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取り外したリアディレイラーをピカピカにする具体的な掃除方法です。
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何でもかんでもどこかしらでも、タダバラせば良いということではありません。
バラさなくてもきれいにすることはできます。

お店だからと言ってめちゃくちゃ難しい作業ばかりをやっているわけではありません。
基本の基の的な作業で、とても大切な作業、それが掃除でありクリーニングです。

ご自身でも外してきれいにしたい時のご参考までに、今回は比較的そこまで難しい作業ではなく、取り外したリアディレイラーを徹底的にきれいにしてみようと思います。

ということで今回のモデルはこちらです。
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ティアグラのリアディレイラーです。
こうしてみてみるとそこまで汚れてなさそうにも見えますが、各所を細かく見てみます。

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ガイドプーリーです。
上の画像で見えている側は車体側、つまり内側です。
内側は見えづらく普段の掃除の手が行き届きづらい箇所でもあります。
取り外すと汚れが見やすいですが、車体に組みついている状態だと分かりづらいものです。

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テンションプーリーも同様にかなりよごれが詰まっています。
この汚れはチェーンオイルと砂や泥、摩耗した金属などが混ざったものです。

このままディグリーザーをぶっかけることはせずに、というのは以前のお話でもありましたが、まずはこの汚れを物理的に除去します。
そんなときに役に立つのは100均の精密ではない(笑)精密ドライバーです。必要十分な働きをしてくれます。
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こそぎ落としていきます。
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この汚れ玉、絶対にそこら辺に落とさないようにしてください。
室内で踏んで歩いたりしたら、それこそ家中大惨事になります。

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ぐるりと一周きれいにしました。
こそぎ取っただけでも全然良くなります。

同様にガイドプーリーもこそぎ落とします。
ビフォー
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アフターです。
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このぐらい落ちていれば良いです。

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反対側も行い、汚れのダマを落としておきます。

一通り固まりを落としたところで、ディグリーザーを塗っていきます。
今回はワコーズのパーツディグリーザーを使用しました。
ワコーズのチェーンクリーナーを使う場合は、様々な方向からぶっかけてあげれば良いです。
速乾性のパーツクリーナーは大量に使わないと汚れを押し込むことになりますし、浸透力が強すぎますので、今回は使用しないほうが良いです。

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画像後方の刷毛で隅々まで塗っていきます。

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内側のバネの部分も汚れが溜まりやすいポイントです。
様々な角度に回転させて、いろいろな方向からアプローチしてディグリーザーを塗っていきます。

ディレイラー内部は様々なブラシを駆使してきれいにしていきます。
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刷毛、極細ブラシは100均ですがかなり役に立ちます。
何より汚くなってきたら惜しみなく捨てれる価格のところが良いです。

ディグリーザーで一通り湿ったら、このままブラッシングです。
ブラッシングは汚れが少々ハネます。
新聞紙等を広めに引いておくと良いと思います。

※この辺から汚れが酷く画像が減りますm(_ _)m

思う存分様々な道具を用いてブラッシングをしたら、水で良く流します。
遠慮なんて一切せずに、しっかりと水でじゃぶじゃぶ流します。ディレイラーは濡れても壊れません。濡れて壊れるならば雨の日走ったら壊れてしまいますが、そんな事はありませんのでご安心ください。。
この際に残りの汚れもスッキリさせるために、中性洗剤を用いて仕上げの洗浄を行います。これがかなり重要です。いわゆる最後のシャンプーのようなイメージです。
この流す工程ができない場合、フォーミングマルチクリーナーで泡まみれにする、という方法もありますが、大量に使うことになるので、やはり水で流すのがコスパが良いです。

よく水で流したら、水分をよく取ります。
水分の拭き取りはマイクロファイバークロスが圧倒的におすすめです。

お店ではエアコンプレッサーがありますので風の力で隅々まで水分を飛ばして、更に徹底的に拭き上げます。水分は残しておくと、悪いだけで良いことがありません。ない場合はフロアポンプ等でも風で水分を飛ばせます。

そして最終的には水分が多少残っていても潤滑防錆の効果のある水置換性のあるラスペネ・マリンルブリカントのようなケミカルを使用します。全体的に吹きかけるようにします。
この処理をしないと、残った水分によりサビが発生してしまたり、良いことはありませんので必ず注油をします。

きれいになりました。
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素手で触っても汚れた油は一切付くことがありません。
きれいになりました。
ケミカルと使い安い道具を使うこと、これはクリーニングにものすごい効果があることです。

今回使用したものはこちらです。

チェーンクリーナーとフォーミングマルチクリーナのセットはこちらから。


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