Bollé B-ROCK PRO PHANTOM
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ロードバイクのアイウェアと言えば、
①目の保護
・強い日差しや紫外線
・大気中のホコリや砂塵のゴミ等、飛散物から目を守る
・風などによる目の乾燥
②視界確保
強い日差しや、光の乱反射を抑えて視界を良くする
主にはこれらの役割があります。

特に高い山のヒルクライムや海辺の道等、ものすごく眩しい状況ではサングラスがないと目を開けづらいようなときもあります。またロードバイクは屋外のスポーツで常に紫外線にさらされますし、常に移動をしていれば風の影響もありときには虫等が顔に当たることもあります。
簡単に書くと、物理的に目を守り保護する役割と、視界を確保するためのアイウェアということです。

つまりアイウェアはロードバイクではほぼ必須の装備と言っても過言ではないと思います。
そんなロードバイクの必須アイテムのアイウェア、Bolléのお話です。

▶6th Sense
今まで使用していたアイウェアはこちらです。
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Bolléの旧モデル 6th Senseです。
このデザインが、、、ものすごく好きなのです。(*´艸`*)
Bolléの特徴といえば脱着可能なサイドのエアロシールドです。
これにより風の巻き込みを低減させるというものです。

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レンズの色の濃さも若干、目が透ける程度で程よいです。
あまり色の濃いレンズ(可視光線透過率:0%は真っ暗 100%が裸眼です。)、可視光線透過率が低いものは眩しさを遮るには良いのですが、日陰やトンネルなどに入ると致命的に見えなくなって怖いです。(特にトンネル内の路面の穴とか。。。)
この濃さであればトンネル内もこのままで問題ないレベルでした。

そんなに新しいモデルではなかったわけですが、初めてかけたとき掛け心地ももちろんのこと、その視界の広さ、見えやすさもよくかなり気に入っていました。

お気に入りのアイウェアですが使用期間は1年と2か月、ロードバイクに乗る際は必ず使っておりました。
遠征の際はケースに入れるなんてこともなく、ひっくり返したヘルメットに突っ込んでいます(笑)汚れたときは水洗い、もしくは中性洗剤で洗ったりもします。つまりそこまで丁寧に扱っているわけではなく、アイウェアにとっては少々過酷な使用状況だった可能性も、、、ということです。

▶6th Senseの経過
でそんな使い方で1年以上使ったら、どのようになったかというと、、、
テンプル部
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汚れ・黄ばみ等の変色等は一切なくへたりも確認できません。

ノーズパッド
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同じくきれいです。

レンズです。
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きわめてきれいです。

しいて言うならばこちら
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レンズの下部と、

フレームの上部
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爆風の日にヘルメットにさしていたら、強風で5mぐらい飛ばされたときについた傷です。
傷と言えばこれぐらいです。
Bolléのアイウェア、耐久性も素晴らしいです。

ですのでぜひとも次もアイウェアはBolléで、と決めておりました。

▶Bollé B-ROCK PRO PHANTOM
そして今回購入したものはこちら。
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同じくBolléです。
こちらはB-ROCK PRO PHANTOMというモデルです。

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その一番の特徴は調光レンズ仕様です。

他のモデルですがファントムレンズの変化です。

PHANTOMは、PHANTOMレンズはEssilor Sun Solution社と共同開発したNXT素材レンズです。 NXTは他のレンズ素材よりも高い透明性、軽量性、耐衝撃性、耐薬品性、そして99.9%のUVカット機能性等多くの機能が満載されています。
そんなNXTレンズにbolle独自の技術を施し、よりクリアな視界+すべての明るさに対応した調光機能+景色をより鮮明に見せるハイコンストラストフィルター、スポーツシーンで必要なの3要素を加えたのがPHANTOMレンズとなります。

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https://e-ftb.co.jp/item/1877/ より

可視光線率(透過?)が変わるというものです。
詳しくはよくわかりませんが、とにかく明るい場面から暗い場面まで見やすいレンズ、ということらしいです。

▶新旧比較
各所を比較してみます。
ノーズパッドはほぼ同様で、曲げることで調整ができます。
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テンプルもどちらも曲げることができますが、B-Rockはクッションのような構造があり、これのおかげかB-Rockは非常にずれづらいくフィット感がGOODです。
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サイドのエアロシールドは6th Senseは取り外しができますが、B-Rockは固定で取り外しはできません。
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外すことはありませんし、一度走行中に落としそうになったことがあったので、むしろ外れない方がよいです。

▶新旧比較(レンズ)
レンズを見てみます。
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レンズの濃さです。
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若干6th Senseのほうが濃いぐらいに見えます。
実際の見え方を見てみます。

撮影した日は曇り~雨でした。
6th Senseから。
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こうしてみてみると結構レンズの赤色っぽい主張が強いように見えますが、実際にかけて走るとこの色も全く気になりません。というか非常に見やすく良いレンズだと思っております。

続いてB-ROCK PRO PHANTOMです。
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ほとんど色はありません。

続いて室内です。
6th Sense
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B-ROCK PRO PHANTOM
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そこまで大きな差はないように見えます。

というのはあくまでもカメラのレンズですので実際の見え方を試すためにも実走してまいりました。

▶実走してみた
曇り時々晴れぐらいの天気でした。
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外からの見え方はこのぐらいの差です。

走り始めてすぐに分かりました。
6th Senseのときもかなりよく見えて感動しましたが、それ以上にぶっ飛ぶレベルによく見えます。
というか完全に多少暗いところでも、かけている方が明らかに視界はきれいに見えます。

ワタクシは目がかなり悪く、コンタクトを使用しておりますが歳を重ねて行くごとに、明暗の切り替わりが鈍く、見づらくなっているとしっかりと感じております。
例えばトンネルであったり曇りがちな場面はもちろんのこと、それ以外にも苦手な場面があります。
それが林道等の木々の隙間からの木漏れ陽?直射日光?です。暗い日陰(暗い)と強い日差し(明るい)が交互に来るような場面です。更にウェット路面(水たまり)とか極悪レベルです。どんなにスピードをゆっくり走ったとしても路面の状況は非常に見えづらく、不意なギャップや荒れ、陥没等が非常に怖い思いをすることが多々あります。

ですがこのレンズ、そんなときでも見え方が極めてクリアでびっくりしました。
そして特に良かったのは、実際にダウンヒルも走ってみて路面の状態が見やすいというのがこんなに安心感が違うのかと思いました。
基本的にはダウンヒルでブンブン飛ばすわけではありませんが、ほんの一瞬、少しでも早く見える・確認ができるというのは早く、確実に安全に走れると感じました。

ワタクシ自身安価なアイウェアも使っていましたし、Bolléも2本目を使ってみての率直な感想です。
アイウェアは実際に価格差がかなりあります。
おそらく物理的に飛んできたものから目を守るという性能では、差はそこまでないと思います。
しかしです。各パーツ類の耐久性やフィット感もさることながら、何よりもレンズの見やすさ、視界の鮮明さというところに価格差が強く出てくるところではないかと思いました。
特に路面状況等、瞬間的に確認を余儀なくされる場面ではコンマ1秒でも早く見て早い判断が必要な場合もあります。

個人的な感想ですが、Bollé B-ROCK PRO PHANTOMは24,000円ぐらいですが、安全性の向上を考えれば、そのコストに見合う価値は全然あるとしっかりと感じました。
ものすごく気に入っております。

こちらのモデルだけではなくても、走行中の視界に不満がある場合は、アイウェアを適切なものに変えてみると視界が改善できたり、安全性が向上できるかもしれません。
ということで今回はBollé B-ROCK PRO PHANTOMが見やすすぎてぶっ飛んだ、そんなお話でした。

当店でもお取り寄せ可能でございます。
お気軽にお問い合わせください。
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