとちょっとおしゃれな感じがしますが、個人的にはベストが一番馴染みのある言葉だと思います。

というのはどうでもいいことですが、ベストは真夏以外の時期に使える便利アイテムです。
真冬の寒い時期だけではなくて、春秋の様に朝が寒くて昼間はポカポカと言うような一日の中で寒暖差が大きい時期、またヒルクライムのダウンヒルの際等かなり重宝します。

そんな便利アイテムのベストですが、サイクルウェア同様にものすごく値段に開きがあります。
安いものでは2,000円ぐらい~上を見れば1万円を超えるものまで、、、一体何が違うのでしょうか。

ということで今回はちょっとお高いベスト(ジレ)が最高すぎた。値段の差は如何に?、そんなお話です。



今回、比べてみた2つはこちらです。
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左: SpiukのPROFIT AERO ULTRALIGHT VEST 10,800円
右:Amazonで一番安かったロードバイク用のベスト 購入当時2,000円でした。

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お値段の差は驚異の5倍です。

まずベストを今までは全然使っていなかったのですが、昨年試しに導入してみました、
使い勝手がどんなものなのか全然不明だったため、とりあえず安いのを買ってみようと考えたわけです。
実際に使ってみると、ものすごく良いものだと感じ、今回少しお高いのもを買ってみたということです。

ではこちら双方、お値段の差はすごいですが、では何がそんなに違うのか、というところを見てみようと思います。


①フィット感が全然違う
ロードバイクの最大の天敵は空気であり、風です。
ピタリとしたフィットしたエアロ系のウェアを着て走る効果は、下手したらフォームについでの、ホイール等と同様ぐらいの効果があるぐらいと言われています。
つまりウェアのバタつきは最大の天敵です。

ワタクシの場合は細身もやし体型なので、ボディ部分が細く小さく、少しでも太い設計だとダボダボになりやすいわけです。
そんなもやし体型はウェア選びでは結構苦労することが多く、少しでも大きいとバタついてしまいしまいます。

ということで身長は176cmぐらいですが、ベストはSサイズを選んでおります。
こちらAmazonで2000円のものです。
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やはりSサイズでもなんというかルーズフィット感が出てしまいます。

でこちら今回購入してみた、ちょっとお高いSpiukのベストです。
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もう全然違いました。
違いすぎました。。。

Spuikも全くバタつかないわけではありませんが、比べ物にならないぐらいのフィット感です。
走ってみても一目瞭然、確実なぐらいの差でした。


②伸縮性
これも圧倒的に全然違いました。
前面やメインの布地となるの防風性のある素材、いわゆるウインドブレーカーでよく使われているような昔であればシャカパンと言ったようなシャカシャカする布地です。
防風性に優れるのが非常に良いところですが、難点としては伸びない、蒸れるというところかと思います。
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※左:Spiuk 

安価な方のベスト(右側)の素材はまさにあのシャカシャカ素材で伸縮性がほぼありません。
左がSpiukですが、これだけスケスケなぐらい薄くても防風性はバッチリです。
そして驚いたことに、これだけ薄い防風性もさることながら、布地自体に伸縮性があり伸び縮みします。

いわゆるシャカシャカ素材は布地に伸縮性がないので、裾の部分はゴムを入れて伸び縮みができるようにしています。
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ベスト全面で複数の種類の布地を使っていると思われますが、伸縮性のない布地はほぼ使われていないようです。
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伸縮性のある布地を使うことで、細身に作ることができ、結果的にピタリと体にフィットさせることができる秘訣なのかと思われます。

③内側の生地が滑りにくい
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左:Spiuk

ズレにくいというのも、右側のベストは裾部分の裏側にグリッパーです。
比べてSpiukのベストは裏地全体がしっとして滑りづらくなっています。
これの働きで風でずり上がったり、バタつきの防止にもなります

それでかつ、脱ぎ着も伸縮性があり犠牲になっていません。


④その他
✓軽量・コンパクト
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左:Spiuk

重量もさることながら、折りたたんだ際にかなりコンパクトになります。
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画像ではお伝えしづらいですが、折りたたんだ際の質量では2:3ぐらいイメージです。

✓撥水性
これはまだSpiukが新しいの有利というところもあります。
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左:Spiuk
それにしてもこの差です。




▶まとめ
個人的にベスト(ジレ)はものすごく重宝しているアイテムです。
寒いときはサッと羽織れば、体幹を冷えから守ってくれますし、ちょっと暑くなればバックポケットにサッとしまえるぐらいのサイズ感です。

もう少しワタクシの体型ががっしりすればいのですが、どうしてももやし体型にはピタリとしたベストがなかなか選びづらいものです。

ワタクシは今回ちょっと高いベストを買ってみましたが、これはお値段なりにお金がかかっているところがあると感じました。
何が良いって、あのウインドブレーカー的な布地が伸びるってすごいと思います。
そしてアレだけ薄いのに水を弾き、風も通さず温かくフィット感もよい、と言うことです。

しかしAmazonの2,000円のベストがだめなのか、と言うと決してそういうわけではありません。冬用ジャケットの上に来たりする分にはある程度ゆとりがないと厳しいですし、多少余裕があるように着たい場合等普通に使えます。というか今まで大活躍してきました。
むしろメーカー品が1万円前後するのに比べて2,000円って、、、安すぎます。
しかし布地や縫製等をみてみると明らかに差があるのは、お値段を考えれば致し方がないことかと思います。

ということで今回はちょっとお高いベスト(ジレ)が最高すぎた。値段の差は如何に?というお話でした。


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