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日常的に使い続けるメンテナンス製品、それはポンプです。
ポンプはただ空気を入れるだけですが、その空気をいれるという単純な作業であるがゆえ、できるだけ使いやすい製品を使いたいものです。

今回も更新に更新を重ねて、お店でも使用を始めてから2年が経過したところです。お店での使用となると一般的な家庭での使用回数とは比べ物にならないほど、使用されています。
それでも現在も元気に働き続けてくれている、LEZYNE ポンプヘッド ABS-1 PROです。
更に使用を重ねても、問題の耐久性も含めてのご紹介をさせていただこうと思います。

過去のポンプヘッドのお話はこちらから。

こちらのポンプヘッドも非常に使いやすくて良かったのですが、おそらく差し込むときはねじ切り、抜く時は引っこ抜くという構造上、ねじ切りに部分(+Oリング)の摩耗によってしっかりと嵌合することができなくて、エア漏れからの寿命を迎えたと思しきことです。

▶LEZYNE ABS-1 PRO
そこでこちらです。
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LEZYNEのポンプヘッドです。

公式動画です。

こちらもねじ切り式で、バシュッ!となりづらい構造です。
ものすごく良い製品です。

でこのLEZYNEのABS-1 PROには2種類があるようです。
①HV(ハイボリューム)MTB用:オレンジ
②HP(ハイプレッシャー)ロード用:赤
ということなんですが、今回購入したのはHVハイボリュームのMTB向けです。

というのもアマゾンのレビューによると、
ロード用のHPはホース外径が8.5mm
MTB用のHVはホース外径10mm
で合うようなのですが、詳細は不明です。

しかしおそらくLEZYNEの想定はあくまでも既存のLEZYNE製のポンプへの交換であって、他社製ポンプへの組み込みのことはあまり考えられていないのではないかとも考えられます。
(製品ページの取付ホースの種類についての記載が無いので。。。)
ですのであくまでもLEZYNEの製品での交換以外は自己責任であるかと考えられます。

▶ポンプに組み込む
ということなのですが、現在ワタクシが使用しているポンプのホース外径は2種類とも10mmでした。ですので今回はHVを購入したということです。

しかしです。
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ホースに突っ込む側、、、なんか太いです。。。

入りません。。。(´;ω;`)Futosugiruzeeeee!

ということでホースを削りました。
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あとは少量のシリコングリスを塗り、力でねじ込みます。

少しの工夫とパワーで付きました(笑)
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▶使用感
実際に使ってみるとよいです。
通常のポンプと違いコアのネジ穴を利用したねじ切り式なので、取り付けるときは先端を回しバルブにねじ込みます。
そしてポンピングが終わったら、エアバルブのリリースボタンでホース内のエアを抜いて、またねじを外すようにくるくる回して外します。
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リリースボタンが付いているので、抜くときにバシュッとならないのです。

でこのポンプヘッド使ってみるとわかりますが、大きな特徴があります。
ネジ山はバルブのコアのネジ穴しか利用しないです。

ということは、、、
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かかりがかなり浅いです。

どのぐらいか見てみます。
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一番深くねじ込んだ状態で、テープを巻いてみました。

外してみます。
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やはり浅いです。

これならは厳選したポンプヘッドしか使用を許さない、超絶短いバルブでもエアをいれやすいと思います。
カンパの純正のチューブレスバルブ、レーゼロコンペの純正とかかなりギリギリな長さですが、それも問題なく使用できます。

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HYPERの純正バルブは長さでも問題ありません。

限界はというと、、、
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このどう考えても普通のポンプヘッドでは無理だろうというバルブの出代でも、問題なく空気入れられます。
かなり優秀です。


▶注意点
しかしネジ山を利用する構造上のデメリットもあります。
こちらです。
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やはりっ!(笑)

これは弱点ではありますがバルブコアが外れる場合、しっかりといれて締め込んでおかないとコアが抜けます。
これ、チューブレスだったらおそらく、、、シーラント吹き出して大惨事です(´;ω;`)

ということでこのタイプのポンプヘッドを使う場合は、しっかりとバルブコアが締まっていることを確認してからのほうがよいと思います。

注)しっかりとコアが締まっていてば外れてしまうことは起きていません。コアの締りがゆるい場合のみです。


▶2年使用してみて・・・
お店でも使用しているものですので、一般的なユーザーの使用頻度よりも遥かに多い回数を使用しておりますが全くと問題がありません。
やはり構造的に考えても、非常によくできていると思われます。
エアを入れ始めれば漏れることも一切なく、抜くときにも変にバルブに負担をかけることもありません。

またチューブレスはシーラントが意外と曲者で、バシュッ!と抜く系のポンプヘッドの場合、バルブ付近に付着したシーラントが悪さをしてしまう場合もあります。
多少ポンプヘッドにシーラントが付いてしまうこともありますが、それでもまだまだ問題なく使えています。

チューブレスはある意味バルブが肝、というぐらいバルブは重要な部分ですが、通常のインナーチューブのバルブよりもシーラントが付着することもあり少々過酷な状況です。
通常のレバー式のポンプヘッドの場合、レバー操作でバルブコア先端を曲げてしまったり、チューブレスの場合は根本のゴムを痛めてしまったりする場合もあります。
しかしこのネジ式であれば、バルブへの負担がレバー式よりもかなり少なく使用ができます。
これらを考慮しても、使い勝手はもちろんのこと少しでもバルブに優しく、ということを考えても非常に良いと思われます。

また最近では時々目にする問題、それはTPUチューブのバルブ部の太さが製品ごとに差がある、ということです。これも様々なTPUチューブで使用していますが、今のところ問題がでたTPUチューブはありません。どれも問題なく空気を入れられています。
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少々接着剤がはみ出し気味のTPUチューブのバルブも問題なく使用できます。


前述のようにLEZYNEのポンプでない場合は取り付けが、少々難しかったりはすることがあると思いますが、それでも取り付けさえできてしまえばかなりの使い勝手の良さ、そして超寿命かと思われます。
LEZYNEのポンプヘッド、今日も明日もお店で活躍中です。

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