フレームのコーティングです。

フレームのコーティングのイメージからするとツヤッツヤのテラッテラ、光り輝くキラキラのコーティング、と言うイメージで、グロス塗装(艶あり)のフレームの艶を更にきれいに保つためのモノ的なものです。

しかし今回はマット塗装です。
個人的にはグロス塗装もさることながら、マット塗装にもコーティングをおすすめしております。
それはなぜなのか?というのを画像で見てみるというのが今回のお話です。


フレームの汚れは基本的にトップチューブやフォークとか見やすいところ、手が届きやすいところはきれいにしやすいと言う事もあって、汚れに気が付きやすく汚れを溜め込みづらいです。
また一番汚れやすそうなダウンチューブの下側も実はそこまで汚れが溜まりやすくもないというの同じ理由で、汚れてもキレイにしやすい部分というのはひどい汚れがたまりづらいです。

ではどういったところに汚れがつきやすく落としづらいのかと言うと、こちらです。
DSC_7927
クランクに隠れるBB周りです。

もう少しアップにしてみます。
DSC_7929
マットフレームの汚れは、このように白っぽくなる場合があります。
この汚れはかなり厄介で、泡クリーナーの定番、フォーミングマルチクリーナーやBC-9ブレーキクリーナーなどを使っても簡単には落ちませんのでこの汚れをできるだけ付けたくないわけです。

この非常に落としにくい汚れは、特にBB周りやチェーンステー付近に付きやすいです。
なぜかといえば理由は2つ、
・クランクが邪魔をして掃除がしにくい(手が届きづらい)
・洗車時などの油汚れを落とすためのクリーナー等がかかりやすい。
少なからずこれらの理由があると考えられます。

ワタクシの場合、基本的に洗車は週1~2回は行い汚れにはいつも気をつけておりますが、それでもどうしても手の届きずらいところは汚れがたまりがちになってします。

コーティングというとどうしても、目立つ場所トップチューブやダウンチューブなどを良い状態を保ったりキレイに見えるために使うイメージはあります、
しかし実際にマットフレームの場合はと言うと、このようなマットフレーム特有の非常に落ちづらい汚れの付着を防ぐため、このような目的でのコーティングを推奨しております。

ともあれ(少々油断して)付いてしまった汚れに関しては落とす必要があります。
通常のクリーナーでは落ちませんので、特殊なクリーナーを使います。
BB周り、
DSC_7932
もやもやしたくすみ、白っぽい汚れを落としました。

チェーンステー側もキレイにします。
DSC_7934
傷を消すことはできませんが、汚れはできる限り落とします。

この状態だとコーティングは無く、再び汚れがつきやすい状態です。
ですのでくすみや汚れの付着を少しでも遅らせるために、クリーニング後再度コーティングをします。
DSC_7937

まだ拭き上げ前、若干艶があります。
DSC_7939

仕上げます。
DSC_7945

DSC_7950
しっとりとキレイになりました。

クランクを戻せば完成です。
DSC_7953

とこのようになります。
その昔、車関係の知り合いの方に言われたことがあります。
雨は降る前に洗車をしてコーティングをしておくものだ。ということですが、たしかに。。。です。
そもそもフレームのコーティングの役割はきれいな状態を保つため、汚れや傷がつきにくく、汚れを落としやすくするもの、ということです。

またコーティングに関しては一度やってお終い。ということでは有りません。
日々のお手入れをすることで、できるだけ長く保っておくこともコーティングを長持ちさせる秘訣かと思います。

ということで今回は【画像で見る】マット塗装にもコーティングを推奨する理由、そんなお話でした。


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