新型DURA-ACE R9200 の情報からみることができること
Bikerider.comの情報です。
更には動画もあります。
記事や動画をみてしまうと先入観が生まれてしまいますので、これらの画像からわかることを箇条書きスタイルですが、(ワタクシなりの勝手な想像をふんだんに織り交ぜて)並べてみようと思います。
今回おそらく新型のプロトタイプか、新型化は謎ですがロゴは隠されていますが、実戦投入されてきたのはDi2(電動)の油圧ディスク用です。
▶ワイヤレスに関して
Di2のリアディレイラーは形状的には若干シャープになったように見えます。リアディレイラー、フロントディレイラー双方にはディレイラー本体のモーター部+が小型化したように見え、エレクトリックケーブルが刺さっています。
ということからもスラムのような完全に無線のコンポとはなっていないようです。
一部の事前情報のようにセミワイヤレス、もしくはワイヤレスはお預けかもしれません。(特許の件のもあるのでセミワイヤレス濃厚??)
そもそもリアの油圧ホースの存在を消すことはできないことからも、変速系統のワイヤレス化のメリットはそこまで大きくないのかもしれません。
▶変速機関連
リアディレイラーはやはりシングルテンション、フロントディレイラーに関してはトグル機構双方継続です。
リアのケージはほぼGS(ロング)ぐらいのイメージです。
現在ではリア側でもかなり大きいギアを使うことはよくあることで、28~32(34T)ぐらいがスタンダードのような気もします。R9100ではリア30Tまでしか対応していなく、32T以上を使う場合は非公式となる調整で使ったり、ULTEGRAのGSを用いたりしていた場合があるようでした。
ということからもGSのロングケージ化の流れがきているのかもしれません。
細かいところからすると、テンションプーリーの歯先の形状が変わっています。この形状は従来のロード用プーリーの駒形状から変わり、MTBのプーリーの形状に近いものです。
シマノのロード用は一貫してプーリーを大きくしない硬派なイメージ持続中です(笑)ゼッタイヤラヌゾ!!
リア段数は画像からも12速ということは確認できます。これだけ競合他社が12速となった今、シマノだけ12速がないということはないと思います。
MTBのように11速と12速が混在する可能性は0ではないと思いますが、コスト的な面では難易度は高めかと思われます。特に機械式変速は。。。比べてDi2に関しては11速だろうが、12速だろうが、設定を入れればそこまで大変なことでは無いはずです。これはDi2の構成的な利点でもあります。
トップは10Tではなく11Tと思われます。
トップ10Tにすることは互換性等の問題から構造的に少々大変なところがあるように思えます。ですので、無理にトップ10Tにはしなかったとも考えられます。
12速化のメリット・デメリットよりも大きな問題はというと、フリーボディがどうなるのか、ということです。しかし画像からでは、、、全然わかりませんでした。
▶クランク
クランクはパワーメーター付き、4アーム、チェーンリングは変更が見られます。
R9100までのアウターチェーンリングはホローグライド(中空構造)となっていますが、今回の画像からはクランクアームとの結合部以外のチェーンリング部は従来よりもかなり薄く板のようにみえかなりの変更かと思います。
クランクアームの造形はR9100との互換性を、ギリギリ持たせているようにも見えなくはありません。
パワーメータースペックや性能等については、画像からは残念ながらほぼわかりません。
▶コントロールレバー
コントロールレバーの握る部分は、更に細身にあったように見えます。
そして先端が握りやすいように(?)先端若干内側に入り、少々長くなっているように見えます。
これはブラケットトップを握るようなエアロポジションを取りやすいように変更がなされたのか、それとも油圧関連の内部構造の変更(マスターシリンダー等)の影響からかは不明です。
ブラケット先端部のなめらか形状はエアロ的にも優れると思われます。
この細身から考えるとやはり油圧はコントロールレバー内のポートは2つ、スプリンターとサテライト双方のスイッチの共存はやはり難しいのかもしれません。
最近の乗り方、ハンドル形状の問題からも上ハンは、、、どうなのでしょうか。
▶まとめ
新しい技術、進化を取り入れつつも、旧世代との互換性の問題もあります。
これらをクリアしていくのは本当に大変なことだと思います。
前世代ではクランク交換にフロントディレイラーも一緒に交換する必要がある、というものもありました。これはシマノが意地悪をした、ということではなくフレーム設計の変更にともなう改良の影響でした。こう言った部分はある意味進化のためには致し方がない部分です。
これらの情報は真実100%のものかどうかは不明です。
想像すること、考えることは楽しいことです。
発表はもうすぐかと思いますが、楽しみにまちます。
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Chain Reaction Cyclesはこちらからお願い致します。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
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作業は18:00以降も行います。
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てっつぁん 次は、、、箱ヒルか!?@ff_cycle2021/06/13 15:00:46かなりしっかりと画像が確認できます。
更には動画もあります。
記事や動画をみてしまうと先入観が生まれてしまいますので、これらの画像からわかることを箇条書きスタイルですが、(ワタクシなりの勝手な想像をふんだんに織り交ぜて)並べてみようと思います。
今回おそらく新型のプロトタイプか、新型化は謎ですがロゴは隠されていますが、実戦投入されてきたのはDi2(電動)の油圧ディスク用です。
▶ワイヤレスに関して
Di2のリアディレイラーは形状的には若干シャープになったように見えます。リアディレイラー、フロントディレイラー双方にはディレイラー本体のモーター部+が小型化したように見え、エレクトリックケーブルが刺さっています。
ということからもスラムのような完全に無線のコンポとはなっていないようです。
一部の事前情報のようにセミワイヤレス、もしくはワイヤレスはお預けかもしれません。(特許の件のもあるのでセミワイヤレス濃厚??)
そもそもリアの油圧ホースの存在を消すことはできないことからも、変速系統のワイヤレス化のメリットはそこまで大きくないのかもしれません。
▶変速機関連
リアディレイラーはやはりシングルテンション、フロントディレイラーに関してはトグル機構双方継続です。
リアのケージはほぼGS(ロング)ぐらいのイメージです。
現在ではリア側でもかなり大きいギアを使うことはよくあることで、28~32(34T)ぐらいがスタンダードのような気もします。R9100ではリア30Tまでしか対応していなく、32T以上を使う場合は非公式となる調整で使ったり、ULTEGRAのGSを用いたりしていた場合があるようでした。
ということからもGSのロングケージ化の流れがきているのかもしれません。
細かいところからすると、テンションプーリーの歯先の形状が変わっています。この形状は従来のロード用プーリーの駒形状から変わり、MTBのプーリーの形状に近いものです。
シマノのロード用は一貫してプーリーを大きくしない硬派なイメージ持続中です(笑)ゼッタイヤラヌゾ!!
リア段数は画像からも12速ということは確認できます。これだけ競合他社が12速となった今、シマノだけ12速がないということはないと思います。
MTBのように11速と12速が混在する可能性は0ではないと思いますが、コスト的な面では難易度は高めかと思われます。特に機械式変速は。。。比べてDi2に関しては11速だろうが、12速だろうが、設定を入れればそこまで大変なことでは無いはずです。これはDi2の構成的な利点でもあります。
トップは10Tではなく11Tと思われます。
トップ10Tにすることは互換性等の問題から構造的に少々大変なところがあるように思えます。ですので、無理にトップ10Tにはしなかったとも考えられます。
12速化のメリット・デメリットよりも大きな問題はというと、フリーボディがどうなるのか、ということです。しかし画像からでは、、、全然わかりませんでした。
▶クランク
クランクはパワーメーター付き、4アーム、チェーンリングは変更が見られます。
R9100までのアウターチェーンリングはホローグライド(中空構造)となっていますが、今回の画像からはクランクアームとの結合部以外のチェーンリング部は従来よりもかなり薄く板のようにみえかなりの変更かと思います。
クランクアームの造形はR9100との互換性を、ギリギリ持たせているようにも見えなくはありません。
パワーメータースペックや性能等については、画像からは残念ながらほぼわかりません。
▶コントロールレバー
コントロールレバーの握る部分は、更に細身にあったように見えます。
そして先端が握りやすいように(?)先端若干内側に入り、少々長くなっているように見えます。
これはブラケットトップを握るようなエアロポジションを取りやすいように変更がなされたのか、それとも油圧関連の内部構造の変更(マスターシリンダー等)の影響からかは不明です。
ブラケット先端部のなめらか形状はエアロ的にも優れると思われます。
この細身から考えるとやはり油圧はコントロールレバー内のポートは2つ、スプリンターとサテライト双方のスイッチの共存はやはり難しいのかもしれません。
最近の乗り方、ハンドル形状の問題からも上ハンは、、、どうなのでしょうか。
▶まとめ
新しい技術、進化を取り入れつつも、旧世代との互換性の問題もあります。
これらをクリアしていくのは本当に大変なことだと思います。
前世代ではクランク交換にフロントディレイラーも一緒に交換する必要がある、というものもありました。これはシマノが意地悪をした、ということではなくフレーム設計の変更にともなう改良の影響でした。こう言った部分はある意味進化のためには致し方がない部分です。
これらの情報は真実100%のものかどうかは不明です。
想像すること、考えることは楽しいことです。
発表はもうすぐかと思いますが、楽しみにまちます。
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