ロードバイクで使用するボルトの多くは六角レンチで回すものです。

しかし単純にただ六角ボルト、、、と呼ばれるものではありません。
通常六角ボルトというと、下の画像のように頭が六角のボルトのことです

これは一般車(ママチャリ等)グレードのパーツではありますが、逆にロードバイクではほぼ使われることは有りません。
では六角ボルトでないのであれば、あれは何と言うボルトなのか?このように検索すると出てきます。というのが今回のお話です。
ボルトは錆びてしまったり、なくしてしまったり、場合によっては折ってしまったりした際にボルトの名称がわからないと調べづらいと思います。そんなときに汎用のボルトが使用できるものも中にはあります。
▶六角穴付きボルト
基本的に六角レンチで回すための穴がついているボルトを一般的には”六角穴付きボルト”と呼びます。
ですのでロードバイクで使用されているボルトはほとんどが六角穴付きボルト、ということになります。
①通常タイプ

こちらがいわゆる一般的で普通の”六角穴付きボルト”と呼ばれるボルトです。
しかしあまりこちらも使われることは多くはありません。
ボトルケージボルト、サドルのレールクランプ部等に使われます。
特殊規格等でなければ、入手もそこまで大変ではありません。
できれば重さはありますが、錆びづらいステンレスを選ぶことをおすすめ致します。
②小頭(小頭六角穴付ボルト、六角穴付き小頭ボルト)

読んで字のごとし、通常の六角穴付きボルトに比べて、頭部の大きさが小さいボルトです。
小頭ボルトは頭部が通常のボルトよりも細いですが、似たようなもので低頭というものもあります。低頭は頭部が細いのではなく、薄いものです。(低頭と極低頭があります。)
小頭は通常タイプの六角穴付きボルトよりもよく使われています。
③テーパー(ヘッド)

ロードバイクで一番使われることの多いタイプの六角穴付きボルトのタイプです。
頭部が真っ直ぐではなくテーパー状(先細り)になっています。
ロードバイクではステム、サドル、ボトルケージ、直付FD固定、クランクボルト等各所によく使われるものです。
ロードバイクでは上の小頭タイプと並んで多く使われておりますが、一般的には多い種類のボルトではないようです。
▶六角穴付きボタンボルト

頭部が丸いのが特徴のボタンボルトです。
通常のボルトよりも頭部が薄い広いのが特徴です。
形状的に出っ張りが少なくなります。
頭部の高さが邪魔になる場合、主にボトルケージボルトやマウント類等に使われております。
▶六角穴付き皿ボルト

ドーム型のボタンボルトの反対のようなイメージです。
頭部の上部が平らな構造です。
基本的に頭部を飛び出させたくない場合に使用します。
ロードバイクではディレイラーハンガーやケーブルのアウター受け、フレーム専用品を固定するのに使う場合が多いです。
通常規格品を使う場合が多いですが、微妙にサイズが違ったり、形が違ったりする場合がありますので注意が必要です。とは言ってもマニアックなネジ屋さんであれば、通常のディレイラーハンガーに使われているサイズぐらいならある場合が多いです。
▶六角穴付き止めねじ

いわゆるイモネジです。
頭部が無く、六角穴がネジに空いています。
そこまで大きな力をかけられるボルトでは有りません。
現行型の前後ディレイラーの調整ボルトに使われています。
またブレーキの内部的な部分等にも使われることがあります。
これも実は完全に専用品に見えますが、意外と規格品が多くあります。
▶六角穴付テーパねじプラグ

これを見た瞬間にアレだ!とわかる方はかなりマニアックだと思います。
これはロードバイクに使われている、というわけではなくどちらかというと工具で使用することがあるものです。
▶枕頭ナット

ボルトではなくナットですが、似ているのでご紹介です。
こちらは枕頭(ちんとう)ナットと言います。
キャリパーブレーキの本体を固定するためのナットで、フレームの寸法に合わせて数種類の長さが用意されております。フレームによっては完全専用品、シマノ製品が使えない場合もあります。(なんてことをしてくれるんだ!と思いますが。。。)意外と錆びたりすることが多いです。
今回ご紹介したものだけではありませんが、主によく使われているボルトをご紹介させていただきました。
特にボトルケージボルトなどはよく錆びたり、フレーム付属品がアルミ製であったり、交換するときもあると思います。ボトルケージボルトは小頭やテーパーは食い込みますので、ボタンボルトが良いと思います。あとはケースバイケースで選んで行くのが良いと思います。
※原則パーツの場合は、純正のボルトを使用することをおすすめ致します。
ということで今回はロードバイクに使われる様々な六角ボルトの名称、そんなお話でした。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから

しかし単純にただ六角ボルト、、、と呼ばれるものではありません。
通常六角ボルトというと、下の画像のように頭が六角のボルトのことです

これは一般車(ママチャリ等)グレードのパーツではありますが、逆にロードバイクではほぼ使われることは有りません。
では六角ボルトでないのであれば、あれは何と言うボルトなのか?このように検索すると出てきます。というのが今回のお話です。
ボルトは錆びてしまったり、なくしてしまったり、場合によっては折ってしまったりした際にボルトの名称がわからないと調べづらいと思います。そんなときに汎用のボルトが使用できるものも中にはあります。
▶六角穴付きボルト
基本的に六角レンチで回すための穴がついているボルトを一般的には”六角穴付きボルト”と呼びます。
ですのでロードバイクで使用されているボルトはほとんどが六角穴付きボルト、ということになります。
①通常タイプ

こちらがいわゆる一般的で普通の”六角穴付きボルト”と呼ばれるボルトです。
しかしあまりこちらも使われることは多くはありません。
ボトルケージボルト、サドルのレールクランプ部等に使われます。
特殊規格等でなければ、入手もそこまで大変ではありません。
できれば重さはありますが、錆びづらいステンレスを選ぶことをおすすめ致します。
②小頭(小頭六角穴付ボルト、六角穴付き小頭ボルト)

読んで字のごとし、通常の六角穴付きボルトに比べて、頭部の大きさが小さいボルトです。
小頭ボルトは頭部が通常のボルトよりも細いですが、似たようなもので低頭というものもあります。低頭は頭部が細いのではなく、薄いものです。(低頭と極低頭があります。)
小頭は通常タイプの六角穴付きボルトよりもよく使われています。
③テーパー(ヘッド)

ロードバイクで一番使われることの多いタイプの六角穴付きボルトのタイプです。
頭部が真っ直ぐではなくテーパー状(先細り)になっています。
ロードバイクではステム、サドル、ボトルケージ、直付FD固定、クランクボルト等各所によく使われるものです。
ロードバイクでは上の小頭タイプと並んで多く使われておりますが、一般的には多い種類のボルトではないようです。
▶六角穴付きボタンボルト

頭部が丸いのが特徴のボタンボルトです。
通常のボルトよりも頭部が薄い広いのが特徴です。
形状的に出っ張りが少なくなります。
頭部の高さが邪魔になる場合、主にボトルケージボルトやマウント類等に使われております。
▶六角穴付き皿ボルト

ドーム型のボタンボルトの反対のようなイメージです。
頭部の上部が平らな構造です。
基本的に頭部を飛び出させたくない場合に使用します。
ロードバイクではディレイラーハンガーやケーブルのアウター受け、フレーム専用品を固定するのに使う場合が多いです。
通常規格品を使う場合が多いですが、微妙にサイズが違ったり、形が違ったりする場合がありますので注意が必要です。とは言ってもマニアックなネジ屋さんであれば、通常のディレイラーハンガーに使われているサイズぐらいならある場合が多いです。
▶六角穴付き止めねじ

いわゆるイモネジです。
頭部が無く、六角穴がネジに空いています。
そこまで大きな力をかけられるボルトでは有りません。
現行型の前後ディレイラーの調整ボルトに使われています。
またブレーキの内部的な部分等にも使われることがあります。
これも実は完全に専用品に見えますが、意外と規格品が多くあります。
▶六角穴付テーパねじプラグ

これを見た瞬間にアレだ!とわかる方はかなりマニアックだと思います。
これはロードバイクに使われている、というわけではなくどちらかというと工具で使用することがあるものです。
▶枕頭ナット

ボルトではなくナットですが、似ているのでご紹介です。
こちらは枕頭(ちんとう)ナットと言います。
キャリパーブレーキの本体を固定するためのナットで、フレームの寸法に合わせて数種類の長さが用意されております。フレームによっては完全専用品、シマノ製品が使えない場合もあります。(なんてことをしてくれるんだ!と思いますが。。。)意外と錆びたりすることが多いです。
今回ご紹介したものだけではありませんが、主によく使われているボルトをご紹介させていただきました。
特にボトルケージボルトなどはよく錆びたり、フレーム付属品がアルミ製であったり、交換するときもあると思います。ボトルケージボルトは小頭やテーパーは食い込みますので、ボタンボルトが良いと思います。あとはケースバイケースで選んで行くのが良いと思います。
※原則パーツの場合は、純正のボルトを使用することをおすすめ致します。
ということで今回はロードバイクに使われる様々な六角ボルトの名称、そんなお話でした。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
こちらをお申し付け下さい。
また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。当店の特徴・詳細ははこちらから
コメント