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ロードバイクを車に積む場合、いろいろな積み方があります。

それは車の種類やサイズによっても違いますし、もちろんロードバイクのサイズにもよって様々な積み方があります。答えは一つでは有りません。
そんなロードバイクは車載時にはご自身の環境に合わせて積み方を考えるわけですが、その際の注意点や積み方のヒントのお話です。

▶力がかかっても問題ない部分と力をかけないほうが良い部分を理解する
・力がかかっても問題のない部分
①タイヤ
これはまずはタイヤに縦方向の力です。
鋭いものが当たるとかはよくありませんが、通常の方向であれば最大で100kg近い体重でも乗ることができタイヤはかなり強いです。
しかしタイヤでもサイドウォールや力の方向が変な方向はよく有りません。
あくまでもタイヤはトレッド面でホイールのハブに向かって垂直の力に対しては強いです。

②ハンドル
それ以外ではハンドルも意外と強いです。
ぶつけたりするのはまずいですが、フルパワーでもがいても折れることが有りませんので、多少の力がかかっても問題有りません。

③ペダル

あとはペダルです。
パワーメーター付きはNGですが、ペダル、クランクは多少重さがかかっても問題有りません。

つまり3つの”ル”はもともと体重を支えたり、ものすごくパワーのかかる部分ですので、多少重さがかかっったぐらいでは具合が悪くなるように作られておりません。
ですので立てかけるときにハンドルやペダルを使ったりすることは普通ですし、それによって具合が悪くなることは原則有りません。

ということを前提においてのお話です。

・力をかけないほうが良いところ
原則、上記以外の箇所に重さをかけたり接地させるのは基本的に好ましく有りません。

①フレーム
当たらないにこしたことは有りませんが、接触するのが柔らかい部分、かかる荷重がバイクの自重ぐらいであればおすすめはできませんが、”ぎりぎり可”ぐらいです。
ただし硬い部分への接触、自重以上の重さがかかるのはNGです。特に超軽量フレームやエアロ系のロードバイクは意外と薄い部分もありますので注意が必要です。
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あくまでもこのように柔らかいところに軽く立てかかるぐらいであれば、問題がない場合が多いです。
しかしこの状態でバイクの重さ以上の力、過度の力を加えるのはNGです。

②スポークやリム
スポークやリムへの荷重はお薦めはできません。
こちらも自重以上の荷重は絶対にNGですし、硬い部分もNOとなります。
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このようなエクストリームな積み方はNGです。
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2本重ねて立てかける際もスポークに過度の力がかからないほうが良いです。

③ディレイラー
ディレイラーに関しては、前後問わず自重でも接触NGです。
ということは基本的に横向きにして積む際は、右側(ドライブトレイン側)を下にするのはNGです。

横向きに積み込む場合は最低でも、左側を下にしたほうが良いです。
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撮影時にかなりドキドキしました。
このままエンドに荷重をかけたら完全に壊れます。
そのぐらい非常に危険な行為ですので、絶対に右下はNGです。


▶こんな状態には要注意!
ロードバイクを知ることで不慮の事故を減らします。

①ハンドルをフルロックの状態
ハンドルをフルに切った状態、この状態から更に曲げる方向に力がかかるのは好ましく有りません。
ハンドルをフルに切った状態ではそれ以上ハンドルは切れ無いので動きは安定はするのですが、それ以上の力が加わらないようにしたほうが良いです。
過度の力は場合によってはフレームを破損させてしまうこともあります。
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この状態でもっと力が加わるとブレーキがフレームに食い込みます。

②ホイールを外した状態
ホイールを外した状態は自転車にとって非常に弱い状態です。
フレームはホイールが付いた状態で十分な剛性を確保できるようになっていますが、ホイールが外れた状態での、エンドへの過度の荷重はフレームの重大な破損に繋がりますので絶対にNGです。
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これはクイックレリーズのリムブレーキフレームでもスルーアクスルのディスクブレーキフレームでもどちらも同じです。(※スルーアクスルのバイクはホイールがなくてもスルーアクスルが取り付けられますが、それで強度がホイール取り付け時と同様になるということは有りませんの注意が必要です。)
場合によってはエンドを保護する車載、輪行用のパーツを使用することで不意な事故を減らせます。
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このチェーンキーパーは洗車時などに活躍しますが、エンドの保護もできます。

フロント用はこちらです。
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スルーアクスル用はこちらです。
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③コントロールレバーの接触

ケーブル引きの場合はそこまでですが、特に注意が必要なのがDi2です。
Di2の場合はシフトスイッチを不意に押してしまうことがあります。1度や2度押したとしても問題起こりづらいようにはできておりますが(モーターの保護機能)、それを繰り替えしてしまうことは非常によくありません。
例えばですが、振動で何度もボタンを押してしまうようなことは故障の原因となります。

▶積み方の実際
①ホイールを外すのであればまずは前輪から
これらを踏まえての積み方の実際ですが、理想はやはり前後ホイールを外さずに乗せるのが安全のためには良いです。
しかし車の大きさやバイクのサイズによってはなかなか難しいことが多いと思います。

もちろん両輪外すよりも片輪のほうが良いです。
どちらを外すか悩んだらリア周りはドライブトレインが付きますので、前輪を外すほうが手間や安全性等を考えても良いと思います。

②積み込みの方向
ホイールを外さなかったり、フロントのみを外して積む場合、安定しているのであれば正立も良いです。
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このように車載にも使えるマウントを使う場合もフロントを外して正立させるものが多いです。

マウントを使わない場合、また前・後輪共に外す場合は倒立が良いと思います。
倒立時にサイコンやその他ものが接触してしまうのはまずいですが、左右ブラケット+サドルが設置している状態はいわば三点倒立状態で意外と安定します。サドルもブラケットももともとかなり力のかかる部分ですので、強くもできています。
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コーナーや振動で倒れないようにシートベルトなどで止めてあげるほうが良いです。

✓ちょい技
タイヤが接地している場合で安定感をより出したいときはブレーキをかけてしまうと言う方法もありです。
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▶積み方例
ワタクシの場合、現在の車になる前に軽自動車の際の積み方は、後ろのシートを片側前に倒し、前後輪外してフレームは逆さまに入れてシートベルトで固定、前後輪は隙間に突っ込んでしました。
あまり良い積み方でありませんでしたが、チャイルドシート等の兼ね合いでこれ以外にはかなりきびしかったからです。

現在は少し車が大きくなりましたので、前後輪外さずに突っ込んでいます。
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また別の車ではこんな積み方も、
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このままでは加速時に倒れてしまう可能性あるので倒れないようにしてあげる必要はあります。

▶まとめ
車載時の大前提として、車は走ることで振動が起こりますし、加減速やコーナーなどで遠心力もかかります。
少しの振動で不安定になったり、倒れたり、ガシャガシャしてしまわないように注意が必要です。

そして実際の積み方はというと、クルマのサイズやロードバイクのサイズ、そしてクルマの中の状況等かなり差が出ます。
ワタクシも以前の軽自動車のときはかなりガッチリとしたチャイルドシートが付いていましたのでかなり積むためのスペースが狭かったのでギリギリの積み方だったと思います。

これらのことを注意しながら、ご自身の環境に合わせてバイクにとっても優しい車載の仕方を見つけていただければと思います。

ということで今回はロードバイクの車載時の注意点と積み方のコツ、そんなお話でした。



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